我々はチームラボの下部組織ではない――チームラボエンジニアリングが語る、技術者育成にかける想い

チームラボエンジニアリング 森山氏&有川氏インタビュー

エンジニアやデザイナーなど、さまざまな分野のプロフェッショナルが集い、テクノロジーを用いたコンテンツを世に送り出すチームラボ。そのグループ会社として、経験が浅くても積極的に採用し、高い技術力を持つエンジニアに育てているチームラボエンジニアリング。設立から2年が経過し、40人ほどのチームへと成長を遂げた同社の、技術者育成にかける想いについてお話をうかがいました。今回語っていただいたのは、チームラボエンジニアリング創業者の森山洋一氏と、同社で教育を担当する有川毅志氏。ゼロからフルスタックエンジニアを育てるために行っていることや、今後目指していく方向性について語っていただきました。
提供:チームラボエンジニアリング株式会社

チームラボエンジニアリングとは何か?

――まずはチームラボエンジニアリングはチームラボのグループ会社ということですが、チームラボとチームラボエンジニアリングの関係性について教えてください。

森山洋一氏(以下、森山):チームラボは、テクノロジーを用いてかなり幅広い活動をしています。

そのうえで、最近チームラボというとアートや展示イベントの印象が強くあると思います。ですが、設立当初からビジネスの軸になっているのは、実はソリューションと呼ばれる分野でして、主にWebサイトやスマホアプリなどを開発する部分です。

そして、ビジネスの軸となっているソリューション分野は、年々右肩上がりで案件数や売上が伸びており、規模がどんどん拡大している状況です。それに伴い、エンジニアが不足している状況が生まれました。

その課題を解決するために、チームラボエンジニアリングという会社を2年前に設立しました。チームラボでは、専門性の高い即戦力の方を採用する戦略なのですが、チームラボエンジニアリングは全く逆で、経験の浅い方でも積極的に採用していく方針で採用活動をしています。基本的にチームラボのソリューション分野で、Webサイトやスマホアプリの開発を担当するエンジニアの集団、みたいな感じですね。

創業の経緯

――そんな中、どうして森山さんが創業者としてグループ会社を立ち上げられることになったのか、その経緯を教えてください。

森山:私はもともとはエンジニアでした。チームラボに2007年に入社したんですが、その時はエンジニアとしてAPIを実装したり、バッチを実装したり、画面を実装したり、そういう役割からスタートしました。その後、やれる範囲がどんどん広がっていって、マネジメントの職種を8年ほど経験しました。

大規模案件などたくさんの人数で開発する案件のマネジメントを多く担当していたので、その経験を買われて、いまのポジションになりました。

――ちなみに創業時のメンバーは?

森山:その時はチームラボの役員と私だけでした。そこでどうやって採用していこうか、どんな会社にしていこうか話し合いながらやっていきました。最初は本当にスモールスタートでした。

現在は入社済みのメンバーとこれから入社予定のメンバーを合せて、だいたい40名ですね。本格的な採用活動をし始めたここ1年でそれぐらいの人数を採用することができました。

チームラボとチームラボエンジニアリングの採用の違い

――先ほど「人材が不足している」という話をうかがいましたが、これについて詳しくうかがいます。チームラボとチームラボエンジニアリングで採用されている方に、具体的な違いはありますか?

森山:まずチームラボの採用に関しては、専門性が高くて即戦力性が高い方に加えて、案件にいきなり入れてしまって、案件のなかで自分で成長できる人。わかりやすく言うと、そんな人を採用しています。

一方でチームラボエンジニアリングはまったく逆でして、経験が浅い方でも教育前提で採用して、自前でフルスタックのエンジニアを育てていきます。

――入社の段階では、どの程度のスキルを求めているのでしょうか?

森山:中途採用の場合、1、2年ほど開発経験がある方です。最近では、前職はまったくWebとは関係ない業界出身ですが、エンジニアを目指してプログラミングスクールに数ヶ月通って弊社に入る方もいらっしゃいます。新卒採用に関しては、学校の授業でプログラミングしたことあります、という方が多くいます。

――なるほど。人材を採用する時は、どんなところを見られていますか?

