2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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小:住む場所を変えたり会社を辞めたりね、何かを一気に明確に変えるんです。気持ちなんていうのは変わらない。人間は弱い。英語しゃべれますか?
参加者:少し。
小:あっじゃちょっと話変えよう。
国:なに? 今の間。
小:ちょっと話変えよう。多くの方が英語しゃべりたいと思っても喋れないでしょ?
参加者:はい。
小:人間ってのは弱い生き物なんだ。だから、物理的に留学をする。これいいよね。そういう事ですよ。以上。
国:ありえない体験って僕への振りかなって感じで、思ったりして。
上:そやね。
国:あのね、僕今38歳なんですけど、この歳っていうのは日本最強の不遇の世代。団塊ジュニア世代って言って親の人口が多かったから子供の人口が一番多い世代みたいな形でとにかく競争が厳しい。だから小学校の頃から完全に塾。で、僕関西やったから浜学園ってところで正月から鉢巻締めてそこに書いている字が「常在戦場」みたいな。ゆとりなんてない。
ていう感じでずっとこう敷かれたレールみたいないい中学校行っていい高校行っていい大学行っていい会社入ったらいい人生みたいな。そう聞いてたはずが、大学時代にバブル崩壊があった世代で、ただまあ自分的にはやっぱりそういうレールには乗りたくないし、やっぱ自分だけの人生を生きたいみたいな感じでずっと思ってたんですけど。
でも当時ね、まだ学生とかやってた時何やっていいかわかんない、っていう感じがあって、ただ自分の中であったのが、皆と違うことしなきゃって。とにかく何でかわかんないけど大学行ったら俺は負けるみたいな。大学だけは行かんとこう、高校卒業して大学行かずに俺はビッグになるぜみたいな。
でも当時で行くとベンチャーとかないから大学行かずにビッグになるような仕事は水商売しかない。それで延々と大阪とか神戸とかで水商売してた時に丁度地震があった。神戸の。あれがやっぱり僕的には大きくて、地震があった時に身内とかはあれだけど周りで亡くなった方とかいっぱいいて、あんときに結局人生って本当に偶然、ベッドにこう倒れたから生きてるけど、こう倒れたら死んでるみたいな。リアルにいつか死ぬんやみたいな、ひょっとしたら今日死んでたみたいな感じで思った時に、やっぱりね、今日死んでたって考えたら、うわーっ後悔しかないなって。
俺何もやってへん。周りにはビッグになるビッグになるって言ってて、結局何もないやんっていうのが凄く思って、ただやることがわかんないからどうしようみたいな。っていうのでとにかく海外に行こうって、当時1995年だったんだけどやっぱり当時も21世紀は中国の時代とかっていう感じで聞いたりもしてて。
当時強いのはアメリカやったりもしてたんでアメリカか中国行きたいと思ってて、中国にしたのは単純にお金。ウチ貧乏やからお金がなかって、当時でいうと中国は初任給1万円位って感じやったから、バイトで100万ガって貯めてそっから中国行った。
結局そん時に海外ってとこを選んでそっから中国で延々と頑張り倒して、その後もいろいろ人生歩んでいくという形なんですけど。やっぱり、今この瞬間に何やりたいとかってなかなか見つからないものだから、そういうのがまだ見つかってないという時に行くと徹底的に探し続ける。
特にね、環境とか変えてどんどん海外とか出て行っていろいろな人と知り合ったらいろいろやっぱり新しい発見とかあるし、その中で僕はね、自分探し第一世代みたいな感じで思ってるんですけど、海外俺29までいたから29歳まで自分を探し続けたって形で、やっぱそん時に一番重要かなって思ったのって、何がやりたいかわかんない時は、とにかく目の前のことを全力でする。
だから当時中国行ってた時にその後アメリカ行くって決めたら、せっかく中国語めっちゃ勉強してたのに意味ないなとか、アメリカから出て帰ってくるときに英語勉強したけど意味ないなとか思って、前の会社が映像とか映画とかドラマとか作っててそこのエンタメ勉強してこれ意味ないなとかって感じで、新しくインターネットの方始めたら、今気づくとゲーム会社になってたりとか。特にこっから海外行くとか言ったら言葉とか喋れるのめっちゃくちゃ有利やし。
だから一番重要なのっていつか探し続けてると自分のやりたいことが見つかってくるから、そこに向けてとにかくすべての事は無駄にならない、目の前のことを全力でやりきるっていうのを繰り返していくと、いつか何かが見つかるかなって。もし今これっていうのがなかったら、やっぱ環境を変えてどんどんと新しいところに飛び込んでいくのがいいんじゃないかという風に思います。
参加者:はい。ありがとうございます。
上:ありがとうございます。むちゃくちゃいい話ですね。スティーブジョブスの何とか、コネクティングドットっていう言葉を体現しているようなね。
国:スティーブジョブスって俺の歴史とか見たのかな?
