2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
「シェアリングフライト」と言う新たなる選択肢「MILE SHARE (マイルシェア)」(全1記事)
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森田宣広氏:MILE SHAREの森田です。どうぞよろしくお願いいたします。僕たちが解決する問題は3つです。
1つ目は、僕が札幌出身なんですけれども、地方の人たちの飛行機代が高すぎる。この移動コスト、移動格差の問題。
そして、2つ目。みなさまも1つや2つお持ちじゃないでしょうか。ポイントやマイル。実はこの7割のユーザーが実は有効活用できていないという問題を抱えております。
そして3つ目。有効活用されていないポイントやマイルは、発行企業の引当金としてたまり続ける問題を抱えております。この3つを解決するのが、「MileShare」です。
僕らが世界中の飛行機に乗りたいユーザーとポイントやマイルが余っているユーザーをマッチングさせるプラットフォームサービスです。
非常に使い方はシンプルです。通常の飛行機を乗るように、まずは出発地、到着地、そして日時を入力していただき、空席を問い合わせしていただきます。
そしてここからは、マイページの中ですべて完結する仕組みになっておりまして、空席情報があれば、このご覧のように空席が出てきますので、ここで希望便を選んで進んでいただきます。
続きまして、搭乗者情報を入力していただきましたら、ここから次はシステム利用料の決済へと進んでいただきます。ここはマイルやポイントの売買代金ということではなく、システム利用料金という決済です。
そして、決済が進みましたら、僕らのシステム上で世界中に登録してくれている僕らのマイルプロバイダーへマッチングを行っていただきます。MileShareが完了後、みなさま方の手元にはeチケットが、このeチケットを空港に持っていただきますと飛行機に乗れる。非常にシンプルなサービスとなっております。
これがすべてオートメーション、ワンストップサービス化されております。
それにより、現在では東京から沖縄便以外であれば、通常4日前ですとJALの国内線が片道4万円前後するんですけれども、これが1万3,900円。なんと3分の1になりました。
そして現在は、国内線からスタートしておりますけれども、3ヶ月後のこの10月にいよいよ国際線をスタートします。海外市場へ進出していきますし、売上高も単価が15倍から20倍に上がる予定となっております。
ハイシーズンだからとか、出発ギリギリとか、そういうもので値段の変更はありません。MileShareは全国いつでもどこでも定額で乗れますので、ぜひ一度ご利用ください。
しかしながらみなさま、ここで疑問を持たれないでしょうか。ポイントやマイルはシェアできるんだっけ? 売買していいんだろうか? 僕らもまったく同じことを考えていました。
しかしながら、僕らはあきらめることなく1年6ヶ月という歳月を使い、世界を周り、1年6ヶ月リサーチを実施いたしました。
その結果、世界にはシェア可能なポイントやマイルがたくさんあるということを知りました。現在、MileShareは日本のポイントやマイルは使っておらず、世界中のシェア可能なポイントやマイルだけを使っています。では、どのようにしてJALやANAに乗っているんだということですけれども。
世界の航空会社は3大アライアンスのどこかに所属しております。このアライアンスラインのコードシェア便を使うことによって、JALやANAのポイントやマイルを使わずとも飛行機に乗ることができます。これらのルールをシステム化しているのが、我々MileShareのサービスです。
そしてもう1つ。売買してはいけないんではないか。もちろん売買はしてはいけません。
では、どうして可能かといいますと、ポイントやマイルはあくまでも個人間の無料シェアを行っていただいて、支払っていただくお金は、我々のシステムを使ったシステム利用料。そして、マイルを提供していただいたマイルプロバイダーへお支払いするのは、データ提供料というスキームを立てております。
こちらについてはしっかりと弁護士のリーガルチェックをクリアしておりますので、レギュレーションに問題がないことをここでお伝えします。
以上をもちまして、僕らは3つの問題を解決することができました。
ここからはエビデンス。重要と供給についてご説明します。まず需要ですけれども、現在、世界の年間の飛行機に乗るユーザーは、1年間で41億人。これが20年後には2倍の82億人に成長します。
続いて供給サイドですが、アメリカ1カ国だけでも年間30兆円以上のポイントやマイルが発行され続けます。従いまして、共に成長市場であると言えると思います。
続いてマーケットです。僕らが狙うマーケット市場は、世界航空旅客売上の90兆円。これの約5パーセントな特典航空券市場です。こちらを狙いに行き、僕らのマネタイズはシステム手数料の25パーセントですので、まずは10パーセントのシェアを狙い、年間1,000億円の売上を目指します。
トラクションです。この1年間で、ご覧のように着実にKPI設定上、問題なく進んでおり、現在はユニットエコノミクスが60倍。PMFを達成しましたので、資金調達を得てこれからドライブをかけていくタイミングでございます。
僕らの強みです。先ほどもお伝えしたように、このマイルで飛行機に乗るために必要なサービスというのがすべてワンストップ、そしてオートメーション化されているということ。
そして2つ目は、なによりももうすでに100億円以上のポイントやマイルを保有するマイルプロバイダーを世界中に確保済みだということ。安定供給ができるということです。2~3年後発組が出てこないであろうと考えております。
そして最後に、ポイントやマイル、今は飛行機だけですけれども、プラットフォーマーとして、今後成長していくことができるということです。
最後に、僕らの思いを聞いてください。もうポイントやマイルは貯める時代じゃないです。シェアする時代です。僕たちはこの日本から世界一のサービスになります。
「シェアリングフライト」という新なる飛行機の選択肢で、世界をもっと小さくしていく。MileShare。ありがとうございました
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