先週の人気記事ランキングでは、ビジネスパーソンの課題である「時間管理」と「組織マネジメント」に関する記事が多く読まれました。特に注目を集めたのは、仕事の方向性を明確にしてチームを導くリーダーシップや、手帳を活用した時間の見える化と自己管理の方法です。忙しさに追われるだけでなく、自分自身の時間を主体的に設計し、部下の成長をサポートするヒントをお届けします。
5位:タスクがはかどる手帳の使い方 本当の締切の前に「MY締切」を作る
「アドレナリンで仕事を進めるやり方は集中力を高めますが、ある日突然『やる気が出ない』状態に陥るリスクがあります」と手帳セラピーを提唱するさとうめぐみ氏は警鐘を鳴らします。
多くのビジネスパーソンがアドレナリン依存に陥っていると指摘するさとうめぐみ氏は、アドレナリンによる集中力の高さを認めつつも、長期的には「枯渇」のリスクがあると説明します。「アドレナリンで仕事をすると、ある時点で枯渇してアドレナリンが出なくなって『やる気、出ない……』という状態になる」と警告します。
さらに注意すべきは、アドレナリンの使い過ぎが不安感やパニック障害の原因にもなり得ること。「ある日突然、糸が切れたように何もしたくなくなります」という経験をしている人は少なくないようです。
そこで、アドレナリン以外の動力源としてさとうめぐみ氏が提案するのが「ワクワク」というドーパミンを活用した方法です。
・「楽しいかもしれない」と思うとドーパミンが出る
・もう一度味わいたいという欲を利用する
・挑戦する、直感を大切にする
ワクワクは枯渇しないエネルギー源であり、「アドレナリンじゃなくてワクワクで」という考え方が手帳セラピーの基本です。優先順位の手帳術が“アドレナリン手帳術”だとすれば、手帳セラピーは“ワクワクの手帳術”だと言えるでしょう。
実践的なテクニックとして、「自分との約束」を大切にすることも重要です。仕事の「MY締切」(本当の締め切りの前の自分の中での締め切り)を青ペンで書く、休憩時間を設定する、自分を楽しませる予定を作るなど、他人との約束と同じくらい自分との約束も大切にすることを提案しています。
予定の書き方の工夫として、「他人との約束は頭に時間を付けて書き、自分との約束はチェックボックスを付けて書く」という区別方法も紹介されました。締め切りがある用件は細分化して、メモページやプチノートに書き出すことで、時間の見積もりがしやすくなるとのことです。
元記事はこちら4位:手帳の「マンスリーページ」に書くべき7つのこと 後回しをなくし目標達成できる「チェックボックス」の使い方
手帳は単なる予定管理ツールではなく、時間や気持ちを整理する大切なアイテムです。しかし、多くの人は効果的な活用法を知らないままです。手帳セラピー提唱者のさとうめぐみ氏が推奨する手帳のマンスリーページの活用法を7つ紹介します。
「週始めの『手帳タイム』で1週間の流れを予習しましょう」とさとうめぐみ氏は言います。予定が入ったらまずマンスリーページに色分けして記入し、週の初めに手帳タイムを設けてマンスリーからウィークリーに書き写していくことで、予定の予習になります。
マンスリーページとウィークリーページの違いは、マンスリーは1ヶ月の予定が見渡せるので大まかな予定を書き、ウィークリーは1週間や1時間単位の細かな予定を書くという点にあります。
【マンスリーページに書くべき7つのこと】
1. 今月のテーマ(目標)を書く:
「テーマを意識して生活すると、日々の生活に充実感を得られるようになります。文末を『〜できる』という可能形にするといいです」
2. 「今月やること」(Must)と「今月やりたいこと」(Want)を区別する
「今月やることはMustなこと。今月やりたいことの欄には、Wantなこと。『今月やれたらいいなぁ』と思っていることを記入しましょう」
3. 「第○週のやれたらいいな」を設定する
「期限や締め切りはないけれども、今週やれたらいいなという用件。これこそドーパミンですね。頭にチェックボックスを付けて書いておきましょう。そうすると後回しや先延ばしが減ります」
4. 「今週のふりかえり」を行う
「1週間自分がどんなふうに過ごしたかを振り返ってみましょう。手帳に記入してある予定に沿った内容を書くのがポイントです」
5. 仕事の繁忙日(ピーク)と休日をマーカーで囲む
「仕事の繁忙日を青色のマーカーで囲むことで、仕事に全集中できるようにしておく」「休日は、実は2種類あるんです。休息or娯楽」
6. 「今月のふりかえり」を4行でまとめる 「達成度とその理由」「今月は長い?短い?ちょうどいい?」「健康」「今月印象に残った出来事・心の記録」
7. 「理想実現12ヶ月プラン」を設定する
「これを書くと本当に、毎月すべて8項目、ワクワクでやろうと思ったことがやれるようになる」
さとうめぐみ氏は「体調や気持ちに波がある時こそ手帳を開きましょう」と強調します。手帳をつけることによって法則性が見えれば対策ができるようになり、「手帳を開く時間は、自分に出会い直す時間です。そして幸せをお取り寄せする時間です」と締めくくっています。
元記事はこちら