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挑戦し続けることが、未来への最強の投資である(全4記事)

「この歳で新しいことなんて…」と思ってしまう人たちに知ってほしいこと 50歳でフェス主催・東大大学院入学・民泊構想を同時に走らせる人の“ある共通点” [1/2]

【3行要約】
・50歳でのフェス主催や東大大学院進学など、吉田尚記氏の多彩な活動は、「年齢の壁」を感じるビジネスパーソンへの問いを投げかけます。
・ 『邪神ちゃんドロップキック』プロデューサーの栁瀬氏の影響で大学院へ進んだ吉田氏は、オタク30年の経験を研究や民泊構想に活かし始めています。
・ 「やり散らかす」姿勢が新たな接点を生むという吉田氏の生存戦略は、フルコミットに縛られがちな読者に別の選択肢を示しています。

オタクの情熱が真夜中のフェスを動かす 50歳で迎えた「ゴボウフェス」

50歳で朝4時までのフェスを主催し、東大大学院では22歳の学生とグループワーク。ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記氏は「この歳で」とは一度も思ったことがないと言い切ります。『邪神ちゃんドロップキック』のプロデューサーに誘われて始まった東大への道、段ボール100箱のオタクコレクションを活かす民泊構想――。「フルコミットだけが正解じゃない」と語る吉田氏の"やり散らかす生存戦略"とは。

藤井創(以下、藤井):先日の「ゴボウフェス※」、お疲れさまでした。

※ゴボウフェス……吉田尚記氏が過去に関わってきたカルチャーを代表する人たちを招き開催された、一夜限りの誕生日フェス。

吉田尚記氏(以下、吉田):ありがとうございます。もうあれから1ヶ月経っちゃうんですね。あっという間だな。

藤井:久しぶりにお会いしたのがそのゴボウフェスの時で、私も今49歳なので、「50歳であんないいイベントをやるのか」と感銘を受けました。あれはすごいなと思いながら、自分も50歳になった時に何かやったほうがいいのかと思ったりして(笑)。

吉田:やったほうがいいかもしれないですよ。

藤井:本当ですか(笑)。すごく楽しかったです。けっこう深夜までやっていましたよね。

吉田:そうですね。朝の4時までやっていました。

藤井:そのパワーもすごいですよね。

吉田:そうですね。でも、まったく疲れたりしなかったんですよ。

藤井:本当ですか。へぇ。そもそも僕と吉田さんが最初に出会ったのが「Hint(ヒント)※」の時でしたね。

※Hint(ヒント)……「カッコいいラジオが欲しい」と吉田尚記氏がつぶやいた一言から始まった新しい形のラジオ開発。クラウドファンディングで資金が集められた。

吉田:その時はありがとうございました。

藤井:あの時に、私はもともとコンピューターの出版社にいたので、そこで「Hint」でクラウドファンディングをやっていたことを取り上げて、少しお話しさせていただいたかなと思います。私の周りにはものづくりの仲間がいっぱいいるので、この前のゴボウフェスでもだいぶいろいろなものづくり関係の人とも会いました。

吉田:けっこうものづくりで仲良くなった方もいっぱい来ていただいていますね。

藤井:そうですね。なかなかおもしろくて。あの場にいろんなジャンルの人がいるというのが。

吉田:ジャンル、バラバラでしたからね。

藤井:「どこでどうつながっているんだろう?」と思ったことが、すごくいっぱいありました。

「自分博物館」を作りたい オタクの民泊構想と100箱のコレクション

藤井:ちょうど今、クラウドファンディング(クラファン)の話が出たので、話せる範囲でいいんですけど、この前のゴボウフェスで話していたクラファンの企画って、現状始まっているんでしたっけ?

吉田:これからです。まだぜんぜん始まっていないです。「やらなきゃな」という話はしているんですよ。ただ、物件の相続問題とかが発生していたり、いろいろあって。

藤井:でも、始まるは始まるんですね?

吉田:始めます。もうブツはそれぞれあるので、これだけブツがあったら、もういまさら引き返せない状態になっています。場もあるし物もあるので。

藤井:それってどういうものか、説明してもらってもよいですか。

吉田:オタクを30年以上やっていると、他の価値がわからない人から見たらガラクタにしか見えないけれども、僕らから見た場合には「これはちょっとなかなか価値が高いんだよ」みたいなものがやたらあるんですよ。

段ボールで言うと、マジで100箱ぐらいはあって。もっとあったかもしれないです。そうした状態になっていたのを倉庫サービスに預けていたんですけど、これはすごいコストもかかっちゃうし、しかも倉庫にあるうちは誰も見ていないわけだから、今は価値を何も発揮できていない。

「見る人が見ればわかってもらえるはずなのに、もったいないよね」と思って。それをどうやったらいいかなと思った時に、「そうだ、民泊がある」と思って。民泊というシステムは、10年弱前からちょっとずつかたちになってきたと思っていて。これを利用して、オタクの部屋に泊まりたい人というのがいるんじゃないかと。

インバウンドとかでも、今そういう(オタク文化が好きな)人たちが多いわけだから、「これは価値があるんじゃない?」と思って、(オタクの部屋の)民泊をやりたいとずっと思っていたんですよ。

「どこでやろうかな」といろいろと迷っていた時に、「大洗に今空き家があります」という方がいらっしゃいまして。

その方と話をして、「じゃあそこでやりましょう」ということになったということで、今そこまではまとまっていて、もともとのオーナーさんと話をしに行くところまではしたんですよ。

それが去年の夏で、まだ止まっているという状態ではあります。

藤井:なるほど。インバウンドじゃないですけど、けっこう推し活やいろんなホテルでもコラボをやったりとか、ホテル自体がそういうプランをもっていたりもすると思うんですけど、そういう個人ベースのコレクションに目をつけるのっておもしろいなと思いました。

「民泊をやりたいな」と思ったのと、自分のいろんな物を見せたいなというのがつながった瞬間って、何かあったんですか?

吉田:何がつながった瞬間だったんだろう? かなり前から言ってはいるんですよ。民泊が始まって1、2年で、コロナよりも前からずっとその話は周囲の人にしていて、でもなかなか物件探しが難しかったんですよね。

いつ思いついたのかはすぐにはわからないけど、すごく昔に藤原和博さんの本で、「泊まれる美術館」を作っているという話を聞いて、「それをやったら楽しいだろうな」と思ったのと、民泊のニュースを見て、「あ、これかも」と思ったんじゃないかなという気が、今言われてみるとします。

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