森山:教育前提でのポテンシャル採用になっているので、教育を受けてスキルアップに励んでいただいて、1、2年後に(経験者と)並んでるか、逆転してればいいと思っているので、いま時点での経験はあまり気にしていません。

20代前半の頃のスキルや経験ありなしというのは、わかりやすく言うと、やったことあるかないかの違いだけでしかないと思っています。やったことないだけで「スキルがない」と判断するのは早すぎると思っていて、やればできる方はたくさんいると思いますので、そういった視点でも採用活動を進めています。

――その「やればできそうだな」というのは、どこで判断されていますか?

森山:絶対的にプログラミングが好きな子ですね。もうここに限ります。弊社はエンジニアの集団なので、プログラミングができなければ始まりません。というところで、プログラミングが好きな子ですね。

選考フローについて

――チームラボエンジニアリングは新卒と中途を別々に採用されているのでしょうか?

森山:そうですね。

――新卒も中途採用の評価方法に違いはありますか?

森山:最初はそれぞれ違った部分がありましたが、結局、中途は第二新卒メインに採っていて、新卒と年齢的な差はあまりないので、だんだん基準は統一感が出始めています。

――では、選考フローについてうかがいます。どのようなステップで採用に至るのでしょうか?

森山:基本は一次面接で主にコミュニケーション能力や人物面を見させていただいて、そこで通過した人は二次選考ということで、中途の方にはプログラミングの課題をやっていただき、それで判断しています。新卒の方に関しては、対面の面接のみで採用のジャッジをしています。

新卒の方は、成果物があれば見させていただき、選考の参考にさせていただいてます。実際、なにかしらのアウトプットがある人のほうが、判断しやすいといいますか、内定をお出しするジャッジがしやすくなると感じています。

フルスタックエンジニアを生み出す教育フロー

――いままで選考の話をおうかがいしてきましたが、入社後にはどのようなフォロー体制を取られているでしょうか? 教育体制の特徴や、どんな教育プログラムを施されているのか、入社された方がどんなフローに則って成長していくのか教えてください。

森山:まず大前提として、「フルスタックのエンジニアを目指しましょう」という目標があります。ですので、教育課題としてサーバーサイドの課題があって、フロントエンドの課題があって、インフラの課題があります。

具体的に中途の方の場合は、入社直後に2週間から4週間の研修期間を設けます。その期間はひたすらその課題をやってもらって、こちらでスキル感を見させてもらいます。その後、スキルに応じて入る案件とその案件での役割を決めてあげる、という流れですね。

入社直後は経験が浅いなかで案件に配属になるので、お願いできるタスクは限られてきます。そうなると、最初のうちはスキマの時間がどうしても発生します。そうしたスキマの時間でしっかりと課題をやり続けてもらって、スキルの幅を広げてもらい、案件で活躍できる範囲を広げていってほしいなと思っています。

有川毅志氏(以下、有川):研修について具体的にお話すると、サーバーサイド、フロントエンド、インフラの3分野で合計10程度の課題があります。扱っている技術に関しては、サーバーサイドはJava(SpringBoot / PlayFramework)とPHP(Laravel)、フロントエンドはReact、インフラはAWSを使っています。どの課題についても1課題ずつ資料を準備しています。

その課題の資料を確認してもらって、実際の案件と同じようにプロジェクト管理ツールやコード管理ツールを使って、チケットベースで話を進めていききます。プロジェクト管理ツールはAtlassian社のJiraを使ってチケットベースでやりとりをし、コード管理ツールは同社のBitbucketを使ってプルリクエストベースでの開発を行っています。

コードレビューに関しても実案件相当のフィードバックを繰り返していくという教育体制でやっています。

個人へのサポート体制

――なるほど。メンターなどのサポート体制はどうなっていますか?

