2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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小沢一郎氏(以下、小沢):昨日(1月26日)、正式に会合をもちまして、党の役員構成等について話し合いをし、決定をいたしたところでございます。すでにもう皆さまご案内の通り、「生活の党と山本太郎さんとなかまたち」という名称で新しいといいますか、政党を作り上げることになりました。
これは何といっても、私ども議員は国会においていろんな機会に発言の場を得て、そこで自分の主張をするということが本来の役目でありますと同時に、皆さまメディアの様々な機会にも政党として出席を、あるいはインタビューを求められることは、ほとんどでございますので、そういう意味におきましても、両グループが一緒になって、そして出来るだけ広い形で活動をしていこうという趣旨で、この政党をお互いに作ることで合意したわけであります。
党といっても小さな政党でございますので、議席数に応じた国会の発言の機会ではなかなか多くの場面が与えられないこともあるんですけれども、山本太郎さんと一緒にやることによって、国会と、そしてそれ以上に国民の皆さんとの直接的な繋がりをいろんな形でもっていければ、人数が少なくても我々の主張を広く国民の皆さんにお話しし、また皆さんの意見を聞くことも出来るのではないかと。
そういうようなことも含めまして生活の党と山本太郎となかまたちということで、これから活動していくということになりましたので、どうか皆さまのご理解とご指導をよろしくお願いいたします。
司会者:では、続きまして山本太郎代表、よろしくお願いいたします。
山本太郎氏(以下、山本):生活の党と山本太郎となかまたち。非常に長い名前ですけれども、文字数制限がある場合は非常に申し訳ないんですけれども。この生活の党と山本太郎となかまたちの共同代表させていただくことになりました山本太郎と申します。よろしくお願いします。
無所属でスタートした山本太郎ですが、この数の世界の政治の中で、国会の中で一人でいるということで、やれること、そしてやれないことというのを一年半に渡って身をもって経験しました。
特にこの一人でやっていくということに関しましては、事実上、国会の中で干されている状況と同じなんですね。発言権がほぼない、限られているという部分におきまして、確かにそれを積み重ねながらやっていけることもあるでしょうけれども、やはり政党という形でそこの一員となり、そして発言力を高めていくということで、山本太郎に託していただいた皆さんに、そしてこの国に生きる全ての皆さまに対して貢献をしていきたいという思いで今回、生活の党と山本太郎となかまたちという二つのグループが一つになったということになりました。
僕から長々とした話をするよりも、恐らく記者の皆さん、フリーの皆さん、いろいろな方々から質問をいただいたほうがよろしいと思いますので、マイクを一度お返ししたいと思います。
司会者:では、ご質問を受けたいと思いますが、本日の会見の時間は30分をめどに考えております。記者の皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。ご質問のある方は、挙手の上、社名とお名前をおっしゃってからよろしくお願いいたします。ではどうぞ。
質問者1:IWJの○○です。よろしくお願いします。辺野古基地移設に関する質問です。山本議員は現場に行かれ、機動隊にご自身排除されていますが、陸上でも海上でも市民に対し、力ずくの排除が続いております。過激派呼ばわりもされております。こうしたことは許されるのでしょうか? お二人の考えをお聞かせください。
山本:ご質問ありがとうございます。辺野古の問題なんですけれども、時をさかのぼりますと、グアム、テニアンという話でまとまるところを、それをひっくり返されたという部分があるわけですよね。それだけじゃなく、沖縄の民意ははっきりとしていると。これは政府側であったり、その関係省庁と話をするときに必ずこういうことを言われるんですね。様々なご意見がありますからと。
沖縄に住まれる方々の中にも。けれどもその様々な意見を集約するのが民主的な手続きが選挙というものであって、その選挙によって沖縄は那古の市長選挙も、そして知事選も、そして先の衆院選でも、全ての小選挙区において、辺野古に基地は作らせないという民意が勝ったわけですよね。
でも、結果それによって政府側の方針は変更されるかというと、粛々と進めるという話になっている。これはただの暴君なんですよね。無茶苦茶です。筋が通っていない。
どうしてそんな無茶苦茶が出来るのかということで、ゲート前であったりいろんな方々、地元市民の方々であったり、そして全国から集まった方々がそれに対する反対運動というものをキャンプ・シュワブ前であったり。
そして大浦湾の中で展開しているわけですけれども、それに対して過激派だとかという言葉は当たらないと思うんです。一体、どちらが無茶苦茶なのかということは明らかだと思うんですね。世界中が見ていることだと思うんです。実際、僕もゲート前に行きまして、国会議員という立場なんですけれども、本当に、はいはい、じゃまじゃまっていう感じであしらわれてしまう。そんな状況なんですね。
山本:その中にはもちろん暴力排除もありました。例えば、80歳を超えた女性の方が警察官によって押し倒されて頭を打ったんですけれども、救急車を呼べと言う声に対して、それを心配する現場の指揮官もいず、そして救急車も呼ばれなかった。救急車を呼んだのは市民側で、そして救急車が入ってくるときにも、機動隊の車両によって、救急車が入ってこれない状況になっていたんですよね。
一体、誰を守るためにそのような仕事をしているのかということを、やっぱり憤りを感じるんですけれども。ここは政治の場で、いろんな意見をもっと交わさなければならないし、もっとたくさんの人たちに、この沖縄の現状ということを知っていただかなければいけない。この辺野古問題ひとつをとっても、今回合流したことによって、そしてメディアに出て話す機会をいただけるというのは非常に大きなものだと思っています。すみません、長くなって。
質問者1:小沢先生はいかがでしょう?
