フリーランスが発信力を鍛えるには

村上昴平氏(以下、村上):みなさん、今日はお越しいただき、本当にありがとうございます。あとRPA HACKフリーランス藤澤様、この機会をいただき、本当にありがとうございます。

改めまして、私はもともと中卒の未経験からエンジニアを始めて、そのあと数年企業で過ごした後、縁あってフリーランスになりました。今はWebサービスの製作を行っていて、完全リモートで、月収7桁ほどいただいています。

私自身、そもそもそんなに大したことないんじゃないかと思っているんですけど、この3ヶ月間だけでTwitterのフォロワーが5,000人ほど増えて。ゼロから始めたんですけど、そこから高単価な案件をいただいたり、こういうセミナーに登壇する機会をいただいたりと、いろいろプラスになるものが増えてきました。

どうやってフォロワー数を増やして、発信力も鍛えられたのか? ゼロからどうやって発信して認知を獲得しているか? など、発信力を活かしてどうやってより良い案件をゲットしたり、フリーランスのエンジニアとして活躍できるかというお話をしていきたいと思います。

よろしくお願いします。

(会場拍手)

ありがとうございます。

タイトルが「フリーランスエンジニアに必要な発信力」なんですけど、「そもそもフリーランスって発信力が必要なの?」という疑問を持たれてる方っていると思うんですよね。みなさんは発信力を鍛えたらどんな感じになれると思いますか?

参加者1:発信力が上がるってことですか?

村上:はい。

参加者1:先ほどおっしゃっていたように、向こうから案件をいただけたり、勉強会へのお話があったりというのがパッと思い浮かびます。やっぱり収入は上げたいです。

参加者2:そうですね。発信力を得ることによって、もっといろいろな方とコミュニケーションを取れるようになったら、自分の幅ももっと広がるかなと。

村上:ありがとうございます。発信力を鍛えるだけで、本当にそのゴールにたどりつける自信ってどのぐらいありますか?

例えば、良質な発信をしている人はたくさんいて、ブログをやっている人は今何百万人っていらっしゃるんですけど、そこから生計を立てられる方はその0.1パーセントとかなんですね。そのぐらいなんです。自分が発信力を鍛えたら、本当にそこまでたどりつける自信はありますか?

参加者2:今のところないです。

村上:やっぱりむずかしい。そうですよね。

埋もれない発信をするために

村上:最初、僕は収入とかをまったく考えていなくて、友達を作りたくて始めたんですね。だけど、友達を作るのもすごく難しいイメージがついていました。Twitterには、それこそ何百万人とかいらっしゃるので、「埋もれない発信をするためにはどうしたらいいのか」というのを考えて。

前職が日本ではかなり有名なSEO会社で働いていたので、そのときにで培ったWebマーケの方法とかを使って実際に……集客という言い方はおかしいんですけど、友達のつながりがどんどん増えたり、認知が増えていったりして、拡散する発信の仕方を身につけた感じですね。

具体的にどういうふうに行っていたら、信頼が得られて、伝え方も鍛えられて、営業力が高まって、エンジニアじゃない人に信頼されて、コンサル案件や上流案件をだんだん任されるようになって、高単価な案件を獲得できるようになったか、という方法や過程などをご紹介していきたいと思います。

今Twitterをやられている方って何人ぐらいいらっしゃいますか?

(会場挙手)

ほぼ全員ですね。ありがとうございます。Twitterのフォロワーを伸ばされたくて、今日いらっしゃったんだと思います。フォロワーが1,000人未満の方って、今何人ぐらいいらっしゃいますか?

(会場挙手)

やっぱりそんな感じですよね。だいたい1,000人未満になってくると、知り合いのつながりの中で完結して、毎日自然にフォロワーが増えてくる段階にはなっていない状態だと思うんです。「そもそも完全無名の状態で発信力って作れるの?」という部分があると思います。

というのも、新しい人に対してリーチできないからなんですけど、そんな人でもできる、ターゲットを決めて、人が集まる場所を見つけて、能動的にリーチしていく方法があるんですね。発信するだけじゃなくて、必ず人に見られる場所って絶対あって、いかにそこの場所に情報を発信するのか。そのネタの見つけ方をお話します。

能動的に認知を獲得すること

次に良質な発信ができても埋もれる人って、けっこういると思うんですよね。フォロワーを増やしたくて、マーケッターとかブロガーみたいに、「良質な発信をし始めてるよ」という方っていらっしゃいますか?