有川:それに関しては、入社時点で教育担当者が決まっているので、担当者とチケットやプルリクエストやSlack、または必要に応じて口頭で話したりできるようにしています。

――研修の修了までには、平均的にどのくらい時間がかかるのでしょうか?

森山:課題の進捗はメンバー次第ですね。早いメンバーだと半年程度で終わるケースもあります。

ひと通りの課題が終わったメンバーたちの中からは、案件でリーダーを任されたり主要ポジションを担うメンバーも出てきました。

――先ほど「フルスタックエンジニアを目指してもらう」というお話でしたが、課題を進めていく過程で、「どうしてもこの分野はわからない」という事になってしまうことはありませんか?

有川:今のところないですね。課題に関しては、そこまで複雑なものをやってもらうっていうかたちでもないですし、案件側の場合に関しては、その案件で解決しないことは、会社の全エンジニアが閲覧しているSlackのルームで質問すれば回答をくれる人がいるので、そこで解決したり。技術的なことで解決しないケースはあまりありません。

森山:人によっては苦手分野もありますが、「ひと通りの開発範囲を経験してほしいな」というのが狙いでもあります。

ですが、どうしても得意不得意は出始めると思います。そこで得意な部分を伸ばしていくのか、もしくは、苦手な範囲を克服するのか、そこは人それぞれ変えています。

――会社の仕組みとして、なにか成長を促すような仕組みが採用されていますか?

森山:書籍の購入や有償ライセンスが必要なものの購入補助。あとは入社した人全員に、新品のMacBookProを支給したり。もちろんデュアルディスプレイで開発ができるなど、そういった環境面で効率的に開発できるようにサポートしています。

社外の勉強会についても、事前に申請していただければ、かかる費用は会社で負担しています。

また、教育の担当者達が、スキルに応じたグルーピングをして、それぞれ週1回、グルーピングされたメンバーに教えるという形で社内勉強会もやっています。

伸びる人材の特徴は「手を動かす人」

――そんな中で、個人差はあると思いますが、とくに成長が著しい人材はいるのでしょうか? もし、伸びる人材に特徴や共通点はありましたら教えてください。

森山:先ほどお話した「プログラミングが好き」ということが大前提であるとした上で、やはり伸びる人材は手を動かす人ですね。

とにかくプログラミング、コードに落とし込む人が伸びるなという印象があります。最初は全体を理解してからプログラミングに落とし込みたいという人もいます。ただ、全部を理解するのは、経験が浅いなかでまず無理です。

やりながらトライ&エラーでやっていく人のほうが圧倒的に伸びます。

コミュニケーション能力に頼りすぎないこと

――ありがとうございます。有川さんはいかがでしょうか?

有川:基本的に開発するのが好きな人。あとは、エンジニアは求められる知識の範囲がすごい広いですし、都度新しい技術が発展していくので、新しい技術に触るのが好きな人ですね。他には、案件に入った場合チームで開発することが多いので、チームに入ってもチーム内の人と積極的にコミュニケーションを取って聞いている人は、すごく成長している印象があります。

――比較的コミュニケーション能力も伴っていたほうが、成長率は高いということでしょうか?

森山:ちゃんと技術をバックグラウンドに持ったうえでのコミュニケーション能力ということですね。

有川:そこは必須で、そのうえで、ということです。

森山:ですが、逆にコミュニケーション能力が高すぎる経験の浅い子は、コミュニケーションに頼りすぎてしまって技術が伸びないパターンがあるんです。そうなると、技術力が伴わないので期待していたリーダーのポジションは任せられないんです。ですので、とにかく手を動かせることが大切です。

我々もある程度経験を積んできたので、伸びる人や活躍する人の傾向がだいぶつかめてきたと感じています。

――ちなみに、活躍している方の具体的な事例はありますか?

森山:入社数ヶ月でリーダーをやった子がいます。

有川:課題の進捗もすごい早くて、クオリティも良くて。ですので、案件に最初からリーダーとして入ってもらいました。

――その方はもともとプログラミングのバックグラウンドはあったのでしょうか?

