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20代をどのように生きるか?(全4記事)

20代をどのように生きるべきか? - mixi朝倉氏ほか若き経営陣が伝えたいこと:part4

mixiやDeNAなどの一流IT企業の経営陣にその名を連ねる、若き経営者たち。就職、起業、失敗、怪我、挫折など、20代にして波瀾万丈の人生を送り、悩みもがきながら今のポジションまでたどり着いた彼らは、いかにして苦難を乗り越え、その結果どのように成長してきたのか。同世代を圧倒するエピソードが次々と飛び出すいっぽうで、意外なほど等身大な若者の姿がそこにはあった。(IVS 2012 Winter Workshop「20代をどのように生きるか?」より)

秋里 素晴らしいですね。僕は人生をサッカー場で前に行ったり横に行ったりするイメージでたまに考えたりするんですけど。サッカーって、左右と前後とに線が引いてあって、多分その線を超えると死ぬという、死亡の線があって、そこってでも誰も死んだことがないから、その線がどこにあるかって多分わかんないですよね。

だから皆さん、ちょっと右に行ってみて、まだ線見えないからもうちょっと右に行こうみたいなので、多分何度か線踏まれてて、あ、ここに線あるんだ、みたいな。これ以上は多分ダメなんだ、というのがあるんですけど、右に行ったり、左に行ったりしないと、実はサッカー場の中のバレーボール場みたいなところで頑張っているだけで、本当はその外にすごい量があって、すごい損してんだというのがわからないというか。サッカー場を左から右まで全部これくらいふってもまだ死なないんだ、というのを覚えながらいくってのがあるんで、多分キーメッセージとしては、皆さん若いし、どんどん振って、どんどんリスクとって、死にそうになったらラッキーと思え、ということですよね。

赤川 やっぱ業界内でお互いチャレンジしてるの見て刺激しあってるみたいなとこあって、最近孫正義さんとかもうほんとに、あーやべえ俺まだ孫さんに負けてるって思ってるとこがすごいあってですね。あれだけ資産あって、本人は一生暮らせるのは当然のこと、もう末代まで暮らせるくらいあるのに、まだスプリント買うとか言っているわけですよ。

秋里 借金してますよね。

赤川 あのクレイジーな波に負けてたら、やっぱ世界一とか言ってちゃいけないなみたいな刺激が常に孫さんからも来るし、まわりの業界の人達からも来るし、というのが、この業界のスパイラルの僕は好きなところですね。

「人生設計」は、本当に必要か?

秋里 赤川さんかっこいいですね。質問をちょっと受けようかと思います。はい。早かったですね。

質問者 貴重なお話ありがとうございます。就活してる時に、会社の人事の人から、5年後の将来とか10年後の将来とか将来設計みたいなことを聞かれるんですけど、この話聞くと、なんか、人生設計とかすごい馬鹿らしくなって来て(笑)。そんなこと考える意味あるのかなとか思って、話を聞いていたんですけど、実際将来設計を考えたりされたことはございますか?

秋里 大経営者にナイス質問ですね(笑)。どうですか五十嵐さん、そのへん。

五十嵐 将来設計に関してはしようがないと思ってるので、する必要全くないと思ってます。その質問する人に対して逆に僕は議論ふっかけちゃうタイプだったんで、就活に向かなかったと思うんですね。

どっちかというと、軸はやっぱり決めたほうがいいのかなというのは言えると思っていて、僕の場合20代は、とにかく好きだというものが、こんなに好きだってものが幸いにして見つかるという、ほんとに恵まれた状況だなと思ったので、20代は将来とか考えずに、好きなものをとにかく突き詰めようと、だから衝動で動くのが20代って決めてたんですね。30になったら、それを仕組みにのっけて、ちゃんと再現性のある成功体験にできるように昇華させる、ここだけは30代で絶対やりとげようと思って。それができる場所を探して、KLabという会社に入って頑張ってきたんですけども、ちょっとまだ出来きってないんですよね。なんとか悪くないとこまでは来たかなという感じになってます。計画とか、プランみたいなのって絶対そのとおりにいかないので、あんまりコンクリートに決める必要ないと思うんですけど、なんのために生きるのか、という軸は決めたほうがいいのかなって思います。

