【3行要約】
・ポッドキャスト番組『Startup Now』が特別編として、ベンチャーキャピタル「ALPHA」にインタビューを行いました。
・「ALPHA」はファーストクローズで100億円超の調達に成功。スタートアップ業界からの注目と期待を集めています。
・「ALPHA」General Partnerの立岡氏と田中氏は「日本の強みを活かしたグローバル展開」や「社会課題解決」に取り組む企業を重点的に支援する方針です。
最大200億円規模の注目ファンド
稲荷田和也氏(以下、稲荷田):声で届ける起業家の物語『Startup Now』、MCのおいなりです。本日は、注目の新ファンド設立に迫る特別編をお送りいたします。今回はファンドの設立ということで、ベンチャーキャピタルの方々だけに出ていただくのは、実は初めての取り組みになるんですけれども。
その背景として、僕個人としては起業家を応援したいというのは当然、変わらずあるんですが、同時にVCも強力な支援者であり、ある意味同じくチャレンジャーでもあるのかなと思っております。そういう意味でも、こういう取り組みをやってみたいなとずっと思っていたので、すてきな機会をいただけたなというところです。
そして第1弾にふさわしいゲスト、「ALPHA」さんより、General Partnerの立岡恵介さんと田中正人さんをお招きしました。お二人ともよろしくお願いします。
田中正人氏(以下、田中):よろしくお願いします。
立岡恵介氏(以下、立岡):よろしくお願いします。
稲荷田:ALPHAさんは2025年7月に対外的に発表されて立ち上がったばかりのVCです。1号ファンドは、プレスリリース時点でファーストクローズで100億円超。そして今後ファンド規模を150億円、最大200億円まで拡大される予定のベンチャーキャピタルです。
お二人がVC設立準備中というのは、風の便り程度にうかがってはいたんですけれども。その上で、ちょうど4ヶ月前ぐらいの4月かなと思うんですが、立岡さんからまさかの、逆にDMをいただきまして。(僕の)取り組みに注目していただけて大変うれしかったんですけれども。
その後、田中さんも含めてご飯に行かせていただいたりと、接点も何回かいただきました。その節はありがとうございました。
田中:とんでもない。
稲荷田:もう4ヶ月前。めちゃめちゃあっという間ですね。そして(僕は)7月にクラファンも始めさせていただいたんですけれども、ALPHAさんもご支援いただいて、大変助かっております。無事に(クラウドファンディングで目指していた、ポッドキャスト収録用の)スタジオが設立できそうかなという目処が立ってきてました。
メイン対象はシリーズA前後
稲荷田:それでは本編です。まずはお二人の人生の物語、ここをひもといていきたいなと思います。そこに加えてALPHAさんについても深掘りさせていただきたいと考えています。
まずあらためて、ファンドの概要部分を簡単に教えていただきたいと思うんですけれども。立岡さん、ぜひ教えてください。
立岡:ALPHAというファンドを始めていまして、サイズは先ほどおいなりさんが言ったとおりなんですけれども。目標としては年内に200億円ぐらいまでいけるといいなと思いながらやっているところです。
投資の領域とかは、すごく深く決めているわけじゃないんですけれども、やっぱり日本ならではのところに投資はしていきたいので。日本から海外を狙えるようなスタートアップや、日本の負の課題をちゃんと解決してくれるようなスタートアップに、しっかりと支援をしながら投資をしていくスタイルでやっていこうかなと思っています。
ファンド自体はいったん200億円となる前提においては、1社に対して最大で20億円ぐらいまで投資ができます。
稲荷田:それは1件あたり1回の投資実行で、ですかね?
立岡:1回でもやろうと思えばできますけど、あんまり1回で20億円はないと思うんです。累計でそこまでいくイメージはできるので、比較的しっかりと(投資をしていく)。
我々は、シリーズA前後ぐらいをメインにターゲットして投資をしていくんですけど。そこでしっかり出資させていただいて、その後しっかりと追加の投資をして、支援し続けていく。そんなスタイルでやっていけるといいなと思っているのが僕たちのファンドですね。
異例の状況で感じる期待と責任
稲荷田:ありがとうございます。このあたりは後ほど詳しくおうかがいしたいなと思うんですけれども。7月に発表されてもう2ヶ月ぐらい経つタイミングかなと思うんですが、反響しかり、手ごたえしかり。実際に蓋を開けてみたらどんな感じだとか、今時点での所感はありますか?
田中:そうですね。もうみなさんご承知のとおり、今は海外でもベンチャーキャピタルのファンドレイズがそうですし、日本でもすごく厳しい状況の中で、初号ファンドでそれなりの額が集まった。ということで、驚きのコメントというか、「異例の状況だよね」という話をすごくいただいています。
我々のファンドは日本を代表するような機関投資家のみなさまに入っていただいているので、期待と同時にすごく責任を感じています。
稲荷田:スタートアップ側からの声はどんな感じですか?
田中:やっぱりVCのファンドレイズがうまくいかないと、それが起業家の資金調達につながっていくので、すごく期待をいただいていると感じていますね。ありがたいことに、お問い合わせとかご連絡をすごくたくさんいただいています。
稲荷田:ありがたさもありながら、一定は予想どおりの感じなのか、それともそれ以上なのか、そのあたりは何かあります?
田中:私の中ではやっぱり予想以上の反響をいただいているなという。
稲荷田:うん、うん。
田中:最初は僕らも大きなファームから独立したので、認知とか知名度とか信頼感がすごく心配ではあったんですけど。
稲荷田:あぁ、本当ですか。へぇー。
田中:今のところは比較的問題なく、いろんなやり取りが進められているかなとは思っています。
稲荷田:ありがとうございます。なんか(雰囲気が)固めですが、大丈夫ですか。
(一同笑)
田中:大丈夫(笑)。