CLOSE

【第2回】「デカ目」のテクノロジー論《MORI2.0》(全5記事)

プリクラのデカ目を生み出した張本人が語る 女の子の「もっと盛りたい!」に応え続けたプリ機の歴史

2019年5月10日、スパイラルにて「『盛り』の誕生 ー女の子のビジュアルとテクノロジーの平成史ー 【第2回】『デカ目』のテクノロジー論《MORI2.0》」が開催されました。平成の時代に現れた女の子たちが表現してきた、大人には理解できない不可解なビジュアル。90年代以降に発達したデジタルテクノロジーの力を得て、今なお変化し続けるビジュアルコミュニケーション「盛り」の変遷から、消費行動のカギを握る女の子たちの意識を探ります。第2回となる今回は、「『デカ目』のテクノロジー論」をテーマに、時代を知るゲストたちがディスカッションを行いました。本記事では、プリ機で目をデカくしてしまった張本人との異名を持つ、フリュー株式会社の稲垣涼子氏が語ったパートをお送りします。

フランス語には「涙袋」という言葉がない

久保友香氏(以下、久保):2014年頃、ヨーロッパに行く機会があったので「他の国のつけまつげはどんな感じなんだろう」と思って、けっこう隅々まで調べていったんです。これは玉置さんがいらしたドイツで売っているもので、一番たくさんそろっているメーカーさんのものです。

でも見てみると全然違うんですよね。(スライドの製品を1つ指して)これとか、もう(笑)。「ナチュラルな人間のまつげ」みたいな話では全然ないし、高いです。ドイツはそもそも、みなさんあまりお化粧をしないですよね?

玉置:そうですね。私が住んでいた当時も、日本人としては普通なんですけど、例えばメイク落とし・洗顔・化粧水・乳液・化粧下地などを置いていると、一緒に住んでる子が「これ、なにに使うの?」「そんなにお化粧するの?」とすごく興味を持っていました。

久保:するならばパーティーの時とか。だから(スライドを指して)こういうゴージャスな感じになるわけなんですね。

玉置:そうですね。ただ、フランスで実施されたJapan Expoに出店したんですが、その時につけまつげの体験をしたんですよ。ヨーロッパの方はみなさんまつげがすごく長いし目も大きいので、興味を持たれないんじゃないかなと思ってたんですが、行ってみると長蛇の列でした。

感想を聞きますと、「つけまつげってこういうの(派手なもの)しかなくて、ナチュラルなものを探していた」みたいな。「こういうのが使えたらいいな」と言われる方が非常に多かったです。

久保:私もちょうどその時Japan Expoに行っていてお見かけしたんですけれど、すごい行列でしたよね。その後、地べたに座ってフランス人の子がコージー本舗さんのつけまつげをつけあったりしているのを見かけました。

知ればみなさん使うけれど、知らなかったのですね。あの時コージー本舗さんのブースの前でやっていたトークイベントで「涙袋」という言葉がフランス語訳できないと言って騒いでいましたよね(笑)。そのくらいみんな意識したことがない、だから言葉もない、みたいな。

玉置:みなさんあるんですよね。

久保:作らなくても涙袋がありますよね、日本人は作らないと涙袋がないから言葉がある。

日本人のまつげへのこだわりは、世界では類を見ない

久保:(スライドを指して)ちょっと写真が小さくなっちゃうんですけど、イギリスで1つすごく品が揃っているブランドさんがあって。そこで売っているものを見ると、ヨーロッパの中では一番日本のものに近いなと思ったんですけれども、それでもまず値段が全然違って。

他国では、普通1組1,000円以上ですよね。でも日本はずっと安くて数百円。100均でも売っているくらい。しかも見ていると、先ほど1972年にはすでに先細りのデザインが出てきていたという話がありましたが、未だ世界ではほとんど先細りのデザインってないですよね。先がぱっつんですよね。

玉置:ぱっつんのものが多いです。

久保:先ほど、ドーリーウインクという商品から(まつげの並びが)不規則なデザインが日本では広まっていったというお話を聞きましたが、他国ではほぼないですよね。イギリスのすごくたくさん揃っているブランドの商品でも、基本的に、規則的なデザインだけでした。

