2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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司会者:開会のお時間となりましたので、さっそく会を始めさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、ここからはme&stars代表取締役社長・CEO、佐藤俊介に登壇いただき、会を進めてまいります。よろしくお願いいたします。
佐藤俊介氏(以下、佐藤):本日はお忙しいところお集まりいただきましてありがとうございます。佐藤と申します。よろしくお願いいたします。
スライドを使って、この「me&stars」というサービスと会社についてお話をさせていただきます。よろしくお願いします。
まず、突然なんですけれども、me&stars、ビジョンとミッション「あなたにとっての特別を手にいれよう」ということで、「TO YOUR MOST PREMIUM EXPERIENCE」と掲げています。
これいったいなんなのかということなんですけれども。昨今、情報化社会でモノと情報が非常に溢れかえっているということで、消費者主導のデジタル社会になっていますが、「本当に求められるコンテンツはなんなのだろうか?」ということで。
物がたくさん捨てられたりされているなかで、「どういったものが求められるだろう?」と考えたときに、我々me&starsとしては、世の中に流通していないようなプレミアムコンテンツを提供するプラットフォームを作ろうということで立ち上げました。
最近、インフルエンサーやYouTuberなど、いろんなことを言われています。ですが我々は「スター」と呼ばれる本当のインフルエンサーの人たち、本当に影響力のある人たちの、ライブ動画であったり、チャットであったり、こういったデジタルのツールを使ってモノと体験を届けます、というようなサービスになっています。
設立の背景をお話しさせていただきます。今回はトランスコスモスという会社のグループとして作っていまして。私はトランスコスモスの取締役も務めているんですけれども、ちょっとその流れを少しだけお話しさせてください。
先ほどちょっとお話ししたような、消費者主導のデジタル社会があります。「テレビを見て、百貨店に行って、電話をする」という時代もかつてはありました。もちろん今もまだまだ存在していますが、スマートフォンというのが出てきたことによって生活者の行動が変わってきました。
みなさんスマートフォンをお使いだと思いますが、スマートフォンの中から広告も見ますし、そこで物も買いますし、そこでチャットをするというような時代になっています。
それを我々が、デジタルマーケティング・EC・コンタクトセンターという、DM・EC・CCの3つをまとめてまして。消費者からは、広告も購買もサポートも垣根がなくなってるということなんですね。分断されていないということなんです。
このDM・EC・CCを、トランスコスモスでは頭文字を取って「DECサービス」と呼んでいます。そこで、そのトランスコスモスの概要を簡単にお話しさせていただきます。
東証一部上場のトランスコスモスは渋谷に本社を置いてまして、実は創業して今年で51年目になるような、わりと古い会社になっています。ですので、わりとベンチャー企業というよりはどちちらかというと大企業というか、古い大企業というかたちになります。
グループは1万8,000名で、従業員全体でいくと4万5,000人ぐらいの会社になりまして、拠点も海外含めて31ヶ国・173拠点というかたちで事業を展開しています。
ですので、今日も山田孝之君(取締役 CIO)の話もありますし、私もそうで、あまり大企業っぽくないスタイルで出てきていますが、基本的にはみんなスーツを着てる会社です。
事業内容としては「DECサービス」と書いてるんですけども、先ほどお話しさせていただいたような、DM(デジタルマーケティング)。あとはeコマース、ECですね。そしてコンタクトセンターという、コールセンターや、あとは最近だと人工知能(AI)を使って対応するなど、こういうようなことを立ち上げています。
他には「DECAds」とか「DEC Tech Tokyo」。あとは「DECLab」や「DECode」という感じで、この「DEC」がついた事業をどんどん立ち上げてまして。
消費者とできるだけ近いかたちで事業を作っていくということで、いろんなチャネルですね。デジタルマーケティングとオフラインとオンラインとかもそうなんですけれども、チャネルの統合型のコミュニケーションというものを目指そうということで、デジタルマーケティング、EC、そしてカスタマーケアをワンストップで1つの会社で提供する、というのがトランスコスモスの概念です。
「広告」「購買」「サポート」をワンストップで提供するということで、「Global Digital Transformation Partner」というスローガンを掲げて今推進している会社です。
スターの人がプレミアムなものをライブ動画を通じて販売をするとかいうのは、実はこの広告とかって、接点を作る、お客様と接点を作ったり、物を購買したり、そして消費者をカスタマーサポートするということをすべて凝縮しているような事業になっています。
今お話ししたトランスコスモスの事業はBtoBの事業なんですが、これをBtoCのモデルに切り替えたのがme&starsというサービスの原点になっています。
コンセプトその1ということで、me&starsは、トランスコスモスが掲げる先ほどの「DEC」のValueを消費者サービスに転換したのがスタートになっています。ここで、私がトランスコスモスでこの事業を立ち上げようということで始まりました。
ここから、me&starsの事業の戦略についてになります。
昨今、中国ではライブ中継によるeコマースサービスというのがとにかくすごいことになっています。2時間で3億円を売り上げるというようなタオバオ生中継というものがあるんですが、中国はとにかくライブ放送がすごく流行ってまして。タオバオ生放送においては、かなり物がたくさん動いています。
事例として、有力なインフルエンサーの方が、2時間、自身の新作のブランドを発表しました。それによって、41万人の視聴者、100万人が「いいね!」、そして3億円の売上が2時間であったということで、中国ではライブ放送のビジネスがかなり盛り上がっています。