佐藤 同じような話で、今将来の設計っておっしゃいましたけど、設計ってすごいロングスパンの目標とか志みたいなことと、すごい足元のミクロな目標ってのの組み合わせだと思っていて、逆にその中くらいのものってほとんどいらないなと。究極、自分はこれをしたい、という手が届くかどうかわからない高い目標を掲げることと、それ以外は今日1日とにかくベストを尽くすと。

自分の最高のパフォーマンスを出して、パタっと1日終わって寝る時に、今日もやり抜いた、やり尽くした、これ以上はない、というくらいの、ミクロな一番小さい単位での毎日を徹底的に楽しんで、燃やし尽くすみたいな、そういう魂を燃やし尽くして毎日生きる。中くらいなものは、周りの環境で変わるんですよね。中くらいの計画とか設計というのはわりと外部の環境が変わっていくので、自分でコントロールできないことのほうがむしろ多いから、その時々の環境でいい感じに進路を決めていくというくらいで、わりとルーズに考えるほうがちょうどいいかな、と。

とにかくドライバーを遠くまでかっとばすぞ、ということと、このパットを絶対に決める、その中間のアイアンみたいなことは、フレキシブルに、その時に一番いいやり方で、コロコロ変えちゃうみたいな、わりとビシっと決まった全体の設計図と答えを求めて過ごすというよりは、わりとそういうルーズな部分としっかり細かく決める部分というのをわけていくといいんじゃないかな、というふうに自分では思って過ごしています。

朝倉 僕大学生の時にですね、今朝お話のあった、熊谷社長の本を読んで、非常に感銘を受けて。25の時にこういうことやろう、30の時こうやろう、35の時こうやろうということを書いたことがありました。で、しばらく経ってですね、最近大学生の方からOB訪問受けさせてくれみたいな話を受けることがあって、お話をすることもありますから、そういう時にはですね、よく皆さんには10年後自分が何をしたいのか考えて、それから逆算して、次に何していくか、考えていきましょうねってことを言うんですけど、大嘘ですね。自分自身を振り返って考えると。

スタイルがあるんだと思います。熊谷社長、僕心から尊敬する経営者ですけれど、僕自身にはそういうやり方ってやっぱりフィットしなかったなぁって思います。ただ結構後から振り返った時に、点と点が繋がってるようなとこってのはあって、僕自身は元々騎手やってたって話は先ほどもしましたけれども、ずっと一貫して強い馬を作りたいということを思ってるんですね。

ダービー勝てる強い馬をずーっと作りたいというふうに思っていて、強い組織を作りたい。だから今日会う人達も全員僕馬に見えますし、会社もほんと馬の集団に見えてます。その線だけは外さずにずっと来てると思うんですけれども、ふと振り返った時に、マッキンゼー入る頃ですね、僕は何らか強い組織を作りたい、という思いを持ってマッキンゼーに入ったんですが、そんなこといつのまにか忘れていました。

でも、2004年頃、僕がすごく尊敬していた、自分の母校の出身者であり、大ヒーローであった笠原健治という人が作ったミクシィという会社に自分がいて、彼の、ある種おこがましい言い方ですけれども、右腕として仕事させて頂いている。これはまったくもって当時図ったことなんてなかったですし、僕にとってほんとに笠原健治という存在は雲の上の天才だったわけですけども、けど気づいたら、今そういったことやってるわけですよね。

なのでそれはあくまで軸として、僕は強い馬を作り続けるんだってことを思いながらずっとやってたら、なんとなく繋がるタイミングは出てくるんじゃないかなって思ってますし、この先もずーっとそういうこと思いながら僕は仕事していくんじゃないかなというふうに、思ってます。

小野 僕もすごく同感で、夢に日付をつけるって無理じゃないかなって思うんですよね。すごい不確実な世の中になってるし、日付付けちゃって夢作っちゃったら、大学生の自分で想像できる範囲しか辿り着けないような気がしてて。オープンに構えるというのもひとつのやり方だと思いますね。

ただ、やっぱエクササイズとして取り組むことはすごい大事だと思っていて、そうやって考える癖だったりとか将来をイメージしてみるとか、あと熊谷さんがおっしゃった、ビジョンを持つことで実現する、僕はそれほんとだと思うんですよ。

