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第2回 恋♡会議(全4記事)

2017.04.18

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「恋愛のスタートがわからない」男子大学生の恋の悩みをみんなで解決できるのか?

提供:株式会社リクルートライフスタイル

恋に興味がある大学生が集まり、恋について語り合うリクルートライフスタイル主催のイベント「恋♡会議」。第2回となる今回は、バレンタインデー翌日の開催となりました。前回に引き続き、モデレーターに社会学者の田中研之輔氏、ゲストに「じゃらん」編集長の大橋菜央氏を迎え、みんなで真剣に恋愛トーク。後半の「男の子会議」では、モテない男子の恋の悩みや、海を越えた恋愛エピソードが飛び出しました。

アメリカにいる彼女と遠距離恋愛

田中研之輔氏(以下、田中):時間だけはちゃんと守ろうという大人なので、思っていたよりも女子会議が押しに押して、45分のところを1時間過ぎるぐらいやっちゃったので、男子は20分ぐらいで(笑)。

(会場笑)

田中:バレンタインの話はけっこう共有できたと思うので、もう少し深い部分も入りながら。前半戦の感想と自己紹介を兼ねて、それぞれいこうか。

学生A:東大2年の○○です。

田中:東大2年。

学生A:バレンタインだったんですけど、彼女が遠距離恋愛でアメリカにいて、残念ながらもらえなかったんですね。

田中:もらえないよね、それはね(笑)。

学生A:それで、なんか、ポストにブラックサンダーが入ってて。

田中:え……、どういう意味?

学生A:知り合いが入れてくれてんたんですよ、ブラックサンダーを。

田中:ブラックサンダーって、ちょっと俺わかんないんだけど、なんだっけ?

学生A:駄菓子の。

田中:あー、駄菓子か!

参加者A(女子):超ちっちゃい、レジの横とかに置いてあるやつ(笑)。

学生A:一目で義理とわかるような。

田中:あー、そういうことか。

学生A:友達からいただいて。

田中:友達は女の子?

学生A:そうです。

田中:じゃあ、うれしいね。(名札を覗き込んで)○○くん、よろしく。でも、彼女がアメリカ、西海岸?

学生A:ワシントンです。

田中:あー、東。ワシントンね。はい、(次の人)どうぞ。

学生B:早稲田の1年の○○といいます。

田中:何学部?

学生B:教育ですね。

田中:え? 教育いたよね、さっき。誰だっけ、早稲田の。知り合い?

参加者B(女子):ぜんぜん(笑)。

田中:知り合っときなよ。

参加者B(女子):そうですね。

田中:400人ぐらいだよね? 教育学部。もうちょっとか?

参加者B(女子):1,000人。

田中:1,000人か。どう? (女の子会議の)感想。

学生B:そうですね。なんか……、「怖いな」っていうのがあります。

(会場笑)

田中:女子怖いのか(笑)。

学生B:けっこう男子校というか、共学だったけど、男子がけっこう強いところで。今日は、本当に知らない世界だなと思って。けっこう価値観が変わりましたね。

田中:なんか、女性、男性っていう区別がよくわかんないんだけど、やっぱり女性たちはそういう経験値を積んでるよね。

学生B:そうですね。

田中:だって、経験値が違いすぎるもん。相手のことをわかってるじゃん。じゃあ、(次の人)いきましょうか。

メンズのバレンタイン事情はつまらない?

学生C:はい。東京大学2年の○○です。

田中:なんで東大から恋会議に来るの? 勉強しとけよ!

(会場笑)

学生C:まあ、(これも)勉強の1つかな、みたいな。

(会場笑)

田中:そうだよね。一番わからない、勉強だからね。

学生C:もうなにも知らないんで。

田中:そうそう。それ、みんなに言っといて。

学生C:昨日は部活をやった後にアルバイトをして。部活では、さっき話にありましたけど、マネージャーさんの前に並んで、チョコレートをもらって。

(会場笑)

田中:もらう側(笑)。

学生C:バイト先でも、バイト先のおばちゃんにチョコレートをもらって。そういう生活を。

田中:ほしがるの? どうやってもらうの?

