2024.10.21
お互い疑心暗鬼になりがちな、経営企画と事業部の壁 組織に「分断」が生まれる要因と打開策
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みちよ氏(以下、みちよ):改めまして、こんにちは。はじめましての方もそうでない方も、みちよでございます。土曜日の天気のいい日にわざわざお越しいただきまして、ありがとうございます。お礼を申し上げます。
短い時間ですけれど、せっかく来ていただきましたので、みなさんがさらに笑顔になって帰っていただけるように、がんばって楽しくお話しいたしますのでよろしくお願いいたします。
まず、今日はなんのセミナーかと言いますと、みなさん『マンガでわかる お金と引き寄せの法則』をお読みいただきまして、ご応募いただいたんですよね。本当にありがとうございます。ちゃんとはがきを書いて送っていただいて、当選されたんですよね。
ある意味、ラッキーですよね、応募総数はどれぐらいかわからないですが(笑)。でも「セミナーに当たりたい」と思ってくださって、選ばれたわけで、本当に私もうれしいです。ありがとうございます。
ちなみに私のことを、今日初めて見るという方はどれくらいいらっしゃいますか?
(会場挙手)
半数以上。ありがとうございます。もしかすると、本のなかにスピリチュアルカウンセラーの「みちるさん」って方が出てくるので、あの方を想定して私を見に来ている方がいるかもしれないけれど……。
(会場笑)
あれ、なんでここで笑うの?(笑)。ご覧のとおり、私とはキャラが違います。ここにはみちるさんはいませんからね。あの方は、あくまでも仮想キャラです。マンガのなかで引き寄せを教えてくれる、エレガントな方として登場します。私はこういうかたちでざっくばらんに話します。
のちほど質疑応答のお時間も取りますので、もし質問があったらどんどん手を挙げていただきたいなと思います。時間も短いのでさっそくお話ししますね。
今日は「お金」の話です。みなさん本を読んでくださって来ていただいていますけれど、どうでしたか? おもしろかったですか? ためになりました?
「これ、私じゃないか!」って思った方はいますか? いろんなキャラクターが出ていましたよね。
全員女性でしたけれども、いろいろなお金にまつわるエピソードが出てきました。お金とどうやって付き合ったらいいんだろうという悩みや心配、そういうトピックで登場人物がいろんな体験をして解決していくという内容がマンガで描かれています。
そのなかで、キャラクターがそれぞれいろんな悩みを代弁してくれているんですね。ちょっとここで改めてそれを書きたいと思います。
第1章であったのが、「感情」のところだったんですね。ここで出てきたキャラクターは、愛情不足だったんです。本当は愛情が足りなかったんですね。人間って、愛情が足りない時はいろんなほかのもので満たそうとします。
例えば、本にも書きましたけれどお金というのは、すごくニュートラルなエネルギーなんです。なんでも使えます。当たり前だけどね。使う、稼ぐ……入って出ていく、入って出ていくというふうに動くエネルギーなんです。お金って英語で「Currency」っていいますけど、「流れる」という意味があります。
すごく流動的なんです。ですので、この流れるエネルギーをなにか別の物に投入することもできちゃいます。感情のなかでちょっと満たされないものがあると、お金で満たそうとすることもできちゃうんですね。
そうすると、マンガのキャラクターのように、「本当は誰かに愛されたい」「誰かに優しくしてほしい」「愛がほしい」と思っているのに、そうじゃなくてお金で満たしちゃおうというような、そうしたくなる衝動にかられるということが、感情として出てくるんです。
もちろんお金って流れるものだから、時々そういう使い方をしてもいいんですよ。みなさんもあると思います。「今日はなんか会社でむしゃくしゃしたから、帰りに高いバッグ1個買って帰るわ」みたいなね。「ちょっと今日はしんどいから自分にごほうび」とかね。そういうのはありです。
それも人間生きているなかで経験できる1つだということでもあるんですけれども、でもそればっかり、足りないものを埋めよう埋めようとばかりやっていると、実はそこにも引き寄せの法則が働くんですね。
引き寄せの法則は、「ある」が「ある」になります。これは基本事項ですね。すごく抽象的に書いてますけれど、私のなかに実際に感情、思考、意識として今「ある」ものは、同じく外の世界にも「ある」になります。要するに、これが引き寄せなんです。
例えば、今の例で言うと「私は愛情に満たされている」「私は自分を大事にしている」「私はこれでいいんだ」っていう満足感、自己肯定感があると、同じように周りからもそう見られます。「あなたはとってもいい人だね」とかね。
人からも愛情や優しさを持ちかけられるし。あとは周りに現れる人、引き合う人も、自己肯定感が高い人が来ます。そういうことで、「ある」から「ある」なんです。ちょっと抽象的ですけれど、でも理屈としてわかりますよね?
