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【CafeSta】山本一太の直滑降ストリーム@Cafesta ゲスト:北村経夫参議院議員、青山繁晴参議院議員(全13記事)

日中外交は「戦略的互恵関係」がベスト--山本一太氏が説く、親中でも嫌中でもない“知中”とは?

自民党のトーク番組「CafeSta」内のコーナー、「山本一太の直滑降ストリーム」。本パートでは、山本氏の地元・群馬県全域で開催される「政経セミナー&ライブツアー2018」について告知します。また、ゲストに知中派の中川コージ博士を招き、新コーナー「知っチャイナ」について紹介。近年、急成長を遂げている中国の現状を知ることの重要性を説き、親中派でも嫌中派でもない、“知中派”のすすめを語ります。

前代未聞の政治キャンペーンプロジェクトを開催

山本:はい。ということでね、これは還暦LIVEの話なんですけれども、まだいいのかな。北朝鮮の問題。そろそろですか?

スタッフ:あっ、いいですよ。

山本:いいですか。北朝鮮の問題まだやってもいいのかな? ここで1回切っちゃったから、まぁいいか。山ほど話したいこともあるんだけどね。ということで、次いきましょう。

みなさんね、実は還暦LIVEやったんですよ。これけっこう知らない人も多くて「見れなかった」とか言ってすごく怒られたので、Twitterでもう1回「ここで見られますよ」というのを告知をして、けっこう大勢の人に見ていただいて、結局1万人以上の人に見ていただいたんですが。

実は還暦を記念して、このいつものスーパーガールズ3がいるところじゃなくて、違うスタジオで、その時のライブの模様を夜の21時〜23時までやったんですけどね。

実は私のギターの先生であるシンガソングライターの星羅さんという人がいるんですけど、その星羅さんのお父さんが藤本三四朗さんといって、実は伝説のサックスプレイヤーです。日本で初めてのストリートミュージシャンと言われているんですが、その様子だけちょっとみなさんに見せたいと思います。はい、還暦LIVE、ちょっとだけいいですか?

(ライブの映像が流れる)

ありがとうございます。「すてきね」というコメントもあって、すごくうれしいですが。

ということで、還暦LIVEやったんですけれども、前回の番組でもちょっと触れましたけれども、けっこう前代未聞の政治キャンペーンプロジェクト、政治と音楽の融合イベントが私の故郷の群馬県でいよいよ始まります。

みなさんこれ見てください。これ実は選管に登録されたポスターです。

だいたい政治家のポスターって2連ポスターで、なんか有名な人を弁士にして、やるのかやらないのかわからないけど、「何月何日予定」とかいって貼るんですが。実はこれ、選管で一応認められたポスターで、4月から群馬県全域で登場していくことになります。なんかエリック・クラプトンみたいでしょ?

今年2月から、とくに7月・8月・9月・10月・11月、群馬県全域でこの「政経セミナー&ライブツアー2018」というのをやることになってまして。実は2月17日に、まず第一弾として、渋川市民会館(で開催します)。

群馬県渋川市でライブツアーの皮切り

(群馬県渋川市は)「日本のへそ」と呼ばれてるんですけれども、なにしろどえらいでかいんですよ。1,300人も入るホールなんですけど、ここで実は最初のライブツアーの皮切りをやろうと思ってですね。ゲストに三原じゅん子さんが来ます。

みなさん無料ですから、ぜひお時間のある方は、もう東京だろうが大阪だろうが、アメリカだろうがいいんです。山本一太の歌と熱いトークを聞いてみたいという方がいれば、渋川(までのアクセスは)すぐスマホで調べられますので、ぜひ電車を乗り継いで来ていただきたいと思います。

これですからね。昨日も「もう開いて100人しか入ってなかったらどうしよう?」って夢を見ましたけれども、今もう地元担当秘書が必死になって、みんなに「来てください!」ってこういうふうにやっていますのでね。リンク上に出てるそうですから、ぜひちょっとリンク見ていただきたいと思います。無料っていいでしょ? すごいホールです。

これね、ここになにか政治スローガンを入れてくれと。だいたいほら、「未来への〇〇!」とか入れるのね。「魂で響き合う政治がある」。いいでしょ?

まずこれね、群馬県の田舎にも田んぼにこうやって立てて出てきますからね、みんなこれ見て「なんだろう?」と思って見たら、「あ、山本一太か」と。「またなんかやるのか」って。「あれ、ギター持ってる」とかいうことでですね。「あれ、こんなにやるのか」みたいな感じになりますので。フィナーレの高崎は、河野太郎大臣に来てもらいます。

ということで、みなさん、ぜひこのプロジェクトに注目していただきたいと思います。どこでもいいです。来たいという方がいたら、無料ですから、みなさん歓迎したいと思います。

ということで、今日はこれから始めたいと思ってる新コーナーの宣伝をしたいと思います。

新コーナー「知っチャイナ」

私が前回言及した、嫌中派でもない、親中派でもない、知中派。中国というと、安全保障の専門家はいっぱいいるんだけど、今の中国の本当のいろんな流れを知ってる人っていないんですよ。とくに若い世代でいない。実はオープンエントリーでも出てきて、残念ながら届きませんでしたけど、私が一押しだった中川コージ博士を呼びたいと思います。どうぞ!

