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“忖度だらけの会議"を変える新手法 2,000名のギャルコミュニティが会議をアゲる「ギャル式ブレスト®︎」

【3行要約】
・日本企業において、イノベーションや挑戦を阻む消極的な空気が問題になっています。
・バブリー氏は「ギャルマインドには起業家精神がある」と語り、ギャルが会議に参加するサービス「ギャル式ブレスト®︎」を立ち上げました。
・すでに100以上の企業や自治体で導入されており、新規事業立ち上げや特許申請につながった例も生まれています。

ギャルマインドが会議を変える「ギャル式ブレスト®︎」

バブリー氏:ヤッホー、みなさん。ギャル式ブレストでーす! イェーイ。ありがとうございます。

私、今はこんな感じなんですが、実は小さい頃は親や先生の目を気にして、なかなかものが言えない子どもでした。高校入学初日、(先生に)「お前ら、東大にいけ!」と言われたんですが、もう“自分迷子”状態に陥り、不登校になりました。

その後、高校を中退。大阪に家出をしたんですが、そこで出会ったのが、ギャル! だったんです。ギャル、めちゃくちゃすごくって、自分の軸を持ってた。直感に従う勇気があった。めちゃくちゃポジティブだった。

みなさん、これって、起業家精神じゃないですか? 今の日本、このギャルマインドが圧倒的に足りていない。だからイノベーションが起こらない。

理由はなぜか、空気です。「そんなの無理ですよね」とか「できないですよね」という日々の空気に潰されてしまってる。そこをぶっ壊してくのが、ウチらが開発したギャル式ブレストです。イェーイ。

(会場拍手)

肩書き・役職関係なしの“タメ語”会議

ギャル式ブレスト。簡単に言うと、会議にギャルが参加。

(会場笑)

忖度のない意見で会議を活性化させていき、参加者のギャルマインドを引き出し、コミュニケーションをアゲにしていきます。会議にビッグバンを起こすわけです。

では一連の流れを見ていきましょう。ブレスト当日。こんな感じでギャルが登場。

(会場笑)

参加者のみなさん、顔が引きつってます。でも大丈夫。ギャル式ブレストにはルールがあるんです。肩書き・役職関係なし。タメ語で話そ。あだ名で呼び合お。リアクション多め。自分が持ってる中で一番好きな服で参加。こんな感じでブレストしていきます。

まずは自己紹介。参加者にあだ名を贈呈していきます。写真の彼は「旅行が好きです」って言ったら、ギャルに「じゃあアドベンチャータムケンね」とあだ名をつけられてました。

こんな感じで最初は戸惑ってた社員たちも、もうギャルの「え? 超良いじゃ〜ん」とか「めっちゃアゲ〜」っていうポジティブなリアクションによって次第に本音が出始めて。

そして、ふだんの会議では出てこないようなぶっちゃけたアイデアがめちゃくちゃ出てきました。「こんなに自由に話していいんだ」「先輩との距離が一歩縮まった」といった感想も。もう最後はみんなでギャルピース。こんな感じが一連の流れになってます。

新規事業や特許申請につながった例も

ギャル式ブレスト。ブレストと名前はついてますが、当日楽しく話して終わるサービスではありません。会議の事前、そして事後の設計も、めちゃしっかり行います。プランは3つ。カジュアルなものから伴走支援型のものまで。実際に伴走支援型のものを通して、数億円規模の新規事業が複数立ち上がってます。特許申請につながった事例もあります。

感想です。札幌市役所副市長ロケット修号。

(会場笑)

「職員の心の声が聞こえた」。

続いて、スズキ株式会社常務役員く〜たん。

(会場笑)

「大企業の変革に必要なマインドセットを圧倒的速さでぶっ壊す」。

ではみなさん、このギャル式ブレスト、どのくらいの企業が使ってくれていると思いますか。なんと口コミで広がり100社、2.5倍の成長です。リピート率も30パーセントと上昇中。

じゃあ、どんな企業が使ってくれてると思いますか。実はこれ、大企業なんです。富士通やJR貨物など、大企業から自治体にまで広がってます。ウチらを支えてくれるギャルマインドコミュニティも、今は2,000名以上と(参加者の)輪が広がってるんです。

世の中をもっと“アゲ”にする

一方、参加するギャルの子たちにも変化がありました。とある子は私に、「ギャル式ブレストを通して、初めて社会と対等に関われた気がしたかも」って語ってくれたんです。彼女のような、今まで社会の外側にあった才能が、自分の言葉で企業を動かす経験を通じて変わっていったんです。これは小さな変化かもしれませんが、大きな可能性があると思ってます。

彼女たちのような才能を発掘し、そして適切な機会を提供することによって変革できる企業の数も増えていく。3年後には1,000人のギャルマインド人材の発掘を目指すウチら。そうすると年間4,800もの変革プロジェクトの推進が可能になります。その先に見据えるのは、年間売上40億円。これがウチらの成長ポテンシャルです。

最後になりました。空気を壊すことで人が動き、組織が変わり、そして社会がアゲになる。だからこそウチらは組織の、そして社会のギャルマインドを引き出し、世の中をもっともっとアゲにしていきます。以上です、ありがとうございました。

(会場拍手)

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