2024.12.24
「経営陣が見たい数字」が見えない状況からの脱却法 経営課題を解決に導く、オファリングサービスの特長
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小林:今回6人の人選は、僕が個人的に濃いなって思う様な人を全員集めました。
上原:これ、やり過ぎやね(笑)。
小林:やり過ぎっていう形になります(笑)。で、自己紹介をすると長くなるらしいので、私の方から簡単に紹介をさせて頂けたらなと思います。一番遠いとこから、ライフネット生命保険、保険買うならライフネットということですね。岩瀬大輔さんです。
因みに岩瀬さんと僕は大学の同期になります。大学も同じということで、いつもこういう形で勝手に呼び出して、最近こう若手ビジネスマンのカリスマみたいになってますので、是非こういうとこで活躍して欲しいと思います。で、モビーダジャパンの孫泰三さんです。宜しくお願いします。
孫:はい、宜しくお願いします。何か、あの今日の登壇者でハゲなのは僕だけなので恥ずかしいので、ちょっと帽子かぶったんですがすいません。
小林:あの、毎度お馴染みということで掴むという事です。孫家の法則ですね。はい、そして隣の今は、YJキャピタルですね。YJキャピタルの2ブロック、豆まきとかをやっている小澤隆生さんです。そして、毎度お馴染みのグミの国光さんです。そして、この中の親分、先ほど五十嵐さんも登壇されましたけど、KLabの代表をされてます真田さんです。モデレータは、今回もマイネットジャパンの上原にお願いします。後は、ノンストップに90分間好き勝手に宜しくお願い致します。はい。以上です。
上:いやあ、動物園ですね。インフィニティーベンチャー動物園って感じでね、話して頂こうと思います。さっきね皆さんお腹いっぱいの人っていう質問の時に全然手挙げなかったですけど、ホンマはお腹いっぱいでしょ? もう。そんなことないですか? 僕らは、こっち側の席にいてもうぶっちゃけお腹一杯やったんですよ。さっきのセッションむちゃむちゃいい話やったやないですか。もうイイ話が続きすぎてこれ以上イイ話は聞きたないやろなと思ってますんで、これから僕ら普通の話しようと思います。
真田:だから役に立たない話を(笑)。
上:そうそうそうです(笑)。どうでもいい話をね。
国光:基本的にねここはお笑い枠みたいな形のところでね、結構皆さんここから業界の中に入ってくるといろいろわかってくると思うんですけど、わりと皆さん多彩な芸を持った感じの喋り家さんたちがいて。
上:そやね。国光さん最近何かおもろいことあった?
国:いやでも、これ一個ね最初の方で言っとこうかなという話があって、丁度この前にIVSっていうイベントがあったんですよ。IVSっていうイベントの時に丁度今まで僕は大体ちっちゃい枠、深夜枠みたいな感じの所のお笑い担当させて頂いてるんですけど。
上:視聴率低めのやつやな?
