2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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高畑淳子氏(以下、高畑):この度は大変なご迷惑をおかけいたしました。大変なことをしてしまいました。本当に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます
被害に遭われた女性の方、息子がお受けしていたお仕事のキャンセル・撮り直し、どんなに言葉を重ねてもお詫びの言葉が見つかりません。
今日に至るまでご報告が遅れましたのも、諸事情ございましたけれど、昨日やっと15分ではありますが本人に会えましたし、前日にも弁護士さんにも会えましたので、今お答えできるかぎりのことをみなさまの前に立たねばと思い、このような場を設けていただきました。本当に申し訳ございません。
記者1:『とくダネ!』のヒラノと申します。高畑さん、お疲れのところありがとうございます。まず、息子さんの事件を聞かれた時の思い、そして昨日面会されて、息子さんとどんな話をしたのか。どんな表情だったのか。教えていただけますか。
高畑:はじめてこのことを聞きましたのは、確か8月23日、仕事が終わった3時ぐらいだったと思います。仕事が終わった後やらなければいけないことがあったので、そこに向かう途中、「事務所に寄ってくれ」と言うので、「どうして?」と聞いたら、「とにかく来てくれ」と言うので、「それではわからないのでくわしいことを」と言ったら、「裕太くんが前橋署に逮捕されました」とはじめて聞きました。
それから、どういうことなのだろうと思っていたのですが、私ははじめてこういうことに際して世の中のルールを知った次第ですが、ずっと本人にも会えず、誰にも会えないので、なにが起こっているのかということは、みなさんがテレビに報道されることを聞くしか方法がないという時間がずっと続きました。
その間にも、報道の方もいらっしゃったので、お答えしなければいけなかったのかもしれませんけど、なにが起こっているのかわからない時点で、2日間はずっとそういうものを見る時間が続きました。
そして、一昨日にやっと弁護士さんと会えて、逮捕された直後の裕太の供述というのを聞きました。
昨日は、接見時間というのがあったのですが、これもはじめて知ったのですが、接見というのは事件のことをいっさい話してはいけない、そうすると接見時間が終わってしまうということで、まずは3人で1組になって1日1組しか会えないということで、15分ありますので、まずはご迷惑をかけたお仕事がどのような状態になっているか、どんなにたくさんの方があなたの代わりをして撮影の撮り直し、そのことをまず本人に伝えなければいけないということで、それでもうほとんど10分は終わり、本人もただ、泣いて「すいません。すいません」を繰り返すばかりで。
私たちもはじめて顔を見たので、かけた言葉もよく覚えていませんが、「ちゃんと自分のしたことはわかっているよね?」と言ったら、「申し訳ない。申し訳ない」しかなかったと記憶しています。
記者1:高畑さんご自身はその事件のことを聞かれて、どんな思いを抱かれたんでしょう?
高畑:なんのことかよく最初は正直、わからなかったです。
記者1:これまでも「不祥事を起こしたら私に仕事がなくなる。私から仕事を取らないで」というようなことをおっしゃったように伝えられているんですけれども、それはどういう時に、どういうお気持ちで裕太容疑者に話した言葉だったんでしょう?
高畑:私どものように、みなさまの目に触れることが多い人間がいけないことをするとお互い刺し違えて死ぬくらいの覚悟でやらなければいけない仕事だと。
それは、仕事を取らないでイコール、やってはいけないことをやってしまうと本当刺し違えて死のうね、というのを合言葉のように、そういうことがわかってもらえるならというつもりで言った言葉ではありますけれど、それがどう彼に響いていたのかはちょっとわからないです。
記者1:つまりそれは、やってはいけないことをやるかもしれないという危うさが母親としてあったということですか?
高畑:それは思春期とかそういう時代を……。そうですね、あったかもしれないですね。
記者1:具体的にはなにか、母親としてふだん感じていた危うさというのはあったんでしょうか?
高畑:危なっかしいと思っていました。
記者:具体的になにかあったんでしょうか?
高畑:日常生活がきちんと、例えば仕事も前にきちんと寝るとか、そういうことを見ていると、そうですね、不安な要素はありました。
記者1:それはいつごろからだったんですか?
高畑:小さい頃からあったように思います。
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