学生C:いや、もう自然にくれるんですよね。

田中:自然にくれる(笑)。

学生C:はい。

田中:了解です。(次の人)どうぞ。

学生D:青山学院大学の国際政治経済学部の○○と申します。

田中:何年?

学生D:1年生です。

田中:見えないよ。

(会場笑)

学生D:よく言われます。19に見えないらしいですね。

田中:3年か4年に見える。

学生D:よく言われます。昨日は、部活して、バイトして、マネージャーにおにぎりもらいました。

(会場笑)

田中:おにぎり?

学生D:鮭おにぎりもらいました。

田中:なんでメンズになると、こうやって「部活して」とか、「なんとかして」って、つまんない感じなんだろう。

(会場笑)

田中:女性の話はおもしろいじゃん。まあ、バレンタインはあれか、うちらは待つしかないから。

参加者C(女子):そこでお返しにGODIVAをあげれば、株がグーンって(笑)。

田中:GODIVAでいいの?

学生C:くれないことには、お返しをしようがない。

(会場笑)

田中:でも、バレンタインって今、男性からもあげたりするのが流行ってるっていう。

学生C:でも、1日遅れでもくだされば、返しますよ。

(会場笑)

恋愛によって利他的に

田中:ほしがる、ほしがる(笑)。じゃあ、男性陣は時間が20分しかないので、いきなりディープなところにいきたいんだけど。これまで恋愛を経験して、どんな失敗があって、どんな自分だとわかった、とかなにかある? わかる人からでもいいから、なにか発信したいことがあれば。

学生A:意外と自分って利他的になれるんだな、と思いましたね。

田中:利他的。つまり、相手のことを思って。

学生A:そうですね。困ってる時に「助けてあげたい」って思える人ができるんだって、けっこう意外でしたね。やっぱりそういう人って、なかなか家族以外いないんですが、そういう人が異性でできるんだなって。

田中:いつからお付き合いしてるの?

学生A:その人とは、今ちょうど1年ぐらいになります。僕、男子校だったので、それまではそういう人がいなかったんですけど、大学入ってから付き合い始めて、「あ、そういうふうに思うことあるんだ」っていう、恋愛を通して知った自分がいる。

田中:すごい成長感があるね。

大橋菜央氏(以下、大橋):愛だね。

参加者D(女子):すごい(笑)。

大橋:すごいね(笑)。

学生A:僕、男子校に6年間行って、本当「しゃべれないんじゃないか」って思ったんですけど、意外とそこを乗り越えられたのがよかったな、って。

田中:男子校、女子校というのは、テーマですね。

大橋:それは大きなテーマですね。

田中:18、19歳で恋会議をやる時の、なにか大きなテーマなんだろうね。男子校、女子校から出ていって、環境が大きく変わるわけじゃないですか。その時に自分は変わらないといけないでしょ。変わらなきゃいけないし、変わってしまうというか。そこでうまくシフトできるか。どう?

学生B:あ、できなかったですね。僕も男子校出身なんですけど。

田中:おもしろいな。不思議だなあ。

学生B:小学校時代から……、小学校って、1年中半袖半ズボンの男の子っているじゃないですか。

(会場笑)

学生B:僕はあれだったんで。あれは女子と絡まないんですよ、基本。それで小学校もずっとそれでいて、男子校で6年過ごして。もう、女子がなにを考えてるか、よくわからないんですよね(笑)。で、結局、大学に入ってからもやっぱり男子が気楽すぎて、ずっと一緒にいますね。

田中:恋会議、恋愛予備校みたいなね(笑)。

(会場笑)

田中:男子校の奴ばっか来る、みたいな。次回は、男子校の奴外すから(笑)。

(会場笑)

田中:もっと中級者からやりたい(笑)。冗談だけど。

参加者E(女子):女子校も外れる?