国:そうです。低めのやつ。でも、今回の所は丁度第一番。トップバッターの所でしかも、DNAの森安さん、NHNの森川さん。
上:LINEの。
国:LINEの。で、真田御大に初めて呼んで頂くみたいな感じで、皆から深夜からゴールデンに昇格みたいな。でね、お笑い芸人が深夜からゴールデン行ったら結構滑ってるじゃないですか。今回僕はそんなことにならないでおこうみたいな感じでスッゲー気合を入れていったんですけど、ただ結局滑ったんですね。
真:かなり空回りしてましたね(笑)。
国:でもこれね、一つ気付きがあった。これ、だから君らも覚えとくべきなんだけど、深夜から……
孫:無理やり、なんか教訓っぽくするの止めましょうよ。
国:(笑)。これね、深夜からゴールデン行ったときに何で滑るかっていうのって、緊張とかじゃないんですよ。これ緊張とかじゃなくて深夜の時っていうのは結構人気もんだから好き勝手やっていいのね。何やって誰をどういじっても許されるんだけど、ゴールデン枠に行くと大物揃い。これ小林::業だと真田師匠みたいな方がね。
上:うんうん、島田紳助みたいなね。
国:島田紳助さんみたいな感じがいつつ、森安さんとかもスッゲー怖いの。何か気難しい映画スターがいるみたいな。
真:高倉健みたいな。
国:高倉健さん的な、普通に怒って帰りそうだからね。っていうのに囲まれるとね、喋りにくい。
上:これ、ゴールデン出たての有吉みたいな感じやね。
国:そう。だから必死に途中からあだ名ばっかし考えてたんだけどそこはさすがに振ってくれへんかったし、あれで行くとね、結局たぶん皆なんでゴールデン行ったら滑るかっていうのは、自由勝手に出来ないからついつい場の空気を読む。だからやっぱり自分らしさを失ってしまうと。
真:本当に役に立たない話、そういうテーマですね。
上:(笑)。
真:まさしく役に立たない。
国:いやいやいや、でも僕言いたいのは、やっぱどこに行っても自分らしさを失わない。というのが大切なんじゃないかなと思いました。
上:わかりました。ありがとうございます。いやあ、そうですね。本当に国光さんはえらい珍しく、ちっちゃくなってたというのがありましたけれども、泰三さん最近どうですか?
孫:僕ですか? 全く僕無防備だった(笑)。えっと、何がですか?
上:何か面白い話。
孫:面白い話……まああの、この話をする会なんですかね、ここ。今年はですね、ずっとモビータという所でスタートアップ支援というのをやっているんですけれども、やっぱり、今来てる人たちっていうのは僕らは別にどなたでもどうぞっていう形で年齢とかも全然関係なく応募を受け付けているんですけれども、やっぱりね、20代前半の人たちが最終的に残ってんですよ。
上:あっ結構年上の人もいるのにですか?
孫:もちろん。30代の方とかいろんな方が応募されるんだけど、結局内容だとか人物だとかで選ぶと、20代前半、23歳24歳。
上:へえ、何かやっぱり違いがあるんでしょうか?
孫:うーん。やっぱり僕が最近よく言ってるんだけど、サッカーの日本代表みたいなもので、昔のJ リーグができた時のカズさんとかラモスさんみたいに根性とかガッツとかすごいけどあんまテクはないみたいなそういう時代から、もう今は本当にマンチェスタとかインテルのスタメンでしょ?
そういう実際ガッツもあるし足も速いしテクもあるみたいなとこまでレベルが上がってるじゃないですか。そんな感じで今の子たちはプレゼンも上手いし自分たちも作れるし、本当に聞いた事を非常に柔軟に対応できるってとこがあって、明らかに僕らの時よりもレベルが上がってると。
上:起業スキルみたいな感じですか?
孫:うん。もちろん起業スキルもそうだし、マインドセットも非常に素晴らしいです。だから本当に何か未来は明るいというか、うん。
上:たぶんですけど、結構、泰三さんがアジアに企業のエコシステムを作るっていう事をおっしゃるじゃないですか。
孫:はい。
上:ある意味エコシステムがすごい育ってきてるんですよね。
孫:あのね、確実にちょっとずつ充実してきてはいると思うんですよ、日本もね。
上:うん。話してると、そのエコシステムの一番主であるところの、まあ日本のインターネットでいうと一番でっかいとこですわ。Yahoo!。あのね、Yahoo!最近変わりましたよね。小澤さん(笑)。
小澤:僕は、君たちの役に立ちたいと思っております。あのたぶん、Yahoo!の話を聞いてもつまんないだろう?
国:確かにね。
小:普段使ってるから。
上:そんなことないですよ。Yahoo!の話聞きたい人?
会場:(挙手)
国:はい。正直だね(笑)。
小:はい。つまり却下ですよ。Yahoo!の話なんていうのは。
上:いや、ちょっと待って、Yahoo!の話やったら聞きたないけど、小澤さんの話やったら聞きたいという人、手挙げてみ?
