2024.12.24
「経営陣が見たい数字」が見えない状況からの脱却法 経営課題を解決に導く、オファリングサービスの特長
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角田陽一郎氏(以下、角田):なるほど。その違和感というのはなんですか? パンツのカーブのことなんでしょうか? イメージとしては局部を包み込む感じ?
野木志郎氏(以下、野木):女性もおられるんで、言いにくいんですが。
角田:大丈夫、大丈夫。言いにくいし、YouTubeに止められるかもしれませんが。そこにチャレンジしてみよう! どんな感じなのか、みなさんの想像力を喚起しますよ。
野木:男の人ならすぐ分かると思うんですが、「今、ポジションどないなってまっか?」というやつですよ。
角田:今、みなさんのポジションはどないなってますかと。
野木:どないなってますかということです。なおかつ、2つあるじゃないですか。みんなの神経がそこに集中したら、「ああ、こんな感じやな」ということがわかるじゃないですか。
角田:なりますね、はい。
野木:包帯パンツの場合は、朝1回穿いたら、もうポジションを直さんでいいんですよ。それくらい収まりがいいんです。
角田:穿くときって最初にパンツをずり上げるじゃないですか。それでグリップされるというか、キーピングされるというようなことですか。
野木:そうですね、キーピング。
角田:(笑)。グリップ&キーピング。このあたりにYouTubeの字幕スーパーで「グリップ&キーピング」と入れましょうね。メモっといて。
野木:それ使いましょう。グリップ&キーピング。それ、いいっす。
角田:そういうことでしょ。僕、テレビマンだから、そういうキーワードをいつも探してて。
野木:なるほど。これ、覚えておいて!
角田:ちなみに、包帯パンツは女性も穿いていてすごく好評だというお話を聞きましたが。
野木:好評ですね。
角田:女性はグリップ&キーピングする必要ないじゃないですか。それはどこが快適なんですか? そもそも根本が違うんですか?
野木:女性の場合はお尻がカーブしています。それを立体的にちゃんと包み込むようなかたちになっています。女性の場合、汗をかいて蒸れるという感覚はないかもしれませんが、女優さんから広まっていってるんですよ、これ。
角田:名前を聞いてもいい女優さんはいらっしゃいます? YouTubeは生放送ですけど。
野木:じゃ、言いません。
角田:有名な女優さんが含まれている?
野木:そうですね。女優さんが舞台に出るじゃないですか。するとライトで汗だくになるんですって。たいがい着替えてもう1回出てくるらしいんですよ。
角田:汗で染みちゃいますもんね。実際に汗だくになって。
野木:そうそう。それで、だいたい楽屋は冷房が効いているんですよ。そこで汗が冷えて風邪をひいちゃうんだそうです。
角田:ああ、はいはい。汗冷えですね。
野木:誰かから紹介されてこの包帯パンツを穿いてから、舞台の上でもすぐに乾くようになったんだそうです。だから、着替えに行かなくてよくなったと。
角田:じゃあ本当にアスリートにも最適ですね。
野木:最適です、最適です。
角田:舞台の女優さんは、そういう意味ではアスリートだから完璧ですね。
野木:そこからどんどんどんどん広まっていって、今は高齢の方でも使ってもらえるようになっています。伸縮性があるので。通気性が高いから、ほんわか暖かいんですよ。
角田:僕もいただいて穿いてるんですが、なんか柔らかいんですよね。それを作られて、完成したのが12年前? すぐにもうイケイケで、ガーンと売れたわけじゃありませんよね。
野木:ぜんぜん。
角田:だんだんこの本の内容に近づいてきていると思います。たぶん来ていただいているみなさんも実際にいろんなビジネスをされているじゃないですか。例えパンツ屋さんじゃくても、どうすれば自分が作ったものが世に広まっていくのかってことは、たぶん気になっていますよね。野木志郎メソッドを知りたいわけですよ。
野木:あー。
角田:それはここに書かれているんですよね。
野木:書かれていますね。ただ、書き忘れたことがあって……。
角田:えー! 書き忘れたことあんの!?
