2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
【CafeSta】山本一太の直滑降ストリーム@Cafesta ゲスト:北村経夫参議院議員、青山繁晴参議院議員(全13記事)
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今日は、ゲストコーナーとして……15分なんですけど、まず北村経夫参議院議員に来てもらおうと。元産経新聞の政治部長だったんですが、今、党のほうの特命委員会で実は、中国の土地所有の問題を一生懸命やってるんで。ちょっとそのさわりだけ、15分ですが、少し問題意識として発信してもらおうと思ってます。
その後、青山繁晴参議院議員。3回目の登場ですけど、超多忙なところをかなり無理して時間作って来てくれるということで。今日は、中国……とは名指しはしてないんですけども、海洋権益を確保するする法案。とくに東シナ海のあたりで、どんどんリグもできてるんで。これについて今、参議院の政策審議会で私が座長になって、いろいろ議員立法を検討しております。
なのでそこらへんについて少し青山さんのほうから、援護射撃をしてもらおうと。海洋権益の確保がいかに大事かっていうことを、語ってもらおうと。とくに日中関係をどうしたらいいかっていうことを。30分でちょっと、短いんですけどね。2人で突っ込んで話をしたいと思っています。
それから先週に引き続きまして、「Weekly Taro」のコーナーもあります。今日、河野太郎が書いたブログ『ごまめの歯ぎしり』の一部を紹介させていただこうと思っています。当然、長尾俊介コーナーもありますし、それから紗希さんとのライブもありますので。どうかみなさん、最後まで今日もお付き合いをいただければというふうに思います。
ということで、本日のメニュー。「一太の主張!」からいきたいと思います。
最初にまずみなさん、私の生まれ故郷である草津温泉は草津白根山の噴火の、その後の状況についてお話しをさせていただきたいと思います。これ、上毛(じょうもう)新聞、「かみげ新聞」じゃないですよ。「じょうもう新聞」って読むんですけども、群馬県、地元のリーディングペーパーなんですね。
本白根の噴火後、かなり状態が落ち着いてきていて、火山性の地震もかなり減ってるということなんで、今のところなんとなく沈静化してるふうですね。ただ火山活動なんで、確実にどうっていうことはないんですけども。まぁ湯畑のあたりもけっこう平穏でですね。
実は今日も黒岩(信忠)町長と電話で話をしたんですが、ここらへんの周辺は、相当お客さんが戻ってきているということでした。ただちょっと、外縁部の旅館のほうはまだまだ、風評被害で苦戦してるっていうことなんですけども。本白根もこんな感じで、静かな感じなんですよね。
1つ残念なのは、みなさんご存知のとおり、草津温泉のスキー場って100年の歴史があるんですよね。その中で、ロープウェイで白根山に昇っていく、本白根のスキー場。さすがにこれは閉鎖をする方針でですね。ゴンドラもけっこうダメージを受けてるんで、なかなかもう使えそうもない、っていうことなんですが。
その下の殺生河原っていうところにある、青葉山。その下の御成山、そして日本で初めてリフトがかかったという、天狗山というスキー場があるんですね。うちの亡くなったお父ちゃん、実は昔スキーの選手で、最後オリンピックのコーチまでやったんです。そのお父ちゃんが全日本の選手だったときに、まだ当時1年生くらいだった私を抱えて、その天狗山のリフトに乗ったんです。
父親がにっこり笑ってるんですけど、怖くて怖くて、降りたくてしょうがなくて。でも父親が怖くて無理に笑ってた、って思い出しかないんですけどね(笑)。そのリフトは、ちゃんと動いてます。
今月はちょっと無理なんですけど、来月ね。スキーの名手と言われている長尾俊介。貴公子・長尾俊介を誘って、草津温泉のスキー場、ちょっと滑ってこようかなと。青葉と御成と天狗山、滑ってきたいと思います。その模様はまた、『直滑降ストリーム』でお届けしたいと。
もう1回言います。草津町長が言ってました。「草津町は常に、正確な情報を出す」と。隠さない。サイエンスをビジネスよりも優先する、ってことで、火山活動ですからこれは気を付けていかなきゃいけませんが、現時点で草津町、大変安全ですから。ぜひみなさん、臆さずに旅行する、草津に観光に行く、草津温泉に入りたい、そういう計画のある方は、ぜひ草津に足を運んでいただければ、というふうに思います。
ということで「一太の主張!」、今日1番目は草津白根山の現状をお送りしました。引き続き町長さんと緊密に連絡を取りながら、ご報告していきたいと思います。
さて、もう1つ。いよいよ総理の訪韓が近づいております。平昌五輪の件なんですけども、安倍総理の出席。これは私、いち早く実は、まだ総理が行くかどうか表明する前に、「直滑降ブログ」で反対を表明しました。
総理もいろんなことを考えて、恐らくいろんな深謀遠慮があるんでしょう。行くと決めたからには総理の判断を支持したいと思いますし、ぜひ成果を。なかなか成果を上げるのは難しいと思いますが、成果を上げて欲しいなと思っています。
1つここにきて出てきた話題は、南北の合同統一旗ですよね。この統一旗に、竹島が入ってるんです。これ当然、日本政府としては抗議をしました。これは、南北のアイスホッケー合同チームが練習試合をやったときに掲げられたということで。これはIOCが主催したイベントではなかったようですけども、日本政府として抗議をしました。(注:2月9日の開会式では、南北合同チームが掲げた統一旗には竹島が入っていなかった)
少なくともIOCが関係しているイベントについては、当然ですけど、南北合同統一旗にこの竹島が入ったものは使わないと。当然、南北選手団の入場のときも使わない、ということになりました。ただ、IOCに関係ないところでは使える方針に韓国政府がしたもんですから、観衆はこの統一旗を掲げることができる、ということになりました。
