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高市内閣総理大臣記者会見(全3記事)

【全文1/3】強い日本を作るため絶対に諦めない 初の女性首相・高市早苗氏が会見で決意表明

【3行要約】
・ 高市早苗氏が第104代内閣総理大臣に就任し、記者会見で決意表明を行いました。
・物価高対策として、ガソリン暫定税率の廃止や「103万円の壁」問題に言及しました。
・日米関係を外交の基軸と位置づけ、維新との連携や他党への協力も呼びかけるなど、「絶対に諦めない」姿勢で政策実現に挑むと語りました。

二度敗れても、自民党総裁になることを諦めなかった

司会者: ただいまより高市内閣総理大臣による記者会見を行います。初めに総理より発言がございます。それでは総理お願いいたします。

高市早苗氏(以下、高市):みなさま、こんばんは。第104代内閣総理大臣に任命されました高市早苗でございます。本日北海道白老町の農場におきまして、簡易検査の結果、鳥インフルエンザの疑い事例が確認され、現在北海道がPCR検査を実施中でございます。新内閣におきましても関係各省、道庁等が緊密に連携をし、高い緊張感を持って、この対応に万全を期す考えでございます。

さて、まず新内閣が成立するまでに時間を要したことにつきまして、国民のみなさまに心よりお詫びを申し上げます。ここからは国家、国民のため全力で変化を恐れず、果敢に働いてまいります。そのための内閣を本日作り上げました。

国家、国民のため結果を出していく。強い日本を作るため絶対に諦めない。そう決意を致しております。一度ならずも、二度敗れても、自民党総裁になることを諦めませんでした。強い日本経済を作り上げ、外交安全保障で日本の国益を守り抜く。私には明確な決意がございました。

公明党、日本維新の会への言及

高市:厳しい野党時代も含め、26年間の長きにわたる公明党のみなさまのご協力にあらためて深く感謝を申し上げます。しかし、政治の安定なくして力強い経済政策も、力強い外交安全保障政策も実現していくことはできません。

日本を再起させたいとの思いで政策合意までたどり着くことができた、日本維新の会の同志のみなさまに感謝を申し上げます。そして精力的に協議を行ってくださいましたすべての関係者のみなさまに心より敬意を表します。

物価高対策、首都機能のバックアップ体制、また社会保障、議会改革、そして憲法改正。両党の政策合意を基礎に共に手を携えて政策実現に取り組んでまいります。また身を切る改革としての議員定数削減にも合意をいたしました。私どもの内閣といたしましても、国会議員から任命をされる。私を含む総理大臣を含む各閣僚等の給与につきましては、議員歳費を超える閣僚等としての給与を受け取らない法改正に取り組む所存でございます。

ガソリンの暫定税率は速やかに廃止の意向

高市:さらに、私はすべて国家国民のため多数を形成し、政治を安定させる。その思いを共有するすべての野党のみなさまに引き続き協力を呼びかけてまいります。私たちの基本政策と矛盾しない限り原則として、政策提案を受け入れる方向で前向きに議論をしてまいります。最大限の柔軟性を発揮していく準備が、私たちにはございます。それが国家国民のためであるならば、決して諦めない。これがこの内閣の不動の方針でございます。

初閣議におきまして、経済対策の策定を指示いたします。国民のみなさまが直面している物価高への対策をしっかりと講じていく。ガソリンの暫定税率は速やかに廃止する考えでございます。さらには野党のみなさまのご意見にも耳を傾けながらいわゆる103万円の壁も引き上げてまいります。手取りを増やし、家計への負担を減らす。そのための経済対策です。米国の関税による影響の緩和にも万全を期してまいります。

またこの内閣における成長戦略のキモは、危機管理投資でございます。経済安全保障、食料安全保障、エネルギー安全保障などさまざまなリスクや社会課題に官民(が)手を携えて先手を打って行う戦略的な投資でございます。

世界共通の課題解決に資する製品、サービス、インフラを提供できれば、更なる日本の成長につながってまいります。未来への不安を希望に変え、経済の新たな成長を切り拓いてまいります。その大胆な取り組みをここから始動いたします。

世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す

高市:来週はマレーシアでのASEAN関連首脳会議、韓国ではAPECも開催されます。多くの国の首脳と顔を合わせる絶好のチャンス。自由で開かれたインド太平洋を外交の柱として引き続き力強く推進し、時代に合わせて進化させ、基本的価値を共有する同志国や、グローバルサウス諸国との連携を深める。そうした機会としたいと考えております。

また、トランプ大統領と早期にお会いをして、日米関係を更なる高みに引き上げてまいります。日米関係は同盟国として日本の外交安全保障政策の基軸でございます。2国間の課題にとどまることなくインド太平洋地域の課題から中東情勢、欧州ウクライナに至るまで日本と米国が直面する課題につきまして、率直な意見交換を通じ首脳同士の信頼関係を深めてまいります。日本の国益を守るため世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻します。

内から外から、日本は大きな危機に直面しています。立ち止まっている暇はございません。全力で変化を恐れず果敢に働く。初日から全速力トップスピードで閣僚のみなさんにはそれぞれの分野で任務を果たしていただきます。

衆議院、参議院ともに、自民党と日本維新の会を合わせても、過半数には及ばない。少数与党による厳しく、また困難な船出でございます。それでも私は諦めません。この内閣は決断と前進の内閣です。国民のみなさまと共にあらゆる政策を1歩でも2歩でも前進させていく。どうか国民のみなさまのお力をお貸しください。新しい内閣の船出にどうか国民のみなさまのご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願いを申し上げます。私からは以上でございます。

※本記事はAIによる自動書き起こしデータをもとに、編集部が内容を確認・編集しています。

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