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大阪維新の会 緊急鼎談スペシャル番組(全9記事)

大阪市長選擁立候補・吉村洋文議員ってどんな人?

2015年10月6日、大阪維新の会・橋下徹氏、松井一郎氏、吉村洋文氏の3名による緊急鼎談スペシャル番組が放送されました。同月1日の記者会見で新たに「おおさか維新の会」の結党と、ダブル選への候補者擁立を発表した橋下氏は、大阪市長選立候補予定者の吉村洋文氏を紹介して、過去の人生年表を振り返りました。

大阪市長選擁立候補・吉村洋文議員のプロフィール

一同:こんばんわ〜。

橋下徹氏(以下、橋下):今日はちょっと僕らの考え方を伝えるのと、何と言っても吉村さんの人となりというか……。

吉村洋文氏(以下、吉村):無名ですからね(笑)。

松井一郎氏(以下、松井):吉村が一番ええ人やってことをね(笑)。

橋下:そうそう。実際に一番いい人なんでね。

松井:そうそう。(吉村)一番、(俺)二番、(橋下さん)三番。

橋下:違う違う。(俺が)二番。(松井さん)ダントツの三番……(笑)。

吉村:何かはさまれたらしゃべりづらいですね。

橋下:(松井)幹事長、正直に言ってくださいよ。吉村さんの人柄。

松井:まあ100人おったら99人が「吉村さん、人柄いいね」っていう。

吉村:嘘っぽいですよ(笑)。

松井:まあ100人おったら中には(橋下さんの)奥さんのような人がいて、「いや〜、やっぱり私は橋下さんがいいわ」っていうのはあるやろうなと。

橋下:いや、ウチの妻も吉村さんがいいって言いますよ。会えばそうなるし、この間も知事のパーティ一緒に行ったでしょ? そのときも何か「橋下さんよりもいいわ」っていう声が出ていたらしく……優しそうだし。

弁護士から政治家の道へ

橋下:早速なんですけど、10月を振り返ってどうですか?

吉村:やっぱり緊張しましたね。ああいう(記者会見のような)ところでしゃべるっていうのはなかなかないですから。緊張しましたけど、10月1日に議員辞職してバッヂ置いて良かったと思いますね。もう吹っ切れた気持ちでできましたんで。これからどんどんやっていきたいなという気持ちになりました。

橋下:じゃあ、ちょっと吉村さんの人生を振り返らせてもらっていいですか?(笑)

吉村:いや……振り返るほどの人生じゃないんですけどね。

橋下:年齢から言うと? 意外に知らないから。

吉村:そうですね。年齢は40歳です。昭和50年生まれで、今年から介護保険も払うようになりました。

橋下:(笑)。40歳ですよ!? 40歳のとき(松井)知事何してましたか?

松井:僕が41だから、1つ違いか。

橋下:また、そうやって(笑)。誰も41歳だなんて思ってないですから。最初に知事が吉村さんに会ったのは、維新1期生の……4年前ですかね?

吉村:35〜36歳のときですね。

橋下:35〜36歳で、大阪維新の会に入って「市議会議員に立候補する」って言ったときが初めてだったと思うんですけど、印象はどうでした?

松井:とにかくね、「なぜ市議会で手を挙げんの?」「十分いま人生楽しいんじゃないの?」って感じで質問させてもらったときに、やっぱり(吉村さんみたいに)弁護士の人って困った人から相談受けるやんか。大阪は困ってる人だらけだから。「弁護士稼業をする人にはいいかもしれんけど、(僕は)大阪を何とかしたい」っていうことやったね。

橋下市長・松井知事との共通点

橋下:40歳で、弁護士だっていうことも初めて聞いた人がいるかもわからないので、ちょっと吉村さんの人生年表を……これで説明してもらいましょうか。これ(縦軸は)幸福度?

吉村:はい。これが幸福度で、ちょっと今までの足跡をご紹介代わりに書かせてもらいました。僕は大阪の河内長野で生まれて育って、16歳のときに生野高校に入学しました。このときにラグビーをやっちゃたんですよね。これ、大失敗だと思ってるんですけど(笑)。

橋下:なんで? こんだけ(日本で)ラグビー盛り上がってるのに(笑)。南アフリカに勝つしね。

吉村:いや〜ゾクゾクしましたね。今回の日本代表の活躍には。

松井:(橋下さんと)弁護士も一緒やし、ラグビーつながりもあるんやね。

橋下:そうそう。生野でラグビーやってて何で失敗だったの?

吉村:いや、ラグビーやっちゃうと全然勉強しなくなるじゃないですか? 僕、「花園行けなかった組」なんですけど。

橋下:そうそう。今日は僕進行役なんであんまり自慢しませんけど、僕は花園行ったんですよ。僕じゃなくてチームが強かったんですけど。

松井:TVですごいふんぞり返って自慢してたやんか(笑)。

橋下:それしか自慢することないから(笑)。吉村さんは花園行ってないの?

吉村:まあ夢の中では何回か行ったんですけど、花園には行けなかったですね。

橋下:でも勉強しないで、九州大学には現役で入ったの?

吉村:現役で入りました。でもこのとき、大学受験の勉強が嫌で仕方なかったんです。このときから弁護士になりたいってちょっと思ってて。でもセンター試験で失敗して、そのあと何とか現役で行けるところを探して、だから九州なんですよ。

橋下:でも現役で行ってるからすごいじゃん。

松井:でもなんでそこで(幸福度のグラフが)落ち込むの?

吉村:いや、行きたい大学にも行けなかったんで。最初は九州に一人ぼっちで「ちゃんと生活できるかな」って。でも九州はあったかい人が多くて、福岡は本当に住みやすい街なんですよ。

橋下:これ何かどっかで聞いたことあるな〜って思ったら、知事も九州に行って一人ぼっちだったんでしょ?(笑)

松井:いや〜、ホンマに九州の人はあたたかい人ばっかりで。

橋下:お嫁さん、九州の人ですしね(笑)。

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