2024.12.24
ビジネスが急速に変化する現代は「OODAサイクル」と親和性が高い 流通卸売業界を取り巻く5つの課題と打開策
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河上純二氏(以下、河上):「JJの部屋 by アクセラレータ」、今日のゲストはもうやんカレーの社長 辻さんです。どうぞ、お願いします。
(一同拍手)
辻智太郎氏(以下、辻):こんばんは。
河上:来ましたね。さぁ、見てください、この出で立ち。
及川:ははは(笑)。
河上:さっそくいじりどころですよ。ありますね。(辻氏の着ているウインドブレーカーを指して)これ、作ったんですか?
辻:もちろんです。
河上:持ってる人って、辻社長だけ?
辻:マラソンのチームみたいなのを店で作ったんですけど、その時につくって。これがウインドブレーカーで、あと走る用のやつとかもね。マラソンのチームはみんなこれ(着てる)。
河上:持ってるんだ。じゃあこれを着て大会の会場へ行くの?
辻:もちろん、もちろん。
河上:ははは(笑)。みんなびっくりするでしょ?
辻:すごい応援されますよ。ぜんぜん知らない土地行っても、「おー、カレー屋、がんばれ〜!」って。
河上:ははは(笑)。
辻:「知ってんのかなぁ?」っていう。
河上:なるほどね(笑)。
辻:ちょっと暑いんで、脱いでいいですか?
河上:どうぞどうぞ。……って、さらに着てるやん!
(一同笑)
河上:さらに同じデザインやん!
辻:いつものパターンでやらせていただいて。
河上:これオチ? 狙い? 鉄板トークってやつ?
辻:はい。
河上:つかむなぁ〜、やっぱり。つかんできますね、辻社長。
及川真一朗氏(以下、及川):バッチリですね。
河上:僕ね、実はちゃんと話すの2回目ぐらいなの。ですよね?
辻:そうですね。こないだお店で会って。カレー食べてる時に。
河上:そうそう、盛り上がって。それで、蓋をあけたら、同い年なの。今日はちょっと辻社長の過去から、未来の話までね、ちょっとしていこうかなと。
辻:同い年だし、しかも近所だし。
河上:そうそう。でも、行方不明になってる時期もあったっていうことでしょ?
辻:行方不明の期間、あります。
及川:ははは(笑)。
河上:そのへんね。まず聞きたいのは、もうやんの話を聞く前に、まず辻さんって何やってた人なのかなっていうのをね、ちょっと気になってて。もうやんをやる前っていうのは?
辻:あります、あります。僕、カレー屋じゃないですよ。
河上:もともと何でした?
辻:もともとは、スポーツ関係の仕事をしてたんですよ。
河上:へぇ〜。
辻:スポーツ関係の、ジムでマッスルトレーニングを教えてたりとか、あとプロテイン売ってたりとか、あとはバーベル売ってたりとか。あと、運動器具の修理をしてたりだとか。まぁ、メインはそこですね。で、あとは食べ物関係の、健康・食べ物関係。そのへんですかね?
河上:それは、どれぐらいやってたんですか?
辻:通信教育の大学行ってたんですよ。だから、働いてたんですよね。高校卒業してから、まぁ途中あって、東京また戻ってくるんですけど、東京に戻ってきて、大学に普通に入れる頭がないんで、通信教育で入って、一応ちゃんと4年で卒業したんですけど。その間に、食品関係と運動関係をずっとやってましたね。
河上:そうなんだ。何年ぐらいですか?
辻:だから、4年間。その運動関係は卒業したあとに就職したんで、5年ぐらいかなぁ? アルバイトでやってて。
でね、よく運動関係の器具が、いろんな、例えばガッチャンガッチャンやるやつとか、ランニングマシンとかね。いろんなのを通販で売ってたんですけど、よく(少年)ジャンプあったでしょ? ジャンプの裏とか、よくほら、昔あったじゃない。
及川:ありましたね!
河上:通販の器具ね、あぁ、ありましたね。あっ、あれ取り扱ってたの?
辻:あれの会社にいたの。
河上:へぇ〜! 意外。
辻:いわゆるモニターみたいなので、使用前・使用後みたいなの、僕よく載ってましたよ。
及川:ははは(笑)。
河上:映ってたの?
辻:「お前、ちょっとやってくれよ」とかって言われて。
河上:なるほど(笑)。
辻:最初はこうやってデレーンとしてるんですけど、ビフォー・アフターで、アフターになるとこうやってバチッと。
及川:ははは(笑)。
河上:ライザップのCMみたいじゃないですか(笑)。
辻:日サロとか行って、アフターは。
及川:アフターは(笑)。
河上:ははは(笑)。それをじゃあ、5年ぐらい?