野木:あるある。ホンマに、これが一番言いたいことなのに。
角田:書き忘れたこと……編集者が苦い顔して見ていましたよ(笑)。「忘れんじゃねーよ!」みたいな。
野木:もしかして、入っていたかもしれないんですけど。ごめん、覚えていない。あのね、言い続けるってことなんです。
角田:あー、はいはいはい。
野木:言霊を僕は信じています。とにかく言い続けるんですよ。
角田:「包帯パンツはいい」と。
野木:いや、そういうことではなくて。俺の場合は「パンツを作ってビリー・ジョエルとロバート・デ・ニーロに渡す」ってことです。
角田:今、サクッと言ってましたが、ビリー・ジョエルとロバート・デ・ニーロですよね?(笑)。
野木:僕は音楽ではビリー・ジョエルが大好きで、映画俳優ではロバート・デ・ニーロが大好きだなんですよ。だからこの人に渡せたら……って。別に穿いてもらうユーザーにならなくてもいいです。とにかく渡せれば、俺はもういつ死んでもいいという。
角田:ということを、みんなに言いまくった。
野木:言いまくった。もう、徹底的に言いまくりました。
角田:はあー。そうしたら、その、繋がっていったということですか?
野木:繋がりました。
角田:はあ、なるほどね。
野木:やはり思ったことというのは、言い続けないと自分でも忘れてしまうときがある。
角田:あー、はいはいはいはいはい。僕も『運の技術』でそういうことを書いています。
野木:そうですよね。
角田:口に出さないと叶わないんですよね。ところが、みな口に出すことを恥ずかしがるじゃないですか。僕ね、ある作家さんに言われたんですが、言っておくとだいたい叶うと。だいたい叶うんだけどポイントがあって、ズレて叶うと言っていたんですよ。その通りにはなかなかならないと言われたんですよ。
僕、当時よく言っていたのは、キムタクこと木村拓哉さんで、『金田一耕助』をやりたいということ。キムタクで金田一耕助のドラマをやったらカッコいいなと、20代くらいのときによく言っていたんですよ。
実際に、SMAPの番組をバラエティーでやるという話になったときに、「あれ、誰かいたよね。SMAPで何かやりたいって言っていたヤツ。ああ、角田、確かキムタクでドラマなんて言っていたわ。じゃあ、あいつでいいか」となって、中居くんの『金スマ』を僕がやるようになった。
野木:ええー!
角田:結果、ドラマじゃなくてバラエティーになっているし、キムタクから中居くんにはなっているのだけど。結局、言っておくと「あいつ、確か言っていたな」というように動くんですよね。周りの方が。そういうことでしょ?
野木:そうそうそうそう。
角田:でも、ロバート・デ・ニーロとビリー・ジョエルにすぐ繋がっていくかというと、普通は繋がらないですよね。
野木:うん。ただ、たいていはポンポン繋がります。ほら、よく言うじゃないですか。
角田:6人を介せばで全世界の人と繋がれる?
野木:そうそう。でも、6人とちゃうかったんですよ。1、2、3で。
角田:早っ!
野木:1人、2人、本人です。
角田:でも、そんなもんなのかな。ビリー・ジョエルなら。有名人だから、向こう側の1人の幅が超広いじゃないですか。
野木:そういうことね。有名な人だったら。
角田:そうそう。むしろ有名じゃないと、そこから縮小しないといけないから。確率論的に言えば、そういうことだと思う。
野木:そうか。そんならマサイ族の人にパンツを穿かせたいと思ったら……。
角田:6人かな。
(会場笑)
野木:なるほどなるほど。
角田:ビリー・ジョエル的な自分のアイドルというか、ヒーローに繋がる2人とはどう繋がったのですか?
野木:1人目が芸能プロダクションの女性です。
角田:ああ、そこは近づいているね、確かに。そこまで1回でいけそうですよね。
野木:そうですね、1回で。そこからオフィシャルカメラマンです。
角田:ああ、そうか。いけるいける。オフィシャルカメラマン、本人と繋がっているもんね。
野木:繋がっている。
角田:すげぇ。
野木:めっちゃ早かったですよ。
角田:はあ。今の話を聞いたら、超いけるね。ということは、今の話を超整理すると、有名人とは3回で会える。
野木:会えますね。
角田:本、書いちゃえばいいじゃないですか。
(会場笑)
野木:ああ、なるほど。次回、じゃあ。
角田:さっき書き忘れたと言っていたから(笑)。そうすると、今のポイントでいうと、有名人側のオフィシャルカメラマン、たぶんメイクさんやスタイリストさんなども。
野木:それはいけますわ。
角田:スタイリストさんなんて、さらに言えば、その包帯パンツ系じゃないですか。衣装でも。タレントさん本人が「どうしよう、シルエットがナントカだわ」なんて相談してそうじゃないですか。
野木:そうそう。
角田:例えば、レディー・ガガのスタイリストさん(笑)。例えば。
野木:そう。今、スタイリストさんでいくと、ワン、ツーですよ。
角田:おお、2回。
野木:2回。
角田:3冊目はそれにします? 2回でいける(笑)。上級編ね。
角田:ちなみに、ロバート・デ・ニーロは?