田中:女子校もね(笑)。これってやっぱり、関東でやってるからかなあ。僕なんか名古屋だから。男子校とか女子校って、もちろんあるけどメインじゃないから。田舎はね。関東の特性なのかな。

笑顔であいさつされたら落ちちゃう

大橋:知りたいのかな。共学の子のほうが、女性のことを知ってるけど、(男子校出身だと)知らない。でも、憧れとかもあるから、「知りたくて」の恋会議かなと。

学生B:そうですね。

田中:手探り感もあるよね。いい場じゃないですか。どうですか?

学生C:僕は、今日、前に出るはずじゃなかったんですけど。

田中:うん。さっき声かけた(笑)。

(会場笑)

学生C:やっぱり僕も今日……、僕はちゃんと共学出身なんですけど。

田中:うんうん。普通にディスったぞ(笑)。

(会場笑)

学生C:僕は恋愛会議的なイメージで来たんですけど、逆に教える立場じゃないですけど、こっち側(話す側)になっちゃって、今なにを話せばいいか戸惑ってます(笑)。

田中:いやいや、男子校の子がガツガツしてるのもあるし。女性陣は男子校の彼を見つけて、その子をちゃんと自分にカスタマイズしてけばいいんじゃないの? そのほうがいいよね、たぶん。だから、さっきの大学とかなんとかの(相手に求める)項目に、男子校であるかないかを入れて、「恋愛はこういうもんだよ」って教え込んで、洗脳していけば(笑)。

大橋:そんなうまくいくんですか?(笑)。

田中:いや、わかんない。1つのアイデアとして。だって、ピュアでしょ? ピュアだよね。

学生A:はい。だと思います(笑)。

田中:ピュア、純粋っていう。

学生C:うちの大学、とくに男子校出身者がすごく多くて。大学に入るまでぜんぜん女子と話したこともなくて、いきなりインカレ女子と接する、みたいな。

田中:インカレ女子と接する(笑)。

学生C:本当に、いわゆる「笑顔であいさつされたら落ちちゃう」レベルの。

大橋:えーっ!

(会場笑)

学生C:というイメージの人はけっこういる気がします。

大橋:お姉ちゃんとか妹は?

学生C:僕、(兄弟は)弟なので、なにも意味がなかったです。

大橋:このタイプは確かにそうかも。

田中:そうでしょ(笑)。

気を遣いすぎて、彼女がなにを考えているかわからない

田中:○○くん、いこうか。

学生D:どんな人間か、ですよね。

田中:ちなみに、共学?

学生D:高校ですか? 女子多めの共学です。

田中:女子多めの、ちゃんとした共学ね。

(会場笑)

学生D:僕、高2の時から2年半ぐらい付き合ってるんですけど。それで、最初のうちは気を遣っていてもいいと思うんですけど、気を遣いすぎて今まで来ちゃったんで、相手がなにを考えてるのかいまだにわからなくて、大変ですね。

大橋:えー!(笑)。

田中:だけど、彼女がなにを考えてるか、わかんないんだ?

学生D:わかんないです。

大橋:今日だから言える。

(会場笑)

学生D:(彼女がこの場に)いなくて助かりました(笑)。

田中:(会場のカップルに向かって)やっぱり相手のことはわからないですか?

参加者B(女子):私たち、普段からずっと一緒にいるんで、ぜんぜんわかりますね。

田中:彼氏、ほとんどしゃべらないな。

(会場笑)

田中:だから、うまくいくんだろう(笑)。

参加者F(男子):いや、言いたいことはぜんぜんすぐに言うんで。

田中:うんうん。さっき話に出たプレゼントの金額とかも言う?

参加者F(男子):ぜんぜん、全部言いますね。気を遣わせたら負けだと思ってるんで、普通に「だいたい予算これぐらいでいこうか」っていう話をして。

田中:これは長続きするパターンですね。無理なく。2年半?

参加者B(女子):いや、1年ちょっと。

田中:1年ちょっと。

大橋:言ってみたらいいのかもね。

学生D:最初からそんな感じだったんですか?

