2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
LT②「データアナリストから見た hey のプロダクト開発」(全1記事)
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西村純氏(以下、西村):よろしくお願いしまーす。やばい、緊張するなぁ。では僕の発表をします。アジェンダはこんな感じです。大まかにはデータチームがどういう活動をしているのかと、今回の本題である、プロダクトマネージャーとの関わり方について話したいと思います。
僕の自己紹介を簡単にすると、heyに2019年8月に入って、1年半くらい経った感じです。データチームの立ち上げをやって、いろいろなことをやってきました。その前はヤフージャパンで働いていて、データの仕事をずっとやっていました。
データチームの歴史です。両端にイベントが寄っていますが、僕が最初に19年の8月に入り、もう1人のアナリストメンバーがすぐにジョインして、主にSTORES(EC)プラットフォームのデータ分析をずっと2人でやってきました。
2020年の10月に決済や予約のデータも見ていくことになって。そのタイミングで「もうちょっとメンバー増やしたいよね」ということで採用活動を強化して、ありがたいことに2021年に4人のメンバーが増えて。今、データエンジニアとしてデータ分析基盤を整えるメンバーが2人、データアナリストと呼ばれるメンバーが4人で活動しています。
データチームの関わる範囲ですが、全方位的に関われる組織かなと思っていて。その中で、事業のインパクトの大きいところを重点的に、データの力でサポートしています。
今回のプロダクト部門ももちろん、うちではカスタマーと呼んでいますが、ほかの会社だとビジネスなどと呼ばれる、マーケティングやオンボーディング、CRMをやっている部門。あとは会計の話やリスクの話をやっているコーポレート。このような部門と横断的に関わりながら活動をしています。
肝心のプロダクトマネージャーとの関わり方ですが、大きく2つあります。1つは、各サービスの事業のコンディションを把握するために、モニタリングKPIを整備する仕事を一緒にやっています。
あとはプロダクトをスムーズに利用してもらうための改善を、定量データでサポートすることもやっています。こちらはどちらかというと、僕らのユーザーである、オーナーの解像度をいかに上げるかといった仕事です。
1つずつ、もうちょっと説明すると、モニタリングKPIの整備は、期末や期初に長期的な事業の計画を作成。まさに、今回登壇しているPdMの方とやっていることです。事業のKPIを分解して「この数字はこのあと伸ばせそうだね」「この数字は我々の施策だとコントロールできないね」というのを見極めて、レバーになり得るKPIを特定したり。
あとは、計画を立てたものに対してどう差が出ているか、その差をどう埋めていくかを考えたりを定期的にやっています。
立てた事業計画に対して、毎月どうだったかの振り返りをして、目標との乖離に対して、必要に応じて事業の計画を引き直したり。これを決めるときは、毎日のようにミーティングをしたり、けっこう頻繁に一緒にやっています。
もう1つ、プロダクトをスムーズに利用してもらうためのほうですが、主に2つやっていることがあって。全オーナーが初めて売れるまでに必ず通る、メインの導線の整備をやっていると思っていて。これは全員が通る部分なので、ここをスムーズに使ってもらうのがとても大事。
例えば、カード審査がそれにあたります。あとは、使っていっている間に頻繁に利用する、注文を管理する画面、売り上げの管理画面など。そういったところは繰り返し使うので、大事な、摩擦があってはいけないところと思い、こちらの改善もやっています。
これは主観ですが、「僕から見たheyのプロダクトマネージャーはこんな感じ」というのを書きました。どっしりと重心の低い、サービスを安定的に回すようなプロダクト作りをやっているというのが1つ。
あとは、カジュアルアイデアと呼んでいる、オーナーさんの声を集める仕組みを整えています。hey社内でもオーナーと接することの多いメンバーはほかにもいて、アイデアを広く募る仕組みなどをPdMで整えています。
まとめとして、先ほど言った大きく2つの関わり方で、データチームとPdMは関わっている感じです。ありがとうございました。
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