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ドラえもん好きな AI研究者たちによる未来トーク(大澤先生×牛久先生)〜22世紀につながる研究とは?〜(全6記事)

AI研究者が語る「ドラえもんを現実にする3つの道」 「夢」で終わらせないための“実装条件” [1/2]

【3行要約】
・「ドラえもん」への憧れから最先端AIロボット研究へ。NexaScience代表の牛久祥孝氏は幼少期からの夢を原点に研究を続けています。
・牛久氏は「Embodied AI for Science」を「ドラえもん」と読み、相棒ロボット開発や起業を通じて社会実装を推進。
・AIロボット協会の設立にも関わり、日本発の技術で「動くドラえもん」と共に働ける未来の実現を目指しています。

ドラえもん好きのキャリア遍歴

牛久祥孝氏:「『Embodied AI for Science』と書いて『ドラえもん』と読む」(という)お話を今日はしたいと思います。株式会社NexaScienceやオムロンサイニックエックス株式会社、AIロボット協会などにいたりいなかったりする牛久と申します。

私の自己紹介について、まず「お前、誰やねん?」というところから少しさせていただきたいと思います。今日は『ドラえもん』大好きっ子がたくさん集まっているはずなので、「それ以外は知らん。お前は誰だ?」という方も当然いらっしゃると思っています。

私自身はもともと、画像を入れたらテキストでその説明をしてくれるとか、テキストを入れたらそれに関係する画像や動画を出力してくれる、今でいうマルチモーダルの生成AIを研究していました。

そこでテーマとして学位を取って、企業の研究所へ行ってみたり、もともとの出身の研究室に戻ってみたりしました。また企業の研究所に戻ってみたり、ベンチャーを手伝ってみたり、自分の会社を作ってみたり、他の国研(国立研究開発法人)のお手伝いをしたり、自分の会社をまたさらに立ち上げてみたりと、いろいろやっています。

自分でも「メインはどこで働いているんですか?」と言われたら……まぁ、このベンチャーキャピタルの文脈で言われたら「もちろん株式会社NexaScienceでございます」というような立場の人間です。


キラキラ勢というより陰で「ドラえもん」を唱えてきたタイプ

例えば今日登壇される大澤(正彦)先生やGROOVE Xの林(要)さんといった「もともとドラえもんを実現するために、今この立場でやっています」というキラキラした有名人の方々が、本当にたくさんいらっしゃいます。

(けれども、)私はどちらかというと、陰でこっそり「ドラえもん……ドラえもん……」と言っていたようなキャラクターなんです。例えば2018年に『日経新聞』で取り上げていただいた時も、(記事を)よく読むとここらへんに「ドラえもん」って書いてあったりします。



あとは、(ムーンショット型研究開発事業で研究中の)自分たちのプロジェクト(TAURO Project)をこの後ご紹介しますけど、そのプロジェクトでのオウンドメディアを持っているんです。そこの中でも「ドラえもんの脳を作りたいと、もともと思っていたんですよ」と言ったりしています。

あとは「esse-sence」というWebメディアの中でも似たような話をさせていただいたりしております。ということで、もともとそういうふうに「ドラえもんの脳みそ(を作りたい)。人間とコミュニケーションができるようなお友だちを作りたいな」と思っていた人間でございます。

自宅はドラえもんだらけ どこでもドアと全巻コレクション

ということで、僕のラボみたいなものがあって、そこにドラえもんがたくさん置いてあるといいんですけど、そういうワガママができるエリアは残念ながらありません。なので、「じゃあ、どこ(に置いているの)?」と言ったら、自分の家になるわけですね。ということで例えば(スライドを示して)ここらへんをよく見ると、「どこでもドア」がちょっと見えるのがわかりますかね?



これは何かというと、カリモクという家具屋さんが作った「どこでもドア」です。本の上部が金でコーティングされていて100年ぐらいもつ特殊な冊子があると思うんですけど、あれで印刷されている『ドラえもん』が全巻この中には入っています。あとはそこらへんに、『ドラえもん』の複製原画をフレームに入れたやつがいろいろ貼ってあります。

これは別の部屋ですけど、カラーリングが違うバージョンの「どこでもドア」です。この中には大長編シリーズが入っていたはずですね。あとは、別にまったく公式じゃないんですけど、ワインセラーもなぜかドラえもんカラーで、青と白と(ドラえもんの)鈴の色と首輪の色みたいな感じにしてみています。これは猫のステップなんですけど、猫が通り道にしているところの下を見ると、いろいろとドラえもんがいたりします。

そんな感じで、奥さんがあまり嫌な顔をしないのをいいことに、調子に乗っていろんなところにドラえもんを置いて暮らしています、というような人間でございます。(スライドを示して)もともとこういうふうな感じ(のドラえもん遍歴)です。

ドラえもん遍歴が進路と研究につながっていった

まず初めて映画館で見た映画は『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』です。あとは初めて買った漫画が『ドラえもん』の第40巻です。なんで40巻なんですかね? いまだにわからないんですけど、なぜか40巻だけ実家にあります(笑)。

あとは当時、みくに出版というところから「〇〇がわかる」という『ドラえもんの学習シリーズ』というのがあって、それをよく買って読んでいました。ちょっと(内容は)変わりましたけど今も絶賛発売中です。

という感じで、そこから中学受験をして、高校まで中高一貫で行って、大学に入って、という感じになります。中高でもプログラミングをやったりロボットをやったりというところは、ここらへんの影響があります。

あとは、東京大学に入った時も機械情報(工学科)というロボットをやっている学科に入りました。もちろんハードウェアとしてロボットを作るのも興味がないわけではありませんでした。けれども、どちらかというと「こういうキャラクターとインタラクションできたらうれしいね。じゃあ、まずは世界認識できるところからやろうよ」ということで、マルチモーダルなAIの研究を始めたという経緯でございます。

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