2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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山本一太 氏(以下、山本):はい。ということで「直滑降ストリーム」ファンのみなさま、こんばんは。この番組のキャスター兼プロデューサーを勤めております、参議院議員の山本一太です。
今日はアコギ(アコースティックギター)でスタートしましたが、ボン・ジョヴィの「Always」を弾かせていただきました。
なぜボン・ジョヴィの「Always」かというとですね、前の番組、前々回でしょうか、「ボン・ジョヴィの「Always」をオリジナルキーで唄えるといったら、いっぱいメールがきまして。「嘘だろ!?」「本当に唄えるのか?」ということだったので、今日はこのアコギでちゃんとオリジナルキーに合わせて歌わせていただきました。
調子が良くないと出ないんですけど、なんとかオリジナルキーで出たんじゃいかなと、一応「ボン・ジョヴィをオリジナルキーで歌える!」と最初に証明をさせていただきました。
今日もですね、盛り沢山です。まずは北朝鮮問題をしっかりやらせていただきたいと思います。
先週末「新報道2001」でいろんな議論したフォローアップをやらせていただきたいと思います。そして、注目の新人コーナーということで、今日は小野田紀美参議院議員を呼びました。
小野田は根アカでいいんですよ。なにしろ「クールジャパン戦略推進特命委員会」にもよく出てくれて、どこかで小野田PT。1年生議員だけど座長にしちゃおうかなと思っているくらい前向きだし、明るいし。なにしろキャラが立ってますからね。
今日は小野田さんを改めてみなさんに紹介させていただきたいと思ってます。
実は去年、政治生活22周年とかいう記念政経セミナーを東京でやりました。私、22年も政治家をやってて、ほとんど東京でパーティーやらないんです。22年間で3回目。最初は当選直後にちょっと父親の関係で集まっていただいたというだけで、去年初めてやったんですね。
去年初めてやったんですが、その間、仲間の議員が1年に2回ぐらいやる人もいて、この人たちにせっせ、せっせと2万円を寄付してきました。なので、これは投資を回収しなきゃいけない。
ということで去年やらせていただいてですね。まあ普通のパーティーやってもしょうがないだろうということで、半分ライブにして。ただ私のライブは、例えば「僕ってこんな楽器できるよ。僕ってこんなに歌が上手いんだよ」っていうことではありません。もともと政治活動の中に音楽を取り入れ、すべてオリジナル曲なんですね。
例えば今日また後でライブがありますけども、最近、人気急上昇のサキさん。
今日なんかはすっきり初夏のいい感じのスタイルできてますけどね、このサキさんと歌う「憧れのp-5クラブ」というバラード。これは、国連常任理事国入りを進めるために作ったんです。ですから、この政経セミナーが去年と同じように後半ライブですが、いろんな政策の話しをしながらやらせていただこうと思ってます。
ちなみに去年は、渋谷か青山か忘れましたが、小さいライブハウスでやったんですね。
90人しか入らないライブハウスなんですけど、200人ぐらい呼んで。半分ぐらいは帰って、後で「バカヤロー!」っていう非難の声が殺到しました。なので、今回はもうちょっと広いところを借りました。名前は言いません。渋谷のライブハウスで、翌日にちゃんとミュージシャンがライブやるという場所を選びました。
前半のトークゲストは三浦瑠麗さんに来ていただきました。その瑠璃さんとやって、後半はライブということで一部を「直滑降ストリーム」でぜひここで紹介をさせていただきたいと思ってます。今年も菅官房長官には来てもらおうかと思ってます。
(スライドを指して)これ発起人です。普通、政治家のパーティには発起人という派閥の偉い人もずらっと並ぶんですけども。私のパーティはよく知ってる、尊敬しているこの5人しかおりません。(安倍晋三)総理、兄貴(菅官房長官)、田原(総一朗)さん、竹中(平蔵)さん、三木谷(浩史)社長ということでですね。