ただやり方として線を引いて、一直線でピーってやって割り戻してくるみたいな、そんな感じじゃないような、もっとグニャグニャってしてるイメージな気がしてます。ただ、もっと実は大事だなって思ってるのは、皆さん大学時代の頃だとしても、今までの過去を振り返ることのほうがずっと有益なんじゃないかなって気がしてて。

過去起きた、自分の集団の中で自分はどういうポジショニングだったのか、ボスザルタイプだったのか、他の人とちょっと違うことだけやってるような小学生だったのか、とか、なんで中学校の時あれをやろうとしたのかなとか、そういう振り返って繋げてって、なんとなく自分ってこういう性質を持ってるのかなみたいなことを理解するのは、すごく大事だなって思います。

赤川 僕は今は自分の将来というのと、会社の将来というものがリンクしてるんで、DeNAをどうすれば僕達がしたいような規模や働きやすさの会社に出来るかってのを考えてるんで、そういう意味では20年後どうなってたいよねとか、そっから逆算しようみたいなのは考えます。

ただいち個人としてはどっちかというと、明日どうなるかわかんないよなってのはほんとに思ってて、26歳になった時にすごいショックだったのが、俺、高杉晋作と同い年かと。高杉晋作が死んだ時と同い年かと。お前、高杉晋作に勝ってんのかと言われると、大敗だなと。

あと音楽すごい好きだったんで、27歳の時にお前はカート・コバーンとかジミ・ヘンドリックスよりもでかいことやったのかと、やってねえなと。というような形で、基本的に明日どうなるかわかんない中で、とことんやりきる積み重ねでしか人生のでっかいことってないのかなって思ってるんで、今は33歳までに坂本龍馬と比較されても、イケてる、て言えるくらいは頑張りたいなって思ってます。

秋里 お答えになりましたでしょうか。

質問者 ありがとうございます。これから人生をめちゃくちゃにしたいと思います。(会場笑)

秋里 それ?そこ?

赤川 でも死なないんで大丈夫です。

秋里 良かったですね。死なないって。では、次の質問へ。

"やらなかったこと"が、一番の負の財産になる

質問者 お話ありがとうございます。皆さんの中で、これは誰にも負けないという、一番やばい失敗談、お前らこれくらいやってみろというものがあれば、誰か1名でいいのでお願いいたします。

五十嵐 ほんとにやばいのって言えます? ここで。

佐藤 あのー。

秋里 犯罪系はやめてくだい(笑)。

五十嵐 そういう意味じゃなくて。

佐藤 失敗、挫折みたいなことでいうと、僕は仕事での挫折って、大中小と沢山あるんですけど、やっぱり人格形成期というか小さい頃の、すごい体が弱かったんですよね。その時にわりとまわりの人と全然違う生活を送らなきゃいけない時期とか、もうほんとに死ぬかもしれないなって思ったことが何度かあったんですけど、その時の原体験というのが一番挫折であり、苦しかったし、比較すると、さっきのお話出てましたけど、今起きてる問題は全然大したことないと。

さっきの今日生きる死ぬみたいな話出てきてますけど、結局生き死に関わってないので、全然大丈夫だなという感覚が、やっぱり根っこでどっかにあるんですよね。そういう意味では挫折とか人格形成のプロセスの中でやっぱりすごく辛い時期というか、苦しい時のことを今でも思い出しますし、その時の、僕の場合はだいたい小学校低学年くらいまでの時期ってのに感謝してます。その時期にすごく辛い経験をしてほんとに良かったなと思って。

やっぱり人生を楽しむこととか、毎日一生懸命生きることとか、辛くても逃げないこととか、わりとこういうベーシックな生き方の基本みたいなことが、実はその時に価値観として根ざしていたんだなって。でもその時は全くそんなことは思えなかった。毎日毎日大変だとしか思ってなかったので、その瞬間ではなかなかわかんないのかなという気はします。

五十嵐 ほんとに言えない失敗ってこう沢山あるんですけど僕。でかい失敗って言っても、よく考えてみると、大したことないなって思うんですよね。多分赤川さんとかも共感してくれると思うんですけど。何か自分がやった結果生まれる失敗ってなんとかなるんですよ。結局赤川さんのお言葉借りれば死なないし、なんか解決できるし。