小沢:行政的には前知事が了承をして、それで手続きが始められたという経過があります。それを盾にとって、政府は強引に進めているわけですけれども。ですから、今度は国会議員もそうですけれども、知事そのものが反対という立場で選ばれて知事になっておりますので、細かい行政手続きのことはわかりませんけれども。
知事がきちんとした意向を示すことによって解決するんじゃないかと思っておりますが、いずれにしろ、沖縄県民の皆さんの総意が反対だということは選挙で示されておりますので、これを強行しようとしても現実としては出来ないだろうと思いますけれども、きちんとした手続きをやったほうが早く収まるんだと私は思っております。
司会者:次の方。はい、どうぞ。
質問者2:○○と申します。二点伺います。参議院では山本太郎さんを含めて生活の党3人ということですが、社民党と例えば同一会派を組む可能性はあるのかということが一点と、もう一点が、小沢代表が定例会見をだいたい国会会期中は週に一回やっていましたが、今後はどちらかの代表が週に一回定例会見をやるという可能性はあるのか。以上、二点伺えればと思います。
山本:ありがとうございます。会派問題に関してのお話でしたよね。その件に関しましては、どのような広がりをこの先見せていくのか。例えば、その先の選挙であるとかということも見据えた上で恐らく会派というものを組んでいかないとなかなか難しい問題があると思うんですね。現時点ではまだそこら辺の決定というものはされていずに、いろんな話し合いをこれからしていこうとしているところです。定例会見、毎週行われていたんですよね、今まで。
小沢:ですから、できるだけ太郎さんにやっていただきたいと思っておりますけれども。
一同:(笑)。
小沢:たまには僕も皆さんから出て来いと言われればやりたいと思います。
司会者:はい、では次の方いらっしゃいませんか? では、セーターの方どうぞ。
質問者3:日刊ゲンダイの○○と申します。今イスラム国(ISIL)による人質事件、これは喫緊の課題だと思うんですが、安倍首相の中東歴訪と2億ドルの支援が原因だといわれていると思います。
ところが、民主党を始めとする野党は、事件の解決を待たずに追求することはしないと話しています。追及の手を緩めているように見えるのですが、お二人は今後国会どういった姿勢で臨まれるのでしょうか? よろしくお願いいたします。
小沢:人命救助ということが最優先の当面の課題であるということは、これはもう誰も疑うことの出来ないことであって当然の話なんですね。ただ、こういうことが何によってもたらされたのかということを考えないといけないと思います。
ですから、人命救助ということとは、それはそれとして、日本国がこういった国際紛争の中でどういう立ち位置に立ったのかということが、より国民にとっては将来の様々な起きるであろう問題を考えたときに大事なことだろうと思います。
イスラム国と戦争、あるいは敵対状態にある国にお金や物資を支援するということを公然と宣言したわけですから。いわゆるアメリカを中心とした有志連合の立場で国際紛争にあたるということを安倍さんは現地で声明したわけであります。イスラム国がこれはまさに自分たちの敵である、戦争の相手の一員だというふうに認識するのは当たり前のことだろうと思います。
ですから、安倍さんが旧来から集団的自衛権の話を一生懸命やってきましたけれども、この国際紛争もどんな犠牲を払おうがアメリカと一緒に、あるいはその他の有志連合と一緒にやるんだという決断をした上でやるのであれば、私は賛成でありませんが、一つのとる道ではあろうと思います。
しかし私自身は、まさにこれは集団的自衛権と全く同じことでありますので、これはあくまでも、日本の国に直接関係のない国際紛争は、国連の平和活動を通じて日本はそれに協力するべきであると。それが憲法の趣旨でもあるという我々の立場はきちっと明言しなくてはいけないと思います。
なんか人命救助は大事だから、それは別にして、とにかく挙党一致だとか母国一致だみたいな話をすぐ日本人というのはしたがるんですけれどもね。人命救助の話と別な話で、別なというか、日本の国がどういう態度で、今後国際紛争の中でどういう対応をしていくかという、今後のかじ取りの日本の問題ですから。
小沢:それとこれとは全く異次元の話ですが、今回の安倍さんは集団的自衛権云々をずっと言い続けてきましたけれども、現実の国際紛争の中で、新たな一歩を、一線を越えて踏み出したというふうに私は思います。少なくとも相手方はそうとっていることは間違えないんですから。そういう意味で国民の皆さんは、今後いろんなことがもっともっと起きる可能性があるわけですよ、紛争は。
そのときにあくまでもやっぱりアメリカと一緒に、有志連合でもって集団的自衛権の行使を徹底的にやるんだという道を選ぶのか、国連を通じて平和活動で、あくまでも国連を通じてやっていくのかという、日本の将来に大きな分れ道になり兼ねないので、国民の皆さんによく考えていただきたい。私たちは今申し上げた、国連中心の旗をあくまでも主張して参りたいと思っています。
山本:小沢代表が言われた通りだと思うんですけれども。とにかく外交的失策であったり、リスクマネジメントの失敗というものに対して、そんなことを言っている場合じゃないだろうと。今は心を一つにしてというような同調圧力というものがすでに作り上げられていると思うんですね。でもそうではなく、これは完全なショック・ドクトリンだろうと。便乗型だよね? と。
この件を利用しながら海外派兵であったり、その自衛隊の進出という問題、その集団的自衛権の問題に足を踏み入れようとしているのは、もう明らかなんですよね。この人質事件が表面化してからの安倍政権での発言であったり、それだけではなくイギリスとの間の2プラス2であったりということは、確実に動いているわけですから。そういう面も考えなくてはいけないし、やはりあげるべき声はあげていかなければならないと思っています。
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