田中:いいね。聞いて聞いて。

参加者F(男子):最初からですね。最初から言いたいことは言うタイプだったんで。

参加者B(女子):私が強いから(笑)。

(会場笑)

田中:まあ、それはなんとなくわかる(笑)。彼が受け止めてくれるっていうね。

参加者B(女子):そうですね。

恋愛経験ゼロ、結婚できるのかという悩み

田中:そうですか。じゃあ、少し中に入っていこうか。恋愛してる人はもちろんいるけど、恋愛って、大学生活送る上ですごく大きなコミュニケーションだと思うので、「どんな恋愛したい」とか。(学生Aを指して)今は(彼女が)いるか。(学生Bを指して)いる?

学生B:俺、いないです。

田中:いない。ここ2人(学生Bと学生C)いこうか。どんな恋愛をしたいかというところから、2人(学生Aと学生D)がアドバイスしてくれるから。

(会場笑)

学生C:今日はそのために来たと言っても過言じゃないので。

田中:今日、いい人がいる、と。

(会場笑)

学生C:じゃなくて。

田中:恋会議、出会い系じゃないからね(笑)。話したいのであってね。

学生C:そういうことじゃなくて、なにか教えてもらえるというか、アドバイスはもらえるんじゃないかと思って来たので、まあ、プラスにはなると思うんですけど、どんな恋愛……。

田中:かたいな(笑)。彼女は今までいたの?

学生C:彼女は今までいないです。

田中:ずっと?

学生C:ずっとですね。高校は共学だったんですけど……、僕、野球部なんですけど、野球部ってほぼ男子校みたいなもんじゃないですか。

田中:うんうん、わかる。

学生C:野球部で固まって、みたいな。

田中:大変だよね。

学生C:はい。なので、まあ。

田中:今まで好きになった人もいない?

学生C:好きになった人、あんまりいないですね。

田中:あー。みんなで治療しようか。

(会場笑)

学生C:重症なんで、よろしくお願いします(笑)。

田中:重症とは思わないけど、そうやって生きてきたもんね。

学生C:でも、もう大学2年生なんで、そろそろちょっと「結婚できるのかな?」とか、悩む時期じゃないですかね。

(会場笑)

田中:(笑)。恋愛してないのに?

学生C:まだスタート地点に立ってないので、ゴールなんて見えるはずもなく。

田中:焦りはある?

学生C:焦りはあります。

田中:うん。これ、恋会議で全面的に経過を追っていきたいですね。どう成長するか。

(会場笑)

学生C:けっこう大学に夢を持って入ったから、勉強をがんばって大学に入ったら夢のような世界が広がってるんじゃないかと思って入ったクチなんで。

学生B:あ、わかる。

田中:で、もう2年?

学生C:2年です。

田中:もう1年経っちゃって、2年目だからね。

学生C:もうほぼ3年みたいなもんなんで。

田中:ほぼ3年ですよね、この4月で。あららら、いい人材がいましたね。

恋愛のスタートがわからない

大橋:(Skypeで)質問が来てますね。

田中:「告白などのアクションは起こしたことがあるの?」っていう。

学生C:いや、ないです。

田中:どう思う? みんな。まあ、好きにならないんだもんな。

学生C:そもそもそんなに……。まあ、高校時代は一応、女子とか部活のマネージャーだったりとか、ちょっと話すぐらいだったんですけど、大学に入って、今部活やってますけど、ちょっとサークルも入ったりしてて、女子と接する機会ってゼロじゃないんです。ゼロじゃないんですけど、やっぱり、そういうふうに発展させる技術もなくというか……、ハハハ(笑)。

田中:いやいや、笑って(笑)。みんな笑わないで真剣に聞いてるんだよ。

学生C:ちょっと笑ってほしいと思って言ったんですけどね(笑)。

(会場笑)

田中:だけど、自分で言わないとね。アクションは。

学生C:でも、そのスタートがまずわからない、みたいな。

田中:えー!

学生C:僕、今日、(会場を指して)同じ大学の部活で一緒の奴と来たんですけど。

田中:彼女いる?