(会場から手挙がらず)

……それはいないんですね。例えばQiitaで記事を書いたりとか、ブログを持っていたりとか。

もう結果を出されている方だと思うんですけど、最初って反応がもらえないことがほとんどなんですよ。でも、そこからゴールにたどりつくためにどう効率的に反応と成果を出していくかを話していこうと思います。

反応がもらえない、ということにならないためには、さっき話したように「能動的に認知を獲得する」という方法がすごく必要です。そのためのツールがいろいろあるので、それもまとめて今日のスライドの3枚目で話していきたいと思います。それがこのスライドのところですね。

「そもそも発信って何?」というところから勉強したいなって方もいると思います。今日の僕なんかの公演で全部理解できるはずもなく、また、そういう内容になっているものでもなく、僕も先人の膨大な知識を見て育ってきました。今日はその勉強をしたり、テーマの数値確認だったり、ネタの探し方というのを話していきます。

ちょっと注意があって、これから話をするのは小手先のテクニックとか、そういう知識ではないんですね。いかにターゲットを決めて、みなさんRPA系のエンジニアだと思うので、RPAと絡めたうえで初心者を狙っていくかとか。あるいは、自分は技術力がとんでもなくすごい人間だとアピールしていくなど、いろんな方法があると思います。

その一つひとつの説明は難しいんですけど、そうじゃなくて「どんなターゲットにしてもいかにリーチさせていくか。そのためのPDCAをどうやって回していくか」という話になります。だから本当はこれが理想なんですね。狙って伸ばそうっていうと正直かっこ悪いというか、悪徳業者みたいな感じがしちゃうので。本当に好きなことを見せたりとか、そういったものをどう伸ばしていくか。そういう発信力を鍛えていく話をします。

Qiitaというプラットフォームの価値

村上:「○○できます」とか、「ポートフォリオのサイトを見たけれども、実際このチュートリアルだけをやってもどうかわからない」とか、どれだけキャッチアップをしているかわからない。そういうのを全部含めて信頼につながるので、わかりやすく噛み砕いて伝える力が鍛えられて、営業力になる。

僕が100万円を超え始めたのは、発信をする前なんですね。勉強会とかセミナーにはめちゃくちゃ行っていたんですよ。僕クラウドソーシングをやっていて、あれってめちゃくちゃ安いんですね。すごく良質なエージェントさんもいらっしゃいますし。藤澤さんもね。

藤澤専之介氏:はい。名前出していただき光栄です!

村上:いえいえ(笑)。高単価な案件を取るために、自分から勉強会やセミナーに行って、社長さんにとにかく名刺を渡しまくっていたんですね。

あと「御社のサービスってこういうのありますよね?」とか、「御社でこういうポートフォリオを作ったほうがいいと発信されていたので、実際にやってきました」とか。ちょっと泥臭いんですけど、そういった営業をすると、わりとすぐ高単価な案件が入ってきたりします。

Twitterで相互フォローしている知り合いの方が、勉強会に行って座って見ていたら、社長さんから「Webサイト作れるの?」って話かけられたらしいんですよ。それで「たぶん作れると思いますよ」「土日は何してるの?」「たぶんスマホゲームですかね」という適当な受け答えをしていたら、そこで80万円の案件をもらってきたんですね。

というのがあるので、SNSベースの発信力ではないけど、どこか行って直営業するという泥臭いやり方は、一番の近道だと思います。SNSでやればインバウンドで自然と毎月くるので、こっちも大事なんですけど。そうじゃなければ、セミナーとか勉強会に行って自分でアピールする。

あと僕の場合は、今でも電話営業をするんですよ。これは高単価になるかはわからないですけど、「未経験OK」と書いてある会社さんってたくさんあるじゃないですか。RPAでもあると思うんです。そういうところって未経験でもOKな仕事が余っていて、かつ人手が足りない状態のはずなんですよ。

そういうところがけっこう狙い目です。未経験OKの会社さんに電話をしまくるというのは、わりとありかもしれないです。絶対フルリモートで高単価な仕事がもらえる……絶対と言うのもおかしいですけど、わりともらえます。僕はいつもそうしています。

話を戻すと、伝える力も鍛えられるので、発信力というのは、そういうのを含めた「生きる力」にプラスになります。

では自分はどういうことをやってきたかと言うと、2つだけプラットフォームがあって、Qiitaってご存知の方いますか?

(会場挙手)

全員、ご存知ですか。ありがとうございます。実は今日ちょうど7月1日付けで、6月の月間1位を取りました。

(会場拍手)

ありがとうございます。実は4月と5月の15日間の幅の中で偶然取れたんですけど、本当は3回いただきました。トレンド1位を2回、カテゴリ別で総合1位を3回という感じですね。いろんなメリットがある。僕はTwitterよりも先にQiitaを始めたんですよ。どうやって認知を集めたかというのは「人が集まるところで発信する」ということなんですね。