この逆パターンもあるんですよ。「ない」ものも「ない」になります。これはなにかというと、持っていないものは引き合いません。さっきの反対で、ここに「ない」もの、ないのであれば来ないです。
例えば、さっきの話で言うと「自分のことを好きじゃない」「自分に優しくない」「自己肯定感の低い、ない状態」だと、やっぱり外からも愛されにくい。愛されないとか、優しくされないとか。出会う人もなんだか自己肯定感が低い人が来る。「ない」ものは「ない」で表現される。これも引き寄せの法則なんです。
あともう1個言うと、ちょっとトリッキーですけれども、「ない」を「ある」にしちゃってる時があります。
「ない」から「ない」というときに、自分のいる業界以外の人や、生きてるエリア以外にいる人に出会う機会ってあんまりないと思います。自分とまったく続柄が違う人。
例えばみなさんがタイガー・ウッズと遭遇するかというと、たぶん会わないと思います。もしかしたら会うかもしれないけど、でも基本的にはみなさんはゴルフをやっていないとか、セレブリティの世界にいないとか、ありますよね。
やっぱりここの世界がそうでなければ、目の前の世界も同じように「ない」ので出会わない。自分のなかにない。例えば豊かさは自分にはないと思ったら、当然ない。「ない」から「ない」になります。
「ない」が「ある」になるのはどういう時かというと、例えば「私は愛されない」。でも、ほしい。「愛がないからほしい」。
「愛されないからほしい」って、一見つじつまの合う理屈のように聞こえますでしょ? 「ないからほしいに決まってるじゃないか」「お金がないからほしいんだ」とか、普通思いますでしょ? そうすると、「ない」を「ある」にしちゃってるんですよ。
ないんです。ないからほしいんです。ほしい、ほしい、ほしいって。みなさんそこを引き寄せようとしてるんです。ほしいから引き寄せたい。でも実際、「ないからほしいんだよ」って言った時点で、「ない」が「ある」になってるんですよ。
要するに、「ないからほしい」って言うことは、「豊かじゃないです」って言っちゃってるっていうことです。「豊かじゃないんです」「だから困ってるんです」「ほしいんです」。そうすると、もうここで「ないんだもーん」っていうのができあがっています。
そうすると、同じく「ない」が「ある」の世界、ほしい、ほしい、ほしいって言っていると、絶対にそれが入ってこない、ないものがある現実がずーっとそこにあることになる。だから、いつもブログとか本とかでも書いてますけど、「ないからほしい」というのは、絶対的にそういう引き寄せしか起こせませんよっていうことです。ここまでなんとなくわかりますか?
そこで、さっきの1章のキャラクターですが、彼女は愛情が足りなかったんです。愛情が足りないから、だからそれがほしいって、本当は意識の内側で思ってました。でも、彼女は彼氏にフラれたばっかりで、「自分は誰からも愛されない」「私は愛が足りないんだ」って思っちゃってたんですね。
そう思っちゃってると、結局ない、ない、ないになって、そのないところを埋め合わせるように彼女はお金を使ってたんです。
ちなみにみなさんのなかでこれに該当する、「私これだよ」みたいな人っていらっしゃいますか? 私、寂しいときにこうやってお金を使ってた。だからなくなったんだ~っていう人います?