参加者G(男子):いないです。

田中:ずっといない? 今まで。

参加者G(男子):はい。

田中:病んでるなあ。

(会場笑)

学生C:それで、勉強しようと思って。

参加者G(男子):基本的に、いなくて当たり前。

田中:モテそうだよ。

参加者G(男子):いや、まったくないですね。

田中:え、何サークル?

参加者G(男子):野球です。

学生C:軟式の野球部です。

田中:ちゃんとして、モテそうな感じなんだけど。

学生C:(彼は)僕らの部活の星野源って呼ばれてて。

(会場笑)

田中:似てる(笑)。だけど、好きにならないんでしょ?

参加者G(男子):部活やってて、基本的に男ばっかりなんで。授業を受けても男、部活をやっても男。じゃあもう男だけでいっか、みたいな。

田中:楽?

参加者G(男子):楽だし、もういっか、みたいな。

田中:バイト先とかは? カテキョか?

参加者G(男子):いや、一応カフェやってるんですけど。

田中:カフェなの。

大橋:出会いありそうだけど。

学生C:彼は、でも、平匡さんを地でいってるんで。

田中:あー、はいはい。ドラマのね。

学生C:ドラマの。

参加者H(女子):じゃあ、ガッキーだ(笑)。

学生C:たぶん、ガッキーしか受け付けてくれない奴ですけど(笑)。

彼女ができないのは一体なぜなのか

田中:菜央さん、アドバイスを。

大橋:告白とかのもっと手前にいる感じだから、ちょっと気になった人に声かけるか、ちょっと誘うっていうのはしたことある?

学生C:あります。

大橋:そこからは?

学生C:そこからはなかったです。

大橋:その時、どうなってるの?

学生C:その時……、そもそも、あんまり大学に女子がいないよね。

学生A:まあ、いないですね。

田中:だから、さっきの例の東大のインカレがあるじゃん。

学生C:東大のインカレは……。

参加者I(女子):来てる人もそんな人じゃない?

田中:どういう意味? どういう意味? 「そんな人」っていうのは。

参加者I(女子):女子校で、そこのいい人たちを狙った、軽い女たち(笑)。

(会場笑)

田中:軽い女たち。

参加者J(女子):間違いない。

参加者K(女子):違うとこで見つけたほうがいいよね。

学生C:いや、そんなことないんだけど、なんて言うか、やっぱりテニサーとかそういう感じの雰囲気が……、テニサーの人いたら申し訳ないんですけど。だから、あんまり部活に出会いを求めて来てる人はいないんじゃないかな。

田中:2人ともカッコいいと思うけど。……なにか問題があるの?

(会場笑)

学生C:根本的になにかダメなのかもしれないですね(笑)。

田中:今まで、さっき(休憩中に)話したかぎり、なにもないけどね。自分が企業の人事だったら、「ほしいな」と思う感じの雰囲気がすごいあったけど、どこがおかしいんだろうね。

学生C:いやー、わかんないですけど。

田中:自分が好きになるっていう感情がない?

学生C:……はい?

(会場笑)

田中:誰か好きになるとかさ、「この人と一緒にいたいな」とか、ないの?

学生C:いや、あります。すぐ思っちゃいます。

田中:あるの。(参加者Gに向かって)ある? 星野くんは。

(会場笑)

参加者G(男子):はい、ぜんぜん。

田中:あるんだ。

大橋:それで誘って、その次にはいかないの?

学生C:その次に誘って、1回ごはんぐらいは行くんですけど、そこの対応が悪いんですかね……。

大橋:対応が悪い(笑)。

学生C:1回目誘ったらダメとか。

大橋:へぇ。本当はそこをちょっとみんなで分析したいね(笑)。

田中:好きな人なんでしょ? 付き合いたいんでしょ?

学生C:そうですね、はい。

田中:じゃあ、ちょっとLINE見せて。

(会場笑)

学生C:こないだ、11月ぐらいにケータイなくしちゃって、全部消えちゃったんですよね。

田中:あ、LINEが?

