2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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小林雅氏(以下、小林):残り15分というところで、質疑応答に移りたいと思います。我こそは質問したい、クレームをしたいでも何でもいいんですが、手を挙げていただけたらと思います。
質問者1:おもしろい話ありがとうございました。鈴木さんに1つ質問があるんですが、動画広告は確かにおもしろいと思うんですけど、「通信費」の問題があって「お金を払って広告を見るってどうなの?」と言う方もいらっしゃいます。その辺について、どう思うかお聞かせください。
鈴木健氏(以下、鈴木):動画なので、ある程度トラフィックを使ってしまうわけですけど、スマートニュースのユーザーの中でもそこに不満を持っている方は若干います。多くはないですが。
それでも、帯域自体がこれから増えていきますから、そういう中でカバーされていくのかなというところと。「見たくない」というときには、ブロックできる機能を提供していますので、そういうことが必要かなと思っています。
山田進太郎氏(以下、山田):僕はそれに関しては、あまり気にする必要はないかなと思っていて。Googleも出てきたときに「全世界をインデックスする」というのがバカバカしいと思われていたんですよね。
当時はハードディスクがものすごく高かったりしたからなんですが。でも彼らは「ムーアの法則」に基づいて、リソースがほぼ無限に使えるという前提のもとでビジネスを組み立てていたと。
Gmailもそういう形で組み立てて、今は1GBなんて当たり前になっているわけです。だから、基本的な考え方としては、先に前提でつくっちゃったほうがいいかなと思っています。
舛田淳氏(以下、舛田):スマホ・ビジネスの最前線でいくと、例えば、音楽もストリーミング、動画もストリーミング、コンテンツ系みんなストリーミングになります。動画広告も流行ります。
となってくると、間違いなく出てくるのは、各キャリアが設定している「パケットの上限」ですよね? この1年でユーザーとキャリアと我々サービス供給者はこの問題に向き合わなければいけないんですね。
でも、「向き合わなければいけない」ということはチャンスもあるはずなので。そこはWiFiになるのか、何になるのかわからないですけど。そういったところは間違いなくチャンスになると思いますね、社会的な問題にもなるでしょうから。
ストリーミングが進んでいくのは、もう不可逆なので。これに合わせて環境を変えていかなければいけない。そうなると、スタートアップの領域ではないかもしれないですが。キャリアさんを含めたビッグプレイヤーにはリスクかもしれないですけど裏側ではチャンスのような気もしていますね。
小林:宮﨑さんはどうですか?
宮﨑聡氏:舛田さんと同じことを考えていたので大丈夫です。
小林:代弁してくれたということですね(笑)。続きまして、どなたかいらっしゃいますか?
質問者2:舛田さんにぜひ、お聞きしたいことがあるんですけれども。LINEはメッセンジャーのプラットフォームとして強大ですが、中国にはWeChatというのがあって、シェアリングエコノミー系のサービスを増やしています。
LINEさんの場合は売り上げの大きいところはゲームだと思いますが、これからゲームとシェアリングエコノミーではどちらに力を割いていくのかを、ぜひ聞きたいと思っています。
あと「WeChatはゲームに対してどう思っているのか?」というのも、もし知っているところがあれば教えていただきたいと思います。
舛田:WeChatはもともとTencentさんなので、そもそもゲームの売り上げ自体がかなり高いです。その中でメッセンジャーというのは、次の戦略でもあるし、次の夢でもあると思うんですね。
次に自分たちがどういう存在になりたいか、という夢でもあるので。我々LINEがライフプラットフォーム構想を掲げているのも「いちアプリとしての存在をどうやって超えていくか?」という話です。
そのためには、みなさんの生活の中にどう溶け込んでいくかが大事だと思うんですね。そういう意味でいうと、メッセンジャーと、オフラインと、シェアリングエコノミーは「かけ算」としてすごい可能性があると思うんです。
それでWeChatさんもそこを手掛けられていると思うんですね。それで、LINEはどうかというと、私はゲームもシェアリングエコノミーも両方担当しているんですが、リソースのウエイトでいくと、つまらないことを言いますが、半々です。両方とも全力。
ただ、頭の使い方とリソースの使い方は違うので、リソースはゲームですね。「ライフ」でまた何かをやるとなると違ってきますが。とはいえ、シェアリングエコノミーがインターネットビジネスの最前線であることは間違いないです。
ただ残念ながら、日本からまだUberは生まれていない。日本交通さんがいますが、いわゆるシェアリングエコノミーということでは生まれてないですね。Airbnbもないですし、例えばakippaさんなどのような会社はありますけれども。