玉置:そうですね。

久保:日本は本当にコージーさんが引っ張っていらして、異常な進化を遂げていますよね。

玉置:そうですね。あとは使われる方のこだわりも日本はすごいです。やはり手作りですべて作っていますので、作る人によって若干の差というか、ものによっても多少の差はどうしてもできてしまうことがあるんです。

「最近このまつげのデザインがちょっと違うんじゃないですか」「(使う)毛を変えられたんじゃないですか」というお問い合わせや「何年ごろのあのまつげのデザインが良くて買っていたんですよね」というようなお話もあって。

なので並々ならぬ情熱と言いますか、1ミリの差でも気づいてしまうほどで。お客様からのご要望と言いますか、使う方の完成度の求め方もやっぱり違うのかなと思います。

久保:そうですね。アイラインだけ見ても、日本の人はアイラインを圧倒的に綺麗に引いていて、みなさん器用なので、それに合ったものじゃないと、というのがあるのかもしれないですね。

プリクラの写りに明らかな差が出る、つけまつげの有無

久保:さえりさんは使っていたことはありますか?

夏生さえり氏(以下、夏生):使っていましたね。

久保:今はまた違う雰囲気かなと思うけど(笑)。

夏生:今はもう使ってないです。でも大学の時とかはもう「絶対に使わないと外に出るのが嫌だ」というくらい使っていて。しかも、これだけ種類があるにもかかわらず、やっぱりカスタムするんですよ。

久保:やっていましたか?

夏生:やっていました。重ねたりはしないんですけど、「このブランドのこれを買って、これの後ろから3つカットするとちょうどいい」「後ろを使うだけだったらこれが好き」とか。糊1つに関しても「こっちのほうが私には合う」とか、すごくやっていたなあと思って。

ギャルっぽい友だちが家に遊びに来た時も、化粧を落とす前にピンセットで(まつげを植えるしぐさをして)こういう動きを始めて、1束ずつ好きなところに植えていっているのを見ると、すごいなあと思って。でも私もずっと持っていましたね。切ったつけまつげをくっつけてムカデ状態にしたものが部屋で大量に見つかる感じでした(笑)。

久保:大学生の頃はみなさん使っていましたか?

夏生:けっこう使っていましたね。本当にナチュラルっぽい、ふわふわっとしたかわいい子以外は部分的に使っていたりして、みんなかなりつけていたと思います。つけまをつけているかどうかで、実際に見る時よりも、それこそプリで見た時の写りが明らかに違うんですよ。すごい差が出てしまうのでそこで気にしてつけたり、それで調整したりしていたと思います。

久保:それはありますよね、あの頃は。

09年の新入社員は「つけまがないと会社に来られません」

久保:プリはバーチャルの世界だけれども、稲垣さん、女の子のリアルな目の加工についても、けっこう調べていたんですか?

稲垣:そうですね。2005年に入社して、グループインタビューといって、プリを作る時に女の子呼んで話を聞くというので、毎週のように女の子に会いました。先ほどドーリーウインクで第2次ブームが2009年と言われていたんですけど、本当に感覚的には2009年にピークというイメージです。

フリューに来てくれている女子高生もそうですし、フリューの新卒の女の子も2009年入社の子は生粋のギャルで、「つけまがないと会社に来られません」みたいな子が入ってきてという感じで。

最初はギャルから始まるんですけど、けっこうナチュラルな子も「つけまがないとやっぱりちょっと恥ずかしい」みたいな感じになって、かなり一般的になったというところをずっと見ていました。

久保:ドーリーウインクとか、私もいい年だけどふつうに使っちゃっていました。女性と話していると、ドーリーウインクなんて、誰でも知っている名前だけど、たぶん男性だと知らないという方もいるでしょうね。

女の子は誰でも知っていますよね。「あの何番」と言うと「だいたいあれだな」みたいな感じで。今、プリの話に至ったところで、稲垣さんのご経緯を含めてお話しいただこうかなと思います。ではお願いいたします。

