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杉山知之氏:デジタルハリウッド大学の杉山でございます。今日はこれだけ大勢の方に午後8時からこちらに来ていただけると思いませんでしたが、本当に関心が高いんだなと思いました。
今日もたくさん関係者の方がいらっしゃってるんですけど、コンテンツ産業ではどうしても新しい表現がみんな大好きなので、ドローンが出た時もさっそくみんなGoogle系の会社も映像系の会社も使ってまして、数々の友達も落として失敗したりということは2年ぐらい前から起きていました。
私たちの大学も2年前、大学院の研究グループが八王子で飛ばしたら早速落ちましたし、フランスのパロット社のものは非常に扱いがいいので、室内でいわゆるヘッドマウントをかけてどのような効果が得られるかということは、去年もやっていたんです。
そういう中で私は、これはコンテンツに使えることが増えてくるだろうから、よほど訓練をしないとまずいんじゃないかなと思いました。結構みんな無茶をして落ちますし、あと舞台演出等でもお使いになる方もどんどん増えていますけれども、その辺の観客席があってそのままライブで使うのは、ある意味リスクが高いことにもなります。
本当にコンテンツ屋としてみると、事故が起きてからではドローンが使いにくくなるんじゃないかという危機感がありまして。
ただ危機感はあるんですが、どこにもガイドラインが無いということと、今調べてみると本当に法的なものはこれからで、そういうものなしに操縦の仕方と映像の撮り方を教えても、あまり意味がないと悶々としていたところ、JUIDAさんと知り合うことができました。
ガイドラインをきちっと専門家が作ってらっしゃるので、これならガイドラインに沿って学生たち、または社会人たちのスクールで座学もきちっとやり、訓練もやれると。
幸い学校ですので、八王子のほうに体育館があります。とりあえずそこで基本操作をきちっとやる。ご存知のようにこのドローンは風に弱い。今日も皆さんも知ってらっしゃるかもしれないですけれど。
午後1時ぐらいに防衛庁だと思いますが、業者の方がたぶん試験飛行を防衛庁の方に見せたんだと思いますが、風が吹いたらどっかに飛んでっちゃって行方不明だとニュースになっておりまして。
でも僕がニュースを読んだら、風速19メーターぐらい吹いていたというので、それはちょっと操作を誤ったか、忘れちゃったのかなと思います。だからちゃんと室内でやって。
たぶん現状の感じだと、八王子の校舎には校庭がありますが、校庭で真っ直ぐ飛ばしたとすると、付近の住民の方が「ドローンを見つけた!」「ドローンが飛んでる!」と、通報がいくような世間の波になっちゃってると思うんですね。
数日前もそんな条例があるんだなぁと思ったことが、アメリカのカリフォルニアの山火事で、その状況を撮ろうとドローンが飛んでいたわけです。しかしドローンが飛んでる区域において、有人の飛行部隊が入っちゃいけないという条例があるらしくて、その消化にあたる飛行機がしばらく入れないで山火事が消せないということでドローンが大問題になった。
また、ここ2日ぐらい前からネットでだーっと日本語でも出てますが、アメリカの少年がオートマティックの銃をドローンに付けて、4発撃った映像をYouTubeに流しているということで、本当にイメージが良くないんです。
でもここにいらっしゃる方はおわかりのように、本当にいろんなタイプの産業において、利活用というのは非常に有望なものがありますのできちっと教育をやっていきたいということになりました。
我々としては、そのうち免許というものが制定される可能性も考えて、1つは専門スクール、我々は20年間社会人向けのデジタルコンテンツの学校をやっているので、「ドローン操縦技能士コース」を10月にまず開講してみようかなと。人数は多くないですけれども、そこで専門家の方をお招きして、やっていきたいと思っています。
それから大学では、10年もやると未来に向けて全部変えないといけないという時期で、私たちはちょうどこの4月から新カリキュラムを“特別講義”という枠で教えられるようになりました。そこでドローンの講座をやって、実習で単位が取れるような形で、技能者を育てていきたいと思っています。
本当に卒業生も、コンテンツ制作に使っている人が多い。我々のところにも、ゴルフ場を撮ってほしいとか、あと何十棟かホテルを持っているんだけれど、全部ホテルをぐるっと撮って欲しいとか、たぶん全部Webサイトに使いたいというようなお話が来ています。
いわゆるエンタメ系だけではなく、通常の制作者にも依頼がどんどん来ているという状況の中で、コンテンツ産業として頑張っていきたいと思っています。よろしくお願いします。
(会場拍手)
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