学生C:はい。

田中:いやいや、ギャグで言ったんだよ。

(会場笑)

デートをした女の子からのダメ出し

学生C:でも、1回、マジでダメ出しをされました。

田中:どういう?

学生C:2回目ぐらいに飲みに行った時に、よくわかんないんですけど、「新宿がいい」って言われたんですよ。なので、新宿のお店を予約して。

田中:おもしろいね、この話(笑)。

学生C:で、がんばってランキングを調べたんですよ、居酒屋ランキング。

田中:調べる、調べる。

学生C:それで、上から電話かけていって。

参加者J(女子):おー! めっちゃいい!

学生C:全部おごる気で行ったんですけど。

田中:大正解だね、今のところ。

学生C:そしたら、入ったところが、もうぜんぜんダメなところで。というか、ぼったくり居酒屋みたいな所で。

田中:あー、新宿ね。

学生C:はい。もう、歌舞伎町ですね。

田中:歌舞伎町か(笑)。ぼったくられた?

学生C:それで、話してて、「女の子を誘う時は、こんなところじゃなくて、もっとワインの出るイタリアンに行ったほうがいいよ」って、マジでアドバイスされました。

田中:それ、相手は1年生?

学生C:あ、同級生です。

田中:あー、経験を積んだ女の子だね。

学生C:もうそこから平謝りで、終わりましたね。

会場:えー!

田中:好きだったんでしょ? それ。

学生C:まあ、そういう気持ちは少なからず、はい。

田中:今、好きな人いるの?

学生C:今いないです。

田中:あー、不思議なこと言ってるなあ。

学生C:(笑)。なんかおかしいですかね?

田中:いや、おかしくない。なにかアドバイスある? 女性陣。

参加者J(女子):女友達を作って、聞いたほうがいいと思います。

田中:だから、友達になったらいいじゃん!

学生C:まず、どうやってスタートしたらいいか、教えてほしいですね。

参加者J(女子):(周りの)男友達とかも、女友達に話を聞いてから、それを真剣に聞いて、そのまま好きな子にやったりするので。

大橋:それが大事だね。

田中:確かに、相手が求めてることをやってあげる。

学生C:まずは最初、……男だったらフランクにというか、いざとなれば下ネタを使えばいいじゃないですか(笑)。

田中:うんうん。

学生C:でも、そういうわけにはいかないじゃないですか。

田中:デート中ってこと?

学生C:じゃなくて、もうスタートから。

田中:いきなり下ネタ、つらい(笑)。ちょっとおかしいよね。なにも始まってないのに。

学生C:(男だったら)困ったら下ネタでいいんですけど、ちょっとそういうわけにもいけないですし。

田中:だって、今しゃべれてるじゃん。

学生C:いや、まあ、それはちょっとお酒の力を借りて(笑)。

田中:ぜんぜん普通のいい感じだけどね。不思議だね。恐怖はある? アプローチしていくことに対して。

学生C:恐怖は、……まあ、ちょっとですね。

田中:ぼったくられたりもして。

(会場笑)

学生C:悪いのは新宿の居酒屋ですけど、はい。

田中:傷はないの? 恋愛に対しての傷は。

学生C:傷はないです。まだ、傷ができる段階では……。

(会場笑)

田中:ちょっとこれはみんなで追っかけたいね(笑)。これはおもしろいな(笑)。

学生C:お笑いショーみたいになっちゃってすいません。

田中:いやいや、すごくいい。リアル。

告白できないまま、彼女はドイツへ……

田中:(学生Bに)どうですか? 同じ?

学生B:いや、ぜんぜんまた違うんですけど。

田中:彼女はいたんですか?

学生B:いないです、俺も。

田中:ずっといないの?

