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エンジニア占い – あなたはどのタイプ?(全2記事)

開発現場での強みがわかる「エンジニア占い」 特性に合ったキャリアを導き出す4つの質問

ITエンジニアを目指す学生のためのテックカンファレンス「技育祭 2025【春】」より、アクセンチュア株式会社 マスター・テクノロジー・アーキテクト 水上廣敏氏の「エンジニア占い」をお届けします。エンジニアとしてのキャリアのヒントにつながる、4つの質問を紹介します。

占い形式で学ぶキャリアのヒント

水上廣敏氏(以下、水上):それではあらためまして、アクセンチュアの水上と申します。本日は短い時間ですけども、題して「エンジニア占い」ということで、私からみなさんにぜひお伝えしたいことをまとめてきました。

みなさんは将来、エンジニアとして活躍することを検討されている方が多いと思います。でも、「この先、私たちはどういうキャリアを作っていくんだろう?」みたいなことって、なかなかイメージしきれないと思うんです。これからのことですから当然ですよね。

イメージできるところもあるかもしれないですけど、イメージできないところを、せっかくなのでわかりやすく……わかりやすくかどうかはちょっとわからないけど。私なりに、みなさんの将来に何が待っているか、興味を持ってもらえるようにまとめてきましたので、ぜひご紹介させていただきたいなと。

せっかくなので、「この先あなたはこうなるかもよ」みたいな占いの形式でご紹介していきます。参加型のコンテンツになっておりますので、ぜひ、みなさんで楽しんでいただけたらと思います。

アクセンチュアはエンジニア“の"会社

まず自己紹介からさせていただきます。私、アクセンチュアという会社でエンジニアを長年やっております、水上と申します。

会社ではマスター・テクノロジー・アーキテクトという役割をやらせていただいております。アーキテクトはエンジニアと似ているところもあればちょっと違うところもあるんですけども、そういった領域で活動しています。

そもそも「アクセンチュアっていう会社、聞いたことがある」という人がいるとうれしいんですけど、きっと「エンジニアの会社というよりはコンサルタントの会社でしょ」という人が多いんじゃないかなと思います。

今日、参加しているみなさんにはぜひ、このセミナーの中身のことはどうでもいい、とは言わないですけど(笑)、「アクセンチュアという会社はエンジニア“も”いるんだよ」じゃなくて、「エンジニアの会社なんだよ」と覚えて帰ってもらえたら非常にうれしいです。

なぜかを簡単に言うと、人数もコンサルタントよりエンジニアのほうが多いぐらいですから。もちろんコンサルティングもしますがエンジニアリングもがっつりしてきている会社ですので、「あぁ、そういう会社なんだな」と覚えてもらえたらうれしいです。

プログラミングと出会った小学生時代

ちょっと長いのではしょりますが、私がどんな人生を歩んできたかというと、私が小学生の頃、当時はまだ珍しかったのですが、最近だとレトロPCの部類と呼ばれるようなシャープのコンピューターを父親が使っていたんです。

「もう古くなったから、壊してもいいからあげるよ」と言われて。スライドに写真が貼ってありますけども、もう本当に古い。記憶領域はカセットテープですから、びっくりするでしょう(笑)。そういう代物だったんですね。

ただ、僕は見た目から入るタイプなのでもうやられてしまって。「カッコいいな。これを扱えるようになったらさぞかしモテるんだろうな」と思ってやり始めたのがきっかけですね。

これ、どういうやつかというと、今のMacとかWindowsとかとぜんぜん違っていて。ピコッと電源を入れると、コマンド画面に似たような、要はカーソルがチカチカしているような画面が立ち上がるんですが、やれることはコマンドを打つことでもなく、プログラミングしかできないんですね。

BASICっていう言語だったんですが、強制的にプログラミングを始めたかたちになりますね。

さすがにわからないことだらけなので、一緒にもらったプログラミングの本を見よう見まねしながらソースコードを打ち込んでみたり、いろいろやりながらコンピューターに触れていました。

おもしろいなと思ってコンピューターにはまり出したんですけども、今までずっとやっていたわけではなくて。スライドにも描いてありますけども、高校生の頃はギターにはまってしまい、学校に行かずに毎日ギターを弾いているような日々を過ごしていました(笑)。