なんですけど、何かしなかったことに対する後悔・失敗ってとんでもなくでかいと思うんですよね。僕さっきの長い自己紹介の中で言った、儲かるばかりに自己鍛錬を怠って失った時間の価値って一体、時価総額に直したらいくらなんだろうとか、自分の人間性磨きのために使えなかった時間とか機会ってどれだけなんだろうって考えると、恐ろしい後悔と失敗感覚を持ってます。なので、何かした失敗を恐れたりする必要はまったくなくて、しなかったことを考えたほうがいいんじゃないのかなと、すごい思いますね。

秋里 なるほど深いですね。そうですよね。

小野 なんか失敗って忘れちゃうんですよね(笑)。

秋里 それも大事ですよね。

小野 結構記憶喪失になるのがコツかなと思ってて。色んなやなこととか、失敗はもう忘れるのが一番で、僕ずっとそうやって生きてるんですよ。ほんと覚えてないんですよ、真面目に。

あともう1個、起業した時に、他の経営者の方とかとお会いしてすごい感じたのが、俺って普通だなって思っちゃったんですね。病気したことないし、交通事故もないし、貧乏もしてないし、なんか強烈なコンプレックスがあるタイプの経営者じゃなかったんですよ。すごく普通なんですよね。恵まれてたような気がするし。

で、それって悪いの? ていったら悪くないと思っていて。だから言いたいのが、別に起業するのも、社会で成功するのも、世の中でよく言われているように大きなコンプレックスとか大きな出来事があって、大失敗があって、それでスターのように駆け上がってというのは、非常に一握りな気がしていて、普通でいいと思うんですね。普通の中で、日々、やなことは記憶喪失になって忘れ、日々楽しくやってくってことで、意外と高いとこに到達できるんじゃないかなという気はします。

朝倉 じゃあ、さっきの話になってしまうんですけど、やっぱ交通事故の話で。今でも覚えてますけど、僕北海道で交通事故にあって、今でも忘れない、17歳の誕生日に手術受けたんですね。で、その後5か月入院しまして。リハビリ等々で。

当時牧場で一気に筋肉ついたものですから、60Kgくらいに体重増えたのがどーんと42Kgくらいまで下がって、なおかつ半年間、毎日熱40度出るんですよ、きついっすよこれ。ほんともう毎日いっそ殺してくれってふうに思いましたし、神様はなんて残酷なことをするんだろうって、ものすごく恨みましたけど。

でもね、それも乗り越えてみたらどうってことないですし、マジな話、馬だったら死んでるんですよ。馬だったら大腿骨折るって薬殺処分ですからね。僕の担当馬はそれで安楽死処分になりましたから。馬だったら競争勝てないと肉になっちゃうけど、いいじゃないですか、みんな殺されないんだから。

秋里 馬と人間の境目が結構ぼんやりしてますね(笑)。

朝倉 いや同じですよ。

赤川 僕もそれでいくと、DeNA入るときに、最終面接で南場と一対一で話して、僕の履歴書パラパラ見て、「あ、君ご両親元気?」って聞かれたんですよ。元気ですって言ったら、「だよね。だと思ったよ」って言われて。そこで目つきが変わってですね、君ね、この業界で本気でやるってことは、交通事故とか、親が離婚したとか、そういう人達と真剣勝負しなきゃいけないんだと。君はどこの大学出たとか一切関係ないと。そういう中で、君やってける?って聞かれて、「はぁ」みたいな感じで答えたんですけど、それはほんとに実感があって、ほんと実力主義だし、自分が過去何やったとかって関係ないし。

秋里 かなり強烈なキャラがいっぱいいますよね。

赤川 という中でやるんで、成長してかないと置いてかれるというのがすごくありますね。

秋里 早い段階でいくつか傷を作るくらい突っ込んで戦っていかないと、相手はもっと強いので、ということですよね。

五十嵐 でも死なないから大丈夫というのと、人生みんな馬で見れば成功できるという話でしたよね、今日は(笑)。

やりたいことがなくてもOK

秋里 はい、まとめありがとうございます(笑)。そういうことですよね。はい、じゃあ、20代の皆さんへ向けて、最後一言ずつ頂いて、今日このセッションは締めたいというふうに思います。じゃあそちら(小野さん側)からお願いします。