会場:(挙手)
上:うわ、むっちゃ増えた。
小:ええ、それはするつもりでした。で、僕はYahoo!がいかに凄いかとかですね、ほっとけば僕がいかに凄いかっていう話をするわけですよ。こういうパネルみたいなものは。そんなの聞いたってしょうがないよ。
国:しょうがないね。
小:僕は君たちの役に立ちたい。何が聞きたい?
国:じゃあもうこれ全部質問コーナーにしますか? じゃあ、この彼から。
参加者:はい。小澤さんの伝えたいことを聞きたいです。
小:伝えたいことはですね、結構簡単です。僕は凄いんですよ結構。だからここに立っている。次行こう。君だ、君。何が知りたい? ちょっと、もう少しさ本当お歴々なんですよ。ね。たぶん皆さん位の年代から一生懸命頑張って気づいたら同じ年代でサラリーマンで課長目指している人と、ここで偉そうに京都大学生に向かって喋ってそうな当時で言ったら皆さんよりIQの低い人たちですよ。これ。
会場:(笑)。
小:でも頑張ったら……あっ泰三さんは東大だから、あっ岩瀬も東大だから、ハーバードだから。こっちはそうだな。こっちはダメだ。でも頑張ってんですよ。そういう人たちに向けて聞きたいことがあったら教えてください。
国:もう高田純次にしか見えない(笑)。
参加者:えっと、じゃあ将来の夢はなんですか?
小:いいね。
上:いい、いい。
国:あっ来たね。最後の質問みたいなのがいきなり。
上:ちなみにあなたの将来の夢はなに?
参加者:えーそうですね、私もちょっと起業に興味があるのでまずは民間企業に入って……。
上:民間企業な(笑)。良い言い方だね、民間企業。
参加者:まずは民間企業(笑)。はい、ナンバーワンの営業ウーマンになりたいと思います。
上:じゃあまず将来の夢を……。是非岩瀬さんからお願いします。
岩瀬:僕あのこういう芸風じゃないんでちょっと今戸惑ってるんですけど。
孫:ここで切りましょう、ここで。
岩:笑いとろうとして滑るの嫌なんで、さっきの続きの感想めいた事をいうと、皆でこのIVSやって5年目位じゃないですか。皆で育ってきた感があって、今年上場凄い多かったじゃないですか。
上:50社くらい。
岩:真田さんもそうですし、僕らもそうですし。で、僕最初出してもらった時って2007年でまだ準備してる時だったんですよ。ネットライフ何とかで。僕最初は通訳とかやらされてたんですよ。小林さんに。
上:スタッフみたいになってましたもんね。最初。
岩:そうそう。で、最初開業したときにご祝儀でこうパネルディスカッションみたいなのに出してもらって、何か当時のGREEとかDeNAとかまた全然違うと思うんですよね。だから何か僕ら自体がコミュニティーとして何か一緒に切磋琢磨しながら成長してる感じがあって、で、その下にいる建通さんとか下はわかんないですけど小澤さんの指導の元どんどん大きくなっていってその下にいる学生さんとかもさっき泰三さんの話で何かこう層が厚くなってる感じがするので、確実にこういう……こんないい話したらダメなんですよね(笑)?
上:いやいや、大丈夫(笑)。たまには入れとかないと。
岩:そうですか。いやどこに行っちゃうのかなってちょっと不安だったんで。そういうなんかエコシステムが出来上がっちゃってる気がして、僕なんかもいつもこういう場で教わってるので皆さんも横のつながりみたいなのもすごい大事ですよね。
国:ちょいちょい、夢は何ですか?
