2024.10.21
お互い疑心暗鬼になりがちな、経営企画と事業部の壁 組織に「分断」が生まれる要因と打開策
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西山裕之氏(以下、西山):みなさんこんばんは。司会を務めます、GMOインターネットグループ、西山です。本日はよろしくお願いします。
(会場拍手)
今日は、「渋谷FUTURE 2023」ということで、今回初めての試みです。この中で、渋谷から未来をどんどん語っていこうというのを、これから毎年やっていこうと思うので、ぜひご期待いただければと思います。
今日は、第1回目のテーマとして、2つのテーマでセッションをやっていきたいと考えています。
1つは、空飛ぶクルマです。もう1つが、Web3、ブロックチェーンという、新しい技術、新しい価値です。
このあたりのテーマについて、今日ご登壇されている第一人者の方々に、しっかり語っていただきながら、そこにひろゆきさんにガンガン突っ込みを入れていただくゴング形式でまいりたいと思います。
途中、非常に白熱することが想定されています。あまりにも議論が白熱してこれは収拾つかないなという時には、このように、(※ゴングを数回鳴らす)私がゴングを鳴らすので、その時はいったんストップしていただいて、仕切り直しになります。よろしいでしょうか、ご登壇者のみなさん。よろしくお願いします。
それでは、これからスタートしますが、その前に、少しアルコールを入れて、温めてからいこうということで、みなさんお手元にアルコールが配られていると思いますが、こちらでスタートしたいと思います。
私どもGMOインターネットグループは、乾杯に独自の儀式がございます。
乾杯というのは、「カンパイ(※完敗)」と負けた感じがするのは良くないなということで、私たちは、これを「カンショウ(※完勝)」に変えています。完勝、完全に勝つんだというかたちに変えて、「カンショウ」という雄叫びを上げるかたちになっています。
スタイルとしては、相手の目を見ながら、指は1番になるぞ、勝つぞと心に決めて(人差し指を立てる)、大きな声で、「カンショウ!」と叫ぶというしきたりですので、みなさんちょっとお付き合いをいただければと思います。
はい、それではまいります。みなさん、ご準備よろしいでしょうか?
それではまいります。カンショウ!
ありがとうございました。それでは、どんどん進めてまいりたいと思います。
まず登壇者のみなさまから一言、自己紹介と近況のお話をいただければと思います。福澤さんからお願いできますでしょうか?
福澤知浩氏(以下、福澤):SkyDriveの代表をやっている福澤と申します。僕らは空飛ぶクルマと呼ばれる、空を飛ぶ車を作っています。僕らは2人乗りで、お客さんも一緒に飛んでいける事業用の機体を2025年の販売開始を目指して、今山奥で200人ほどで作っています。よろしくお願いします。
西山:続きまして、守安さん、お願いします。
守安功氏(以下、守安):最初にちょっと業務連絡です。僕は、アルコールも飲んでいますが、同じ量の水もきちんと飲んでいますので、ご心配なさらぬようにということで(笑)。
今僕は、Thirdverseという会社でブロックチェーンゲームを作っています。今Web3が盛り上がっていますが、僕自体は本当にまだ1年も経っていない、この業界自体は初心者です。
今、業界全体がカオスで非常に楽しいです。2000年頃にひろゆきさんが「2ちゃんねる」を始めた頃の、インターネット業界が始まった頃のようなカオス感が今Web3にはあります。インターネット業界に入って、そういうのが楽しいなと思いながら事業をやっています。よろしくお願いします。
西山:ありがとうございます。続きまして、渡辺創太さん、お願いします。
渡辺創太氏(以下、渡辺):こんにちは、渡辺創太です。Astar Networkと言われる日本初のパブリックブロックチェーンを作っています。パブリックブロックチェーンがWeb3の一番基幹的なインフラだと思いますが、今それを日本初で作っていて、国際的にもかなり認知されてきたかなというフェーズになっています。
あと、日本ブロックチェーン協会の理事をやらせていただくなど、いろいろやらせていただいています。
最近、いろいろな人にお会いさせていただいて、自分は緊張しないんですが、ひろゆきさんがいると、さすがに緊張しますね(笑)。お手柔らかにお願いします。
西山:ありがとうございました。
