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個人開発のアイデアの探し方(全1記事)

個人開発におけるアイデアの探し方 「ideee」開発者が語る3つの必要条件

フリーランスエンジニアのなる氏は、個人開発におけるアイデアの探し方について話しました。

なる氏の自己紹介

なる氏:「個人開発のアイデアの探し方」ということで発表します。今案内があったように(時間が)押しているというのもあったので、本当は伝えたいことがいっぱいあるのですが、QRコードなどでもいろいろと示しています。そこでさらに情報を取ってもらえればと思っています。

なると申しまして、僕はフリーランスのエンジニアをやっています。「X」をしている方はフォローください! 新規事業のために最近は借り入れも行って、事業に本腰を入れているような人間です。趣味は海外旅行です。

本セッションで話すこと

僕が主としてこれまでやってきたことと言えば「ideee」というアプリがあります。アイデアのブラッシュアップ、その他にアイデアとエンジニアのマッチングというような言い方もするのですが、僕的にはブラッシュアップができるアプリになります。

その中で、これまで2年半以上の経験を経て、500以上のアイデアすべてに目をとおしました。また、130ぐらいかな? のアイデアを作ってきた経験を踏まえて、今回は「個人開発のアイデアをどうやって見つけたらいいの?」というところを、話ができればと思っています。

個人開発というか、エンジニアさんで「アイデアがないんだよね」という方がかなりいるので、「やり方を捉えれば、意外と簡単じゃないかな」というところのポイントを押さえられればなと思います。

(スライドを示して)目次はこんな感じになっています。

大事なのはメモをとること

アイデアの探し方ですが、まずはめちゃくちゃシンプルな点。とにかくメモることです。なぜかと言うと、アイデアが出ないという方は、僕はおそらくいないと思っています。

では、アイデアとはどういう定義かというと、少しの不満とか願望が何か(がアイデアを考えている本人に)伝わっていて、出てくる。そういったものがアイデアの原石だと思っています。

それをすべてメモしている方はなかなかいないでしょうし、それをアイデアにつなぐことができる方もそこまでいないかなと思います。ですが、そういった少しの気づきに視点と知識を加えれば、そこにはアイデアが残っていると思います。

なので今回一番伝えたいことは、ぜんぜん難しいことではなく、本当に簡単にできるというポイントですね。なので、記憶の彼方へ行く前に残しておきましょう。

3つの必要条件

では、その中のポイントを押さえていくのですが、必要条件とHowですね。まず、必要条件が3つあります。「情報量」「視点」「型を知る」ですが、まずは情報量です。さすがにITサービスの例の1つも知らずに、急にITサービスのアイデアが浮かぶってなかなか難しいと思うので……。

情報量です。逆に言えば情報量をたくさん入れている人、堀江さん(堀江貴文氏)も言っていたような気がしますが、とにかく情報を入れているからこそ、その情報をつなぐだけでも新しいアイデアが生まれる。

彼がさらに言っているのは、「まったく新しいオリジナリティなんてものはいらない」と。既存の成功事例とか失敗事例に変化を加えるだけでもニーズがあり、可能性があり、情報を知っていればそのアレンジが利く。なので、「とにかく情報を集めましょう」というのが条件ですね。

2つ目に視点。(スライドを示して)これが下に書いてある「カラーバス効果。例えば、町を歩いていて「赤いものを見つける」という視点を持った時に、急に赤いものが見えてくる。同じように、「アイデアを探す」ということを念頭に置くだけでも、アイデアというのは(意外とすぐに)出てくるかなと思います。

アイデアというのは例えば自分の思う不満とか、「こうだったらいいのに」「こういうのがあったらいいのに」というところですね。これは意外と出てくると思います。そういったものに最後に型を加えてあげる。ただの思い付きをサービスに変えるということは、考えることが多すぎる。シンプルにただのアイデアをサービス化するというところに至るまでに、やることはたくさんあると思います。

巷に型が十分に転がっています。たくさんあります。この型に沿ってあげれば簡単にサービス、アイデアに変わっていくというところになっています。ここまでで条件が揃いました。これにHowを上げていきます。