有川:ありましたよね。

森山:うん、1年間ぐらいはあったね。前職ではBtoBの社内だけで使われるシステムを開発していて、BtoCの開発をするのは初めて、という子ですね。

でもその子は、いままでお話した伸びる人材の特徴や求める人物像に、全部フィットするような子でした。そういう人は本当に2、3ヶ月でリーダーとしていきなり現場で新規案件を立ち上げるということをやることもあります。

――ということは、能力さえあればどんどん上に上がってリーダーも任されるという、そんなキャリアパスを用意しているということですね。

森山:そうですね。本当に案件が増えてきているので、どのポジションもニーズが高まっています。1人でも多く開発をリードできる人を増やして行きたいと考えています。

上司は役員だけ

――課題をやりながら、案件に入り、案件のなかで成果を出した人はリーダーを任されて……。ということになると、結果的に自分に部下が付いて、その人に教えるようになるということでしょうか?

森山:案件軸ではそうなりますね。ただ、チームラボグループ全体の特色として、課長や部長など、社員同士で上下関係のない多次元的な組織です。とはいえそれだけでは会社は成り立たないので、案件ごとにリーダーを置いたり、マネージャーを置いたりしますが、それはあくまで案件での役割という位置付けになります。

リーダーをやっている子が次の案件でもリーダーかというとそうではないですし、逆にメンバーだった子がリーダーになることもありますので、案件ごとにポジションを決める感じですね。ちょっとそこが他の会社と比較して変わった仕組みかと思います。

――つまり、単純に上に昇りつめていくわけではなくて、あるプロジェクトではメンバーだし、あるプロジェクトではリーダーだし、またその次の時はメンバーに戻ったり、みたいな。

森山:その時の状況に応じて、役割はどんどん変わっていく感じですね。開発の作業範囲も、画面まわりだったのが突然サーバーサイド側になったりすることもあります。

Web開発をまるっとチームラボで開発しているので、すべての役割を誰かがやらなくちゃいけません。そういった部分でもフルスタックといいますか、すべての開発の技術的なところを知っててほしいなという思いがあり、フルスタックという方針を打ち出しています。

チームラボへのキャリアアップは?

――ちなみに、チームラボエンジニアリングからチームラボへのキャリアアップはあるんでしょうか?

森山:はい、あります。実際に転籍したメンバーもいます。

――そうなんですね。

森山:この後もずっとそのキャリアパスはあり続けますが、そのキャリアパスがある以上、いつまで経ってもチームラボの下部組織でしかないと思っています。ですので、やっぱりそこを変えたいんですよね。

チームラボエンジニアリングはWeb・スマホアプリ開発におけるフルスタックのエンジニア集団にしていきたいので、もちろんその転籍のキャリアパスは残しますが、そこを打ち出したいわけではありません。チームラボエンジニアリングにいることにエンジニアたちが目的を見出してほしいな、と思っています。

これからも一人ひとりのエンジニアに「とにかくこの会社でできることを増やしていこう!」と熱く語り続けていきたいと思っています。

プロジェクトは「作って終わり」ではない

――プロジェクトはどの程度の期間スパンでやられることが多いんですか?

森山:あくまで要件定義の開始からローンチまでだと、だいたい半年から長いものだと1年、1年以上になることもあります。その案件の規模によって異なります。

――プロジェクトの規模感について教えてください。

森山:それもプロジェクト次第だよね。

有川:そうですね。数人のちっちゃな案件もありますし、数十人入っているような案件もありますし、そこはさまざまです。

森山:おかげさまで、大手のクライアントさまの案件は増えてきています。そうなってくると、比較的規模が大きめの案件が増えてきているのかなと思っています。

なので、なおさらエンジニアの数も必要ですし、そこで開発をリードできる人もどんどん必要になってきています。うまくそこにフィットできるような人材を育てていきたいなと考えていますね。