真:見てない、見てない。見てないと思う。
上:はい。ありがとうございます。ちょっといい話になっちゃいましたけれども、えっと次の質問を受けようと思います。彼行きましょう。
参加者:会社を作るにあたってやりたいことが当然あると思うんですけど、やりたいこととお金儲けどう折り合いをつけてらっしゃいますでしょうか。例えばソーシャルゲーム。あの会社もあの会社もソーシャルゲームやってるけども何年か前までソーシャルゲームってなんもやってなかったのにと、そういうことは良くありますよね。たぶんお金儲けの為にソーシャルゲームやってると思うんですけども、そういうのってどう折り合いをつけてらっしゃるのでしょうか。
上:真田さん、お願いします。
真:あのやりたいことってどんどん変わっていくんですよ。基本事業を作っていくことがやりたいことなので、あまりその中身が何業がやりたいっていうのが特に昔からなかったんですね。で事業仮定してこういう戦略でこういうことをしたら事業が成功するんではないだろうかってことがやりたいことなので、折り合いつくも何も大体常にやりたいこととお金儲けは僕の場合はだいたい一致してます。それがずれたことは過去にあんまりないです。
上:岩瀬さん、あえてここは言っていいですか? 「やりたいこと」と「お金儲け」折り合いはどうやってつける?
岩:折り合いというのは、無いんですけど、収益を上げなきゃやりたいことはできないですし、お金儲けのためにやりたくないことをやってる人はいないと思うから、お金儲けのために自分を犠牲にして、ソーシャルゲームとかやってる人もいないし、それはそこに楽しさがあるからやってると思うんで。あんまりトレードオフとかはないですよね。嫌な仕事を嫌々やってる人は別ですけど、ベンチャーの人とかはあんまりいないと思う。
孫:僕はやりたいことをやった方がいいと思う。それがビジネスモデルが成り立たんなぁと、でも、やりたいのはこれなんだっていう時に、成り立たなくても、何とかやりたいことをやった方がいいと思う。それを一生懸命やって、それが本当に素晴らしいものなら、ファンの人も付くし、「応援します」っていう人もいて、少しづつ輪が広がっていくっていうことは素晴らしいことだと思う。
「それじゃあ食っていけん」っていうけど、それで辞めるんだったら、それはやりたいことじゃないと思う。結果的には、自分のやりたいことで、多くの人たちの共感を得たなら、それは絶対ビジネスが付いてくるんですよ。でも、ほとんどの人がそこに行きつく前に辞めてしまうから、「成り立たん」って思うのであって、本当に突き詰めてやれば、僕はたくさんそういう人も見てきたし、自分自身も「儲けるためなら、何でもやる」って思ったことは1回もなくて、そんなのはモチベーションが続かないんですよ。
続かないから、自分がやりたいことを絶対にやるって決めていて、「それって、どうやって儲けるんですか?」って聞かれて「わからん」って言っても、「俺はずっとそれをやり続けるから」っていう。それでいったんお金が続かなくことあるんですよ。これ以上出せないってなって、辞めるんですけど、それはいったん中断ってことにしてる。また絶対どこかでやるって思ってることたくさんあるんですけど、「俺は死ぬまでの間に絶対それをやるんだ」って決めてるんですね。そういう、やりたいことがあるんだったら、あんまり気にせずにとことんやったらいいと思うな。
上:ありがとうございます。たぶんサービスのジャンルとかサイトとかは、方法論のレベルだと思うんですよ。粒のサイズでいうと、ほんとに小さな粒度のものごとで、たぶん持ってるやりたいこととか夢とかって、ものすごい粒度の大きなレベルでもってると思うんですよね。その粒度の大きな夢と自分がやりたいと思ってる方法とか、どこかで腹落ちするところがあれば、どっかでやってみたらいいじゃんっていうと思いますね。
国:(客席に向かって)この中でソーシャルゲームやったことある人?
