2024.12.10
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【体験談③】マネーフォワード 坂上さん(全1記事)
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坂上翔吾氏:マネーフォワードでコミュニケーションデザイナーをやっている坂上と申します。本日は「ブランドの上流の設計から事業成長に貢献できるデザイナーへ」というテーマでお話ししようと思います。みなさん、よろしくお願いします。
簡単に自己紹介をすると、1989年生まれの宮崎市出身です。2021年の4月、マネーフォワードに1人目のコミュニケーションデザイナーとしてジョインしました。本日は、まずキャリアをスタートしてからの約10年間にどんなことをやってきたのか。その後、ぶつかった壁や、その壁を乗り越えて今どんなことに挑戦しているのかという流れで、マネーフォワードの紹介も含めて話せればと思っています。
さっそく「キャリアをスタートしてからの約10年間」にフォーカスして、マネーフォワードにジョインする前の話をします。スライドの右側が、これまでのデザイナーとしてのキャリアを簡単にまとめたものです。
一言で言うと、ブランドと消費者のつながりをデザインするために必要な経験を重ねてきた10年間だったと思います。このつながりをデザインするために必要なスキルとして、例えば表層のデザインやWebのデザイン、また、市場や消費者を深く理解する意味でマーケティング領域での経験を少しずつ重ねてきました。
特にマーケティングエージェンシーにいた期間は、すでに大きな成長を遂げている企業のいろいろなマーケティング施策の仕事を経験させてもらいました。さまざまな施策のディレクション業務やデザインの自主制作を兼務するかたちで、多様なプロジェクトを担当させてもらった期間だったと思っています。
その中でぶつかった壁について。施策単位で多くの経験を得られた一方で、中長期的に1つのブランドの成長にコミットする経験値が足りないと感じていました。20代の頃はクライアントワークを中心とした、すでに存在感が大きくて社会に影響力のあるブランドのお仕事にすごく恵まれたと思う一方で、ブランドをこれから成長させていくフェーズでの経験不足が自分の中で課題として存在していました。
そうした考えから次に挑戦する環境として、自分が世の中に本当に必要だと思えるサービスを広げ始めている企業への転職を考え始めました。そんな中でマネーフォワードを知ってジョインしていくわけですが、転職の動機や現在の取り組みについても話そうと思います。
マネーフォワードはどんな会社なのか。おそらく家計簿アプリのイメージが強いかと思いますが、バックオフィス向けのプロダクトも含めて、非常に多くのプロダクトやサービスを展開している会社です。それらのプロダクトの提供を通して、すべての人の人生を前へ進めることを目指しています。
デザイン組織について。具体的にはドメインごとにデザインを作っていますが、プロダクトやブランドにそれぞれに集中して向き合えるような体制により、デザイナーが日々活躍できる土壌ができています。
そして、自分がマネーフォワードにジョインした理由。大きな決め手は、これからの社会に必要だと心から共感できるサービスがあったこと、またサービスを通して人の人生を前へ進めていくというスタンスに自分自身すごく共感したことだと思っています。
ここ数年でSaaSのサービスのCMをよく見かけるようになりました。僕は、今本当に群雄割拠の業界だと捉えています。その中で自分たちのサービスが選ばれ続けるためには、プロダクトそのものの魅力をどんどん磨いていくことに加えて、ブランドの価値や思想みたいなところが、今後数年間でさらに重要になるのではないかと考えています。つまり、コミュニケーションやDXと呼ばれる領域で、新しい挑戦機会を見いだせるのではないかと思いマネーフォワードにジョインしました。
現在どんなことをやっているのか。非常に広範囲ですが、BtoB領域のサービスを世の中に広げていくため、多様な取り組みに日々挑戦しています。具体的な取り組みをスライドの下に書いています。
例えば、採用資料やセールス資料の情報設計や表層デザイン。ほかに、ビジネスサイドのメンバーと連携して、ターゲットペルソナやカスタマージャーニーマップの設計に取り組んだり、リサーチデータに基づいてコンセプトLPやサービス紹介LPの情報設計や、表層までを担うかたちでコミットしたりしています。
そのほかにプロモーション施策でのイベントマーケティング。それらのクリエイティブの監修にも入っています。最近では、組織のミッションの策定に加え、自分たちがミッションを実現していくためにはどのようなブランド体験を提供すればといいのかというブランド体験の探求や開発に取り組んでおり、非常に幅広い取り組みに日々挑戦しています。
デザインチームにも、プロダクトを通して人の人生を前に進めていくことを本当に大切に考えているメンバーがたくさんいます。組織全体でもそういった思いを持ったメンバーがたくさんいて、そこが組織としても魅力的だと感じています。同じ思いを持ったメンバーと多くのプロジェクトに挑戦できる環境だと思っています。
最後にまとめです。今日はキャリアのスタートからぶつかった壁の話などをしましたが、転職時期にぶつかった壁を乗り越えて、現在は日々、ブランドの上流の設計から事業成長に貢献できるデザイナーになるために挑戦しています。具体的には、先ほどのプロモーションの施策や魅力的なブランド体験の模索、そして同じ思いを持った人がより集まるための組織作りへも日々コミットしています。マネーフォワードのデザインに興味がある方は、このあとお気軽に質問などをお寄せください。本日はありがとうございました。
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