岩:夢とかあんまりなくて、はい、あんまりないです。
上:いい話ですね、夢はないという話です。何かこう凄い夢のない話になってるから、か直近の……。
国:違う違う、上原さんあそこは引っ張り出してほしいというとこ、何でここ突っ込まなあかんの? 完全に突っ込むところや。
上:目標、目標を。
岩:あっじゃあ、いい話してほしい時だけ振ってくれません? 僕の方に。
国:ああそうですね、確かに。
岩: 10年前を考えると自分でネットの保険屋をやってると夢にも思ってなかったですよ。皆さんももしかしたら10年前にこんなになると思ってなかったと思うので、何か、あんまり10年後20年後こうなってたいなってのはないんですけど、自分にしかできない事に挑戦したいなと、その結果いい形になればいいなっていうのが夢です。リタイアする時に、あ、いい人生だったなと思えるように何かやり続けるのが夢で。すいません本当に。落ちがないんで。
上:はい。すっごい終わりかけのトークみたいになって有難うございます(笑)。じゃあ真田さん、学生位の頃の若いころの夢ってなんでした?
真:冷蔵庫とカラーテレビとクーラーを買う事(笑)。
上:三種の神器(笑)。
国:時代がね、そういう時代だったから。
真:何でやねん。違うっちゅうねん。それは冗談ですけどね。
上:ええ。
真:若いころに思ってた夢。
上:そうですね。やっぱこの21~22ぐらいですね。それぐらいの頃。
真:あー、僕今日ちょうどあの、丸山公園の坂本龍馬の像の所までお祈りしに行ってきたんですけど、僕19歳の時に株式会社竜馬っていう会社を設立したんです。
上:(会場の人へ)今スマホでググってみ。すごいよ。
真:それが、まあなんていうんですかね、その時やってた事業っていうのは運転免許を地方に合宿して取りに行くという事業なんですね。だから、そのブランド自体は運転免許のマイライセンスというツアーの名前でこうやってたんですけど、それを法人化する時にさて会社の名前何にしよっていう話になって、何か運転免許のマイライセンスってつけると一生運転免許屋をやってなくちゃいけないようなイメージになるからそういうの嫌だなとかあって。
じゃあ何にしようか、自分たちの理念を社名にしようって、なんかこう理念をいろいろカッコいい言葉を探したんだけれどいい言葉が見つからなくて、で、どんな風に自分たちはなりたいのか何がしたいのかっていうのを当時のメンバーでディスカッションして、坂本龍馬みたいになりたいと。
それで株式会社龍馬という社名を付けて、21世紀の坂本龍馬を目指しますって会社案内の表紙に書いてある言葉なんですけど、その21世紀の坂本龍馬がじゃあ一体何をするのか、もし坂本龍馬が21世紀にいたら何するんだろうっていうのが僕らの一つのテーマで、結局答えが見つからないまま、まあ何かそんなことしたいなという漠然とした思いで会社経営をしてました。はい。
上:なるほど。実際、その龍馬でしてこられた期間ってどのくらいの期間だったんでした?
真:3年ぐらいですね。龍馬っていう会社は僕は3年ぐらいで社長を辞めて次の社長にバトンタッチして、次の社長っていうのが今のGMOという会社の専務をやってる西山です。僕は龍馬を退社して単身東京に行ったんですけど、僕がやってた期間は3年ですね。で、3代目の社長が会社潰したんですけど、龍馬っていう会社自体は10年近く……10年続いてないですね。10年弱続きました。
上:はい。結構ですね、さっき手を挙げてもらった時に起業に興味がある学生の子らが多いわけなんですよね。で、おそらくですけども学生の内はリスクがないから学生のうちに起業しとくと良いよなんてアドバイスもあると思うんですけど……。
国:それさっきのセッションで誰か喋ってたよね。