(多くの人が挙手)
国:けっこういるね。ソーシャルゲームって世の中でいろいろ言われたりするけど、これはかなり価値がある。どういうのかっていうと、よく意味がないとか生産性がないとか言われるけど、1日考えたら、朝起きて、飯食って、仕事して寝るってそれだけでもいいけど、でもそれだけだと人生っておもしろくなくて、だからそういうところにエンターテイメントがあると。だから、音楽聴いて、絵画見て、舞台観て、ゲームやったりとかも含めて、エンターテイメントがあるから、もっと頑張ろうとか、もっと何しようとか。
やっぱり人間って感情がある生き物だから、ただ生きていくだけっていうところじゃないところに価値を覚えていくっていうのが動物と人間の決定的な違い。で、ソーシャルゲームの圧倒的な価値っていうのがあって、結局、テレビとか映画とかって余暇産業って言って、週末とかじゃないと見れない、空いた時間でわざわざしないと見れないっていう形なんだけど、ソーシャルゲームの肝心なところは、日常の中に入ってこれる。普通の人の人生でいうと……。
孫:その辺は語らない方が良いと思うよ。
国:なんで?
孫:だって興味あんまりないと思う。
国:そっか、じゃあ止めよう。
孫:作品で語るべき。エンターテイメントは作品で語らないと。
上:後は歴史で語ってくれると。じゃあ、続いての質問。
参加者:今起業して1年半ぐらいで、映像マーケティングをしています。経営者として毎日悩んでいるんですけど、本質的に素晴らしい経営者の定義を教えて頂きたいと思います。ちょっと哲学的になっちゃうんですけど。
小:ないない!今、佐藤さんの話聞いてなかったの? 類型とかできないの?
参加者:お一人づつ……。
小:そういうことなら話は別だ。
全員:(笑)。
上:じゃあ、真田さんあえて……「定義するな、するな」と言ってるのに、この質問きたので、あえて。説教でもOKで。
真:あえていうのであれば、経営者は企業を成長させて、企業の利益を出さないといけないと。そしてステークホルダー、従業員、お客様、株主、自分を幸せにすることが出来る経営者が良い経営者だと思います。
上:ありがとうございます。
真:優等生的な答えでつまんないよね(笑)。
上:いやいや、良いです。これは真理だったと思うのですが、まだいきますか? ちなみにあなたは? 最高の経営者ってどう思ってます?