稲垣:まずフリュー株式会社についてなんですけれども、「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!」という企業理念のもと、本日お話しするプリントシール機が中心なんですけれども、他にもエンタメをいろいろやっています。

Webやアプリのサービスをしていたり、オリジナルのカラコンを作っていたり、あとちょっと毛色が変わってUFOキャッチャーの中のぬいぐるみとかを作っていたり、携帯向けのゲームやアニメを作っている会社になります。

プリクラのエンジニアとして入社し、すぐに企画へ転身

稲垣:「私、『GIRLS'TREND 研究所』というところの所長をしています」と先ほど少しお話ししたんですけど、なぜ「GIRLS'TREND 研究所」ができたのかをよく質問されるので、(スライドを指して)簡単に書いています。

フリューはもともとオムロンという京都の会社の新規事業開発で、プリントシール機を作り始めた会社なんですね。かなり真面目な会社でして、すごく真面目にプリントシール機をずっと作り続けていました。

その時に、先ほどもお話ししたグループインタビューというものをすごく重視していて、真面目にプリントシール機を作るために女の子の話を聞いたり、調査したりというところをずっとやってきたら、トップシェアになりまして。

「トップシェアになったなぁ」と思っていたら、結果的に私たちはユーザーである女の子たちにすごく詳しくなっていて、社外の方から「どういうふうにターゲットのことを調べているんですか?」と聞かれるようになってきました。

なので「これはフリューの強みとして、もう少し発信していくといいんじゃないかな」ということで「GIRLS'TREND 研究所」を2012年に立ち上げました。「すべてのGIRLSをHAPPYに」という思いを込めており、7年目になる調査研究機関です。

活動としては、例えば2018年のトレンドなどを調べてニュースレターで配信したり、今日お配りしています「GIRL'S TREND」というフリーマガジンを作ったりしています。あと久保先生と一緒にさせていただいている「盛れる」という言葉を数値化する共同研究もしています。

コラボ・新規ビジネスのトライアルというところで、もしかしたら一番ご存知の方がいらっしゃるかなと思うのは、100円商品が人気のダイソーさんとコラボで商品を作っていまして。フリューの知見でかわいいデザインにしているコラボシリーズがけっこう女の子に人気で好評をいただいています。

私については、言葉でばれるかと思うんですけど、関西出身です。もともとは情報科学を勉強しておりまして、ソフト開発を担当として、当時オムロンエンタテインメントとして、まだオムロンのグループ会社だった時に新卒として入っています。

実は半年ぐらいエンジニアとしてプログラムを書いていましたというところなんですが、その頃の開発、とくにソフトが得意じゃなくて。当時は女性社員が珍しい状態だったので、「商品企画ちょっと手伝ってみないか?」というのをさせてもらっているうちに「自分も企画がやりたい」となって、半年ぐらいから企画をずっとやっています。

プリ機で目をデカくしてしまった張本人

稲垣:ここからチームリーダーになったり部長になったりしているんですけど、実際にまだ続けているのが研究所の所長と、お配りしている「GIRLS'TREND」の編集長です。そして今年度からプリそのものからは少し離れて、新規事業の開発を部長として見ているという感じです。

ただ、新規事業もプリと親和性があるようなところをしているので、今も自分でプリを日常的に見たり撮ったりしています。久保先生の書籍でも「デカ目」を取り上げていただいているんですけど、「美人-プレミアム-」という商品がありまして。これは私が商品企画を担当していた商品になります。これがデカ目のきっかけとなった商品だと言っていただいていますし、私もそうかなと思っています。

久保:この間、テレビでも取り上げられましたよね?

稲垣:そうですね。ちょこちょこ取材していただいていて。

久保:なんという番組でしたっけ? バラエティーで?