中川コージ(幸司)氏(以下、中川):すいません、失礼します。

山本:中川さん、今日はありがとうございます。

中川:ありがとうございます。

山本:中川博士なんだよ。これでもね。

中川:これでもね。すいません、これでも(笑)。

山本:中川さんはオープンエントリーの時に、自民党の候補者をオープンにエントリーして決めようという。公募して決めようというときに候補者の1人になって、ちょっと残念ながら最終的には選ばれなかったんですけれども、私もう最初から中川さんをずっと押していました。

中川博士がこういうコーナーを作ったらどうかって言ってくれたの。もうこうなったら「博士」って呼ぼう。でね、こんなの自分で持ってくるやついるか。

中川:(笑)。

山本:「知っチャイナ」だって。「『知っチャイナ』というのはどうですか?」って言うから。この前向きさ、いいでしょ? 「知っチャイナ」コーナーというのを作っていきたいと思うので。今日これからちょっと宣伝してもらうので、いいですか。次。

中川氏は北京大学初の日本人経営学博士

中川コージ博士はどんな人か? 慶応大学の商学部を出て、実は北京大学では日本人で初めて経営学の博士号をとりました。

日本・中国・米国を中心に、世界のAI、ロボット産業、コンテンツ産業、宇宙開発、安全保障サイバー戦略を研究興味領域としています。中国人民大学国際事務研究所客員研究員って、わけわからないですけど。ゲーマーでSF好きでオタク。経営学博士ということなんですけどね。

中川:こっち(経営学博士)が下にくるという(笑)。

山本:そうですよね。でも名刺見たら「戦略的コンサルタント」って書いてあったよ。

中川:そうですね。今、例えばこういったようなものを大学で研究していたので。それが専門だったので、当時でもビジネスの世界だとやっぱりコンテンツ産業というのは、一番戦略論とかって使いやすいんです。それで、僕の研究してたものは、職業としてはコンサルタントみたいなかたちでやってますね。

山本:なるほど。だいたい中国というと、安全保障の専門家はすごく多い。いわゆる中国の経済を研究する専門家もけっこう多い。みんなだいたい大御所でベテランですよね。

中川:そうですね。

山本:なんていうのかな。嫌中派・親中派じゃなくて、「今、中国でなにが起こってるのか」を正確にわかってる人ってすごく少ない。しかも、中川博士の世代はほとんどいません。なにがすごいかというと、中国のIT事情とか中国のコンテンツ事情とか、けっこうすごいことが起こっている。

私は外交的にいうと、日本の外交の真髄は「中国に生殺与奪を握られない」ということ(だと考えている)んですよ。戦略的互恵関係でね。しかし同時に中国のマーケットも、これも経済界が注目してるので、いかに活用していくかということも(重要です)。もちろん安全保障の問題も大事なのですが、そういうところの情報を提供してくれる人がいない。だから中川博士に今日来てもらいました。

これだからAIとかロボット産業とかね。今日は番組の最初なので、ちょっと10分ぐらい、このコーナーの宣伝をしていきたいと思うんですけど、いかがでしょうか?

中川:ぜひぜひ。

山本:知っチャイナ。

親中でも嫌中でもなく知中でいくべき

中川:このコーナーでは、ぜひ知っチャイナっていうことでね。いわゆる今までのオーソドックスなところでいうと、本当に安全保障とか軍事がどうなるとか、それこそ先ほど先生おっしゃっていたような、北との問題がどうなるかというのがメインで言われていたんですけれども。

そうじゃなくて、最近、例えばAIとICT(Information and Communication Technology)とか、まぁサイバー関係。それからコンテンツなども、だいぶ日本で中華製コンテンツみたいなかたちが増えてきた。あとは、中国の宇宙開発とかもそんなに日本で報じられることがないと。

山本:ないね。

中川:ということで、実際には軍事に近いんですが……。

山本:そうですね。

中川:ただここも含めながら。まさに先ほどおっしゃったように、親中でも嫌中でも、まずは知りましょうと。知った上でみなさんに判断をいただければというところがポイントなので、私自身も別に、親中でも嫌中でも知中でいこうというところで、このコーナーでお伝えできればなと思っております。

山本:まぁやっぱり、中国とはどうしても付き合っていかなきゃいけない。安全保障上の問題では厳しい局面もあるけど、まず相手を知らないと戦略を立てようがないですもんね。

中川:ないですね。まずは競争相手なので、敵とか味方とかじゃなくて、まずは相手を知った上でこっちがどうしようというのは戦略の基本だと思うので、そこをやりましょうということですね。

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