我々も日本交通さんと組んでタクシーの配車をやっていますし、LINE WOWでデリバリーもやっているんですが。まだ、シェアリングエコノミーの本丸に入りきれていないので、ここからだと思っています。
それを我々自身がやるのか、パートナーと組んでメッセンジャーを活かしてもらうのかは、まさに今考えているところです。
小林:それでは、左の奥の方どうぞ。
質問者3:スマートニュースさんとメルカリさんはUSで展開されていると思うんですが、そこでは当然課題があると思います。
スマートニュースさんだと「海外の通勤は車がメインだから、どうするか?」みたいな課題があると思うんですけれども。
実際にグローバルで成功されているLINEさんから見て、スマートニュースさんとメルカリさんの展開は「どういうところがキモになるか?」というところと「自分だったらどうするか?」というのをお聞きしたいと思います。
小林:じゃあ、それぞれグローバル展開している会社に「俺だったら、こうする」というのをアドバイスするというのはどうですかね? 舛田さんからお願いします。
舛田:話の入り口が私じゃなかったので、完全に気を抜いてたんですが(笑)。まあ、プラットフォームとして戦うか、プラットフォームに依存して戦うか、個別で戦うかで。
実はLINEも世界中どこででも伸びているわけではないんですよね。なので例えば、B612やaillisなどのカメラアプリは、LINEとは関係のない独自ブランドで勝負したりもしています。なので、スタンドアローンで勝負するのは間違っていないと思うんですよ。スマートニュースさんとか特に。
これはタイミングの問題でもあります。あとは「どこの国か」という話だと思っていて。LINEは日本で一定のユーザー数まで増えたときに、いきなり「アメリカに行く」とは言わなかったんです。
いきなりアメリカに行っても、まあ弾き飛ばされるだろうというのと、誰も求めていないだろうと思ったんですね。メディアも、ユーザーも、パートナーも、社会が求めてないと思ったので「いっぱい服を着ていこう」と思ったんですよ、素敵な。
なので、最初にアジアに出ていったんです。スマニューもメルカリもアジアでニーズがあると思うので、「そこから入ったほうが、本当は良かったかもしれないな」と思っています。
小林:なるほど。こっちは北米派ですもんね。
舛田:この間「なんでですか?」って聞いたら「憧れだ」と言われたので、理由はわかっているんですけど(笑)。
山田:なんですかね? いろんな武器を身に付けてから行くほうがいいのか、それとも何にも無いところに入っていくほうがいいのかと考えていて。
メルカリみたいなCtoCのサービスってバーティカルなものはいくつかあるんですけど、ホリゾンタルなものはまだないんですね。アメリカも今だったら、ファーストボジションを取れる可能性があると。でも、アジアをやっていたら間に合わないかもしれない。
LINEもそういう意味では、FacebookなりWhatsAppなりが欧米で強大になってしまったわけじゃないですか? そこは、「優先順位はどちらが上か」というのもあると思っていますね。
舛田:実はスマニューさんがアメリカに攻めたタイミングはアリだなと思っていたんです。
鈴木:そうなんですか? どうしてまた。
舛田:やっぱり、ニュースアプリというところでいうと、アメリカに図抜けて何かがあるというわけではなかったですし。
鈴木:日本でスマートニュースを出したのは、2年半前なんですけども。そのときはApp Storeのニュースカテゴリのトップって、300位くらいだったんですね。僕らがスマートニュースを出したときは、「そもそもニュースってスマホでいけるのか?」という状況だったんです。
50位に入るようなアプリがあったら「市場があるんだな」と思えるんですけど、そんな状況で参入したんですね。それは、アメリカでも同じような感じで。アプリの数はあるんですけど、スマートニュースみたいな物はなかったんです。
そういう意味では「ユニークな存在」として認められていて。向こうでニュース系の記事が出るときは「Flipboad、Feedly、SmartNews」のような扱いになりつつあって、だんだんプレゼンスは上がっていると思います。その中でもまた、FlipboadともFeedlyとも違うわけなので、ユニークな存在としてイケてるのかなと思っています。
小林:あと1問いきましょうか。
質問者4:音楽とか動画もくると思うんですけど、「コミックアプリ」もけっこう伸びていると思っていまして。メディアとして見たときに舛田さんや宮﨑さんがどう思っているのかというところと、読み物として見たときにスマートニュースさんがどう思っているのかというところをお伺いしたいです。
宮﨑:マンガは、うちで言うとアメーバのプラットフォーム上に乗っけているブックテーブルという子会社が「読書のお時間です」というスマホ専用の女性向けマンガサービスを出しています。LINEさんとかDeNAさんのサービスに比べると、まだ全然規模が小さいですけど伸びています。
マンガ自体はスマホならではの「縦読み」で変わってきたと思っていて、今まで「横」にめくっていたのが「縦」になったじゃないですか?