辻:やってましたね。
河上:そのあとにもうやんカレーを始めたんですか?
辻:そこの会社には寮があったんですよ。アルバイトでずっとやってたんですけど、なんかそこに就職することになって。それで寮が月1万円だったんですよ。
及川:安い。
辻:いいなぁと思って。場所がね、田園調布のほうのけっこういいところで。そこが1万円で住めるから、もう入るしかないなと思って、そこにいたんですけど。
その時に、まぁそういう運動関係だから、体にいい食い物というか、そういうのをこう、毎日毎日自炊でね、作ってたんですけど。田園調布だから、近くに「スーパー田園」って、けっこう高級なスーパーがあるんですけど、当時まぁ独身だし、そこそこ普通にお金もあったんで、食材なんかももうあんまり値段気にしないで、そこで買ってたんです。
それで、野菜をたくさん使う料理だとか、運動したりするために何がいいんだろうって。当時はねぇ、20年以上前ですから、なんか「プロテイン飲んどきゃいいんだろ」みたいな、「卵飲んどきゃいいんだろ」みたいな、そういう風潮があったんですけど。
及川:ははは(笑)。
河上:まぁ、ロッキーとか見た世代だから(笑)。
辻:「卵をジョッキへ入れて飲んどけば間違いない」って。でも「それでいいのかな?」っていう疑問があって。僕、人体実験で何度かそれやったんですけど、あんまりねぇ、調子良くはないですよ。まぁ若かったからなんとか消化できたんでしょうけど、比べるとあんまり良くないです。
辻:それで、たまたまうちのばあちゃんがね、ボソッと「最近の野菜はあんまりおいしくないねぇ」みたいな話をしてて。どのくらいおいしくないのかみたいなことをいろいろ話したら、まぁ3分の1だと言うんですよ。何もかもうまくないと言うんですよ。
河上:うんうん。
辻:魚だとか、貝だとか、果物、野菜、すべて。3分の1だって言うから、いろいろ調べたら、やっぱり栄養価が3分の1らしいんですよ、昔に比べると。野菜類。
河上:そうなんですか。へぇ〜。
辻:昔は相当うまかったと思うんですよ。天然というか、無農薬というか、そういう感じのね。まぁ、だったら、じゃあ僕が作るときは、もう昔の野菜は売ってないから、「じゃあ、3倍入れりゃいいじゃん」と思って、3倍入れた野菜のごった煮を作って、毎日。
それをごはんにぶっかけて、こう仕事へ行って、ガチャガチャやったりとか修理したりとかをしてたんですけど。それをやってるとね、味、もともと料理なんか僕しないので、スーパー田園でいろんな調味料を買ってきて……。スパイスはね、当時もあそこのスーパーは全部揃ってたんですよ。さすがはスーパー田園。
河上:そうですね、スーパー田園ね。高級街だからね。
辻:全部揃ってて。それで、なんだかわからないけど、とりあえず1個ずつ買っていって、においを嗅いで、これを食べたら翌朝どうなってるかみたいな人体実験を、毎日毎日。
河上:ふふふ(笑)。
辻:それをしていって、野菜とか、果物とか、出汁とかもね。出汁も、いろんな肉、魚、野菜、あとカツオ、昆布とかね。そんなありとあらゆる出汁をいろいろ組み合わせたりね。
河上:やってみてるっていうことでしょ?
辻:やってみて。毎日自分が食べるから、夜と朝。朝も食べるんですよね、朝も夜の残りを、ぶっかけごはんで。だからもう、調理の手間もないしね。毎日それを食べてたんですよ、野菜ごった煮のぶっかけごはん。で、それを作ってたら、スパイスがだんだん増えてきたんですよ。毎日毎日やるから。
河上:なるほどね。
辻:調味料とかも増えてきて。で、ある日気がついたら、「これ、カレーじゃねぇの?」って。
(一同笑)
辻:これはカレーだなと思って。
河上:ここで出てくるの?
辻:そうなんですよ。別にカレーを作る必要はなかったんですけど、「カレーじゃねぇ? これ」と思って。
河上:偶然の産物っていうこと?
辻:「これ、どう考えたってカレーだろ」って。
河上:ははは(笑)。
辻:「しかも、めちゃくちゃうまいぞ」と。調子いいし。
河上:はいはい。野菜だからね。
辻:人体実験してるしね。
及川:そっかそっか。
辻:毎日食ってるし、夜と朝。めちゃくちゃ調子いいし。なんか他のもん食べると調子悪くなるぐらい。
河上:なるほどね。もう、それが今のもうやんカレーの原点?
