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ひろゆき虎の穴〜3つのプロダクトに一言いいですか〜(全5記事)

「親切なエンジニアを見つける」機能が鍵? ひろゆき氏が語る「DevConnection」成功の鍵と盲点 [1/2]

元2ちゃんねる管理人のひろゆき氏が、学生エンジニアの開発プロダクトにフィードバックを行うセッション「ひろゆき虎の穴」。今回は、技育プロジェクトから選ばれた事業化を目指す3チームが挑みます。第1チームの「DevConnection」は、エンジニア同士の交流を効率化するアプリ。ひろゆき氏からは厳しい指摘とともに、ユニークな戦略についてアドバイスがありました。学生たちはこの貴重なフィードバックをどう活かすのでしょうか。

ひろゆき氏によるガチフィードバック

楓博光氏(以下、楓):はい、それでは時間となりましたので、始めてまいります。このセッションは「ひろゆき虎の穴〜3つのプロダクトに一言いいですか〜」というところで、元2ちゃんねる管理人のひろゆきさんをゲストにお招きして、進めてまいりたいと思います。

まず初めに、このセッションは何かというところを少し説明してまいります。このセッションは、学生エンジニアの3プロダクト。今回3チーム参戦してきていますが、ひろゆきさんにガチのフィードバックをしてもらうという、そんな企画になっています。

この3プロダクトというのは、この技育プロジェクトを中心に、いろいろなところで作ってきたり、発表していただいたチームの中でも、特に本気で今事業化を目指している3チームをお呼びしました。

その3チームに、まず3分のプレゼンをしていただきます。そのプレゼンを踏まえて、ひろゆきさんからフィードバックを7、8分ぐらいでしてもらう。これを3つ繰り返すかたちで進めていきます。

もうみなさんご存じかと思いますが、ひろゆきさんは、現役のエンジニアでもあります。そしてエンジニアであると同時に、これまで数々のWebサービス、2ちゃん(2ちゃんねる)をはじめ、本当にみなさんが知っているような多くのサービスを世に送り出してきました。

そういった事業家でもあるというところを踏まえて、技術の観点、そしてサービスの観点を踏まえて、ひろゆきさんからフィードバックをもらう。そんなひろゆきさんの神髄を、みなさんにもちょっとここで見ていただく。そんなセッションにしたいなと思っています。

技育プロジェクトから選ばれた学生チーム登場

楓:それではということで、まず学生チームのみなさんに登場してもらいましょう。じゃあ、みなさん、マイクとカメラをオンにしてください。はい、みなさんお疲れさまです。

ごみちゃん氏(以下、ごみちゃん):お疲れさまです。

七輝(ないしん)氏(以下、七輝):よろしくお願いします。

楓:ふだんのいろいろなコンテンツを見ているとね、どんなフィードバック、どんな論破がされるんだろうなってドキドキかもしれないですけれども、それもみなさんにぜひ楽しんでいただいて、そして本当の事業化に向けて、いい気づき、いいものをもらって帰ってほしいなと思っています。

さぁ、それではさっそくまいりましょうかね。ということで、みなさんの緊張の表情を見ながら、ここでひろゆきさんにも登場いただきましょう。それではひろゆきさん、マイクとカメラをオンにしてください。よろしくお願いします。みなさん拍手。

ひろゆき氏(以下、ひろゆき):よろしくお願いします。

楓:よろしくお願いします。ということで、なんかふだんの「YouTube」とかとは違う背景な感じがしますが、今日はひろゆきさんは……。

ひろゆき:旅行中で、ホテルのロビーでやっています。

楓:今、フランスですか?

ひろゆき:はい、そうです。

楓:ということで、今そんな中で時差もありながらではありますが、しかも旅行中にこの会に出ていただいているというところで、進めていければなと思っています。

第1チーム「DevConnection」登場

楓:さぁ、それではさっそくまいりましょう。まず1チーム目ですね。「DevConnection」からまいりたいと思います。ではDevConnectionのみなさん、まず画面投映の準備をしていきましょう。ちなみにDevConnectionのごみちゃんは、先ほどからもう緊張で吐きそうだと言っていましたね(笑)。

どうでしょうか? じゃあ、一言スタート前に、意気込みやひろゆきさんへのメッセージなどあれば、お願いします。

ごみちゃん:はい、そうですね。私たちはけっこう事業化とかに向けて開発を進めてきたので、もしよろしければ、フィードバックとかそういった点を考慮していただければと思います。よろしくお願いします。

楓:フィードバックは、厳しめで大丈夫ですか?

ごみちゃん:大丈夫です。よろしくお願いします。

楓:(笑)。

ひろゆき:よろしくお願いいたします。

楓:では、まず3分間、ひろゆきさんにプレゼンを聞いていただければと思います。それでは1チーム目、DevConnectionの発表になります。3分間よろしくお願いします。みなさん拍手でお迎えください。

ごみちゃん:はい、お願いいたします。私たちはSAMPO部と申します。私たちは「DevConnection」というアプリを作りました。

突然ですが、こんな経験ありませんか? とある日の学生エンジニア交流会にて、なにやらエンジニア同士で楽しそうにしゃべっていますね。すると……。

「もし良かったら『X』交換しませんか? ID、検索しますよ」「あっ、ありがとうございます。これ、僕のIDです」。いや、ID長すぎやろがい。検索するのが大変すぎてこんな顔にもなってしまいますよね。

そんな時に使ってほしいアプリとして、私たちは「DevConnection」を作りました。DevConnection略してDevConeとは、交流を効率化するためのアプリです。

実際にどう効率化したか紹介したいと思います。まず1つ目にワンタップ検索機能です。ワンタップ検索機能は、あらかじめアプリ内で「GitHub」や「Zenn」などのURLを相手ユーザーが登録しているとワンタップで検索できて、すぐに相手の情報を見ることができるような機能になっています。これはもう便利すぎて、こんな顔にもなってしまいますよね。

次に、すれ違い通信の機能も紹介したいと思います。勉強会とかで話しかけたかったけど話しかけられなかった。そんな時もあると思います。そういう時は、すれ違い機能を使いましょう。すれ違い機能では、半径5メートル以内に入ったユーザーの情報を取得しておいてくれます。なので、後から見返せるので、便利すぎてこんな顔にもなってしまいますよね。

次に、フォロー機能もあります。「あの時に知り合ったあの人、今、何しているんだろう? あっ、そうだ、フォローしてたわ」。画面内のフォローというところを見ると、以前フォローしたことのある人の最新の「GitHub」の情報や「Qiita」の最新の記事などをタイムライン・ライクに見ることができます。これも便利すぎて、こんな顔になっちゃいますよね。

次に、QRコード交換機能です。遠く離れた人にも、自分の情報を送りたい時に使えるんですけれども、画面内の右上にある「QRコード読み取り」を押すと、カメラが起動して、「QRコード表示」を押すと自分のQRコードが出てきます。これを保存して相手に送ることによって、情報交換できるわけです。実際に送ってきてくれたQRコードを読み取ると、こんな感じで相手の情報を見ることができました。

ただ、アプリを入れていないとユーザー情報を見られないのはちょっと不便だなと思って、それを解消しようと思って、アプリを入れていなくても使えるようにしました。それが「App Clipでの交換機能」になります。

iPhone内にDevConeが入っていなかったとしても、ノーマルのカメラでQRコードを読み取ることによって、App Clipが立ち上がり、ユーザー情報を取得する機能が実際に発火して画面に出てきます。App Clipはアプリ内の一部の機能を抜粋して簡易的なアプリとして立ち上げてくれる技術です。

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