それに追いかけるようなかたちで、日本国内でもライブコマースの市場は伸びてきています。中国を追って、2017年は日本における「ライブコマース元年」と呼ばれてまして。
2013年にはDeNAさんが「SHOWROOM」というサービス始めてます。これもライブ動画の配信アプリということで、2013年とすこし早いんですが、2017年は立て続けにいろんな会社がライブコマースに参入しています。
一番大きいところだと、メルカリさんがライブコマースに参入して、芸人さんなどいろんな人たちがライブで物を売っているという感じです。なので、実はかなり盛り上がってきています。
そうしたなかで、我々me&stars、なにが違うのかというところなんですけれども、まずは「プレミアムLIVEコマース」ということで、まずはスターと呼ばれる人がライブに直接出演をして物を紹介するというやり方です。オークションであったり、オークションじゃないケースもありますが、そうしたかたちで物がやり取りされます。
また、扱うもの。例えばメルカリであれば中古品が多いですが、我々の場合は「プレミアムプロダクト」を提供するということで、先ほど冒頭にお話しさせていただいたような、世の中にまだ存在していないようなものを我々が作っていくというかたちです。
あと、最後の「プレミアムエクスペリエンス」というのがけっこう重要な我々の強みになっているんですが、体験ですね。要は物を通じて、オークションに参加していただいた人たちに対して、直接スタが会いに来てくれるとか、またはスターの人と一緒になにかアクティビティができるとか。
そういった、単純に物を提供するだけではなくて、体験も一緒にセットにするということを考えています。その体験の一連の流れを動画に収めるということも考えていまして、そういったことも提供していきます。
その裏側に、me&starsとしてはLIVEコマース、プレミアムプロダクト、プレミアムエクスペリエンスという3つのサービスを提供していきながら、裏側で、トランスコスモスのサポートの機能であったり、eコマースのノウハウであったり、そういったものをサポートしていくというかたちになっています。
あと、コンセプトその弐ということで、先ほど今お話しさせていただいたように、ファンの方々に対して、ライブ動画を通じて、物だけではなく体験も提供するというものになっています。
経営陣ということで、今回は山田孝之君が取締役にも就任していただくということもあって、どんな人たちとやるのかというのをお話しさせていただきます。
まずちょっと私、佐藤と申しまして、今、トランスコスモスの取締役も務めているんですけれども、当社me&starsの代表取締役を務めさせていただきます。
、トランスコスモスというと、先ほどもご紹介させていただいたように、大きい会社のイメージがあるんですけど、私はずっとベンチャー出身で、今まで15社ぐらい会社を立ち上げてきました。会社を売却したりとか、上場させたりとか。
また事業の内容も、ITから広告、ファッション、そして漫画まで、幅広く事業をやってきまして。昨年、トランスコスモスにジョインして、事業を始めております。
ですので、どっちかというと、シリアルアントレプレナーという表現をよくしていただくんですが、連続起業家みたいな感じで、とにかく事業をたくさん作ってきたというのが私の得意分野になっています。
山田孝之君に関しては、俳優ということなんですけれども。ちょっとメッセージも今そこに載せさせてもらって、あとでちょっとお話しさせてもらうんですけれども、本人は、非常にたくさんのドラマであったり映画に出演されていると思うんですが、いろんなことに挑戦をする人であるということで、今回、経営者としてもビジネスをやっていくということで、一緒にスタートしていきます。
小寺達也さんという。小寺さんはもともと、ちょうどこの間もTGC(東京ガールズコレクション)あったと思うんですけれども、もともとその一番最初に立ち上げたゼイヴェルという会社の創業メンバーで。
どちらかというと、インフルエンサーとか、そういったマーケティングに長けている人材で、いわゆるインフルエンサーのプロフェッショナルということでいます。ちょっと今日来てもらっています。
小寺達也氏:よろしくお願いします。
佐藤:小寺さんです。
私が起業家で、山田くんが俳優で、小寺さんがどちらかというとプロフェッショナルなインフルエンサーネットワークを抱えています。そしてもう1人おもしろいのが、放送作家の竹村さん。
構成作家として、今回、me&starsに参加していただくんですが、これまでいろんな作品を作られていて。我々のme&starsでも、体験を提供するという意味でいうと、いかにファンの方に喜んでもらえるような体験を作っていくかということで、今回、竹村さんにジョインしていただいています。竹村さん。
竹村武司氏:よろしくお願いします。
佐藤:ということで、me&starsは私のような連続の起業家と、現役の俳優である山田くん、そしてその業界のプロフェッショナルである小寺さんと放送作家という、かなりスペシャルなチームで新たなイノベーションに挑戦ということで、それぞれが餅は餅屋でやっているメンバーを集めたかたちになっています。
強みとしましては、先ほどトランスコスモスが掲げるDEC Valueというのを消費者サービスに転換したところから、トランスコスモスグループだからこそやれる、強いme&stars……。まあ、ベンチャーだけではないということですね。
あとはモノだけではなく体験をセットにするというかたちで、これまでにないかたちでスターとファンを直接つなぐ、ダイレクトにつないでいくというかたちのme&stars。
そして、それぞれ餅は餅屋で、プロ集団と当事者にもなるような現役のスターが事業に参画するというのがme&starsの特徴になっています。
今日からティザーサイトをオープンしてまして。実際のローンチは今年の冬になるんですけれども、本日からティザーサイトを公開しています。「meandstars.com」です
今はティザーサイトなので事前登録というものを提供していまして。事前に今登録をしていただくと、me&starsの中で使える「ルクス」というポイントを事前にプレゼントします。ということで、今、まさに事前受付をスタートしますので、ぜひよろしくお願いいたします。
以上でご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
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