知識を集める方法

まず1つ目です。「知識を集めましょう」。「じゃあ、どうやって集める?」と。簡単ですね。僕が一番いいなと思うのは、ピッチイベントなどを見続けることです。ピッチイベントは、例えばビジネスアイデアという出来上がったもの、さらにその中で研ぎ澄まされたもので、「YouTube」でたくさん見ることができます。

彼らのアイデア、もしかしたらまだ出来上がっていないもののアイデアもたくさんあると思っているので、そのすばらしい、クオリティの高いものをたくさんピッチイベントを見て集めるだけでも、自分に情報を加えられる。それを自分の中で引き出しに持っておけるのが、かなり強みになってくると思います。必要条件の1つですね。Product Huntとかもヒントになります。

「形にする視点」とは何か

「形にする視点」ですが、(サービスとしてのかたちにする)視点はたくさんあると思います。例えばマネタイズの視点を持った上でサービスを見てみるとか。「マネタイズ」と言っても、いろいろな方法があります。

個人開発をやる中で、例えば広告のマネタイズをする方はけっこういると思うのですが、その中にもたくさん種類があって、(バナー広告やインタースティシャル広告、リワード広告など)そういったものをまずいったん知ってしまえば、視点が新たに加わっていると思っています。

視点が加わった状態で今までのさまざまなサービスを見てみる。先ほどのピッチを見てもいいし、Product Huntを見てみる時に、自分に蓄えられる情報がかなり加わります。

「マネタイズはどうしているか」と新しい自分のアイデアが浮かんだ時に、「そのアイデアの場合だとこのマネタイズが合いそうだな」というものがだんだん出てくるので、単純な思い付き、自分の願望をサービスに至らせる道筋を立てるために、かなり大事になってくる視点です。

型を知る方法

3つ目に「型を知る」ですが、先ほど出てきたピッチ資料。「世の中にたくさんある」と言ったんですが、これは一例として挙げておきます。ぜひ、あとでYouTubeなどで見てみてください。ピッチ資料にも型があって、その型を当てはめるだけでも、アイデアをサービスとしてかなり実現性の高いところまで持っていけるかなと思います。

僕が個人的に思うことですが、競合を考えられている方は個人開発を見ていると意外と少ないのかなと思います。つまりは、もうすでに世の中にある、かなり被っていそうだけど(新しく)作っているのは、ちょっともったいないところだなと思ったりするので、そういった型は僕の中では重要だと思っています。

ツール「ideee」の活用

ここからのールに関しては宣伝にもなるのですが、「アイデアのブラッシュアップを行っている」と言ったアプリのideeeですが、そちらでもこういった機能があります。「需要が図れる」「型に沿ったアイデア形成」、また「プライベート機能」もあるので、公開せずとも自分の中でメモとして溜めることもできます。

来月(2024年1月時点)までにデプロイできたらなと思っているのが、AIを使ったブラッシュアップなどもこのアプリの中でできる……。というようなアプリになっています。なので、アイデアが浮かばないんだったら、ideeeを見てみる。今は500ほど(アイデアが)あるので、(それを)見てみるのもいいし、そこに自分から投稿してみてください。型が用意されているので、それに沿って考えてみるのも1つありなのかなと思っています。

アイデアは生活をしていればかなり見つけられる

まとめです。アイデアというのは、手順を踏めば拾える。「拾える」というのが一番良い表現だと思っているのですが、実際にあるものを拾って、くっつけて、新しいアイデアにできる。なので、実際に生活をしていればかなり見つけられると思うので、それを見落としているだけということにぜひ気づいてもらって、サービスをどんどんメモしていく。それだけで、いつか作りたいサービスに出会えるんじゃないかなと思っています。

すみません。最後に宣伝です。こんな中ですが、チーム開発を行っています。現在2年ほど経ちましたが、累計20名ほど関わってもらいました。もし事業開発とかチーム開発をしたいと思う方がいたら、ぜひ僕のXから、連絡してもらえればと思っています。

短い間でしたが、ありがとうございます。

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