有川:先ほど「案件の期間が半年が多い」とありましたが、それはあくまで新規案件の期間です。新規案件が終わった後の保守・運用も継続的にやっているので、新規で作って終了ではなく、その後の保守のことも考えた開発の仕方や保守・運用の仕方を全部の経験ができます。

――作って終わりではないと。

有川:作って終わりではないですね。保守・運用のほうが難しいことも多いので、そちらの経験もエンジニアにとってすごくいい経験になると思います。

森山:有川も、最初の3年間は保守・運用をずっとやっていました。

有川:そうですね。最初3年ぐらい、もう保守しかしていなくて。でも、そこで「今後新規で案件をする時は、ここに気を付けよう」という視点が付いたので、それがいま活かせてるのかなと思います。

必ず月1で全員と面談

――先ほど「役職がない」というお話をされていましたが、そうなると、誰が評価をして、それがどのようなかたちで反映されていくのでしょうか?

森山:月1回私と面談をしています。ただ、私と2人で面談したとしても、実際に入社後の案件に入ったら、案件での動きの詳細が私はわからないので、月1面談に教育側のリーダーと案件側のリーダーも同席してもらって、4人で月1で面談しています。

そこで案件側のフィードバックですね、良い点、こうしたらもっと良くなる点を本人に伝えて、かつ、教育側のほうでも良い点、こうしたらもっと良くなる点を伝えます。それで本人へフィードバックを行い評価しています。

月1回の面談をしていることで、伸びた子はすぐにわかります。案件側と教育側の評価を聞いたうえで、私のほうで昇給判定をしています。

――なるほど。必ず全員と面談をするとなると、1ヶ月に2、30人ということになると思いますが、そういうことですか?

森山:そのとおりです(笑)。

有川:(笑)。

――すごい。これはハードですね!

森山:はい。

(一同笑)

でも、やっぱり話をする時間はけっこう重要だと思っています。たとえ答えが出ない議論であっても、話し合うことでお互いどう考えてるかがすり合わせられてます。それで私がどんな考えを持ってる人なのかを知ってもらったほうがいいかな、と思っています。お互いを知るという意味でも。基本的に月1面談は、できる限り継続したいなと思っています。

――規模感との戦いな気もします(笑)。

森山:まあ、そうですね。ちょっと仕組み化しないといけないですね。

――いまのところは必ず?

森山:全員とやってますね。

――すごい。ありがとうございます。

プロジェクト次第で新たな技術を採用することも

――技術に関して、先ほどPHP、Java、React、AWSを使ってらっしゃるということなんですが、例えばプロジェクトごとに「新しい技術にチャレンジしたい」ということはありますか?

有川:それはもちろんありますね。その案件に入った開発責任者が、今回の案件なら、こういう新しいアーキテクチャで挑戦したほうがいいのか、それともこれまでも使ってきたアーキテクチャでやったほうがいいのか判断して、その案件内のチームで決めて進めています。

――新しい技術を採用する際にはリスクもあると思いますが、そのゴーサインを出すのは誰の役割でしょうか?

有川:リスクはありますが、そこの開発責任者が決めていることが多いですね。

森山:そうですね。新しい技術を採用することに関しては基本的にウェルカムです。ただ、あまりに新しすぎた場合、会社としてはストップをかける場合があります。

理由としては、基本クライアントワークとしてお客さまのシステムを作っているので、それが保守・運用できないようなものだとお客さまに迷惑がかかる可能性があります。そこはちゃんと安定しているもので新しいものをどんどん使っていく、といった流れですね。

――ちなみに、最近採用された新しい技術はなにかありますか?

有川:特に新しいわけではないですが最近の案件ではDockerを利用した開発、本番運用がデフォルトになってきています。Kubernetesなど新しいコンテナ技術が登場しているので勉強しているエンジニアは多いですね。

目指しているエンジニア文化

――ほとんどの方がエンジニアの方だと思いますが、「こういうエンジニア文化にしていきたい」と思われていることはありますか?