辻:そうです、そうです。だから、うちが出してるのそのままですよ。
河上:へぇ〜。そうなんだ。
辻:お店にでっかい看板あるんですけど、あれでグルグルやってるのは、あれ、野菜を炒めてるんですよ。2日も3日もね。あれをグツグツやっといて、それをベースに、いろんなものを、スパイスとか。
河上:すごいよねぇ。俺、ホームページ見たんだけど、カレーが完成するまでに2週間かかるんだってよ? すごくない?
及川:すごい。
河上:でしょう?
辻:もともとの調味料とか作るのも、全部うちでやるんですよ。あとスパイスなんかも、粉のやつじゃなくて……。スパイスってね、油に溶けるんですよ。だから、オリーブオイルとかそういうのに漬けて熟成させたやつを先に作って。もう、そこから始まるから。
河上:へぇ〜。
辻:野菜炒めるのは2日か3日で終わるんですけど、あとはその、ルーにして冷蔵庫の中で熟成させたりとか、食べる状態にしてまた置いておいたりとか。なんだかんだ考えると、やっぱりそのくらいかかっちゃうんですよ。
河上:へぇ〜、なるほどね。今日はそんなカレーの大ファンの人に来てもらってるから。磯村さんというんだけどね、ここでゲストを紹介するけども。彼女のSNSのタイムラインを見てるとね、もうやんカレーに月のうち半分ぐらい行ってる?
及川:半分ぐらいだね。
河上:行ってる。今一番もうやんLOVEなんじゃないかなと思ってるんだけど。でしょ?
磯村:そうですね(笑)。
河上:ですよね。
辻:毎度ありがとうございます。
(一同笑)
河上:「なぜそんなに好きなんだ」という話とかね。「なぜあれだけみんなにもうやんカレーを食べさせるんだ」と……。
磯村:ははは(笑)。
及川:確かに(笑)。
河上:いろいろ聞いてみたいなと思って、来てもらったんだけれども。まず、もうやんカレーの魅力って、磯村さんにとってどういうところなの?
磯村:やっぱりねぇ、調子いいんですよ。
河上:調子いい? 食べたあと?
磯村:調子いいんですよ、食べた次の日とかも。私、頭痛持ちなんですけど、もうやんカレー食べると、やっぱり次の日頭痛ないですもん。
河上:マジで? すごいね(笑)。
磯村:そう、ずっと整体通ってたんですけど、もうやんに週3回ぐらい行ってると、なんか整体に行く間隔が延びましたよ。
河上:医者みたいなもん?(笑)
及川:ははは(笑)。
河上:マジで?
磯村:私だけじゃないですよ、言ってる人。けっこう私に引きずられて……。
河上:「膝の痛みが取れた」とか(笑)。
(一同笑)
磯村:膝の痛みはね、聞いたことないけど(笑)。
及川:でも、調子いいって言うよね、確かにね。
河上:野菜でできてるからだね、やっぱり。
磯村:そうです、そうです。で、太らないですよね。
河上:薬膳たっぷりなんでしょ?
磯村:そう、薬膳たっぷりで、まだスパイスがあるんですよ。魔法のスパイス。それをバーッて振って、食べて、「アンチエイジング」って。
河上:連れてってる人たちも、みんなやっぱり喜んでるでしょ?
磯村:連れてってるわけじゃなくて、みんな行きたがる(笑)。来て、なんかわかんないけどハマっていって。
及川:確かに。
磯村:それで、リピーターになっていきますね。
河上:なるほどね。どうですか? こんだけ好きなファンがいて。
辻:いやぁ、ありがたいですよね。むちゃくちゃありがたいですよ。
河上:だって、一緒に同じマークやってるもんね(笑)。ちょっと「も」のマーク1回みんなに見せて。知らない人も多いと思うんで。
辻:どこに向かって?
河上:えーっとねぇ、このへんに向いてもらおうか?
辻:ここで?
磯村:辻さんだけやればいいじゃん(笑)。
河上:ちょっと離れすぎ、出ちゃってる……あっ、映った。大丈夫ですよ。
磯村:違うんですよ、足もつけないといけないので。
及川:ははは(笑)。
河上:はい、映った映った。ここ線、これ体で、「も」なんだよね?
辻:足が……。
磯村:足、ここにある。
河上:YouTube見てください、みなさん。YouTubeに上がってます。上がってない?
辻:上がってます、Facebookに載ってます。
河上:そうそう、この「も」のマークはね(笑)。
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