上:喋ってた、喋ってた。それを実際にやろうとしている人がたぶんいると思うんですが、今の話って結構参考になる話だと思ってて、学生で起業して3年で人に譲って自分は次のアクション。これ結構勇気もいったと思いますし、何かこう色々考えたと思うんですよ。だからあの、起業してそれを人に譲って次に行くっていうのを決めた時に、どんなことを考えてその決定に至ったかっていうのをちょっと。
真:あの、僕は学生のうちに起業してみるのもいいけどそのままやり続ける事には大反対なんですね。
上:ほう。
真:で、理由はもう簡単です。統計的に見て僕はそういう学生をもう100人以上、この20年間で見ています。で、彼らがその後どうなっていったかのトラッキングをずっとやっていますが、そのままやってろくなことになっていない。学生中に起業した会社で大きくなった確率は非常に低いんです。確率は。
上:へー。
真:mixiとlivedoor。この2社が皆さんが知っている中だとそうだと思うんですけども、大半はちっちゃく終わるんです。学生時代ってお金がないから、例えばlivedoorは最初ウェブ制作会社、ウェブの受注制作、受託制作の会社だったんですね。
で、あれもたまたまその、ネット株のバブルが来たからキャッシュが入ってああいう展開になったんだけどそうもしならなくて、今だったらもうあの規模で上場絶対できないです。上場したときの直前期の売上2億円無かったんですね。今そんな規模で絶対上場できないですから、あれはたまたまバブルが来たからああなれただけでほとんどは10年後も社員10人ぐらいの小さい制作屋さんとかで終わってます。
今から5年前くらいだったらSEOブームで学生の子たちが皆SEOの会社をやって、今そっから数年たってどのぐらいの規模になりましたかって未だ社員20人で年商何億円とかやってるわけなんですよ。学生のまんまやり続けるとそのぐらいの規模にしかほとんどのケースならない。
東大までいって学生中にSEOの会社やってそれでその後やってんのが社員10何人の年商何億円かの会社じゃあまりにもつまらんじゃないですか。だから、僕はもっとおっきくなる為には創造的破壊を繰り返さないとダメで、おっきくなる為には一回自分を叩き壊すっていうのを3年に一回やる位じゃないとダメだと思ってるんです。
だから、学生中やってみるのはやってみた方が経験としてそれはアリなんですけど、そんなものは叩き壊して、もう1回ゼロからリセットしないと、創造的破壊を繰り返すことがおっきくなる為の大事なポイントなので。まああの、蝶になる為にさなぎから殻を破るああいう感覚ですよね。だから、途中で自分を叩き壊すっていう勇気がないと、延長線上で行くとね、ちっちゃくまとまるからつまらんですよ。
国:やっぱそれは学生から始めたベンチャーだと、やっぱ金とかないからとにかくすぐお金になる形のビジネスに行っちゃう。その延長だとちっちゃいままっていう感じなんですかね?
真:その通りです。あとね発想が小さくなる。今でこそインターネットのお蔭で世界中のいろんな人の発想を知ることができるけど、やっぱり学生だと友達もみんな学生で同次元の目線の人ばっかりでこう発想があんまり広がらない。だから小さい発想になってしまうんですよ。
上:今、小さい発想呼ばわりされている感じね。
真:そうそう。
上:今、結構なにくそウワーって思ってる奴ちょっと手挙げる準備しときや。はい。
真:これやっぱりね、おっきな発想に切り替えるためにはおっきな発想を持つ人たちと交流することが凄い大事で、同世代の学生君たち同士で幾らディスカッションして盛り上がっても、同質の中から出てくるアイディアってあまりブレークスルーしないことが多くて……。
上:今のこの真田さんの話に反論かコメントか質問入れたい人ちょっと手挙げてみ?
