2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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ふくだ峰之氏(以下、ふくだ):みなさんはじめまして、こんにちは(笑)。
伊藤ようすけ氏(以下、伊藤):はじめましてじゃないですよ。
ふくだ:カフェスタ始まりましたけれどもね。
伊藤:はい。
ふくだ:「イケてる地方と女子を売り込め!」と。
伊藤:はい。
ふくだ:最近女子がいないから、「なんで女子を出さないんだ!」とずいぶん批判を受けてましたけれども、今日は久々にイケてる女子です。
伊藤:ご紹介します。Noom Japan・マーケティングディレクターの濱嵜有理さんです。
濱嵜有理氏(以下、濱嵜):よろしくお願いします。
伊藤:濱嵜さん、まずこのNoomっていう会社が何をされてる会社なのかっていうのを簡単にご説明いただきたいんですけれども。
濱嵜:Noomという会社はニューヨークを開発拠点に持ち、ドイツ、韓国、日本でも運営をしている、モバイルアプリの会社です。主にその人の生活習慣に合わせたパーソナルコーチングを行う健康アプリの開発を行っています。
伊藤:健康を。アプリをダウンロードすることによって、管理してくれるっていう理解で良いんですか?
濱嵜:そうです。その方のライフスタイルとか、食事や運動を体重の傾向を把握して、今その人に何が必要かっていうのを毎日「今日はこういうことしましょう」っていうパーソナルトレーナーのような形でアプリから情報提供をしています。
伊藤:それはダイエットっていうことなんですか?
濱嵜:そうですね。入り口はダイエットの方もいらっしゃいますし、主には生活習慣を、慢性疾患を予防・改善をすることによって健康的な生活スタイルを身に着けていただくということを目的においています。
なので肥満傾向の方とか、ちょっと体重、BMIが高めの方とか、そういう方はダイエットアプリとしても使っていただくことをおすすめします。
伊藤:なるほど。健康に関心のない人ってあまりいないと思うんですけど、ふくださんばりばり健康オタクですもんね?
ふくだ:僕はこう見えてもけっこう健康優良児よ。
伊藤:どちらかというと。健康オタクって言ってもいいくらい…。
ふくだ:いや、そんなことないよ。
伊藤:そんなことないですか?
ふくだ:だってお酒も飲むし…。肉はあんまり食べないけどね。来週ファスティングなんですよ。
伊藤:はい。
ふくだ:来週は食べない日が続くんですけど。だけど僕は「何で健康管理を意識し始めてるのかな?」って思ったんだけど。
伊藤:年だからですよ。
ふくだ:年もそうなんだけど。
伊藤:年以外に、あります?
ふくだ:結局いろんなことあるけど、選挙って見た目が結構重要なんですよ。
伊藤:なるほど。
ふくだ:僕、選挙にもともと僕強くないから、選挙に強くなるためには見た目もね。だけど造形は今さら変えられないでしょう。
伊藤:変えられないですね。
ふくだ:うちのおやじとおふくろがつくった鼻であり、目であり、口であるものをね、さすがに僕は変えられないから、そうなると…。
伊藤:すごい失礼ですよね(笑)。
ふくだ:だからそういう意味で自己管理をしてる。
伊藤:じゃあ、わりと選挙のためというか、仕事柄摂生せざるを得ないという…。政治家の人ってそうですよね。
ふくだ:選挙出なくなったら、このモチベーションつながるのかどうかもよくわからないからね。
伊藤:そうですか?
ふくだ:だって学生の頃から政治家になろうと思ってたから、ずっとこの意識できたでしょう。だけど辞めちゃったら、その意識がなくなっちゃうわけじゃない。
伊藤:Noomの会員は、世界的に広がってるということなんですけれども、全部で何人くらいいらっしゃるんですか?
濱嵜:1400万人の方にご利用いただいております。
ふくだ:すごいね。政治家にもいるんですか?
濱嵜:おそらくいらっしゃると思います。
伊藤:これ、いつできたんですか?
