2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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松田涼花氏(以下、松田):モデレーターをさせていただきます、りょかちと申します。あとで自己紹介もするんですけど、最初30分くらいお話できたらと思うので、よろしくお願いします。
さっそく、吉村さんからお願いします。
吉村創一朗氏(以下、吉村):みなさんこんばんは、吉村創一朗と申します。僕は1994年生まれで、大学在学中にカナダで創業したベンチャーに共同創業者でジョインした後に、カンボジアに行って、そこで日本を行き帰りしながらだいたい2年くらい、ポルシェやBMWを仕入れる外車の輸入業者をやっていました。
そのあと日本に帰って来て、LINE株式会社でiOSのメッセンジャーのPMとして、セキュリティや認証系のお堅い感じの領域を中心として、新しい機能やプロダクトを作ったりしていました。
そして、去年の10月にラブグラフという会社にジョインし、今年の3月からCPOという役職に就任しました。
吉村:ラブグラフという会社をご存知の方もいらっしゃるかもしれないんですけど、カメラマンの出張撮影サービスをやっています。お客さんがいろいろなシーンに合わせてカメラマンを呼んで、例えばわかりやすいので言うと七五三や結婚式といったシーンでカメラマンを呼んで撮影してもらうビジネスです。
今、47都道府県にカメラマンが全国で250人くらいいて、年間だいたい5,000件くらい撮影しています。メインは出張撮影をやっているんですけど、あとはWebメディアのサービスもやっています。
松田:最近見ました。すごいバズってますよね。
吉村:はいはい!
松田:すごい良いストーリーがいっぱい。
吉村:エモいストーリーがいっぱいあるんですけど、ここでは割愛させていただきます。
松田:(笑)。次行きましょう。
吉村:簡単な会社紹介をさせていただきます。2015年の2月に法人登記してから、2016年の6月と2017年の7月に、グリーさんとコロプラさんから資金調達をさせていただきました。今は副業やインターンを含めて、20人くらいの会社です。
マスメディアの反応がすごく良くて、『行列のできる法律相談所』で取り上げていただいたり、他の番組で林家ペー・パー子さんを撮影させていただいたりしました。開発周りの環境はモダンなことをけっこうしていて、サーバーはRailsで書いているんですけど、フロントはVue,jsなどを使っています。
インフラはAWSやDockerを使っていて、分析系のツールはいろいろと入れているんですけど、データ集計して、Data Studioで見たりしています。アジャイル開発のツールは、僕がスクラムマスターのポジションにいて、JIRAをメインで使っています。
前職でJIRA使っていて、そのまま使っています。
松田:はい。以上ですか?
吉村:はい、以上です。よろしくお願いいたします。
(会場拍手)
大野将希氏(以下、大野) 初めまして、Graffity(グラフィティ)の大野将希と申します。よろしくお願いいたします。まず簡単に自己紹介できればと思います。
創一朗と同じく、1993年生まれです。もともとなにかを作ることが好きで、高校生のときに自分でコーディングして、サービスを作ったりしていました。
大学に進学しまして、Microsoftのマーケティングインターンをさせていただき、大学在学中に機械学習を使ったコミュニケーションチャットボットを開発する会社を、弊社代表の森本(俊亨)とともに起業しました。
そして、大学卒業後にGoogleに入社をしまして、主に広告製品を担当した後、今年の1月に再び森本率いるグラフィティにCOOとしてジョインしました。
グラフィティがどんな会社かと言いますと、「10億人の生活を変える」という理念のもとに、機械学習を使ったAR/拡張現実のテクノロジーにフォーカスをしております。
大野:具体的にどんなプロダクトを作っているかというと、空間に描きたい世界を描けるようなプロダクトを作っています。実際にユーザーが動画として上げたものがあるので、まずこちらをご覧ください。
(動画が流れる)
例えば、ペンを使って空間に落書きをすることができたり、空間に写真や動画を貼りつけてその場所に思い出を残したり、はたまた学校の休み時間にみんなと遊んだり。空間にものを置いて楽しむ、といった感じですね。
ARのオブジェをその空間上に物体として置くことも可能です。「いろいろな場所を問わずARコンテンツを置ける」というなサービスを展開しています。(注:2018年3月29日時点でのプロダクト)
松田:すごーい、かわいい。
大野:ありがとうございます。
松田:自撮りをやらせてください、ということでぜひインカメに対応してもらえたら。
大野:わかりました(笑)、インカメでもできるように。
松田:はい。ぜひ使ってみてください。以上ですかね?