(会場挙手)
あっ、1人。ありがとうございます。2人? なんだ、みんな勇気ないなぁ(笑)。
(会場笑)
陰ながらあと5人ぐらいいるかな? 波動のなかで手を挙げてる人、あと5人ぐらいいますかね。ありがとうございます、手を挙げていただいた方。正直ですね。
ここは正直になる場所なんですよ。だって、波動だから。口で言わなくても、頭の中で嘘をついていたって、結局これは波動なんです。波動のレベル。嘘をついても絶対にそれが現実化しますから。
なので、その感情のところを満たしてあげるということに、まず気がついてほしいんです。
引き寄せの法則って、ただ単に「願えば叶うんだよ」「ほしいって思うことが大事なんだよ」「一生懸命願えばいいんだよ」って、「一生懸命、ポジティブに、意識をいい気分にして」とか、だいたい言われてることはみんな一緒なんです。
確かに本当にそうなんです。基本原則として、それはある。だけれども、今言ったみたいに、いくら表向きポジティブとか、「大丈夫です」「満たされてます」って口ばっかりで言っても、みなさんの意識が「だって私、愛されてないんだもん」とか。「だから愛がほしいんだよ」とか。「だってお金がないんだからほしいんだよ」とか思っていたら。
いくら嘘の肯定感を作っていたとしても、波動でそれが出ていたら結局なにも変わらないです。なので、そういう意識をまず見てあげましょう。なぜならば、これはみなさんの人生じゃないですか。自分で変えていくんです。
ちなみに、自分で変えられるんです。引き寄せの法則っていうのはそのためにあります。
引き寄せ自体がなにかいいことを起こすんではなくて、みなさんが、私たちここにいる全員が引き寄せの世界に住んでいるということにもう1回気づいて、「あっ、すべては波動なんだよね」と見ていってあげると、「そっか、私の思いとか私の感情って、とっても大事なんだ」ってわかってきます。
だからこそ、ここなんですよ。先に感情を満たしましょうね。もし「愛がない、愛されてない」と思った時、そこでお金を使う癖があったら、それを罰したり責めたりするんじゃなくて、「私の感情がそれを欲してるんだ、じゃあそれでいいよ」と認めてください。
本にも書きましたけど、たとえ散財したり無駄遣いしたという経験があっても、それも人生経験の1つです。それで、「結果、私は残念なお金の使い方をしたって経験をしたんだな」と思ってください。そしたら1個みなさん学んでるんですよ。なにも恥ずかしいこともないし、失敗でもないです。
「成功しなきゃ、ちゃんと生きなきゃ」「真っ当に生きなきゃ」ってそこばかりに執着して、お金を使いたくなる感情があるから使ったのに、自分を罰して「私ってバカじゃない?」みたいなことをやってたら、余計に感情が萎えてくんですよ。「やっぱり私は……」って。
人から愛されていないんじゃなくて、実は自分で愛してないんです。だからどんな感情が出ても、それをちゃんと受け止めること。
例えば、子ども時代から寂しい思いをしていたんだな。だから今それがお金の現象に出てるんだなということがわかったら、そこをちゃんと自分で面倒見てあげる。感情を満たしていけば、変なお金の使い方はしなくなります。徐々にね。
みちよのセミナーに来たから明日から急に変わるとか、そういうのはないかもしれない。でもみなさんが自分で意識、感情、思い、本当の本心のところにちゃんと目を向けてあげれば、変わります。そのための第1章のエピソードだったんですね。
第2章は「過剰な責任感を外してください」ということ。みなさんはがんばりすぎです。気がつかないうちにやってます。「がんばって結果出さなきゃ」って。それは、「がんばることでしか結果って出ないよね」と言っているのと一緒なんです。
これをお金の話でいうと、「がんばらないとお金って手に入らないんだよ」と言ってるのと一緒になっちゃうんです。
この状態に該当する人って、たぶんとっても多いと思います。ちなみに第2章のエピソードに登場するのは、家族のため、みんなのために生きて、自分がなくなってしまって、過剰な責任感でお金の不安を持っている主婦の方。
実はそれはお金の不安じゃなくて、自分の心が不安で、それを満たすために「もっとお金を稼がなきゃ」とやっていた方のエピソードだったんですね。ちなみに「これ、私ビンゴだよ」っていう人はどのぐらいいますか?
(会場挙手)
……はい、ありがとうございます。さっきより正直になった。
(会場笑)
ありがとうございます。おそらくまだ潜在的に、私ここは該当しないなって思っていても、普段この意識で生きている人はまだ半分以上はいると思います。本当に、これは無意識なんですよ。
本にも書きましたけど、お母さんが「あぁ、もう大変。1日やることばっかりで本当にしんどいわ。忙しいわ」とか言ってるのを聞いて育ちませんでした? そういうお母さんがいた方?