参加者:価値を与え続けられる企業を繁栄させていく理念を創っていく……すいません、定まってないです。
上:あなたは素晴らしい経営者ですよ。
国:経営者について思うのは、世の中変えないと意味がない。どんどん新しいものを創っていくみたいな形やから、一番重要なのは、世の中ここがまちがってる、ここがおかしいみたいな感じで、俺はここの部分を世の中変えていくぜ!みたいな。
仲間集めて、引っ張っていく。大体、起業して仕事していくのは、本当にしんどいことしかないし、ほんとに大変。でもそういうところで、みんな引っ張っていかなくちゃいけないから、とにかく夢語って、とにかくいくぜ! 世の中こうやって変えるぜって感じ。それが重要じゃないかなっていうこと。
岩:今のに乗っかって、今日1つだけ話したいなって思ったことなんですけど、経営者だけじゃなくて、僕は元々ネット系じゃなくて、30ぐらいで今の仕事始めて、みなさんと付き合うようになって、すごい思うんですけど、世の中2タイプの人間しかいないんだなと。新しい物を創っていく人たちと、すでにあるものをただ回している人たち、その2通りの人間しかいないんだなって気づいたんですね。
で、この人たちって発想が全然違うんですよ。要するにないなら作ればいいじゃんと。でも世の中の人たちの大半はないと不満をいうんですよ。サラリーマンの人たちって愚痴が多いんですね。たまにサラリーマンの人たちと飲みにいくと、愚痴ばっかりいうんですよ。でも、この人たちと飲みに行ってて愚痴とか聞いた事がないんですよ。っていうのは、自分たちでどうにかすれば良いとか思ってるので、そこは発想が全然違うなって思ったんですね。
なので、みなさんは別に経営者にならなくてもいいんですけど、せっかくこういう場に来てるんですから、新しい物をつくっていくそういう存在になるっていうことだけ、今日の学びとして聞いて頂ければということを今日は言いたかったので。じゃあそろそろ返して……今日それをいつ言おうかなと思ってたんで。国光さんの社会を変えるのも一緒ででもね、全く違うんですよマインドセットが。
作ろうとか、ヒントを探そうとか思ってる人たちと全く、僕はサラリーマンをやってたからわかるんですけどそう考えもしないんですよね。ただある枠の中で走り続けるだけっていうのがほとんどの人なのでそうじゃない人間になるっていう事さえ胸に抱いていればあの、すごく良いんじゃないかなと思います。
上:ありがとうございます。社会変える。変える側。小澤さん最近社会変えました?
小:私ごときでは変わりませんよ。私ごときでは変わりません(笑)。まあただね、あのこれ質問の答えも含めていうんですけどね、本当多様性なんですよ。全員がこんな感じになったら住みづらくてしょうがないでしょ。でも、街のお花屋さんでね、さっきの泰三さん言ってたけど一生懸命お花売ってる人がね、社会変えようと思ってやってなくても、経営者としては立派に40年地元で愛されてそれで幸せなんだけど、世の中変えようなんて正直思ってなくて、僕はその方も立派な経営者の方だと思うんですよ。
どれが正しいとかなくって、何が言いたいかというと自分がこうなりたいものをぱっと描いて自分なりにそこを目指すでもよくて、そりゃ、10人経営者がいたら10人バラバラだしね、その上場企業上から時価総額バーっとやってそれなりに類型化してこの人はこういうタイプでってプロットしたらそれはそれで構わないげど、僕は自分がなりたい幸せだなと思うものを目指して頑張ったらいいと思いますよ。
僕らに聞いてああそうだなって目指したらそれは僕らがいいと思う経営者を目指すわけであってあなたが思う経営者ではなくなるから。もう、自分なりに考えてさ、お父さんを目指すでもかまわない、まあ何か最終的には誰かを目指すかもしれないけど、ここで1・2・3・4・5・6人いたらあいつっぽいなっていたら、何かメールやって師匠にするも良しで、それを考えてそれを聞く為にご質問をされたかもしれませんけども。
成功する経営者っていうのはね、一括りに出来ますね。因みにじゃあ三木谷さん見てて一つ思ったのはね、この人スゲーなって思ったのがあるんですよ。正直僕、入るまでは俺の方が凄いと思ってた。でも入ってこれはかなわないと思ったことはしつこさですね。さっきの真田さんのいう所の目標設定に対して絶対に勝つって諦めないですよ。
で、今10対1で負けてる瞬間に三木谷さんもう撤退しましょうよ、って言ったら何を言ってるんだ、勝ってる途中なんだ、勝ちに行く途中なんだっていうんですよ。野球で9回まで目指して3回の時に7-0で負けててお前負けっていうかと、9回裏までやってて8-7だったら勝つんだと。もっというと9回裏で終わんねーと、俺が終わりって言わないと負けねースポーツなんだと。
スゲーなと思ったんですね。こんな人と一緒に仕事で来て幸せだなと思いましたけども、そういうね、たくさんの経営者と会ったらスゲーなっていうのいっぱい出てきますから。そういうので学んでいったらいいかもしれないですね。
参加者:ありがとうございます。
上:はい。あっ上がりましたね。じゃあもう一度挙手。そうですね。後ろの彼を。
参加者:国光さんにお願いします。個人的な質問なんですけど、後日是非個人的にこう会ってすごくいろいろ教えて頂きたいなと思ってるんですが、僕はただの学生という中で、どうすれば僕に会ってくれますか? お忙しい時間をどうすれば僕と一対一の時間を割いてくれますか?