稲垣:『激レアさんを連れてきた。』という番組で、「プリといえば目がデカい」というイメージがあると思うんですけど、プリで目をデカくしてしまった張本人みたいな感じで取材をしていただきました。

久保:今日お話しいただくのも、その話ですね。

稲垣:その話なんですが、私は2005年に入社して2006年夏に発売する「姫と小悪魔」という商品を初めて企画者として担当しました。だいたい1年ぐらいかけて商品開発するんですけど、2006年のものが無事発売して「さあ次考えよう」となった時に、ちょっと疑問に思っていたことがありました。

「姫と小悪魔」の時は……「姫と小悪魔」だけじゃないんですけど、フリューの商品が目を縦方向にだけ拡大していて。1年目は気づかなかったんですけど、次の商品を考える時に「あれ、なんで縦だけなんだろう」と。当時の技術者にも聞いたところ、ふわっと「目を見開けるのが縦方向だけだからじゃないか」みたいな感じで。

でも女の子はやっぱりお化粧でアイラインを長めに引いたり、それこそつけまをちょっとはみ出す感じで付けたり、リアルでは横方向もすごく重視しているのに、なぜ縦だけなんだというところに疑問を感じました。

ユーザー自身に不自然さを感じさせないことの重要性

稲垣:次の新商品の時には縦にもそうだけど、横にも拡大したいなと思って。まずはお試しということで自分の顔を自分でphotoshopで加工して、縦にも横にも伸ばしてみたら「けっこう良さそうだな」と思いまして。

じゃあ女の子にもヒアリングしてみようと思って、仮で組み込んでグループインタビューで本人の顔でやってもらって「どうですか?」と聞いたところ、好評でした。好評というのはもちろん目を拡大していると気づいて好評というわけではなくて、写りがいいという評価をもらえる感じでした。なので、そのまま商品化して「美人」という機種になり、大ヒットになりました。

(スライドを指して)今日はけっこうレアな資料を持ってきました。本当に2006年の商品企画の資料をそのまま持ってきています。12年前の資料なんですけど、「姫と小悪魔」という1年前の機種を作っていて、その機種もけっこう人気だったので「『姫と小悪魔』よりも盛れるプリを作りたい」というのを言っています。

その実現手段として2つ挙げていて、(スライドを指して)1つ目はプリの中ってああいうふうに大きなストロボがたくさんついているんですよ。盛りたい女の子はけっこうアップで撮ってくれるんですけど、アップで撮ると暗くなってしまうという課題があったんです。なので、カメラ上に小さくストロボを追加して、アップで撮っても明るくするというのを1つの手段としてやりたい、というふうに書いています。

2つ目がそのデカ目の話なんですけど、(スライドを指して)目ヂカラさらにアップと書いています。新しい画像処理でさらに目ヂカラをアップする。新しい画像処理は、目強調をしますと。「ヒメコ」というのが「姫と小悪魔」の略称なんですけど、ヒメコでは縦に1dot伸ばしていたが、美人では縦横ともに2dot伸ばすと書いています。

これを今見ていただいたら「いやいや、間違い探しですか?」という感じに見えるんじゃないかなと思います。この時は大きくするというのが当たり前じゃなかったので、右にちょっと、小さい字であれなんですけど「ユーザー自身に不自然さを感じさせないこと」とわざわざ資料に書いています。

それから12月7、11、13日のグルインで16名の女の子にヒアリングしたんですけど、気づかず「写り良い」との意見が出ています。というのも安心材料として書いているぐらい、そこにすごく気をつけていました。

「もっと盛りたい」に応え、始まったデカ目の加速

稲垣:(スライドを指して)ちなみにこう見ると違いがわからないかと思うので、ちょっと大きく。これが原画になります。

ちなみに私がお手製している画像なので「姫と小悪魔」のカメラで撮った画像。これが「姫と小悪魔」の本当に商品として出していた画像です。

若干、全体的に縦伸びしています。

目が大きくなっているかどうか、たぶんみなさんちょっとわからないんじゃないかと思いますが、(両方の機種で撮った画像を交互に出して)この「姫と小悪魔」から「美人」の仮の案というので、こうです。こうするとぎりぎりわかるかな、というレベルで大きくしている。

でもこれが画像として仕上がった時に、今の私が見ると「そんなん気づくわけないやん」みたいな感じで思うんですけど。やっぱり「絶対に不自然さを感じさせたくない」というのをすごく大事にしていたというのが、この資料から見ても思い出されるなあという感じです。

