良質な情報を啓発的にストーリー式で発信

村上昴平氏(以下、村上):さきほど、「鋭い意見がめちゃくちゃ効果がある」という話をしました。「良質な情報を啓発的にストーリー式で発信する」というのが、「鋭い意見」を少し噛み砕いた言い方なんですね。

さっき言った「鋭い意見が一番拡散されやすい」という話ですが、落合さんってご存知ですか? 最近よくテレビに出ているインフルエンサーです。あとは堀江貴文さん。ホリエモンと呼ばれてる人ですね。あの人たちってすごく良質な情報を発信しているわけではないけど、めちゃくちゃバズり倒しているというか。

ああいうのって鋭い意見にエンタメ性があって。そのエンタメ性と啓発的な鋭い口調で問題提起する。それでストーリー式で書く。

これは記事でも同じで、何か問題を明記した上で、具体例とかを踏まえて話していくと、かなりバズるんですね。その方法というのが……ここはさっきも言ったんですけど、最終的に「それそれ!」と思わせるよりも、何かキャッチコピーがあるといいです。

それとストーリーのように、おもしろい目次を用意する。ツイート でもそうです。本って目次を見ただけで、おもしろいかどうかがわかる言葉があって。Twitterだと140文字しか書けないから、長文になるとほとんど目次ぐらいしか書けないんですよね。そういうおもしろい目次を意識して書く。あとは起承転結とかですね。

この話は、落合さんより、堀江さんが話すように話すんですけど、良質な情報を発信する人であんまり拡散されていない人って、往々にしてツールやブログの宣伝とか、誘導して広告費を稼ぎたいんでしょみたいな感じの営業くさいツイートが多くなるんですね。

そうじゃなくて、記事を書くにしても、ツイートをするにしても、主人公がいるような感じで、「自分が発信してるんだぞ」みたいにやる。変な口調で話している人もそんな感じですよね。もうこの人とリアルで話していたいっていう……。「私は〇〇と考える」とか「私がいつもどういう仕事をしているか。〇〇〇で」みたいな話し方がけっこういいです。切り口なんですけど、こういう書き出しがわりとバズる。

こうすると、純粋におもしろいと思ってフォローしたり、自分と重ねて考えて共感したり、感動してリツイートする感じですね。

どう言ったらバズりやすい文法や方程式になるのかって、けっこう界隈によって違ってくるんですけど、(スライドを指して)僕の場合はこの4つだけでいいと思います。この3つは、インフルエンサーと絡みまくってリツイートされる。「この人のフォロワーを増やしてあげたい」くらいの愛を持っていく感じです。

愛を持って発信した内容はリツイートされるというのがわかってくる。とあるインフルエンサーの方は1万人以上のフォロワーがいるんですけど、かなりの確率でリツイートしてくれて、そこから認知につながるってケースです。

拡散されやすい時間を狙う

村上:拡散されやすい時間を狙う。これは正直ちょっとかっこ悪いですけど、拡散されやすい時間を狙って、拡散したいツイートを下書き保存しまくっておく。平日は朝の7時から9時、お昼は11時半から12時ジャストぐらいまでが一番。

12時になっちゃうとお昼が始まって、みんな外に出ちゃってぜんぜん拾われなくなるんですね。夜は20時から23時。本当は24時までけっこう人がいるんですけど、24時ぐらいに投稿しちゃうと、拡散され始めるのが1時間後ぐらいになっちゃって、そこまで伸びない。

伸び率を保つためには23時までみたいな感じです。この時間のところでつぶやく。休日はこれをなくす。この時間にネタがなくて、つぶやくことがなかったら、今まで拡散した良いツイートを自分でセルフリツイートするとか、誰かのいいねが多いツイートを単純にリツイートするだけでもいいです。

役に立つツイートをリツイートするというのも、情報をキャッチアップしている人なのかというところで、増えはしないとしても継続して見てくれる。役に立つ情報をリツイートしたということで価値があるんですね。

3つ目は、発信する基本のところでも話をしたんですけど、リプ欄で質問をする人だったり。あとはリプ欄じゃなくても、例えば僕この前、衆議院議員のSEOコンサルについてツイートをしたんですね。14万人のフォロワーがいらっしゃる方で、その人が「自分の名前で検索をしたときにTwitterが一番最初に出てきて、自分の公式サイトが3位に出てきちゃって困ってる。SEO業者に頼んだほうがいいの?」というツイートをしていたんです。

それに70件ぐらいのリプがあったんです。だけど、失礼ですがすべて小手先というか、使えない価値のコンサルばかり。誰かから聞いたんだなぁ、っていうくらいのリプライしかなかったんです。

そこで僕が実際にやったのが、ツールが4つぐらいあるんですけど、その4つを使って数値化して、「今足りていないキーワードがここです。キーワードを攻略したら全体で1ヶ月後ぐらいには1位です」みたいなことをツイートしたたんです。そしたら、その人は14万人フォロワーがいる中で、50人ぐらいしかフォローしていないんですけど、フォローを返してくれて、そのツイートがバズって拡散されたんです。

そういう感じで、リプなどで人の多い場所で発信しまくるというのは、めちゃくちゃ効果があります。

キーワードの重要性

村上:スライドが実際のツイートです。バズったといっても200ぐらいですね。ちょっと具体例が少なかったので、実際にお見せするんですけど……後ろの人見えますか?