国:まずは、Facebookで申請してもらって、真っ先にいいねが付くみたいな感じになってくると何かちょっと嬉しくなって来てね。
上:意外と普通や(笑)。
国:何かあの、ただ結構いいと思って、やっぱこうTwitterとかFacebookとかでもね何かこう絡んでくれるとうれしいのよ。しかも、いいねじゃなくてコメントとかされてくるとだんだん意識してくる。あっなんやコイツみたいな感じとかで。
上:なんぼ口説きやすいん(笑)?
国:本当、本当。で、それでこう何かねしょっちゅうコメントがあると何かほらFacebook観たくなるじゃない。っへーって感じの時にメールとか来たらすぐ会うと思うな。
参加者:わかりました。
小:これね、すごく良い質問。ちょっと乗っ取るけど。僕ね、こういう講演行くとね小澤さん面白いですよねと。時間とってくださいって言われるんですよ。で、必ずいうのは話聞かせてくださいっていうのね。一時間お願いしますと。いや、俺は話すのはいいけど俺は君から何を得られるんだと。あなたの1時間と僕の1時間はイコールじゃないと。僕が与える一方で何で僕がっていう話をする。
それは最初っから意識があるっていうのは重要で、ここにいる皆さん今ちょっと一つ前の質問で経営者に話聞いたらいいよっていうけど、必ず意識して頂きたいのは、話に行く前に会いに行く人と情報格差とか社会的地位とまではいわないけどバランスが悪い際、必ず、お土産を持って行ってください。それは、物じゃなくてもお金じゃなくても結構です。真田さん、僕1時間いただければ3カ月無料で働きますよ。実際こういう子来るんですよ。そしたらね、わかってるなって思いますよね。
真:思いますね。
小:しかも信じられないぐらいバランスがない人ほとんどだと思いません?
真:僕が逆に言われて絶対に会わない人、を一つ紹介します。毛筆で手紙を書いてくる奴。絶対に会わない。こいつは世の中で売ってるマニュアルを読んで毛筆で手紙をかけって書いてってあるんでそれをそのまんま信じてその通りにしかできない奴。今時、毛筆で書くなんて下心が見え見え過ぎて、もう俺そういう奴大っ嫌いで、毛筆で手紙を書いてくる奴が。でもね、月に2・3人は来ません? 絶対会わない奴。毛筆で手紙を書いてくる奴。
国:気持ち悪いですよね。
小:何とか会ってもらった後の2回目会ってくれるかどうかが自分のパフォーマンスが発揮されたかどうかのバロメーターですね。やっぱりね、なるべく学生さんの意見って聞きたいから、まあ忙しいけど会おうかって僕なるべく会うようにするんです。会ってくださいっていうと。でもね、本当に面白いやつってたまにいて、そういうのって自分の立場ってよくわかっているし、一番びっくりしたのは、少ないですがお納めくださいって一万円もらったことがあるんですよ。
僕ビックリしてね、僕の時給1万円よりも高いけどね、でも、僕なんかと会っていただいてありがとうございますと。本当に今出来るお金はこれだけです。って言った時こいつは将来営業として絶対大成すると思いましたね。そういうのはやっぱりビックリする。だから、自分の立場を弁えろとは言わないけども、相手方の立場を慮るという事なんですよ。それが出来るっていう事は凄いことなんですよ。
