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ログミーBusiness週間人気記事ランキング(全1記事)

“価値観が合わない優秀な人”がもたらすリスク ビジネスで避けるべき人材と組織づくりの注意点【週間人気記事ランキング】 [2/2]

3位:「組織を静かに破壊する『絶対に関わってはいけない人』 『優秀だけど価値観が合わない人』が最も危険な理由」

北の達人の木下勝寿氏は、組織づくりで最も危険な人材が「優秀だが価値観が合わない人」であると指摘しました。一見すると「優秀ではなく価値観が合わない人」が最も問題に思えますが、実はそうではありません。

「優秀だが価値観が合わない人」が危険な理由は以下の点にあります。

・影響力があるため、他のメンバーにも悪影響を及ぼす
・本人は最低限1人分の成果を出せるが、組織全体のシナジーが生まれない
・この人に影響を受けた他のメンバーが「努力しない人」「ネガティブな人」「協調性がない人」になり非戦力化する

木下氏は自身の失敗経験も率直に語りました。価値観の合わない優秀な人材が入社し、自分の価値観を否定してきたものの、当初は気にしていなかったそうです。しかし結果的に、そのメンバーは人望がなく社内を混乱させることになりました。

「価値観が合わない人」には2種類あると言います。

1. 本当に合わない人:周囲からは「ちょっと変わり者」と見られるだけで影響は限定的
2. 合わせる能力がない人:自分の価値観が絶対正しいと思い込み、組織を混乱させる

木下氏はこの経験から「メンバーを迷わせてしまった」と反省し、その後は経営理念や価値観の統一を徹底するようになりました。「この価値観でやります。合わない人は入ってこないでください」というスタンスを明確にすることで、一体感のある組織運営が可能になったといいます。

また、小さな組織で「多様性」を早々に取り入れると、単なるバラバラ集団になってしまうとも警告しています。組織の発展段階に応じて、適切なマネジメントスタイルを選ぶことの重要性を説いています。

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2位:「多くの管理職はPDCAの『C』と『A』が甘い 『この人の下で働きたい』と思われるリーダーの行動」

研修トレーナーの伊庭正康氏は、魅力的なリーダーになるための鍵として、リーダーシップ(人を導く力)とマネジメント(結果を出す力)の違いを明確にすることの重要性を説きました。

伊庭氏は、両者の違いをこう例えています。

・マネジメント:「ちゃんとしなさい」「あれは持ったの?」と言うお父さんのような存在
・リーダーシップ:「人生ではこう考えたほうがいい」と教えてくれるお母さんのような存在

マネジメントの基本として、絶対に避けるべきは「マイクロマネジメント」だと指摘します。これは「あれはやった?」「いつやるの?」「そこ、3歩で行ったほうがいい」など、細かすぎる指示や過干渉を指します。

代わりに重視すべきは「PDCA」サイクルの徹底であり、特に「C(Check:検証)」と「A(Act:改善)」が重要だと説明しています。多くの管理職はこの部分が甘いと言います。

伊庭氏は具体例として、営業の部下が10件の商談で1件しか契約できなかった場合の対応を挙げています。

「そうか。伊庭くん、10件商談をしたんだ。すごいじゃん」「契約が1件だけだったのか」「聞いていい? あと9件を失注した要因は何?」「そうか。ライバル会社に流れてしまったんだ」「なるほど。じゃあどこを潰せば、もっと契約いただけるだろうね?」「トレーニングして、また明日からトライしてみようか?」。

また、2〜3年目の部下に対しては、具体的な指示や確認ばかりではなく、質問で気づかせる「コーチング」のアプローチが有効だと指摘します。「どうしたらいいと思う?」「何があったらいいと思う?」と問いかけ、必要に応じて「この観点で考えたらどうかな?」と新しい視点を提供することで、部下の自律的な成長を促します。

伊庭氏は「できるリーダーは命令しない、教えない」と強調し、部下が自分で考えて歩んでいけるよう導くことの重要性を説きました。

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1位:「『ビジネスで関わらないほうがいい人』の特徴 三流は『二流の人』と関わってはいけない理由

木下勝寿氏は、ビジネスで成功するために「関わらないほうがいい人」の特徴を解説しました。

まず1つ目は「ビジネスバズワードに飛びつく人」です。木下氏によれば、バズワードには「単なるネーミング」と「新市場」の2種類があり、「ウェルビーイング」「リスキリング」「DX」などの言葉に安易に飛びつく人は、ふだんから自分で考えていない人だといいます。

「経営は流行りに合わせてやるのではなく、市場に合わせてやる」と木下氏は指摘します。例えばリモートワークについて、当初は生産性低下を懸念して導入しなかったが、最近では「生産性が上がるタイプの人の条件が見えてきた」ため、選択的に採用しているといいます。

2つ目は「お金を貸してくれと言う人」です。木下氏の経験から、お金を借りなければならない人は「お金を借りなければならなくなるようなお金の使い方をしている」ことが多いと指摘します。特に「自分で勉強して解決する」のではなく、「お金を使って他人に任せる」傾向がある人は要注意だといいます。

木下氏自身は創業以来、一度もお金を借りたことがないと明かし、「全部自分でやる」ことの重要性を説いています。自分でやることで「頼むところの勘所がわかる」ため、拡大段階で人に任せる際も適切な指示ができるようになるといいます。

3つ目は「二流の人」です。木下氏は自身を「三流」と位置づけた上で、「三流が一流を目指す時、最も避けるべきは二流の人」と主張します。二流の人には「一流になる手前のプロセスの人」と「万年二流の人」がいるが、三流の人間にはその区別がつかないため、安全のために二流の人とは会わないようにしているといいます。

「自分が三流と思っている分野では、絶対に一流の人にしか会わない」という原則を守ることで、悪影響を避け成長につなげることができると木下氏は語りました。

一流と二流の区別について、木下氏は「結果で見る」と説明しています。「結果は出ていないけど、結果が出る考え方をしている人」は一流になる可能性があり、単に有名かどうかではなく、数字や利益で実績を判断することが重要だと強調しました。

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