「Googleの公式ホームページではなく、一番最初にTwitterが出てきます。これを逆転させたいです」という話だったんですけども、先に他の人のツイートをお見せすると、かたわらから見ても小手先っぽくて、「こんなんじゃ解決しないだろ」と思ったんです。

metaタグを変更すればいいと思いますとか、あとはアナリティクスってあるんですけど、これは単純にサイトの解析ツールなんですよ。「それと連携したほうがいいよ」「ディスクリプションを変えたほうがいい」とか。そういうレベルのリプしかなくて。

そこで私が行ったのはこのレベルです。一番最初に何が原因かをお見せしたし、こういうことで解決方法も明記しました。プラス、本気を出して画像を4件ぐらいババッと出していますね。

参加者11:何分ぐらい時間をかけてやったんですか?

村上:これは10分ぐらいです。慣れたら10分ぐらいでできるんですけど、ツールがわかっていないと、答えがわからない世界なので、そもそも原因を見つけられないです。SEOコンサルに往々にしてあるんですけど、慣れている人だったらもう見た瞬間にわかる。それでちょっと解析ツールを使えば、一瞬でサイト順位との関連が変わります。

慣れていない人は、ずっとGoogleのアルゴリズムに偏っているので。Googleの結果が「ダメだった」とわかるのが、3ヶ月後なので90日近い差というのがある。これは10分でやりました。これは確実に合ってると思います。

足立さんの関連キーワードで「Twitter」が2個目に出ちゃってますね。ユーザが検索をするときに「Twitterが目的の人ばかりなんだ」とGoogleが判断しちゃって、Twitterが一番上に出てきちゃっている。

サイトのパフォーマンスが悪い。それとアクセシビリティで白色のページなのに、文字が灰色みたいな。そういう感じで見づらいとかいうのがありました。ベストプラクティスというのは、ナビゲーションを入れているかとか、フッターに広告を入れているかとか、そういった文法に沿っているか・沿っていないか。

SEOが100なんですね。だから、他がやっていたSEOの問題とかは、実は問題じゃなかったんです。というところまで見てあげる。「こういうのを改善するサイト製作もできますよ」という話をして、滞在時間はどれくらいかというのを見てあげる。滞在時間が実質30秒というと、もはやコンテンツを読んでない。だから見て終わりなんだ、というのがわかる感じなんですね。

だから「記事とか増やしていかないとダメですよ」という写真を載せました。

「キーワード難易度」に注目

村上:最後に、実際にこのキーワードはどれくらい難しいの? 競合サイトってどのぐらいあるのだろう? というのをまとめて「キーワード難易度」というのがあるんですけど、キーワードはめちゃくちゃ簡単なので。経験値で実際の値は出せないけど、たぶんすぐに効果が出ますよっていう話をした感じです。

だいたい、これで月間検索数がわかる。これだけの数を流入させる目的だったら、Yahooニュースとかですでに100万PVとかあるから、そこに非リンクとかを持ってくれば、たぶん一撃でいけますという話をしました。ニュースで出てくる頻度というのは、1ヶ月で1回とか2回なので、「だいたい2ヵ月ぐらいですかね」って感じで具体的数値化しました。

(スライドを指して)これがちょうどいい具体的な話で、「SEOコンサルって詐欺でしょ」という鋭い意見じゃなくて、共感力への切り込みですね。

自分がやっている方法を書いてみる感じで、ノウハウを全部惜しみなく出す感じですね。それで信頼を得る。ファンを得る。鋭い意見で「そうそう、でも違うんだ」という感じの反応をもらう。というので、具体例がこれです。今日ちょうどよかったので出しました。ここまでが、やっていく上でのセオリーみたいな感じですね。

まず「トレンドに乗る」というのは、要は今流行りのネタやニュースを持ってくる。じゃあ、どうやってネタを探したらいいのかというのを今から説明します。

ネタやテーマ探しにおすすめのツールや、発信の勉強ができるサイトです。この資料はのちほどみなさんにURLで共有するので、そこで見ていただきたいです。最初は「キーワードリサーチ」と書いてあります。テーマですね。

スコアを見極める

村上:もし自分がRPAでやりたいんだったら、何を見てやるか。「Ubersuggest」という完全無料で、月間検索数がわかるツールがあるんですね。ここにドメインを貼ったら、そのサイトが何のテーマに強くて、単語を貼ったら月間でどれくらい検索されているか、あとその単語に関して「何のキーワードがあるの?」というのを出してくれるんです。

例えば、RPAだったらRPAだけでだいたい13万人くらいいて、RPAを検索する人はこんなことも検索をしているんですね。RPAで13万で、次に来ているのが「RPAとは」。でも、これはさっき言ったように初心者向けですよね。初心者の人が調べているか、RPAを導入したい会社さんが調べている、みたいな感じで検索が絞られます。

だから、もし自分が発信したい内容のあるテーマが「これにしました!」となったら、まずこいつを使って何か関連するテーマを探してくる。それで自分がやろうとしたテーマが、意外と微妙なスコアだったらもっと高い……2,400とかあるんですけど、そういったものを探してくるというのがいいですね。

Pythonのゲームって実は2,000とかしかなくて、機械学習とかも実はそんなになくて5,000ぐらいなんですね。Pythonとスクレイピングだったら、実は9,000ぐらいあって、「機械学習よりそっちのほうがいいんだ」というのが数字を見てわかる。そういう感じの発見がありますね。

あとは、これもさっき言ったツールで。サイトのURLを貼ると、RPA関連だったら別の有名なメディアさんがありましたよね?

藤澤:「RPA BANK」です。

村上:あ、そうだ。RPA BANKさんのURLを貼れば、競合サイトの何がバズっている記事で、どんなキーワードを視点にしているのかが見れるというツールです。そういうのはけっこうおすすめです。