国:おお、来た、来た。
上:おお自分やと思たで。はい。
参加者:今の話に二つの角度から反論したくて。
国:DeNAっぽいですね。二つの角度からとかって。
真:割とすっごいDeNAっぽかった。
国:未来のDeNAがすでに。
参加者:はい、本題に移ります。一つ目はですね、もしおっしゃるように僕が周りの学友とですね会社を立ち上げましたと、この場合に視野狭窄に陥ることは、可能性はあるんですけれども例えば付き合うビジネスの相手の人っていうのも必ずしも同レベルではないですし、自分の会社にそういう人たちを巻き込んでいく選択肢とかいろいろあると思うんですよね。
そういう可能性を見て行けば何というか、必ずしも潰さなくても3年後5年後6年後どんどんデカい会社になっていくっていうのは出来るんじゃないかなとそういう風にまず一つ思います。もう一つの角度からの反論なんですけど、そもそもスタートアップの時に学生だけでやる人は全くなくて、っていうか、それよりは自分でどんどんこういう場に出て行って例えば皆さんみたいな方を巻き込んでいって起業する人がいたっていいと思います。そういう二つの角度から今の話には反論できます。
上:はい、でもね、ここでディスカッション始まってしまってもね、あのむちゃむちゃ素晴らしいと思います。後で、飲み会始まって真田さんとこ行ったらこっ酷くやられると思います。けっちょん、けっちょんに詰めてもらえると思うから、それは後に回すとして今のくるっとまとめる感じで泰三さん。
孫:くるっと?
上:そう、学生起業、今まさにたくさん見てらっしゃる、挙げて行ってらっしゃる中でまとめるとどんな感じなんでしょう。
孫:あの、両方とも正しい。
真:くるっとまわり過ぎでしょ。それ(笑)。
孫:ともに一理あり。
真:ちょっと、もう一個だけ言わして。もう一つ是非皆さんに言いたいことは、僕は大学生の時に起業してきたお蔭で自分にとって上司という人がいなかったんですよ。だから、何一つ人から教わることがなく自分でこういう時ってどうすればいいんだろうって、ああいう時ってどうすればいいんだろうって。どっかの企業に一回でも入ったことがあったら前の会社ではこうしてたっていうのがわかるからどうしたらいいっていうのがわかるかもしれないですが、誰も教えてくれないし誰も俺に注意してくれない。
だから、僕が若かった時の僕の社員にはあのころの真田さんは酷かったですから、ってさんざん言われる。俺にクリスタルの灰皿投げられましたとかですね、という証言をしているのは昨日上場した「えにし」という会社の副社長の……あ、CFOか。その松本幸助というのは大学生時代の僕の部下だったんですが、僕にクリスタルの灰皿投げられたそうです。そういう人格面とかも教えてもらえない。
孫:それ、真田さん固有の問題じゃないですか?
真:いえいえ、そうではなくてですね、僕33歳で就職して初めてサラリーマンになったんですよ。で、その時に初めて人の部下になるという経験を。
上:どこに?
真:アクセスというプラウザーの会社に技術の勉強をしたくて、もうインサイドに入らないとインターネットの技術なんてわかんねえなと思って。僕その前会社経営してたんですけど、それ全部畳んでいちサラリーマンで入って初めて人の部下になったんですけども、そん時にもう、下から見ると上の人の行動が凄い自分が今まで見た景色と違って、物凄いムカついたりするわけですよ。
うわっ、こんな言い方しやがってとか、俺もっと酷い言い方してたよなってそん時に初めて思ったんですよね。だから、部下の経験をしてみる事っていうのは、良い社長になる過程において非常に重要なこと。
国:なるほど。これつい最近ずっと一人で起業やってこられてつい最近サラリーマンになった小澤さんがね。
上:っていうか、小澤さん一回一番最初はサラリーマン一瞬だけやってるんですよね。
小:これまでの流れはどうだ皆? 最初の雰囲気をぶち壊す、あれをいわゆるアイスブレイクっていうんですよ。
国:ほう、なるほど。
小:会議でね、こう相手の心をみんな緊張しているところをグッと柔らかくする。これアイスブレイクっていう。
国:今、自分自慢してますよね。
小:ね。そこで、このままじゃまずいと思った人たちが流れを引き戻して今ここにある。
国:なるほど(笑)。
小:これ会社の組織で言えることなんです。会社の中というのは同じ粒度の同じような人がグイグイグイっとよるとですね、つまんない。こういう国光さんみたいな変な人入れるから良くなる。
真:あなた、あなた。
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