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急上昇中!あのエンジニアYouTuberが登場|エンジニアチャンネル粟島正俊(全1記事)

公開1ヶ月で再生回数100万回突破 「エンジニアチャンネル」粟島氏がYouTuberになったきっかけ

つよつよチャンネルは、bravesoft CEO&CTOの菅澤英司氏がエンジニア的に「おもしろい話」や「ためになる話」を届けるチャンネルです。今回のゲストは、株式会社Tech Factory・代表取締役の粟島正俊氏。YouTuberとしても活躍する粟島氏が、「エンジニアチャンネル」誕生のきっかけを話しました。

人気急上昇中の「エンジニアチャンネル」とは?

菅澤英司氏(以下、菅澤):つよつよエンジニア社長の菅澤です。

池澤あやか氏(以下、池澤):エンジニア兼タレントの池澤あやかです。

菅澤:年始1発目の収録(※動画収録当時)ということで、ちょっと気合を入れていきたいと思います。僕、年末年始は1人ハッカソンに行ってきました。今、コロナの感染者数の数字がニュースになっているじゃないですか。

日本一早くプッシュしてくれるLINE BOTを作りました。僕自身が使いたくて作ったのですが、僕がやっているつよつよブログでインストールできるので、ぜひ見てもらえたらなと思います。

池澤:ボットにしたんですね。

菅澤:LINE BOTが一番手っ取り早く作れるなと思ったので。スクレイピングというのを持ってきて、BOTにするんですが、それを作っている時に、「エンジニアチャンネル」というのをちょっと見つけて、暇な時はそれをずっと見ていました。最近は100万再生ぐらいいくような、チャンネルです。

池澤:すごい! エンジニアをターゲットにして100万再生いくんですか。

菅澤:エンジニアチャンネルで100万再生はなかなか見ないですよね。今日はその人を呼んでいて、このあと、紹介していきたいなと思います。今日もよろしくお願いします。

池澤:よろしくお願いします。

「エンジニアチャンネル」を始めたきっかけ

池澤:本日のゲストは、エンジニアチャンネルの粟島正俊さんです。よろしくお願いします。

菅澤:よろしくお願いします。

粟島正俊氏(以下、粟島):よろしくお願いします。

菅澤:一応私たちも「つよつよチャンネル」というYouTubeをやっているので、コラボになるんですかね(笑)。

池澤:これはYouTube界ではコラボになる。

菅澤:エンジニアチャンネルの、チャンネル登録の人数は今どれぐらい?

粟島:最近、ちょうど10万人になりました。

菅澤:10万人を突破していますよね。

池澤:そんなに母数がいるんですね。

菅澤:いつぐらいから始めたんですか?

粟島:本格的に動画を投稿し始めたのは、ちょうど1年前ぐらいです。

菅澤:きっかけは、どんな感じ?

粟島:僕は今、会社をやっているのですが、会社を作って最初にやったのがプログラミング学習のサービスだったんです。それはあまりうまくいかず、結局閉じることになってしまったのですが、プログラミング学習を発信していきたいなと思っていた中で、今やっている相方に声を掛けられたという感じでした。

菅澤:今の相方さんに1年前に声を掛けられたんですね。

粟島:そうです。

菅澤:その前は、2人はぜんぜん違うことをやっていたんですか?

粟島:もともと、新卒で入社したのがワークスアプリケーションズという会社なんですが、そこの同期です。

池澤:じゃあ仲良しなんですね。

粟島:その後も2人でルームシェアするぐらい仲は良いです。

池澤:メチャクチャ仲良し。

菅澤:今はもう別々なんですか?

粟島:今は会社は別で、YouTubeだけ一緒にやっているという感じですね。

菅澤:こんなにチャンネルが見られると思っていました?

粟島:始めた当時はぜんぜん思っていませんでした。動画の1個がけっこう見られるようになって、ちょっとずつ増えていったという感じです。

バズったきっかけは、自分で考えた企画動画

池澤:バズったきっかけになった動画はあるんですか?

粟島:30万円の案件をプログラマーがやると、どれぐらいの時間でできるのかという動画です。

菅澤:あっ、見た。電波少年的な、企画的なやつ。

池澤:結果がどうなるか、気になる方はぜひ見ていただいて。

菅澤:何時間だと思った?

池澤:30万円……うーん、難しいな。10日。

(一同笑)

菅澤:10日(笑)。けっこうきちんと計算している。

池澤:そうですね、人月で計算しました。

粟島:工数が計算されていますね。

菅澤:工数をきちんと計算(笑)。僕は見たんですが、びっくりする結果になっています。それがバッと伸びたんですね。

粟島:そうですね。それが伸びましたね。

菅澤:それはいつぐらいですか?

粟島:それを出したのが、2020年のゴールデンウィークぐらいですね。

菅澤:なんでそれを作ろうと思ったんですか?

粟島:それまでは相方の小川さんと2人でエンジニアに関する話をトークするかたちだったんですが、コロナ禍をきっかけに、「集まるのは微妙だよね」となって、それからお互いに撮るようになりました。1人でおもしろい企画を考えていた時に思いついた感じです。

菅澤:自分でいろいろ企画を考えて、30万円の案件をやってみようみたいな。

粟島:そうです。

菅澤:僕も見たんですが、今はこの作業をやっていますとか、丁寧に教えてくれるんですよね。シナリオみたいな感じなんですか?