学生B:はい。さっき話した通り、小学校から中学ぐらいにかけては、男とずっと遊んでれば楽しいみたいな感じで、女子の世界はいらない、みたいな感じだったんですけど。

田中:そうなんだね。

学生B:やっぱり男子校で、高1ぐらいでだんだん目覚めだして。文化祭とか、いろいろあったんですけど、そこで出会った子をすごく好きになって。3週間ぐらいずっとメールしたりとか、当時ガラケーで、めっちゃドキドキしてて、初めて「こんな子に出会えるんだな」って思ってたんですけど、その子がすごいバレエがうまい子で……。

田中:クラシックバレエ?

学生B:クラシックバレエ。で、「ドイツに留学しちゃう」って言って。

会場:えー!

田中:本当にうまいんだね。

学生B:それで、別に告白とかもできないまま、向こうに旅立っちゃって。で、俺は本当にそれがもう……。

参加者L(女子):会いに行こう!

(会場笑)

学生B:なんか、最高の思い出みたいになっちゃって、そこから抜け出せなくて。

田中:あー、それはまだ好きなんだね。

学生B:そうですね。

田中:今も連絡取れるの?

学生B:連絡は取れます。

田中:それはその子のことが好きなんだな、その子のことが。アドバイスは? 誰か。女性陣。それはドイツ、近いもんね。

参加者K(女子):近い近い。

田中:行ったほうがいいよね。

参加者M(女子):言語はドイツ語取ってます?

学生B:……スペイン語なんですよ。

(会場笑)

田中:どういう質問?(笑)。別に彼女、ドイツ人じゃないよ。

(会場笑)

学生B:でも、そうやってすごい美化しちゃってる感じがあって。

参加者K(女子):会いに行きましょう。

田中:それはもう解決ね。早く、チケット取って。

参加者J(女子):チケット取っちゃえば、なんでもできます。

田中:そうだよ! 「来ちゃった」って言ったほうがいいんじゃないの?

参加者I(女子):わー、うれしい!

田中:「来ちゃった」はちょっとアレだけど、なにかの都合で、「ほかの用事があって来ちゃった」みたいな。

ドイツまで「会いに行きます」

参加者M(女子):出会ってからどれぐらい経つの?

学生B:もう4年ぐらい。

田中:相手も待っているっていうことはないんですか?

学生B:でも、連絡をとったのが去年のはじめで、2~3年のブランクがあったんで。

田中:最近は、とった?

学生B:最近、連絡とりました。

大橋:いいタイミングだよ、それ。

田中:それはLINEかなんかで取ってるの?

学生B:FacebookのMessengerですね。

田中:それはもう会いに行かないとね。

学生B:行くべきですかね。

田中:絶対に行ったほうがいい。(学生Aに)アドバイスどうぞ。

学生A:僕は実際、遠距離恋愛で……。

田中:そうだよね。アメリカだからね。

学生A:僕、実は4月からずっと留学してたんですよ。

田中:アメリカに?

学生A:いや、フィリピンに。彼女の誕生日とかは帰りました。

会場:すごい!

学生A:意外と会っていたから、別れなかったのかなっていうのはあります。やっぱり会わなかったら別れてたかもしれないって思いますね。

田中:この2人(学生Aと学生B)の差は、なんの差なんですかね? やっぱり、実際飛行機で飛ぶ子と、飛ばない子の差。

(会場笑)

学生A:まあ、フィリピンは安いですからね。

田中:やさしい!

(会場笑)

田中:(Skypeで)「行ったら、なんにせよなんかあるよ」っていう応援メッセージが。

学生B:ありがとうございます。

田中:行く?

学生B:行きます。

田中:おー!

(会場拍手)

田中:じゃあ、その結果は報告してね。

(会場笑)

田中:みんな、たぶんなにかでつながるから。それで、行ったらどうするの?

学生B:どうするんですかね……。

田中:告白するよね?

学生B:そうですね。「あの頃、本当は好きで」って。

会場:わー!

田中:(笑ってる参加者を指して)おもしろいの?(笑)。

参加者E(女子):少女漫画だなって思って(笑)。

田中:でも、いいことだよね?

参加者E(女子):うん。なんか、もう、青春ですね。「お幸せに」って感じで。

(会場笑)

参加者E(女子):ババアの域になっちゃって(笑)。

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