では、ひろゆきさんお願いします。
ひろゆき氏(以下、ひろゆき):守安さんと会うのは、赤羽のデニーズでお会いした時から20年ぶりぐらいで、内藤さんも20年ぶりぐらいです。千葉さんもたぶん15年か20年ぐらいで、オンラインでは一応接点がある人もいるのですが、人と会うのは本当に久しぶりです。
そういう意味で、みなさんはリアルじゃなくてリモートで見慣れていると思うんですけど、たまにはリアルのも出るということで、今後ともよろしくお願いします、ひろゆきです。
西山:ありがとうございます。
では、次、内藤さん、お願いします。
内藤裕紀氏(以下、内藤):ありがとうございます。ドリコムの内藤です。ゲームを中心に、デジタルエンターテイメントのサービス全般を手掛けています。
その中で、今日はWeb3ということで、個人的には2014年ぐらいから仮想通貨を買い始めていたので、もう9年とか10年になってくる中でいろいろなことがあったなというのを踏まえて、今日はいろいろな話ができたらなと思っています。
あと、前半は空飛ぶクルマということで、僕は免許を持っていないので、免許がなくても乗れるような空飛ぶクルマの話が聞けたらいいなと思っています。よろしくお願いします。
西山:ありがとうございます。
続きまして、モニターから、藤本さん、お願いします。
藤本真衣氏(以下、藤本):今日はお招きいただきまして、本当にありがとうございます。行けなくて、本当に残念なんですが、すごく熱気が伝わってきて、会場は楽しそうだなと思って見ています。
私は、2011年に初めてビットコインを手にして、そこからはビットコインの普及を最初に手掛けていました。GMOさんとはマイニング事業の参入の時からいろいろと、マイニング周りのお手伝いをさせていただいているご縁で関わらせていただいています。
今は、「Japan Blockchain Week」や「Non Fungible Tokyo」といった大きめのカンファレンスを主催したり、最近スイスに移住して、イーサリアムのレイヤー2、「Intmax」というプロジェクトを手掛けています。どうぞよろしくお願いします。
西山:ありがとうございます。
では最後に、千葉さん、お願いします。
千葉功太郎氏(以下、千葉):みなさんこんばんは、千葉功太郎です。投資家をしています。
スタートアップの投資家をずっとやっていて、千葉道場ファンドと、DRONE FUNDという2つのベンチャーキャピタルの代表をしています。今140社、渋谷を中心に国内外出資をして、みんなと一緒に大きなスタートアップを作っていくぞと、やっているので、もしこの中に起業家の方々、あるいは起業したいなという方がいたら、気軽に相談してください。
今日の僕の本題は、パイロットの話で、Web3よりもたぶん、空飛ぶクルマを語れということだと思っています。僕は、ドローンの夢を見ているのですが、空をいっぱい使う未来社会が来るだろうなと思っていて、とりあえず自分が空を飛んでみようと思って、「HondaJet」の日本1号機を、3年前に買いました。
買ったはいいけど免許がないなと思って、そこからパイロットのライセンスを取り始めて、熊谷代表と僕は業界の中の空飛ぶ経営者として、日常的に自分で操縦して飛んでいます。そんな観点から、ぜひ今日の空飛ぶクルマの話もできればなと思っています。よろしくお願いします。
(会場拍手)
(次回へつづく)
ひろゆき氏×豪華ゲストが渋谷の未来を徹底討論 インターネット、空飛ぶクルマ、ブロックチェーン…それぞれの有識者が今力を入れていること
2030年には“ドラえもんの世界”がやってくる 「空飛ぶクルマ」で“空を自由に移動できる”新時代の幕開け
「反重力ができない限り、僕は無理だと思うんですよね」 ひろゆき氏が考える「空飛ぶクルマ」の課題
「金持ちの道楽のために庶民が我慢するのはどうなのか」 ひろゆき氏が指摘する、「空飛ぶクルマ」が普及しない理由
Web 2.0→Web3で私たちの生活はどう変わる? 分散型インターネットで起こる“ルールチェンジ”とは
「Winnyや2ちゃんねるは、脱法行為バリバリの場所だった」 ひろゆき氏が考える「Web3は胡散臭い」と言われる理由
「おもしろいものや便利な技術が1個でも生まれました?」 ひろゆき氏が有識者に訊く、Web3が“ソシャゲもどき”しか作れない理由
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