真:すごいもう一緒であの、僕ね、学生時代に沢山の社長さんにお会いしに行きました。で、たくさんの社長さんにメールを書いて送って、そん時に必ず僕がやったことは提案書を書くっていう事。御社の……例えばマクドナルドの藤田田さんという、その当時ユダヤの商法っていうのが大ヒットした、当時って言っても30年ほど前ですけど、大学1年生の頃会いたくて、読書感想文、まずその本を読んでこう感じた、僕がマクドナルドの経営者だったらこういう事をします、という事を書いて送りました。まあ会ってもらえなかったんですけど。僕何人もの……それで、ワールドの社長の畑崎さんとか、何人かの社長にはそれで実際にはお会いして頂きました。これは結構使える手です。
孫:えっとね、乗っかりついでに言いたいことがあって、僕もずっと全くおっしゃることと同じなんですけど、僕ね、そういう考え方止めようと思って。それは僕が本当にペーペーだった20代前半の頃に、お世話になった、何にもわかんない中で会社を始めちゃって本当にわかんなかった時に親身に指導してくださった会計士の先生がおっしゃった言葉が、その時はその言葉の意味があんまり分からずに今になってみると物凄く響く言葉があるんです。
それは、あの、僕もわかってなくて礼儀もなってないし慮る気持ちとかもやっぱり若いんでない、作れないんですよね。わかりたいとは思うけど何を慮っていいかわからないから、でその時に先生はいっつも僕に対してすごく丁寧な言葉で、ちゃんと対等なビジネスパートナーとしてというか、僕は一応クライアントだったんですけど5万円位しか払えなかったんだけど月の報酬をね。
だけど、きちんとしたクライアントとして扱っていただいたんですよ。で、先生そんな風にされるのは本当に恐れ多いんで本当に辞めてくださいとか言ってたんですけど、いやいやあのね、俺がね、泰三さんくらいの歳の頃は全然だめだったから、それに比べれば泰三さんは本当にしっかりしてるわと。いや酷かったんですよ、僕もすごく。全然常識がなかったんです礼儀も。だけど大したもんだと。
たまたま自分は先に生まれたからいろんな事知ってるから上からいろいろな形で言ってるけども、たぶん泰三さんが私の歳になった時には全然僕なんかよりも凄い人になってるに違いないから、それはもう確信してるからだから、たまたま先に生まれて経験とか知識が多いからと言って俺は偉そうには出来んっておっしゃってたんですね。
俺は、なんかね、ジーンときちゃって涙が出たんですよ。先生が丁度僕ぐらいの歳だったんですよ。40位その時その先生が。それをね、そういう風に言えるかな? っていうのを僕は最近すごく思うんですよね。だから、学生とか若い子たちが礼儀がなってないとかそういうのも含めて僕は自分がその時どうだったかとか、その彼らが20年後とか自分の歳になった時のポテンシャルとか考えると俺は何か、いいかお前ねって、こういう風なもんなんだぜっていう風には僕には出来んなと思っていて。今ね、対応を変えようとしてるんですよね。。小:素晴らしい。ちょっと結論を3つ言おう。1つ、国光さんじゃなく泰三さんに会いに行け(笑)。2つ、俺は今泰三さんの話に猛烈に感動したから俺に会いに来い(笑)。3つ、超マイノリティーだ。こんな人は世の中に0.01%だ。だからほとんどの人は我々のように心の狭い考え方をする。
孫:はい。それをあんまり美談っぽく言いたくなくってね、何でかっていうとね俺ね、爺になりたくないんっすよ。それに対して恐怖が凄いあって、気が付いたら「いいかお前ら全然なってないな」って言う人間になりたくねーって若い時すごく思ってたのに、なりつつある俺がいるっていうのが超恐怖なんですよ今。
国:名前なんやったっけ?