大野:もうワンスライド。
松田:よっ。
(スライド再度点灯)
大野:「ARってなんなの?」というのは誰もわからないし、我々も今検証している中でなにを目指しているかと言うと、「ARでの新しいコミュニケーションを作りたい」という思いがあって、グラフィティをやっています。
「AR時代のコミュニケーションってなんだろう」というのを考えたときにやはり「コミュニケーションすることで親しくなれ、距離感が縮まる」「幸せを感じられる」があり、プロダクトのコンセプトでもあります。現在は、女子高生を中心に使っていただいていますね。
松田:へぇー。使ってみよ。
大野:ありがとうございます。メディアにも大きく取り上げていただきました。日本テレビ『ZIP!』という朝の情報番組など、多く反響を得られているというところもありまして、今後より多くの影響力を与えられるように邁進していければと思います。
松田:はい、ありがとうございます。フラミンゴの牟田さん、お願いします。
牟田吉昌氏(以下、牟田):みなさん初めまして、フラミンゴの牟田です。
僕は大学時代からフラミンゴに携わっていました。大学卒業して、リクルートのWeb採用で新卒入社しましたが去年の12月末に退社して、フラミンゴで本腰をいれることになりました。
今フラミンゴというサービスは「日本にいる外国人の方をサポートする」「彼らの日常生活を豊かにしていく」といったことに取り組んでいます。具体的になにをやっているかって言うと、ご存知かわかりませんが、日本にいる外国人の方は「比較的稼ぎにくい」「信頼されにくい」といったことが多いです。
「吉野家などでしかバイトできない」といった課題を解消するために、英語や中国語を教えるといった彼らのバックボーンを活かせる仕組みを作っています。アプリ内で自分の語学力を活かして、2,000~3,000円で英会話などを提供できるサービスです。
現在、講師は3,000人ほどおりまして、語学サービスとしてある程度の規模感を持つようになってきています。市場背景としても、先ほどお話したように在留外国人の数が年々、増えていっている傾向にあるからです。
在留外国人の方の抱えている課題を解消するために我々はなにかできないか、考えてフラミンゴを作っています。日本で「稼ぐ」「買う」「暮らす」ことを軸に、外国人の方が日本でチャレンジしやすいようにフラミンゴとして何かしら応援することができないか、と考えて日々仕事をしています。
先生は多種多様なんです。弊社のサービスを使ったことがある方だとわかると思いますが、英会話のイメージが強いので「英語だけ」と思われたりするケースがありますが、今41ヶ国語話せる先生がいまして、例えばスワヒリ語を勉強できたりするんですよ(笑)。その中でも先生が稼ぐ額が年々増えていて、最近だと1人数十万円稼ぐ先生も出てきています。
松田:すごい。ブログで見ました。イケメンの先生がいて、「会ってみたらヤバかった」みたいな(笑)。
牟田:(笑)。
松田:あのイラストのやつ?
牟田:そうです。「イケメンだ」と思って見てみるんですけど、実際会ってみたら英語も上手だし教え方も上手だったりするので、もう1回受けたりする方も最近増えていますね。
松田:私も韓国語でお世話になっております。
牟田:ありがとうございます。(笑)。
松田:(笑)。以上ですかね?
牟田:最後。最近のニュースとして、僕ら京都出身のスタートアップでサービスリリースして1年半ほど経ちました。京都時代には1桁、2桁台の数の先生がいましたが、そこから3,000名の先生がいるサービスになりました。非常にうれしいことですね。ぜひ一度、カフェで留学体験ができるサービスだと思って気軽に使ってみてください。
松田:ありがとうございます。
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