「朝の時間をもっと有効活用したい」「充実した一日のスタートを切りたい」と思いながらも、なかなか理想的な時間の使い方が見つからないという方も多いのではないでしょうか。
実は「朝の過ごし方」を整えるだけで、1日の集中力や仕事のパフォーマンスが大きく変わります。
今回は、ログミーBusinessアンバサダーのみなさまに、実際に実践している朝の習慣について教えていただきました。 日々多忙なビジネスパーソンでも取り入れやすい、効果的な朝のルーティンをご紹介します。
第5弾は、コミュニケーションプランナー / メディアコンサルタントの松浦シゲキ氏です。長年の試行錯誤から生まれた「自分なりの準備」のルーティンについてお聞きしました。
シャワーと食事の工夫で“集中時間”を作る 松浦シゲキ氏が20年続けるルーティン

デジタルメディアの専門家。ハフポスト日本版 創刊編集長、スマートニュース ディレクター、デジタルマーケティングカンパニーMOLTSを経て2023年に独立し、複数のデジタルメディアの支援を行う。
①仕事のパフォーマンスにつながっていると感じる朝の習慣を教えてください。
必ず朝にシャワーを浴びるようにしています。自律神経を整え、体温を上げることで、脳も含めて身体全体を活動モードに切り替えています。また、朝食には必ず納豆を摂るようにしています。プロテインだけで済ませることもありますが、タンパク質を含んだ朝食は意識的に摂るようにしています。
②そのルーティンを行うようになったきっかけや、参考にしている人はいますか?
20代の頃は遅くまで働き、午前中は寝ぼけながら昼頃からようやく働き始めるということがありました。しかし、それだと結局、成果に対するパフォーマンスが出ませんでした。そこで、他人のタイムラインに惑わされることなく、起きた後すぐにパフォーマンスが出せる時間を作ろうと考え、上記のルーティンを始めました。もう20年ほど続けています。
③仕事の中で、どのような瞬間にルーティンの効果を感じますか?
私個人に限った話ですが、良質なアウトプットはすべて朝の集中時間帯から生まれています。朝の準備があるおかげで、日中のルーティンワークも安定したパフォーマンスが出せるようになりました。
④反対に、朝に「やらないようにしている」ことはありますか?
肉体への負荷はかけないようにしています。以前は朝に筋トレもしていましたが、夕方以降のパフォーマンスに悪影響がありました。これは人それぞれだと思いますが、私の場合は脳のエネルギーを使い切った後の夜のトレーニングの方が向いているようです。
⑤ログミーBusiness読者におすすめしたい、手軽にできる朝の習慣はありますか?
合う合わないはありますが、起きてから最もパフォーマンスを発揮できる時間を最大限有効活用するために、朝食や朝シャワーなど、何かしらの「自分なりの準備」を習慣化することをおすすめします。
仕事のパフォーマンスやメンタルの余裕を確実に変えるのは、小さな習慣の積み重ねから。ログミーBusinessでは、そんな朝の習慣をはじめ、時間管理術やコミュニケーションスキルなど、ビジネスパーソンの成長を支える実践的な記事を多数掲載しています。まずは1つ、自分に合った朝の習慣を取り入れることから始めてみませんか。その一歩が、あなたのキャリアと日常を大きく変えるかもしれません。