参加者:○○と申します。
国:ちょっとね、後で友達申請するからさ、俺たちからね、友達申請しようと。で、ちょっとスケジュール調整しよう。
参加者:はい。Facebookの過去の投稿全部いいねしときます。
上:はい。という事で、えっと凄いいろんな質問が出て楽しいところでしたがそろそろ時間ですので最後の一言を、学生の皆さんに、今日本当のラストメッセージになりますんでね、お一人ずつ頂いていきたいと思います。じゃあ、岩瀬さんお願いします。
岩:さっきも言ったんですけど、世の中2つの人間に分かれます。新しい物を創れる人とあるものを回していく人、これ99%こっちです。皆さんは是非1%の世の中に新しい物を創っていく人になってください。
上:ありがとうございます。拍手。
孫:僕が皆さんに申しあげたいのは、えっとね、好きなように生きてほしい。ってことです。で、それはどういう意味かというと、みなさんたちは凄い本当に優しいと思うんですよ。すごい賢いしいろんなことに頭が回ると思うんです。だからこそね、いろんな自分、本当はこんなことがしたいって心の中にあるのに親の期待とか周りの期待で何か、何とかちゃんはこういう人よねとかねお前はこういう風に生きてほしいとかっていうのを考えすぎてしまうと思うんですよね。
その結果本当は実は自分の中にやりたいことがあるけど、それはいつか先の話で今まず自分はきちんと職に就いて親を安心させてとか、そういう事が絶対にいろいろあると思うんですよね。で、その結果本当にやりたいことは実はあるはずなのにそれを押し込めてしまって、「いやそういうの無いです、僕はそれに満足して、満を持してそれに向かうんです」って言い聞かせるとかってすると結果的に自分の人生寂しくなるよ。
それがね、僕はね何か破天荒に生きろとかいう風には言わないけれど、別にそうじゃなくていいんだと思うけど、好きなように、だけど好きなようにするのは凄く難しいことで難しい理由は今言ったような理由です。その、周りからこうあらねばならぬと期待される事を、無意識のうちに何とかそうしなければならぬという事で自分に言い聞かせてしまうという事。
学生の間ってそういう常識から外れていい最後のチャンスかもしれない。社会に出る。もちろんいつでもできるんだけどね、社会に出てからでも。だけど、今そういうことをよくよく考える時間がある時だと思うので是非それを考えてほしい。で、それの結果、自分が何かやりたいことがあってそれは今やるしかないって思ったら今やったらいいし、それがないんやったら、国光さんが言ったように探せばいい。一生懸命探す努力はする。漠然と生きるじゃなくて本当に好きなように生きてほしいですね。はい。
上:ありがとうございます。じゃあ好きなように生きてる小澤さん。
小:僕が皆さんに言いたいことは、泰三さんのいう事を聞いてほしいという事です。泰三さんのような大人になってほしいという事です。私のような心の狭い大人にはならないで下さい。ただ僕は若い方と面する時、もっと年上の方と面する時、同い年の方と面する時、常に勝負だと思ってます。かかってきやがれと思ってですね、常にお前なんかに負けるかと、俺は凄いんじゃと思ってるわけです。
応援しようという気持ちがあるようでない。こんな敵が出てくるんだったら俺はもっと凄くなってやると、でも、本当に凄い敵が出てきたら学んでやれ、そして乗り越えてやれと思ってるわけなんです。今日は僕泰三さんに出会えてよかった。若者の心をこんなにもつかむ話を出来るようになりたい。常に面白かったですねと言われる(笑)。
孫:すごいいいことだと思いますけどね。
小:あまりこう参考になりましたと言われたことがないんです。新たなる敵が出来ました。兄弟で凄い、孫家恐るべし。皆さん次回会う時はパワーアップして戻ってまいります。また逢う日まで、さらば。
国:もう、天才やね。もう高田純次にしか本当に見えない。まあでもね、人生で変えられない事っていうのはいつか死ぬ。これはねやっぱりね絶対変えられへんから、人生やっぱ一人一人の生き方があるのかなと。でもね、結局死ぬ瞬間っていうのにどう思えるかっていうのが一番重要かなと思って、その死ぬ瞬間にね、あっ頑張ったね、俺みたいな。まあいい人生だったねっていう感じで思えるかどうかっていうとこだけが人生で一番重要。