森山:ただの技術オタクになるのではなく、案件で活躍できるエンジニアにキャリアアップしていってほしいなと思います。案件で必要となる新しい技術があったらキャッチアップしていってほしいですし、とにかく勉強し続けてほしいです。継続した学習と定期的なフィードバックで成長を促進させていきたいです。

本当にフルスタックに活躍できるエンジニア集団を目指しているので、どんどん色々なことにチャレンジしていってほしいなと思っています。

本人のやる気を会社としてうまくサポートできると、よりいいかなというふうに思っています。我々ができることとしては、環境面を整えることになると思いますが、やはり自発的に学ぼうとしている子たちのサポートがしたいですね。

一方で、何をやったらいいかわからない子も出てくるかと思うので、そういう子は有川や他のリーダーたちと話し合って、「これをやってみようか」という形で進めていく。その両軸で、回していきたいと考えています。

有川:チームラボエンジニアリングに入った子たちは「あれもやってみたい。これもやってみたい」と言ってくれる子が多いので、そんな人たちをうまくサポートができるように動くことを大切にしています。

チームラボエンジニアリングの将来像

――では、チームラボエンジニアリングのこれからについてうかがいます。未来に向けて、いま考えていることはありますか?

森山:フェーズがいくつか分かれていると考えています。まずは人を増やして教育するところ。これが現在メインのフェーズです。

ですが、伸びる人材が出始めているので、そういった人たちが来年ぐらいから案件を引っ張っていけるリーダーになり、さらにその先でディレクターやプロジェクトマネージャーに進めていければなと思っています。

つまり、チームラボエンジニアリングのメンバーでソリューション分野の開発案件を担えるような組織作りと、技術力の向上をしていきたいと思っています。来年も再来年もどんどん人が増えていくので、教育するフェーズ、案件でリードするフェーズ、会社を引っ張るフェーズの3ステップで、うまく循環して回していければなと思っています。

あとは、技術を活かして案件で成果を出してほしいと思っています。仕事ができるエンジニアになってほしいので、技術力があっても案件で生産性がない人にはなってほしくないと思っています。

そういった意味でも、案件でちゃんと成果を出せるようなエンジニアを1人でも多く育成して、チームラボエンジニアリングでそういった案件を埋められるようになっていくといいかなと考えています。

向上心が強く、自分を変えたいと思っている人に来てほしい

――では最後に、「チームラボエンジニアリングに興味がある」という人に対して、メッセージをお願いします。

森山:ここは重要なところですね(笑)。

(一同笑)

森山:今、開発の現場でリーダーをやりたい人はたくさんいると思っています。ですが、様々な事情からリーダーができない現場も多くあると思うんですよね。そこで、キャリアアップしたい人にとっては、案件数が多くリーダーをやるチャンスが多いチームラボエンジニアリングはすごくやりがいのある環境だと思ってます。

あとは使う技術についても、「いまの会社だと固定の技術しか使えない。でも、本当はもっとこういう技術で開発したい」と思ってる方はたくさんいると思います。そういった部分でも、案件ごとに最適なアーキテクチャ構成で開発を進める弊社は、常に技術力を向上していきたい人には、すごく魅力的な環境だと思います。

加えて、チームラボのソリューション分野は、特定の業種、特定の分野だけのシステム開発をしているのではなく、すべての業界・分野のシステム開発をしているので、幅広い業務知識を身に付けられます。いろんな業界のシステムを開発をしてみたい人にもおすすめだと思います。

かなり幅広く開発できるチャンスがありますし、伸びるチャンスもたくさんあると思うので、向上心が強く、自分を変えたいと思ってる人がいたら、ぜひ応募していただけると嬉しいです。

人がいないことには始まらないビジネスなので、1人でも多く、共感できる人を増やしていきたいなと考えています。

――わかりました。本日はありがとうございました。

森山&有川:ありがとうございました。

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