野木:ロバート・デ・ニーロさんは僕の行っている歯医者さんです。
角田:歯医者さん!? え、待って、歯医者さん? 歯医者さんというと、遠そうに聞こえるんだけど。
野木:はい、ホテルオークラの歯医者さん。
角田:ああ、東京のホテルオークラというと近い感じがするね。
野木:そこに通われているシェフのノブさん(ノブ・マツヒサ氏)を経由しました。
角田:ああ、ノブさんに行けばどこでもいけるわ。ノブさんとも、歯医者さんが一緒じゃなければ、知り合いになれなかったということですか?
野木:そう。
角田:でもそれって、歯医者さんでノブさんに「よう!」って声かけるわけじゃないじゃないですか。なんかきっかけみたいなことがあったんですか?
野木:独立する前のサラリーマン時代からその歯医者さんに通っていたんです。独立後に包帯パンツ作ったけど売れないから、周りの人に配ってくださいってお願いしていて。
角田:それが何年くらい続いたんですか?
野木:たぶん、2年くらい続いたんじゃないですかね。
角田:本当に配っていました?
野木:配りまくった。その中の1人に、ノブさんがおられたんですね。
角田:はー。ということは、その歯医者さん経由で。
野木:そうです。歯医者さんが渡してくださって、ノブさんが気に入ってくださり、何回か追加でお渡ししたことがあったんです。ところがたまたま、これが粋な計らいというか、歯医者さんに僕が予約を入れていた時間をずらしてくれと言われたんですよ。
角田:それは意図的に。
野木:ええ、意図的に。僕はそれを知らなかったんですよ。「夕方に替えて」と言われて、「はい、わかりました」と夕方に行って、口開けてガーッと治療してもらっていたら、そこに大男が入ってきはったわけですよ。「紹介します。ノブさんです」って。
角田:紹介はされたけど、まだ口を開いてて喋れないと。
野木:口開いたまま。そういうところで紹介してもらいました。
角田:へえー。
野木:今日は会場に娘さんが来られています。
角田:ありがとうございます。いやー、良かったですね。本当に。
野木:本当によかったです。ありがとうございます。お父さんに言うておいてください。
角田:ちなみに、ロバート・デ・ニーロさんに渡されて、ロバート・デ・ニーロさんから何か感想のようなことは返ってきたんですか?
野木:ええっと、まだないかな。「またちょうだい」と言っていたそうなんですが、ノブさんが渡さなくていいと。買わせろと。
角田:(笑)。デ・ニーロに買わせろ。
野木:買わせろと。渡したらいかん。買わせろ。だから買うまで待ったほうがいい。
角田:ああ、なるほどね。へえ。あとここに「パンツで繋がっている人たち」というリストがあるんですが、これはあとでYouTubeの番組をやるときはちゃんと字幕スーパーで入れようと。見せても大丈夫ですね。
野木:大丈夫だと思います。
角田:ここに、みなさん。「パンツで繋がった人たち」というところに、例えば、メッシ、ネイマール、本田圭佑と書いてあるんですよね(笑)。これは何経由なんですか?
野木:元々サッカーのマネジメントをやっていて、メキシコのプロサッカープレイヤーでもあった日本人の方を経由しました。今は日本に帰ってこられて、サッカーの通訳をやっておられるんですよ。スペイン語なども喋れるサッカーの関係者というのはなかなかいないから、彼がいろんなところに通訳をしに行かれるわけですよ。そのときに、今度メッシに会うぞ、ネイマールに会うぞと言いながら。
角田:それで渡すわけですね。へえー、すごい。
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