小野 多分、一言でいうと、すごく高い好奇心を持って頂きたいということと、できれば早く世界に出てほしいということと、その2つですかね。

秋里 はい、ありがとうございます。

朝倉 自分の可能性の幅というか限界を決める権利なんて皆さんにはないということだと思っていて、僕の限界はこれくらいだからこの程度でとめていこうだとか、そういった考え方というのは一切とるべきじゃないと思いますし、フルフルまで突っ込んでいくのがいいんじゃないかな、と思います。

秋里 はい。

佐藤 僕最近ですね、自説というか持論で、分類意味なし説というの言ってるんですね。さっき、人間か馬かの境目がだいぶ曖昧になってきたなと、分類意味ないんですよ、やっぱり人間賢いんで色々と考え込んでいくと、どんどんラベリングの技術があがってきて、分類しちゃうんですよ。分類してだいたい思考のパターンを小さくはめていっちゃうんですよね。

だからね、とにかく分類しない。ものごとの境目をなくしていって、非常にプレーンな状態で真っ白な状態でものごとを考える、これって癖付けないとできないんですよね。なので、ぜひですね、◯◯業界とかですね、◯◯型のビジネスモデルとかですね、ネット業界もう完全にそういう分類意味なし状態になってますので、インターネット業界、インターネット企業という段階でもうすでに全員ライバルだし、全員仲間だし、みたいな分類できないくらいのカオス感になってるんですよね。

なのでこれから先仕事のこと考えたり、将来のこと考えたりすると思うんですけど、考え込んでるとだんだん自分がものごとを分類しだすので、ぜひ分類の癖から自分を解き放つと、これをぜひ実践して頂けるといいかな、とこう思います。頑張りましょう。

秋里 はい、ありがとうございます。

五十嵐 僕からは、とにかく、火事場を愛してほしいなということですね。

秋里 はい、強く伝わったと思います(笑)。

五十嵐 僕が尊敬する先輩で、楽天を創業した時に副社長やってた本城愼之介さんという大学時代の一個上の先輩がいるんですが、彼が言った言葉ですごく心にとめているのが、「成功より成長」というのと、「思考より試行」、考えるほうの思考よりも、試しにやってみるというほうの試行。

これをすごく重視して火事場に飛び込んでってもらって、できればただの意味のない火事場じゃなくて、世界に繋がってたりもっと大きな世界に繋がったりするような、火事場というのを身につけて、皆さんなりに突っ込んでって欲しいなって思います。ありがとうございます。

秋里 はい。

赤川 僕は大学生の時に、音楽すごい好きで、やりたいしやるんだろうと思ったのにやらなかったというのは、すごく後悔していて。なのでまあ今自分がとことん熱中できるものをとことんやろうとしてます。

この中の皆さんでもうすでにやりたいことがはっきりしてたり、人生俺はこれをやるんだというものが見えてる人は、やっぱりそれをすぐやって欲しいなと思います。多分やんないと後悔します。

一方で、正直何をやりたいかわかんないんだけれども、今日のこういう場とかも含めて、とにかくなんかやりたいんだと、熱くなりたいんだという思いがある人っていると思ってるので、そういう人達を受け入れて、何かを見つけていける業界にしたいと思っているし、僕自身DeNAという会社に入って、こういう環境になって、自然と今の場があるので、やっぱり同じようなメンバーを作っていきたいというふうに思ってるんですね。

なのでやりたいことはわかんないんだけれども、とにかく成長したい熱いことしたいという人は、ここにいる皆さんの会社だったり、DeNAで待ってます。

秋里 はい、ありがとうございます。ということで、限界はなく、火事場を求めて、好奇心を持って、日本もこのままでは秒読み段階なので、皆さんと我々30代40代の力をあわせてやってく必要がある。だからあんまり小さくまとまらずに、成長して行きたいなあと思います。みんなで火事場で盛り上がりましょう。

小林 個人的にものすごい勉強になりました。

秋里 そうですね、私もキャリア相談みたいになってかなり見えたものがありました。

小林 僕のキャリアを考える上で非常に貴重な機会となりまして、俺の20代はなんだったんだみたいな風に思いました。

秋里 霧が晴れましたね。

小林 ええ、霧が晴れた気分でした。どうもありがとうございました!

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