「縦読み」が登場してはじめてスマホでもマンガが「コンテンツの消費」の形として最適化されたわけで、ここから全然伸びる余地があると思っています。我々も力を入れてやっていきますし。
舛田:LINEマンガをやっているんですけれども、LINEマンガは元々はマンガストアだったんですよね。そこから「無料連載」を入れたり「インディーズ」を入れたことによって、ある種メディアになり始めていると。
かといって、広告で儲けるわけではないんですが。ただ、マンガというコンテンツ自体は日本国内でもそうですし、ある一定の国においては日本のマンガではなくても、「コミックとしてのニーズ」が間違いなくあると思います。
LINEは「LIMEマンガ」をやっていますが、我々の親会社のNAVERはまさに、縦読みの元祖としてWebtoonというのをやっているんですね。スマホ最適化をして。
これは、いろんな国の「ものを生み出す力」になっているわけです。現地でコンテンツが生まれるということは、現地の人たちが消費しやすくなるので。
「日本のマンガを世界に」ということもやるんですが、その国ごとのマンガのカルチャーが生まれていって、それがアジアでかなりアツくなっているんですよね。
それを「販売しましょう」となると難しいんですが。メディアとしては成立していて、そこからキャラクターが生まれて、その商品化によってビジネスを構築するとか。
あとは、「映画やドラマになります」という実例がかなり出始めているんですよ。あとは、それが「スタンプになる」ということもあるわけです。
なので、マンガメディアというところでいくと、国内だとLINEマンガ、comico、マンガボックス、などのプレイヤーがいると思いますが。こういうところだけではなくて、まだチャンスはあると思っています。
フォーマットを変えるとか、デリバリーの仕方を変えるとか、コンテンツを変えるとかで、まだまだ「メディアとしてのマンガ」はチャンスがあると思っていますけどね。日本も他の国も含めて。
鈴木:個人的にはマンガ大好きで。僕としては、最高傑作は宮崎駿の『風の谷のナウシカ』だと思っています。本当にあのマンガを読んで「生命とは何か?」ということを考えさせられましたし、思想にも影響を与えられた、すばらしいマンガだと思うんですね。
日本のマンガの文化というのは本当に深くて、それ自体が一つの文学作品のような物から、ポピュラリティを獲得するような物まであって。しかもそれが2つに分かれている、というよりは「共存している」と言ってもいいと思うんですね。
そういう、ある種の生態系がある国で育っている、というのが「なんと幸せなことなのか」というのを、半生を振り返って思うわけです。そういう中で「スマートニュースでもマンガやりたいよね」という話はあって……。
舛田:Gunosyはやっていますよね?
鈴木:やっていますね。スマートニュースには「地球くん」がいるんですけど、ご存知ですか? 天気の隣に今日が何の日か教えてくれる、知る人ぞ知るキャラがいるんですけども。
あれを「始めよう」と言ったのが僕なんですね。言い始めただけで、その後は(浜本)階生さんが全部やっているんですけども(笑)。
そのきっかけというのは、やっぱり新聞だと「4コマ漫画」があるじゃないですか? 新聞を読む人って、ちゃんと読む人と4コマ漫画とテレビ欄を目的とする人と両方いるので。
それで、「やっぱり4コマ漫画やりたいな」と思ってやっていったんですけど、気付いたら「地球くん」になっていたんですね。全く予想外だったんですけども。
その頃からマンガをやりたかったんですが、「何でいまだにやっていないか」と言うと、簡単に言うと「人がいない」ということです。
舛田:出版社から「やらせてください」と言われたらどうします?
鈴木:そういう話も伺っています。そういう中でもやはり、自分たちでやりたいので。この中で「やりたい!」という人がいたら、この中でなくてもいいですが、入社してくれたらいいなということで、お答えになっているでしょうか? マンガをやりたいです。
質問者:うちもやりたいので、ご一緒させてください(笑)。
小林:決まりましたね(笑)。
小林:それでは時間なので、最後に一言ずつ「俺はすごい!」という自慢をして終わりにしたいと思います。みなさんへの熱いメッセージでもいいですが、病み上がりの鈴木さんからいきましょうかね?