「誰もやっていないことをするのが大好き」

ただ、「そんな人生でいいのかな?」なんて思いつつ、コンピューターのことも好きだったので、一応は理系の大学を目指して、そこでプログラミングを本格的に覚えました。あと、ネットワークを覚えたり、サーバーの構築みたいなこともやらせてもらって、やはりこの世界はおもしろいなということで、そのまま業界に入っていきました。

とは言っても、最初からアクセンチュアに入ったわけではないんですね。ぜんぜん違う会社に入ったんですが、ここに書いてあるとおり、2008年にその会社が丸ごとアクセンチュアにM&Aされます。平たく言うと買収されたということですね。

なのでそのままアクセンチュアに入り、その後も十数年やっているので、社会人の半分以上はアクセンチュアで働いています。前の会社の時代から、長年エンジニアとしていろいろやらせてもらっていると。

プロジェクトの話もチラチラ書いてありますが、昔から誰もやっていないようなことをするのが大好きだったので、誰よりも先に手を挙げてチャレンジし、失敗し……みたいなことを、いまだに繰り返す人生を歩んでいると思ってもらえればと思います。

というわけで、自己紹介はこのくらいにして、今日の本題に入っていこうと思います。

エンジニアとはどんな仕事か?

みなさんエンジニアを目指されている人が多いと思うんですけども、「じゃあ、エンジニアという職種に対してそもそもどんなイメージを持っていますか?」という話ですね。だいたいこんなイメージの人が多いんだろうなと思ってまとめてきました。

まずは当然ながら「プログラミングをしますよね」とか、「『とにかく書く』みたいなお仕事なのかな?」とか。

もちろん、ただプログラミングをするわけではなくて設計します。これは楽しいんですけど、「どんなアルゴリズムにするのがいいのかな? こういうデザインパターンを採用するのがいいんじゃないか?」とか、いろいろ考えたりする。

みなさんご存じだと思いますけど、エンジニアとはいえ、ただプログラミングをしたり設計するだけじゃなくて、やはりお客さんとのミーティングなり、調整なりを担当することもあるのかなとか。

あるいは作っていくと、「テストをしてもなかなか速度が出ない」みたいなことをキリキリとチューニングする時間があったりだとか。あるいは、1人で開発している分にはいいでしょうけど、実際はチームでするわけですから、いわゆるDevOpsみたいな仕組みも必要になってきますし、「チーム全体としてどういうかたちで開発を進めるのがいいか」みたいなことも考えるでしょうし。

嫌ですけど、いざリリースした後の障害って起きちゃう時はもう起きちゃうので、そういった時、いかに問題解決に知恵を絞るかみたいなこともある。僕がいまだにこの業界にいる理由の1つが、やはり「技術が好き」なのですが、技術をとことん追求する世界をイメージしている人も多いかと思います。

キャリアのヒントにつながる4つの質問

ほかにも要素はいっぱいあると思います。一言で「エンジニアのキャリア」と言ってもたくさんあるので、冒頭でも申し上げましたが、ちょっとタイプを絞って、だいたいこう分けられるんじゃないのかというのを私なりに考えてみました。

みなさんはどのタイプにはまりそうなのかを占い形式で、将来が少しでも見えたらおもしろいなと思って、この後4つの質問を出します。

みなさんはできればメモを取って、「1個目の質問はこうかな、2個目はこうだな」みたいに、4つの質問の答えを残しておいて、後で見直しをしてもらえればと思います。

ただ、これは完全に僕個人が考えた内容ですので、「えっ、自分のイメージとぜんぜん違うんだけど」という内容になったとしても怒らないで、「へぇ、そういう考え方もあるんですなぁ」みたいに思ってもらえればうれしいです。

多少なりとも、みなさんのヒントになるんじゃないかなと思っていますので、ちょっと期待して聞いていただければなと思います。

スマホアプリの気になる点は?

