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『AI独学 超大全』出版記念セミナー(全4記事)

“部下のマネジメント力”がAIエージェント時代のスキルに 『AI独学超大全』著者が語るAIとの対話術 [1/2]

【3行要約】
・スタートアップスタジオ「Musashino Valley」にて、佐藤勝彦氏の著書『AI独学超大全』SBクリエイティブ)の出版記念イベントが開催されました。
・佐藤氏はAIエージェントの時代に備えて、AIをマネジメントするスキルの重要性を提唱します。
・自身で構築したデータベースと「Cursor」を活用して書籍を執筆したテクニックをデモンストレーション形式で紹介します。

AIは学習の常識をどう覆すのか?

佐藤勝彦氏:ということで、みなさん、よろしくお願いいたします。TANREN代表の佐藤でございます。

(会場拍手)

『AI独学超大全』ということで、私と10年来の方々はですね、「もう、いつまで待たせるんだよ。本を書いて」ってけっこう言われていたんですけども、「私などが」っていうところと。

あと、見てのとおりAI本って、今日書いて、半年後に(書店に)並んだら、もう古いわけですよ。絶対にやらないと思っていたんですね。

でも、考え直しました。普遍的なメソッドは6ヶ月経とうが1年経とうが2年経とうが変わらないものがけっこうあるんですね。それを書けば未来永劫、売れていくっていうところと。

あともう1つ、本を読んでいただいた方はもうご存じかと思うんですけども、伊藤羊一さんの『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』で、佐藤にとって非常にハッとさせられた瞬間がありました。

「人とのコミュニケーションのわかりやすいロジックが、AIにも通用するんじゃないか?」という仮説ですね。(それが)ものの見事にドストライクにはまったと。「やはり、こういうことなんだ」と感じたところがございます

AIとの対話のコツは「ひっくり返せ」

みなさまもお手元で見ていただけるとわかるんですけども、ここ(書籍の)の開きのところ、『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』の羊一さんで言う、有名な「ピラミッドストラクチャー」っていうものがあるんです。結論・根拠・事実の三角形に記せば人とのコミュニケーションがわかりやすいよということが書いてあります。

で、帯の後ろに書いてあるもの。一言で言うと「ひっくり返せ」っていうのがAIとの対話のコツであるということを、今日はご説明をさせていただこうと思います。

私に与えられた時間が、2時間ぐらいあるのかなと思ったら20分ということなので(笑)。「1分で話せ」まではいかないですけど、20分で話せということで、この本には何が書いてあるのか。どういうことがポイントなのかというところのお勉強の20分と思って聴いていただければなと思います。

本をひっくり返していただいた(帯の)ところの「最初に具体化なんですよ」っていう話なんですね。具体化とはどういうことか。Geminiでも、OpenAIのChatGPTでもまったく同じです。LLMの性質上と考えていただければ、こういうふうに使えます。

AIは音声入力がおすすめ

まず、初学者の方は音声入力をやらない方が非常に多いんですけども、もう騙されたと思ってやってみてください。どれぐらい音声入力するかというと、これぐらいです。

(入力画面の)ここにね、マイク使用っていう(選択肢があります)。これ、OpenAIにもGeminiにも搭載されています。初級と中級と上級で扱うツールも変わってくるんですね。佐藤は常々、中級を標榜しています。中級から上級にかけてめっちゃ人気があるのは、「Aqua Voice」というアプリが人気です。

今日、議事録を書きますので、それを見ていただければリンクさせるようにしておくので、「このことか」ってわかるようにしておきます。

「Aqua Voice」を起動します。初学者の方はこの右下を使ってくださいね。「なんで『Aqua Voice』なの?」っていうのは、AIが後ろに入っているんですよ。

だから使えば使うほど(精度が)磨かれて、使えば使うほど佐藤勝彦を覚えてくれて、毎度毎度言う“一言三言”は完璧に置換・修正してくれるんですね。ダラダラグダグダ話してもけっこういけちゃうよという話です。

はい、お疲れさま。ということで実際にね、ダラダラグダグダ話す内容に関しては、これから本日の登壇資料を作っていきたいなと思います。本当は(資料が)あるんですよ。あるんですけど、裏で仕込んでいる内容でございますので、もし失敗したら鼻で笑っていただいて。(完成品が)裏から出てくる3分クッキングをやると思っていただきたいんですけども。

重要なところ。こういうことを話せば大丈夫だなというところだけをパンパンパンとお話ししていきます。(画面を示して)実際にこれが音声入力の画面です。ちょっと画面がにじんでいるのでわかりにくいかもしれませんけども、こんな感じに反映していくのを確認しつつになります。

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