鈴木:病み上がりというか……まだ病んでる状況なんですけど(笑)。すいません。ちょっと風邪を引いてしまって、全体的に元気がなくて、頭が働いてなかったと思うんですが。スマートニュース自体は元気にやっていますので。
やっぱり、スマートニュースが出た2年半前に、ある種の衝撃を与えたと思うんですよね。今は「ニュースアプリ」というと、横スワイプで、タブで切り替えて、キャッシュで読めるというのは当たり前になっているんですけれども。
そういう「最初のイノベーションを与える」というところを僕らはやってきたと思っています。2年半やってきて、ようやくチームづくりもいい感じになって、採用も進んできたと思うんですね。
けれど、それに甘んじるのではなくて、自分自身を破壊するくらいの気持ちで「新しいイノベーションを起こし続けていく」ことをやらなければいけないと思っていて、それに向けて今いろいろと進めています。
誰も体験したことのない体験を生み出すために、テクノロジーとプロダクトの粋を集めて、最高の製品をつくって、世界中の人に使ってもらう。
それを通して、ユーザーだけではなく、間接的に社会全体に対してインパクトを与えていくと。冒険をしていきたいと思っています。
そのチャンスは、この「スマートフォンのアプリ」という世界では稀だと思っているんですよね。僕ら自身も頑張っていますけども、ここにいるみんなもそうだし、まだドアは開いていると思うので。
本当にイノベーティブな「誰もやったことのない、誰もつくったことのないプロダクト」というのを一緒に挑戦していきたいなと思っています。
小林:ありがとうございます。では、山田さんお願いします。
山田:今日のセッションのテーマは、「次に何がくるか?」という話で、おそらくこの場にいる人たちもイノベーションを起こしていくと思っていると思うんですけども。やっぱり、自分もその一翼を担いたいと思っていますので、頑張っていきたいと思います。
小林:ありがとうございます。では、舛田さんお願いします。
舛田:スマホの最前線という話では、メッセンジャーでバトルがあって、コマースでバトルがあって、ニュースでバトルがあって、マンガでバトルがあって。
ゲームでバトルがあって、決済でバトルがあって、音楽でバトルがあって、みたいなことじゃないですか。
今までは、スマホが一般化されて各プレイヤーが参戦して、勝者が決まっていたわけですけれども。じゃあ「これで終わりか?」といったら、そういうわけはないので。
見極めとして私が思っているのは「もう1回、この1、2年でいろんなものが変わっていくだろう」と思ってるんですね。私は常々、「スマートフォンアプリはチャンスだ」と言ってきたんですが、これが多少変わってくるんじゃないかなと思っています。
今まではアプリをやることが世界を変える最短距離だったり、スケールを出すことの最短距離だったんですが、今のアプリはつくった9割くらいは、ほぼ死んじゃっているんですね。
残りの1割、1割といっても甘めに見ていますが、この中でアプリで表現してチャンスをつかんでいくというのは、なかなか難しくなってきていると思います。
ただ、少し変わってきているのは、Facebookもそうですし、我々もそうですし、いろんなプラットフォーマーがアプリではなくて「ブラウザ」や「Webアプリ」に多少、ウエイトを置き始めているんですよ。まさに今。
これが1年前と違う状態であって、この「何かが変わる状況」というのはチャンスなので。何がチャンスになるのかは、わからないですが「アプリエコノミー」から「アプリエコノミーが100パーセントじゃない状態」に入ろうとしています。
ここは、まさにスマホ最前線というテーマで言えばチャンスだと思うんです。私自身も考えていますが、この辺はまだ、おもしろくなると思います。
みなさんもいろいろ考えているとは思いますが、次のスマホビジネスを競争しながらでもつくっていければいいなと思います。
小林:ありごとうございました。では、最後に宮﨑さんに締めていただきたいと思います。
宮﨑:サイバーエージェントも2008年くらいにソーシャルゲームがワーッときたときに、民族大移動みたいに人を寄せてゲーム部門をつくって、数百名単位の組織としていきなり立ち上げたんです。
大きな伸びしろのある市場に大きく参入し、当てて大きく育ったSumzapやApplibot、特殊なパターンですとCygamesが登場して、新たに大きな収益の柱をつくれたというのがあります。そして2011年くらいから、スマホシフトの大きな波がきて、また民族大移動をして、という感じなんですが。
今、うちの中ではサービスとしてはエンタメ領域かつ「動画」「音楽」というのは今年絶対にきそうだから押さえておきたいし、事業分野としての「動画」も大きな市場を見込んでいるので総バリ戦略で、主要どころは全部張っていきます。
サブスクリプション、ライブストリーミング、生放送、実況主やYouTuberみたいなものから、動画のアドネットワークまで全部やります。「今年は動画で当てにいく」という感じです。
最後になりましたが、私自身がユーザーとして使っていて思うのは、まだ動画で「消費する価値のあるもの」や「惰性で時間を潰してしまうもの」はYouTubeやニコ生くらいしかないんですよね。しかもスマホ最適化されたものは皆無に近いので、全然足りていない感じがしています。
なので、ビジネスとしてはチャンスがあると思っていますし、そこはいちスマホユーザーとしても欲しいところなので自分たちで生み出して、ユーザーに価値の高いサービスを提供していこうと思います。
小林:ありがとうございました。ということでですね、今回は4人の方に登壇いただきましたが、これでおしまいにしたいと思います。どうもありがとうございました。
(会場拍手)
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