(会場挙手)
ほら、さっきより増えた(笑)。「しんどいわ、しんどいわ」って。「そうやってがんばらないとダメなのよ。仕事いっぱいあるけれど、片付けないと休めないのよ」って。
それってなんとなく昭和のにおいがしません? がんばらないといけない。なぜかっていうと、がんばらないと人から「ろくでなし」って言われちゃう時代だったんですよ。ある意味ね。
「みんながんばっているのに、なんでお前はがんばらないんだ。ちゃんとやりなさいよ」というのが私たちの親世代なんです。私たちは、そういう世代の親を持って育っています。そうすると、ちゃんとしてないと人としていかん、ダメだと。どこかで刷り込まれてるんです。
親だけじゃなくて社会全体がそうだったから、過剰な責任感というのを無意識に持っています。
そうすると、お金の引き寄せ的にどうなるかというと、もう本当に遊べないです。たとえ今、貯金がいくらあったとしても、不安で不安でしょうがなくなるんですよ。「まだ足りない」と。
なぜかというと、一生懸命がんばって、人から後ろ指さされないように生きなきゃいけないと思うと、わーっと考えて家族のことも考えて、気がついたら自分の老後のことまで考えてます。あっ、今、笑った人がいる。でも本当にそうなんですよ(笑)。
まだうら若き、20代や30代の人が「老後が心配で……」って私のところにカウンセリングに来てくださるんですけど、もう、不憫です。そんな遠い未来の、60年70年の先のことまで……。
なぜ先を見てしまうかというと、今を生きてないからなんですよ。今この瞬間にこの人が生きてないから、さっき言ったみたいに心が不安になっちゃうんです。生命維持としてはやってますよ、朝起きて、夜は寝て、ごはん食べて、排泄して、とかね。会社行って、帰ってきて、とか。生きてますよ、体はね。
だけど心の深いところ、要は魂の部分で、生きることに満足してないんです。「ただ単に会社に行って帰ってきてる。働きマシーンじゃん」みたいに。心がぜんぜん「やったー!」とか「生きててよかった」とか「楽しい!」になってないんです。
そうすると心が不安になって、エネルギーがグラグラ揺れてしまいます。そのグラグラ地震みたいに揺れてるものをなんとか収めるために、「そうか、私、経済的に安定をさせればこの不安は和らぐかもしれない」と思って、さっきお金はいろんなものに代替ができるって話をしましたけれど、流動的なエネルギーであるお金を不安を埋めるために使おうとします。
言い訳として使えちゃうんですよね。でもこれは、お金がないことの不安なんじゃないんですよ。気がつきますか? お金はなんとかあるんですよ。今日も生きてるんです。昨日も生きてたんです。
もしかしたら10年前も心配だったかもしれない、「お金大丈夫かな」って。でも10年前に心配してたけど、10年後の今日生きてるでしょ? だからなんとかなってるんですよ、みんな。「でも、この先10年大丈夫かわからない」。「大丈夫ですから」って感じなんですけど(笑)。
本当に大丈夫です。だけど、みんなどうしてもこれ(グラグラ揺れる心)が引っかかって、お金でどうにかしようって思ってしまいます。
でも実際には、これは自分がよりよく生きてない、喜んでないっていうことから来る不安ですから。だから結局、もしいくらお金を稼げるようになったとしても、これは止まらないです。私はもともと会社員で、いろんな企業の経営者の方を見てきたんですけど、何億円、何千万円と持っている人でも、これがあるから「不安でしょうがない」っていう人はたくさんいました。
「いやいや、あなたはもう立派に会社も経営してるんだから、不安なわけがないでしょ?」って、人から見たらそう見えます。だけど、やっぱり不安なんですよ。それはやっぱり責任感で、例えば会社への責任かもしれないし、家族への責任かもしれない。自分以外のものにエネルギーを過剰にかけてしまっている。だからグラグラするんですね。
過剰な責任感があるうちは、やっぱりお金って「がんばらないといけない」のエネルギーでしか引き寄せないんですよ。だから逆に変な話、「がんばらないと」っていうのがありますから、がんばれば入ってくるんですよ。
本当にがんばると入ってくるから、がんばり続けた人は言えるんですよ、「ほら、やっぱりこれが真実だろう」って。「世の中がんばる人だけがお金を得られるんだよ。だって俺はやったもん」みたいな。
でもそれは引き寄せの法則からみると「いやいや、それはあなたが『がんばらないとお金は稼げない』っていう波動を持っているがゆえに、同じようにがんばってお金を引き寄せたっていう現実が起こっているんですよ」ということです。そう思ったらそうなります。
