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プレゼンテーション(全4記事)

2017.03.30

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「オシャレが苦手な人」がターゲット 服選びのハードルを下げる検索UI「MATRIX SEARCH」をご紹介

提供:株式会社リクルートテクノロジーズ

2017年3月16日、リクルートテクノロジーズが主催する「UI BATTLE vol.2」が行われました。バトル当日は、3月2日のキックオフで提示された「検索」「一覧比較」「クリップ・お気に入り」の3つから選んだテーマにそって、 各チームが作成したプロトを会場のブースでプレゼンしました。本パートでは、参加20チームによる予選ラウンドを勝ち抜いて、最終審査で第1位に選ばれたチーム「CrowdWorks」のプレゼンテーションを紹介します。

UIバトル最終審査第1位「CrowdWorks」/題材「ZOZOTOWN」

上田:今回僕たちが考えた、ZOZOTOWNさんの新しい検索UI「MATRIX SEARCH」を発表させていただければと思います。よろしくお願いします。

 ちなみに、このなかで実際にZOZOTOWNで買い物をしたことがある方はどのぐらいいらっしゃいますでしょうか?

(会場挙手)

……おそらく、今手を挙げていただいた方には、今回のプレゼンはあまり刺さらないかもしれないです(笑)。というのも、今回のターゲットは「オシャレが苦手な人」です。実は僕、オシャレがめちゃめちゃ苦手でして。

今回のアイデアは、僕がZOZOTOWNで服を買おうとして、実際に探し方がわからなくなって離脱してしまった実体験にもとづいて着想したもので、今回は僕にペルソナを置いております。

今、ここに「オシャレが苦手」と書いているんですけど、「オシャレになりたくない」と言ってるわけじゃないんですね。

オシャレが苦手というのは、本当はオシャレになりたいし、自分で服を探せるようになりたいと思っているんですけど、ファッション用語がわからなかったり、好みを言語化できなかったり、自分に「あまりセンスがないんじゃないか」と自信がなかったりとかするという意味です。

「じゃあ、もともとどうやって服を買ってたんだ?」というと、人に頼って服を買っておりました。

今回は自分で服を探そうと思って、期待に胸を膨らませて、「今回は自分でZOZOTOWNで服を選ぶか」と思ってインストールしたわけなんですけれども……まあダメでしたと。

現状では「ブランド」「アイテムのカテゴリ」「キーワード」という3つの軸がありますが、オシャレに詳しくないとどこから探せばいいのかわからないし、用語もわからないし、知識もないし、僕にはきついなというなかで、今回提案したいのがこの「MATRIX SEARCH」です。

「MATRIX SEARCH」は、ファッションの系統を4象限(スリム、ゆったり、派手、シンプル)で表していて、なんとなくの好みを頼りに直感的な操作で欲しい商品を探すことができます。

実際の使い方は、マトリクスの中心にあるポインターを動かすと、リアルタイムで画像(商品)の表示が切り替わります。

MATRIX SEARCHがあれば、今まで「オシャレしたい」「自分で選びたい」と思っていても、わからなかった人がオシャレになるきっかけが得られるというご提案になっています。以上です。ありがとうございました。

「MATRIX SEARCH」の今後の課題

司会者:ありがとうございます。審査員の方にご質問をおうかがいしたいと思います。岩佐さんお願いいたします。岩佐浩徳氏(以下、岩佐):お疲れさまでした。この4象限の軸としては、「スリム」「ゆったり」「派手」「シンプル」が「もう最強なのだ」みたいな感じなんですかね。

上田:今回、こちらの4象限は、いろいろな軸があるなかで、「一番抽象度の高い部分はどこなんだろう?」と考え、いったんこのような軸にしています。例えば、複数の軸を作って選べるようにしたり、そこの検討の余地は結構あるかなと考えております。

岩佐:ありがとうございます。

村越悟氏(以下、村越):この軸はメンズとレディース共通で使う汎用的な軸というイメージなんですか?

廣瀬:イメージとしてはそういったかたちで考えておりました。

村越:靴もこういう感じなんですか? スリムな靴とか、ゆったりの靴とか(笑)。

(会場笑)

廣瀬:確かに「本当にこの4象限がベストなのか?」とか、「靴が選べるのか?」というのはあって、今回の詰めきれていない課題として認識しています。

ただ一方で、ここで解決したいことは、数あるアイテムの中から1個を探し出すというよりかは、知識のない人がなんとか方向性を見つけることをゴールにしているので、そういう意味ではいったん解決できているのかなと思っています。

村越:アタリをつけたいということですね。

廣瀬:そうです。なので、そこでちょっと詳しくなってきたら、このUIは適さないかもしれないという認識はあります。

村越:わかりました。ありがとうございます。

廣瀬:ありがとうございます。

司会者:ありがとうございました。みなさん、大きな拍手をお願いします。

(会場拍手)

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