濱嵜:会社自体は2008年に設立しまして、アプリは2012年にリリースしました。
伊藤:2012年ってことは、もう3年。
濱嵜:そうですね。日本では2013年から運営しています。
ふくだ:(視聴者のコメントで)「料金はいくら?」って出てますが。ちょっとそこ説明していただけますか?
濱嵜:基本的に体重や食事の記録だけであれば無料でご利用いただけますので、ぜひNoomと検索していただいて早速ご利用いただきたいんですが。
冒頭にお話をしたパーソナルコーチング、あと同じようなライフスタイルの人を匿名のグループで悩みを相談してもらえるような、クローズドのSNSのような機能もあるんですが。
そういった機能を使っていただく方は、月1000円、3ヵ月で2000円、1年間で5000円という価格体系で運営しています。
伊藤:このパーソナルコーチっていうのは、具体的に何をしてくれるんですか?
濱嵜:まず2つの側面があって、アプリが自動で行う場合と、もう1つは実際の人が心理的サポートを行うという2つの側面があります。
まずアプリが自動でコーチングを行うほうなんですが、例えば今週……次買い物にいつ行きますか? 仮に水曜日とか選んでいただくとすると、水曜日になると「健康的な食事選びのコツをあなたに教えましょう」とか。
あとダイエット目的で使われてる方が、実際に減量し始めるとどうしても2〜3週間で停滞期ってきてしまうんですけれど、停滞期っていうのは、体が自分の生存本能を守るためにきてるものだっていうことをちゃんと説明した上で、
「ここで諦めずに続けましょう」っていう、精神的サポートを行うようなメッセージを行ったり。
伊藤:何が心にちゃんと届くようなメッセージを届けてくれるんですか?
濱嵜:そうです。
伊藤:「頑張れよ」とかだけじゃなくて。
濱嵜:違います、違います。「今日はお野菜沢山食べれましたね」とか、「減量がちゃんとできていてすばらしいですね」とかその人に合わせて現状を…。
伊藤:ほめてくれるんですか?
濱嵜:はい、そうです。
ふくだ:それはやっぱりあれなの、伊藤さんが好むような女性の画像か何かが出てきて、こう何か語ってくれるわけ?
濱嵜:今はそういった機能はないです(笑)。
ふくだ:それ選べたら良いんじゃない? 例えばこうやって……僕は濱嵜さんから言われたい、ってピッとやると、濱嵜さんが本当に言わなくても写真が出てしゃべってる感じとか。
伊藤:なるほど、なるほど。
ふくだ:あるいは声を登録しておいて、濱嵜さんの声で「伊藤さん今日頑張ったね」みたいな、ちょっと言ってみてくださいよ。
伊藤:なんすか、その振り。
ふくだ:いや、だけど実はそういうモチベーションの話じゃないかと思うんだよね。
濱嵜:そうですね。
ふくだ:僕IT担当者でいろんなアプリとか健康政策とかやってたりとかするんだけれども、仕組みも良いですねと。これができたら医療費下がりますねと。いっぱいあるのよ。だけど、人間ってそんな強い人ばっかりじゃないじゃない?
濱嵜:そうですね。
ふくだ:逆に言えばそれがずっと維持できるような人って、別に何かやんなくたってたぶん維持できるのよ。
伊藤:まあ、そうっすよね。
ふくだ:そうじゃない人だから、やっぱり何かこうモチベーションを高められるような仕組みっていうのは重要だよね。
濱嵜:そうですね、やっぱり健康的に生活習慣変える上では、今お話しした停滞期とか、あと飲み会が続いてしまって、カロリーコントロールできない日が続いてしまったと。
そうすると「もうダイエットここでやめちゃおう」ってことで挫折してしまう人が多くて、自分で管理することってなかなか難しかったりするので、そういった意味で大切なのはモチベーションのサポートだと思っているので、
例えばNoomアプリの中で「最近ストレスに感じたことはありましたか?」とか、ストレス状況のヒアリングをして、それに合わせてダイエットとか健康習慣のアドバイスだけじゃなくて、
「ストレス改善のためにはこういうことしてみましょう」っていう提案をしたりとか、その人の精神的状況に合わせたガイダンスを行うっていうことが大きな特徴のひとつです。
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