じゃあ、さっそくいきますね。第1問。当然ながらみなさん、ふだんスマホのアプリを使っていると思います。今、何らかのスマホアプリをダウンロードしたとしましょう。

そうした時に、どういうことが気になるのか。5つの答えがあるので、「自分が選ぶとしたらこれが一番近いかな?」みたいなものを選んでください。

たまたまこの「S」「A」「B」「C」「D」って書いてありますが、「S」が一番良くて「D」が一番悪いみたいな順番ではまったくないので、ただの記号だと思って聞いてください。

まず、「いろんな機能があるね」とか、機能面が気になるタイプが「S」。次に「A」。これは「中身のアーキテクチャはどうなっているんだ? 『React』で作ってある? 『Flutter』なの?」とか、「サーバーと通信しているだろうから、どんな内容か見ちゃおうかな?」みたいに思っちゃう人が「A」ですね。

「B」。「このアプリってどういうサービスで、誰がどう儲けようとしているんだろう?」「似たようなアプリってほかにもあるけど、このアプリは全体の中でどのぐらいの位置を占めているんだろう?」みたいなことが気になる人が「C」。

最後は、もう見た目。「アイコンやデザインがいいな。使い勝手ってどうなんだろうな?」みたいなことを気にする人が「D」。

時間も限られているので、時間をかけずに直観的に「これかもね」と選んでいただければ。「いやぁ、これも、これもあるかもな」という場合は、2つ、3つと複数選んでいただいてもかまいません。

カレーを作るなら何を重視する?

2問目。話は変わりますが、生まれて初めて誰かにカレーを作ることになりました。カレーを作ったことがある人は、まだ作ったことがないことにしてくださいね。誰かにカレーを振る舞う時にどういうことをしますか?

せっかくだったら一緒に作って、「ワイワイとカレーパーティーにしちゃおう」みたいなのがいい人は「S」。「本格的な食材と、道具にもこだわる」人は「A」。

次、インド風がいいのかタイ風がいいのか、相手がどういうカレーを好きなのかリサーチして、相手が求めるものを作りたい人が「B」。

次は、せっかく作るんだったらどうせ2回目、3回目もあるでしょうと。いわゆる「クックパッド」みたいな、クッキングサイトでレシピをしっかり覚えて、今のうちに手順を明確化し、次回以降にも備えながら作ろうとする人が「C」。

最後。やはり盛り付けとかお皿とか、見た目も大事でしょうということで、どうしたら「映える」カレーにできるかを大事にしたい人が「D」。

用途不明の物体があったら?

どんどんいきますよ。3問目。ちょっと古めの喫茶店に行ったことってありますか? 地方のほうの喫茶店って言っていいのかな。最近は少なくなったから、行ったことがない人はイメージでいいです。

テーブルに、用途がわからない謎の物体が置いてあることがあると思うんですよ。わかる人は「あぁ、あれか」みたいなふうに思ってもらえればいいし、わからない人は正体不明なので、想像してください。「こんな変なものがあるんだって」って思ってもらえればいいです。

それを見たらどうしますか? まず、「これ、何だろうね?」「こうなんじゃない、ああなんじゃない?」って、一緒にいる人との話題にする人が「S」。

「A」の人はまずひっくり返して裏を見る。

「B」の人は、何に使うものなのか、想像を巡らせる。「これ、何なんだろな?」「ここにこれがついているということは、こういう使い方なのかな?」みたいなことを考える。

「C」の人は、周りにもテーブルがあるでしょうから、同じようなものが置いてあるのか、ないのか。「同じもの? 色やデザインも同じ?」みたいことを気にする人。

最後、とにかくこれは「インスタ」に上げるでしょ、みたいな人が「D」。

ずばり、自分のタイプは?

次、いきますね。次が最後の問題です。もうずばり「自分のタイプ、特性といったらこれ」っていうのを選んでください。

「S」の人はみんなとワイワイする、祭りっぽい感じが好きな人。「A」の人は「人にはわからないだろうけど」みたいなこだわりを持っている人。「B」の人は、エンジニアとかIT系だけじゃなくて、ビジネス系など幅広いコンテンツに興味がある、という人。

「C」は、気づくと理詰めで話してしまいがちな人。最後の「D」は、私服も、仕事の時に着る服も、自分らしいファッションを楽しみたい人。

というわけで、今まで「S」「A」「B」「C」「D」のどれかを選んできたと思いますが、どれを一番多く選んでいますか?うち、みなさんが一番多く選んだものがみなさんのタイプです。「S」が一番多い人は「S」。「A」が一番多い人は「A」。

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