粟島:プログラミングをやったことない人でもイメージを持ってもらえる内容になるように考えてやっています。

菅澤:1個の動画を撮るのに、どれぐらいの時間がかかるんですか? 

粟島:2日ぐらいですかね。

菅澤:1個の動画を、2日掛けて企画からやる。

粟島:撮影して、編集して。

菅澤:開発もしたりしながら、2日くらいで、1個ずつ動画を作る。

池澤:すごい。早い。

菅澤:今はどのぐらいのペースでアップしているんですか?

粟島:週1本、2人で1本ずつという感じで、週2ぐらいです。

菅澤:週に1本ずつで、総計で週に2本アップされて、当然本業もやっている。

粟島:それはもう、そっち(会社経営)のほうが本業なので。

(一同笑)

本業はWebサービス開発会社、Tech Factoryの代表取締役

菅澤:会社は何をやっているんですか?

粟島:Tech Factoryという会社を運営しています。自社のWebサービスを開発しているんですが、主にSNSを使って、お客さまを集めたい店舗や、個人の方に使ってもらうサービスを作っています。

菅澤:それは経営者としてやっているんですか?

粟島:メンバーは3人の小さな会社なので、けっこうなんでもやる感じです。

池澤:あっ、Rubyで書いている!私もふだんは業務でRubyを使っています。「def」と書いてあったから、Pythonかなと思って見ていたら、「あっ、Rubyだ」と思って。

(一同笑)

粟島:Rubyをもうずっと使っていて、新卒入社の次の会社がスタートアップだったんですが、そこでWebサービスを作るようになって、そこからRubyをずっと使っていますね。

菅澤:最近の話に戻るんですが、そのサービスが、事業として成り立っているという。

粟島:「インスタ(Instagram)」で集客したい人向けのサービスで、「HASH365」というのを運営しています。それは今、30万人ぐらいに使ってもらっているので、会社はそれで運営できている感じです。

菅澤:なるほど。じゃあ、もともと自分でなにか新しいものを作って、それが使われるというのは、もう実践してやってきているんですね。

粟島:それがけっこう好きです。

菅澤:サービスを当てている方が、情報発信するというのはけっこう珍しい。

池澤:確かにそうですね。最初はエンジニア軸で始めても、どんどんずれていくYouTuberの方ってけっこういるような気がしています。ここまで真面目にエンジニアリングにフォーカスしたチャンネルって、なかなかないかもしれないですね。

Ruby3.0のリリースで変わったポイント

菅澤:これからも開発されるんですか?

粟島:そうですね。開発もしていますし、最近の話でいうと、Ruby3.0が出たので。

池澤:あっ、出ましたね。速くなったらしい。まだ触っていない……。

(一同笑)

菅澤:Rubyトークを(笑)。

池澤:年末にリリースされたんですよね。年末年始に時間があるから、これは触ってということなのかなと思っていたんですが、年末年始は日曜大工に精を出してしまったために、一切プログラムを書いていないというダメプログラマーなので。

菅澤:日曜大工で何を作っていたんでしたっけ?

池澤:ワークスペースをずっと作っていて、机に昇降デスク用の脚を付けたり、棚を作ったりしていました。でもRuby3.0が出たんですよ。触りましたか?

粟島:そうですね、もう本番に上げて、今はRuby3.0で動いています。

池澤:早いですね! サービス対応がRuby3.0で動いているという話ですよね。

粟島:はい、そうです。

菅澤:特に問題なく移行できた?

粟島:そうですね。

池澤:後半ぐらいからだいたい似たような構成でいけるという話は聞いていました。

菅澤:じゃあ、ついでにですが、Ruby3.0で変わったポイントはどうですか?

粟島:メソッドが1行で書けるようになったんです。

菅澤:1行でメソッド。

池澤:えっ、メソッドが1行で書けるようになった?

粟島:「end」が要らなくなったんですよ。「def」の行に、もう1行で書いちゃう。

池澤:endが要らないのか。

菅澤:エンジニアRADIOらしい、ほかの人はまったくわからない話になってきました(笑)。

YouTube動画を作り続ける大変さと楽しさ

菅澤:サービスも運営も大変だから、2日かけてYouTube動画を作り続けるのはなかなか。

池澤:1週間のうちの2日がYouTubeという感じですもんね。大変じゃないですか?

粟島:2020年は、すごく大変ではあったんですが、YouTubeにハマったというか、反応が返ってくるので、すごく楽しみながらできたという感じですかね。

菅澤:反応があるし、作る方も楽しいですよね。100万回再生されたやつは、エンジニアと普通の人みたいな動画ですね。

粟島:そうです。

菅澤:エンジニアじゃない人もおもしろいし、エンジニアはもっとおもしろいという感じですね。

Googleにスプレッドシートとソフトがあって、それを普通の人は「1個1個徹夜でやる(入力する)よ」と言ってやる。でもエンジニアはスクリプトを作る。それを作ったら、あとは寝ていても自動でやってくれるよというのがすごくわかりやすい。その時点でおもしろいから1年経たずに100万再生されているんですね。

粟島:そうですね、1ヶ月ぐらいですかね。

菅澤:1ヶ月!?

粟島:はい。

菅澤:だから、エンジニアでYouTubeチャンネルやっている人も最近はすごく増えてきた中でも粟島さんは突出しているので、いいものを作れるなにかを持っているということです。

粟島:ありがとうございます。

菅澤:次回はそのあたりをもっと深掘りして聞いていきたいなと思います。

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