じゃあ、みなさん本当にがんばりたいかと言ったら、そうじゃないはずなんです。別にがんばらなくていいですよって。「がんばる」っていう日本語ってすごく曖昧だから、「がんばる」っていうのがいい言葉で、「がんばってない」っていうとなんか悪いものみたいになりますけど。
もちろん努力はいるんです、必要なときには。まったく手を抜いてくださいとか、南の島でビーチで寝転んでてそれでいいですという話ではなくて(笑)。なにかやりたいことをやるべき時にはもちろん労力はかけます。
労力はかけますけど、やっぱり「一生懸命やらなきゃ、がんばらなきゃ」って、なんとかのために、なんとかのために、老後のために……とやっていたら、本当にそれが具現化するんです。それで、がんばらないとお金が入ってこないという現実になります。
これを外してあげるんです。さっき手を挙げた人もそうだし、挙げなかった人もそうです。もう無意識下に、親や世間からの刷り込みであったものが具現化してるなと気がついたら、今ちょっと手を抜いてみようってやってください。
ちなみに、今この「がんばらなきゃ、がんばらなきゃ」ってやって倒れちゃってる人、クタってなっちゃってる人たちの周りには、必ずと言っていいほど「がんばらない人」がいるはずなんです。もう腹立つぐらい手を抜いてる人間がいるはずなんです。
これも引き寄せの法則で、+と-のようにちょうど2極のエネルギーがあって、過剰ながんばりの人のそばには、がんばらない人が出てきます。なんかいいかげんに生きてるとか、適当にやってるとか。「お前、もっとがんばれよ」っていうぐらいに、手を抜いてるっていう人。
そういう人っていません? 「うーん……」っていう感じですね(笑)。そういう人は、逆に「こんなでも生きていけるよ」って見せてくれてるんですよ。
(会場笑)
みなさん会社で働いていて、同じぐらいの給料で働いてるんですよ。大変、大変と言ってサービス残業して、人よりたくさんのタスクを負わされ、一生懸命汗かいてがんばってる横で、なんかネットサーフィンとかしてる社員がいたり。
「この人自分より給料高いんじゃないの?」って人が遊んでたり、逆に評価されてたり。そういう時って「キーッ!」ってなりますでしょ? 「キーッ!」てなったら、それがサインなんですよ。「あなたは過剰にがんばりすぎてませんか?」みたいな。
さっき「みなさん、もうがんばりたくないでしょ?」って聞いたら「うん」って言いましたよね。だからこのがんばる現実を外すために、「あ、こんなでも生きていけるんだ」って、ちょっと楽にしてあげるんです。
さっき言ったみたいに、ここで嘘をついたりしたらまったく意味がないんですよ。手を抜いてる人にはキーッてなる、イライラさせられるんだけど、「いやいや、ここは引き寄せの法則で、この人のことを悪く思っちゃダメだ」みたいにね。
「この人も根っからの悪人じゃないはずだ。もっといいところを見てあげなきゃ」って、みんなそう思っちゃうでしょ? 引き寄せの法則では「いい気分でいましょう」とか言われていることが多いんですけれど、本当はそれは違うんですよ。
頭だけでそれをやろうとすると、結局、頭だけはいい気分で「この人にもいいところがある」と見ようとしても、内側では「こんちくしょー!」みたいになってるわけですよ。だから嘘をついちゃいけないんです。
ここで見せられてるのは、「過剰な責任感を外す時ですよ」っていうことです。これも結局お金の流れを阻みます。だってがんばらないと入ってこないっていう図式を持っていますから。ちょっと楽にした時にはいろんな流れがきます。波動が変われば流れが変わるんです。
ちょっとずつ外すこと。「なんだ、こんな人でも生きていけるんだ。私、よく考えたら人の2倍働いちゃってるな」って。「じゃあ1倍にしても普通じゃん」って思って、外してあげる。
お母さんから「いつも私は忙しい」とか「あなたもがんばりなさい」みたいな意識を植え付けられているんだったら、「いやいや、私はもうすでにがんばっているんだ」「もうこれ以上がんばらないよ。だって私はこれでいいんだもん」って見てあげるんです。
そうしていくと豊かさの流れが変わって、本当にお金として入ってくるかもしれないし。例えば、人からプレゼントをもらう機会が増えたり、お誘いが来たり、それこそくじに当たった、みちよセミナーに当たったとか(笑)、そういうものが流れてきます。これもちょっと見てあげてほしいんです。
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