久保:私は著書の中でも「デカ目誕生」みたいに書いちゃったけど、実はその前とそんな大した違いではなかったんですね。

稲垣:取材をいただく時も、「デカ目のきっかけだから、すごく大きくなっているんじゃないか」と質問をいただくんですけど、実はそうではないというのが本当のきっかけになった機種になります。

先ほど大ヒットと書いてあったんですけど、ゲームセンターさんにあるゲームを紹介する業界紙があるんですよ。その『月刊アミューズメント・ジャーナル』という雑誌で、「2008年の1年間を通してベストインカムアワード」として一番人気だった機種に選んでいただいて大賞をいただいたぐらい人気だったという感じです。

けっこうぶっちぎりで、小さく点数があるんですけど2位が1300点に対して「美人」が1700点というぐらい、けっこうな人気の機種でした。

久保:あんなに微妙な差なのに(笑)。

稲垣:先ほどの「美人」がきっかけと言ったんですけど、ここからデカ目の加速が始まります。やっぱりユーザーから「もっと盛りたい」というリクエストがあるので、それに応える中でどんどん目が大きくなっていきました。

デカ目のバブルがはじけた2010年のプリ機

稲垣:(スライドを指して)ちなみにこれは全部私なんですけど、フリューの人間として、中の人(開発側)として撮っているものを選んできています。先ほどから話している「姫と小悪魔」の時はまだ縦にしか拡大していない。今見たら「これ、すっぴんかな」というぐらいぜんぜん盛られていない感じですね。「美人」の時には先ほど話した微々たるものですけど、縦横の拡大をしました。

そこから見ていただいて「鏡の魔法」「Lumi」「7iRO Co.」「LADY BY TOKYO」という機種で並んでいるんですけど、どんどん(目が)大きくなっていきます。あそこで(デカ目の)バブルがはじけている感じです。

2010年の「7iRO Co.」という機種で、このプリはまだましなやつを選んでいるんですけど、本当に目が大きくなっています。中の人とすれば大人に会うと「いくらなんでも目がでかすぎひん?」と言われまくっていて。

「わかってます。でもユーザーがそれを求めているんです」と言って、実際そうだったんですよ。女の子は「目が大きすぎる」とは言わず、「プリやっぱ盛れる」と言ってくれていたのでここまできました。

2010年の商品を出した時に、このメインの企画をしてくれていた子と「次どうするか」と話をした時に、「これ以上大きくすると本当に目がはみだしてしまう」と。「もうこれは別の手段で盛りを提供しないと」ということで、フリューとしては2011年(以降)シンプルに、ナチュラルになっていると感じてもらえるんじゃないかなと思います。

プロのカメラマンさんにスタジオで撮ってもらったような盛りを提供したいというので、「極上ナチュラル」というキャッチコピーで売り出した機種になります。この機種以外でいうと目のサイズが選べるようになった機種も同じ頃に発売されています。

2010年、ちなみに先ほどつけまの話がありましたけど、私はたぶん2010年だけつけまつげをつけている感じですね。2010年のフリューの機種はまだましなほうかなという感じで、他社さんだと本当にたまに「目、はみ出てるんじゃないかな」というぐらい、本当にサイズを大きくされている機種もありました。

久保:加速はフリューさんじゃない会社さんの機種が引っ張って超デカ目になっていきましたよね。

稲垣:最後のほうはやっぱり、他社さんのほうが目のデカさでユーザーを取りにいくような姿勢で、その競争が激化していた感じですね。

続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。

会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。

無料会員登録

会員の方はこちら

関連タグ:

この記事のスピーカー

同じログの記事

コミュニティ情報

Brand Topics

Brand Topics

  • 孫正義氏が「ノーベル賞もの」と評価する最新の生成AIとは “考える力”を初めて身につけた、博士号レベルを超えるAIの能力

人気の記事

新着イベント

ログミーBusinessに
記事掲載しませんか?

イベント・インタビュー・対談 etc.

“編集しない編集”で、
スピーカーの「意図をそのまま」お届け!