そこの答えっていうのはね、やっぱり人がこれやれなにやれっていうのをやっていってもそういうとこの満足って得れない。自分が何やりたいとか自分がどうしたいっていう所っていうのは本当に自分しかわかんない。だからね、絶えず自分に正直に。
でね、本当にやりたいことっていうのが見つかるまで探し続ける。その過程っていう所で本当に日々目の前のことに努力し続けるみたいな。ていうのを続けていくとね、いつの日にか、あっこれが俺が本当にやりたかったことだみたいなのが見つかると思うんでね。日々、本当にやりたいことは何かってことを探しもがき続けて、目の前のことに努力し続けると。それをやり続けるとね、いつかあーこれがやりたかったんだみたいなのが見つかって、最後死ぬ瞬間に、まあいい人生だったなみたいな。
他人の人生を生きるとか他人に言われたことをするんじゃなくて、自分の中で本当に何をすべきかっていうのを自分で考えてやっていくのがいいんじゃないんかなと思います。はい。
上:ありがとうございます。
真:えーっとじゃあ僕からもはい。岩瀬さんもおっしゃってましたけど別の二種類の人間、世の中には二種類の人間しかいません。行動しない人と行動する人。で、今日いい話をたくさん聞いたはずです。朝からずっとやってたんですよね、これ。すっごい参考になる話いい話を聞いて、聞いたわけですよね。で、あーいい話やなーと知識として持って行動しない人、どんだけいい話しても聞いてもそれは知識が増えるだけで行動しなかったらこれ何の価値もないんですよ。
それに対して行動を起こすか起こさないか、何か選挙の演説みたいになってますけど、この2種類しかなくて、今日の夜、ないしは明日、どう行動するかがいい話聞いたよかったよかったと思うだけの人と、今日聞いた事をもとに具体的にじゃあ何の行動に移すか。結局ね、どんだけいい話聞いても行動に移さなかったら何の価値もないんですよ。たぶん、こっちにいるこの人たちっていうのは、特徴は、きっとね、行動をを起こす人なんです。行動を起こさない人に限って何も変わらない。どんないい話どんないい知識見つけてもダメ。何の役にも立たない。
という事を是非肝に刻んでたぶん差が出るのは今日の夜皆さんが何をするか。あーいい話聞いたなーって家帰って風呂入って寝るのか、何をするのかですよ。今日の夜の行動が、明日……友達同士で来てる人は、今日の夜何をするのかを友達同士で話してみてください。それが、皆さんの将来の運命をたぶん占えます。
行動する人っていうのは今日の夜動きますから。僕だったらこの後の10分で何をするのか、でたぶん人と違う動きを、僕はしてきたんですよ。聞いたその直後に動けるか動けないかだと思いますよ。あの、動かない人だったら明日やろっと思うわけです。で、そのうちに忘れていく。だから、この後の行動がたぶん皆さんの人生を占う事になると思います。はい。行動する側の人間に是非来てください。
上:はい。ありがとうございます。えっとそうですね。行動する側になる。
真:上原さん今日なんかバリュー出してないね。
上:モデレートモデレート。
真:結局質問皆から募集してそれ取り次いでるだけやんそれ。
上:まあまあ。それがモデレーターですからね。はい、本当そうですね、やりたいこと見つけるも、やりたいことやるも、まず行動するも絶対大事なことだと思います。もう1個だけそれを被せときます。動き始めるっていうのを是非やってほしいんですが、動き始めることをやる、そのやる上でゴールを設定するようにしてほしいと思います。
そのゴールっていうのはすっごいおっきな夢のゴールとか最終の目的地じゃなくてまだいいんです。まず動き出すんだからまず動いたらいい。そのまず動いた時にそのまず最初の動きっていうのをどこまでもっていったら自分が勝ちだっていうのを設定すること。ゴールを設定することね。それをすると今いろいろお話あったのを受け止めて持って帰ってそのうえで実際にバリューに展開することが出来るんじゃないかなと思います。
小林:はい。セッション終わりますので、どうぞ大きな拍手でお願いします。どうもありがとうございました(拍手)。
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