総理は流石にお声を掛けませんでした。ライブハウス側も大変だと思うので、メッセージをもらいます。兄貴には絶対きてもらおうと待ってます。田原さんは、場合によっては乱入するかもしれません。
ということで、この模様は翌週の6月12日の次の週の「直滑降ストリーム」でやりますの、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。
タイムキーパーが次に行けと指示を出しているので、最初に北朝鮮問題をやらせていただこうと思ってますね。
今週末26日かな。28日ですね。放送の「新報道2001」に出演を致しました。前回も声を掛けていただいたのですが、急遽出張が入っていけなかったので、今回は万難を排してうかがわせていただきました。
パネリストとしてこの番組に2回も出てくれた、拓殖大学大学院の武貞秀士教授がゲストとして来られていて。おもしろかったのが、そのパネリストです。例えば龍谷大学の李(相哲)先生とかですね、いつものレギュラーの早稲田大学公共経営大学院の片山(善博)先生に加えて、元自衛隊の艦隊司令の香田洋二さんが来てたんです。
香田さんって、元自衛隊の艦隊司令なんです。海上幕僚長になるって言われてたんですね。そして自衛隊の司令官で辞められた方なんですが、この人はハーバード大学で研究員もやってたということで。
非常に面白かったのは、香田さんは別に主戦論じゃじゃないんですけども、特に軍事関係の専門家なので、今の状況を厳しく見ている。アメリカが北朝鮮を攻撃する局地的な攻撃になると思うのですが、これを行う可能性はどうも我々が考えているよりも高いのではないかというのが、香田さんの分析でした。
前回でしょうか。前々回。「前前前世から僕は〜」じゃないですけど、前前前回に佐藤(正久)隊長に出てもらったときに、隊長が「いや、本当にやるときは韓国にいる20万人のアメリカ国民、日本にいる15万人のアメリカ国民を避難させてからやるんじゃないか」と隊長は言ってたのですが。
香田さんは「そうとも限らない」という意味のことをおっしゃってました。つまり避難をさせるのは、例えば数時間前というケースもあるんじゃないかと、他の専門家もそんなことをおっしゃってましたけども。だからこそ奇襲になるという見方もあります。ですから、これはなかなかもしかすると緊迫しているのかなと。
カール・ヴィンソンが行っただけじゃなくて、ロナルド・レーガンも行ってですね。空母が2隻行ってると、実は金正恩労働党委員長には相当なプレッシャーがかかっているんじゃないかということです。
香田さんの参加されている『中央公論』に、軍事専門家の対談があるんですね。その中で非常になるほどと思ったのが、北朝鮮軍の中で本当に強い部隊は2つしかないんじゃないかと。
1つはいわゆる特殊工作部隊。特殊作戦部隊ですよね。あの軍事パレードのときにも出てました。もう1つは、みなさんもご存知の通り、100万人以上いる北朝鮮軍のうち3分の2が集まっている38度線、軍事境界線付近にいる、いわゆる師団。ここに火砲軍。
だいたい100万以上の火砲があってですね。30秒で1万発撃てるということなんですね。だからこれ本当に北朝鮮が反撃してきたらソウルは火の海になって、韓国の犠牲は考えられないぐらい大きくなるんじゃないかと言われてます。
その対談の中で香田さんがおっしゃったのが、……それとも陸自の幹部がおっしゃったのか覚えてませんけども。例えば、アメリカが北朝鮮に攻撃する。北朝鮮が反撃する。そのときに、この軍事境界線付近にとにかく爆撃をすると、残存、つまり95パーセントぐらいやっつけられるんじゃないかという人もいるんですね。85パーセントぐらいだったらわからないですけど。第一撃で95パーセントぐらいできるとすると、本当にいっちゃうんじゃないかという人もいるんです。