私が申し上げたいのは、かなりの反対を押し切って、総理が韓国に行きます。それは隣国の冬季オリンピックの成功を手助けしたいと、そういう気持ちで行くわけですよね。もちろん韓国にいる間に文在寅大統領とも首脳会談をやり、もちろんペンス(米)副大統領とも会談をすると。
その中で、とにかく北朝鮮に対してはしっかり圧力を、一致して掛けていきましょう、という話。それから、北の外交戦略ね。いわゆる金正恩委員長の外交攻勢に、絡め取られないように。あまりにも融和を先に進めないように、ということもしっかり言ってもらいたいと思います。
しかし、韓国政府にも韓国の国民のみなさんにも申し上げたいと思います。総理は相当な反対を押し切って行く中で、こういう……もともと、IOCに韓国は注意されたこともあって。オリンピックの場に領土問題とか政治の問題を持ち込むのはよくないということで、以前にかなりIOCから注意されたことがあるので。
ここらへんのところは、総理の訪韓をめぐるいろんな経緯も考えて、じゅうぶんに韓国政府としても気を付けていただきたい、ということは申し上げておきたいと思います。
いろいろ話したいことはあるんですけど、今日はこのくらいにしたいと思います。引き続きこの問題はやっていきます。明後日、金曜日のBSフジ『プライムニュース』、実はこの平昌五輪と日韓関係について議論するということで、私出演しますので、ぜひみなさんそちらのほうもご覧ください。
続けて、今1番ホットな話題……と言うか、私がもっとも懸念をしていることなんですが。みなさんご存知のとおり、何日か前の新聞でも、TVのニュースでも報道されたと思いますけども、Victor Chaっていう人がいるんですよね。この人は韓国系のアメリカ人なんですが、昔ブッシュ政権でアジア部長をやった経験があります。
今は、CSIS。アメリカのワシントンにある、「戦略国際問題研究所」っていう、有名なシンクタンク。私や河野太郎が卒業したジョージタウンの大学院とも昔はすごく関係が深かったんですが、このCSISというシンクタンクの、朝鮮半島部長をやっている人なんですね。
この人が去年、実はずっと決まっていなかった、駐韓米国大使になるということが「内定した」っていうふうにあちこちで報道されたんですね。実際一ヶ月前に、韓国政府からアグレマン(同意)も取り付けていた。ところがなかなか決まらないと思ったら、少し前にどうも、この内定が取り消されたという噂が出て。何日か前の『The Washington Post』で、「内定取り消しだ」という記事が出て。
トランプ政権の高官も、「候補者から外れた」ということを明言したんですね。で、『The Washington Post』の記事になんて書いてあったかって言うと、「なぜVictor Chaが外されたのか」。それは実は、みなさんも最近よくあちこちで聞くと思うんですけども、アメリカが今考えている「鼻血作戦」。
英語で言うと「Bloody Nose」って言うんですけども、全面戦争はしないと。しかしながら、警告を与えるための懲罰的な、限定的な軍事行動のプランを、トランプ政権が作った。これについてVictor Chaが懸念を表明して、「そんなことしたら韓国にも大変な被害が及ぶので、こんなの責任取れませんよ」と言ったことで、内定を取り消された、というふうに言われてるんですね。
これ逆に言うと、今アメリカ政府の中には、その「鼻血作戦」みたいなことがきちっと作られていて、恐らくそれに対して懸念を持ったVictor Chaが「あえて」、問題を外に出すために『The Washington Post』等々に、もしかしたらリークした……というケースも考え得るわけであって。
わかりません、なぜ内定取り消しになったかというのは。政治なので。ほかにもいろんな原因があったかもしれませんが、しかし素直に捉えれば、やはりこの計画ができている、こういうプランができているという危険性を内外に知らせるために、あえて……自分が「受けない」って言ったのか内定取り消されたのか、少なくとも、「あえてこの情報を流した」と考えるのがふつうだと思うんですね。
あまり詳しくは言えませんけども、私のところに来ている周辺情報によれば……ずっとトランプ政権では対北朝鮮強硬派として、H.R.マクマスター……国家安全保障担当補佐官ですね。イラクのときの、戦車部隊の英雄・マクマスター大将と、それからマイク・ポンペオというCIA長官が強硬派で、どっちかと言うと交渉派が、ティラーソン国務長官とマティス国防長官って言われてたんですが。
どうもやはりマクマスター補佐官とポンペオCIA長官は、かなりいっちゃってる感じで。ポンペオさんも最近いろんなメディアで、「北朝鮮が核を手にするのはあと数ヶ月以内だ」みたいなことを言っていると。
どうも周辺情報によると、マクマスター補佐官は相当前のめりになっているということで。これもわかりませんが、周辺情報によれば、マティス国防長官がこれを止めてる、っていう構図になってるらしいんですね。
みなさん。依然として、いろんなことを考えると、アメリカの軍事行動の可能性は低いと思います。私は総理でも外務大臣でもないので、直接生に政府間の情報が入ってくるわけじゃありませんが、国民のみなさんの不安を煽るつもりはありません。
もちろん今でも全体としては低いと思いますが、しかしながら、やはりこのVictor Chaの、今回のいろんな事件が教えてるのは、「アメリカはそういうプランがあって」「本当に必要なときはやる」っていうことなんだと思います。そこらへんを十分に踏まえた上で、やはり日本は対応していくべきだろうと。
そういう意味で言うと、これはとても安倍政権以外には任せられない状況だ、ということだけ、お伝えをしておきたいと思います。
それでは、今日の「一太の主張!」、だいたい終わりです。
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