起業家を、子どもが目指す夢のひとつにしたい
宇垣:さぁ、株式会社iiba代表取締役CEOの逢澤奈菜さん。そして、株式会社KOMPEITO取締役COO、好岡利香子さんにお話をうかがいました。そして、IVS2025を運営する株式会社Headline Japanの執行役員、今井遵さんもありがとうございました。
今井:ありがとうございました。
宇垣:会場のみなさんも……あっ、そうだ。この後もまだまだ続くわけですよね、イベント。
今井:はい。
宇垣:みなさんはどういうご予定なんですか?
逢澤:私はですね、3階の「(IVS )Startup Market」で出展をしています。iibaのロゴが付いているキットカットがあるので、ぜひ来てください。
宇垣:気になります(笑)。好岡さんは?
好岡:私はこの後ガンガン、ネットワーキングして、いろんな方とお話しできたらなと思っています。
宇垣:じゃあ、ちょっと、ぜひ話したいという方は見つけてねという感じでしょうか?
好岡:ぜひお声がけいただけるとうれしいですし、私からもガンガンいかせていただきます。
今井:(笑)。
宇垣:ありがとうございます。今井さんはいかがでしょう?
今井:ありがとうございます。今回は初の取り組みとして「IVS Youth」っていう企画をやります。小中高生に向けたIVSを、会場を変えて、京都市役所前の「QUESTION」というところで実施するんですけど、私、僭越ながら1日司会をやっております。
宇垣:まぁ!
今井:本当にこれ、みなさん自体が未来に対して、次世代にアプローチしていただきたい。これは初の企画になりますので、ぜひ明日までのIVS、史上最長の4日間の開催になりますので、ぜひお越しいただきたいなと思います。待っています!
宇垣:なんだかお話を聞いていると、私が就職する時って、まだ起業家になるとかスタートアップに進むっていうモデルが周りにいなかったから、そういう道があったんだって大人になってから気づくところがあったんですけど。
学生の頃からそういうイベントがあるのって、(起業家が)どんどん身近な職業の1つになっているのかなと感じました。
今井:僕らとしては本当に、YouTuberがなりたい職業になったように、起業家を目指してくれる子がいっぱい増えてくれるといいなと思います。
もちろん「誰でも起業しろ」っていうのは暴論だと思っているんですけど、スタートアップに入るとかスタートアップで活躍するっていうのが、みんなの選択肢になるといいんじゃないかなって思いながら、この仕事をやっています。
“私にもできるかも”と思ってもらうことの重要性
宇垣:それこそ、お二人の姿を見て、「えっ、じゃあ、私もできるのかな?」という女の子、男の子、いろんな学生がいるのかなって感じますけど、そういった後進に向けてのお言葉もいただけたらなと思うんですが、いかがですか?
逢澤:こんなやつができるので(笑)、みなさんにもできると思っています。やりたいならやったほうが絶対に人生楽しいと思うので、できると思います(笑)。
宇垣:(笑)。できますということですね、なるほど。好岡さん、いかがでしょう?
好岡:そうですね。まぁ、私は起業しているわけじゃないので何とも言えないんですけど(笑)。でもそうですね、本当に、自分のやりたいことに素直にがむしゃらにやっていくだけかなと思います。
宇垣:でも、起業されていないというふうにおっしゃっていますが、女性がそれだけの権利やパワーを持って、いろんなものを突き進めてCOOの立場で働いていらっしゃるのも、たぶん私の子どもの頃にはあんまりなかったと思います。
そういう姿を見るとね、「じゃあ、私もそこにいけるんだ」って思われる方、いらっしゃるんじゃないかなって思いますけど。
好岡:そうですね。なので、まずはうちの社内からでも、私がそういう道をちゃんと切り開かないといけないなと、日々すごく感じながらやっていますね。
女性がもっと社会課題にコミットできる時代を目指して
宇垣:あと、それだけスタートアップとか起業家っていう仕事が身近になると、(世の中の)仕事の幅やサービスも増えていくんじゃないかなって思うんですけど、いかがですか?
逢澤:やはり女性が着目する課題って、すごくなじみのあるというか、近いところにあることが多いので、それが良くなっていくだけで世の中はもっと良くなるよねっていう感覚がすごくあります。
あと、ぜひ言いたいなと思ったのが、女性の社会進出が必要な中で、男性は家庭進出をしてもらいたいなってすごく思っていて。
今井:それは本当にそうですね。
逢澤:男性陣もすごく多いと思うんですけど、女性が活躍するためには男性自身もだし、子どもがいない人もいる人も、社会全体でやっていく話なので、私たちもそういうところをメッセージとして伝えていきたいなと思っています。
宇垣:ある種そのためには社会自体が変わっていく部分もあると思いますし、「そっちのほうが得意だったかも」みたいに、生きやすくなる方もいらっしゃると思うんですよね。ここからどんどん変わっていくんじゃないかなと思うと、すごく未来に希望が持てる気持ちになりました。みなさん、本当にありがとうございました。
逢澤・好岡・今井:ありがとうございました。