みなさん覚えていらっしゃると思うのですが、この番組でも申し上げましたけども。アメリカはアフガニスタンで大型爆風爆弾という「爆弾の母」と呼ばれる爆弾を初めて実践で使った。完全に軍事境界線での戦闘を意識している。
あと、軍事専門家の方々もおっしゃってましたけども、アメリカは貫通爆弾も持ってます。だから思ったよりも我々は、「いやいや韓国とか日本の被害を考えればトランプ政権はやらないんじゃないか」と、あまり安心し過ぎないにしようと思いながら帰ってきました。
我らが武貞(秀士)先生。ここにわざわざお越しいただいた武貞先生に、ここに出る2日前に電話したら、「私は今、歌っていまして。このまま歌を歌い続けるか予定を見るか迷ってます」とおっしゃった武貞先生は、やはり北朝鮮ウォッチャーとしては、極めて優れた方なんですけども。
やっぱりなかなかトランプ政権は攻撃できないだろうと。「金正恩の思う壺説」というのがあるんです。このままいくと金正恩委員長は、絶対に核開発を諦めない。これはもうしっかりと核開発を進めていくんじゃないかという話しもされてました。
私が一番恐れているのは、もちろんアメリカにとっても最悪のシナリオです。北朝鮮が大気圏に突入して再突入できる核弾頭。これをしっかりと守る技術も確立し、しかもムスダンみたいなミサイル。あるいは、テポドン2の派生型みたいなもので、アメリカまで届くICBMを開発する。
この時になにが起こるかというと、いわゆる核のパリティ(等価性の観念)。均衡の考え方で、アメリカまで北朝鮮が届くミサイルを持っているときに、本当に日本を守ってくれるだろうかという議論が出てくる。その時にはすでに韓国では国民の5割以上が核保有に賛成しているんですが、日本も核武装すべきかどうかという議論が真面目に起こってくる。
そういうところまでよく考えていかないと、いけないんじゃないかと思ってます。
さて時間が限られてきましたが、もう1つものすごく気になるのが韓国の情勢なんですね。
その時もいろいろ話し合ったんですけど、みなさん、まず文在寅(ムン・ジェイン)政権。朴 槿恵(パク・クネ)政権に比べると今のところすごく支持率が高いです。朴 槿恵さんが韓国流に言うと不通(プルトン)って言うんですけどね。
とにかく国民に対して普通っていうか、なかなか国民とコミュニケーションをとらなかった大統領ということで。それをものすごく実は文在寅大統領は意識をしてですね、すべてオープンにやってる。今のところですから非常に支持率が高いです。
ただ文在寅政権の話は、これからもいろんなメディアで引っ張り出されて議論されていくことになると思います。文在寅政権が北に対する融和政策をとるというのは、必然なんですね。
これも必ず融和政策をとるという前提でやっていかないといけないと思います。
短く言いますがジャーナリスト、あるいはいわゆる韓国専門家、韓国の学者のみなさんが共通して言っているのは、韓国でいう右と左。これの基準がはっきりしているんですね。北朝鮮政策をどうとるかで右と左が決まる。つまり保守派と進歩派。簡単に言うと保守派はアメリカの力も借りながら、独立と安全を守っていこうという人たちなんです。
進歩派の人たちはどういうことかと言うと、民族主義者なので、朝鮮半島のことはしっかりと韓国が決めていかないといけない。むしろ大国が入ってくることを嫌がる。つまり、このDNAはずっと続いていて金大中大統領は我が県出身の小渕総理と正に日韓新時代を作った。あの時は本当にハネムーンだったんですけども、その金大中大統領も盧武鉉大統領もずっと同じなんです。北朝鮮融和政策のDNAは変わらないと。
これを前提にしてやっぱり考えていかなきゃいけないんじゃないかというふうに思ってます。
文在寅政権ね。いろいろまた改めて調べてみたんですよね。外交部長官。まだ人事聴聞会が終わってませんけども、康京和(カン・ギョンファ)という人は日本ではあまり人気のない潘基文(パン・ギムン)の政策特別補佐官をやっていた女性なんですよ。
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