2024.10.01
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Watch the final 2016 presidential debate between Hillary Clinton and Donald Trump(全6記事)
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クリス・ワレス氏(以下、ワレス):それではいくつかあなたに質問です、クリントン氏。(移民問題について)なぜあなたは正しくて、トランプ氏は間違っているのですか?
ヒラリー・クリントン氏(以下、クリントン):今彼がお話しされているとき、私はここラスベガスで出会ったある少女のことを考えていました。カーラというその少女は彼女の両親が強制退去させられるかもしれないということを大変心配していました。なぜなら彼女はこの国で生まれましたが、両親はそうでないからです。
彼らは懸命に働いて、彼女がいい暮らしをできるように、できることはなんでもしていらっしゃいました。あなたのおっしゃるとおり、私は家族を引き離したくありません。私は子供たちから両親を引き離したくありません。私はドナルドの提唱する強制送還をこの国で見たくはありません。
この国には1,100万人もの許可証のない人たちがいます。彼らには400万人のアメリカ国籍の子供たちがいます。1,500万人です。
彼は数週間前にフェニックスで、すべての書類不備の人たちが強制退去の対象となると言っていました。つまり、膨大な法の施行がなされるべき、執行役員が学校から学校へ、家から家へ、ビジネスからビジネスへ、書類のない人たちを一斉検挙するべきだというのです。そして彼らをこの国から退去させるというのです。
私はこのようなアイディアは我々を国家として1つにまとめることにはならないと思うのです。この国を引き裂くアイディアだと思うのです。
私は何年にもわたり国境警備におりました。私はアメリカ上院の国境警備に投票しました。そして私の総合的な移民の再構築計画は国境警備を含みます。しかし私は我々の資源をもっとも必要とするところに用いたいと思うのです。つまり、暴力的な人を排除するということです。そのような人は誰でも退去させられるべきです。我々はそのような人を追い出します。
ドナルドの建てたい壁についてですが、彼はメキシコに行き、メキシコ大統領と会談しました。そのとき話にも上りませんでした。その後Twitter戦争に発展しました。なぜならメキシコ大統領はその壁の費用を払わないと言ったからです。
我々は移民国家でもあり、法治国家でもあります。それに基づいた行動を起こさなければならないのです。ですから私は初めの100日間で包括的移民再構築を市民権への道と共に提供したいと思っているのです。
ワレス:ありがとうございます、クリントン氏。その点ですが……。
ドナルド・トランプ氏(以下、トランプ):クリス、私が思うに……。
ワレス:どうぞ。
トランプ:私はそれについて言わなければなりません。始めに、私はメキシコ大統領とはとてもよい会合を行えました。彼はとてもいい人でした。貿易取引でメキシコとはさらにいい関係が築けるでしょう。信じてください。
NAFTA交渉は彼女の夫(ビル・クリントン元大統領)により調印され、史上もっとも最悪な交渉でした。崩壊的です。ヒラリー・クリントンは壁を望んでいました。ヒラリー・クリントンは2006年頃、壁のために戦いました。今、彼女はなにもしていません。ですから当然ですが壁は建てられていません。しかしヒラリー・クリントンは壁がほしかったのです。
ワレス:では、ちょっと待ってください。
トランプ:我々は法治国家です。そして……。
ワレス:ちょっと待ってください。聞きたいと思います。
トランプ:いやいや、彼女はたった1つのことを言いました。
ワレス:クリントン氏からお聞きしたいと思います。
クリントン:私は国境警備に投票しました。そして……。
トランプ:そして壁にも。
クリントン:いくつか限定的な場所には適切でした。それに新しい技術も必要で、どのように配置するかも必要です。
しかし明確なのは、ドナルドがなにを主張しているかということを見ると、彼はキャンペーンの初めから移民をバッシングし、メキシコ移民たちをレイプ犯、犯罪者、麻薬密売人だと呼び、我々が移民についてどのように対処するべきかに関して、大きく異なる見方を持っているのです。
そして今、私が討論しているのは、闇から書類のない移民たちを連れ出し、正式な経済に彼らを招くのがふさわしいということです。なぜならそれにより雇用主が彼らから搾取したり、アメリカ人を低賃金で働かせることがなくなるからです。
ドナルドはこれについてご存じのはずです。彼は以前、書類のない労働者を使ってトランプタワーを建設しました。彼はそのような人たちを低賃金で働かせ、彼らが不平を言うと、多くの雇用者が言うように「文句を言うなら退去させるぞ。」と言ったのです。
私はみなさんが闇から出てきて、経済のために働いてほしいと願っています。そしてドナルドのような雇用者が書類不備の人たちから搾取することのないようにするのです。それは彼らを苦しめるだけでなく、アメリカの労働者も苦しめるのです。
ワレス:トランプ氏?
トランプ:オバマ大統領は何百人もの人たちを退去させました。誰もこのことを知りません。誰もそのことについて話さないからです。
しかし、オバマの下で何百人もの人たちがこの国から退去させられたのです。強制退去させられたのです。彼女はこのことについて話したくないようですが、これは事実です。しかも広範囲で行われました。
それらの人々を退去させ移動させることについてですが、それにより我々に国家があるかないかという話になります。この国は法治国家です。国境があるか、ないか。そのような人たちも戻ってきて市民になることもできます。しかし、それは非常に不公平です。
この国には正しい方法で市民になった人が無数にいます。彼らは列をなしています。待っているのです。我々はそのプロセスをスピードアップします。なぜなら効率が非常に悪いからです。
しかし彼らは列に並んで、市民権を得るために待っているのです。誰かが国境を越えて、市民になるなんて、非常に不公平です。彼女はそんなオープンな国境を計画しているのです。貿易の面でも崩壊するでしょう。オープンな国境では壊滅的です。
ワレス:では……。
トランプ:しかし彼女が言わないのは、オバマ大統領が無数の人たちをまったくそのように強制退去させたということです。
ワレス:クリントン氏、では……。
クリントン:我々の国境がオープンになるわけではありません。それは……。
ワレス:ちょっと……。
クリントン:その言い方は誤った表現方法です。
ワレス:クリントン氏……。
クリントン:国境は守られるでしょう。しかし同時に改正するのです。これは以前両党提携の問題でした。ロナルド・レーガンは最後の大統領として……。
ワレス:クリントン氏、すみません、クリントン氏。
クリントン:……移民改革に署名し、ジョージ・W・ブッシュもそれを支持しました。
ワレス:クリントン氏、この問題に関して私はあなたの立場を明確にしたいと思います。なぜならブラジル銀行であなたがスピーチされたとき、WikiLeaksで知りましたが、あなたはそこで225,000ドルの支払いを受け取り、このようにおっしゃいました。引用します。「私の夢は半球共同市場とオープンな貿易とオープンな国境です」。そこで質問です。みなさまご静粛に。オープンな国境はあなたの夢なのですか?
クリントン:もし私のスピーチの残りの部分を読んでいただければ、私がお話ししていたのはエネルギーに関することであったとおわかりいただけると思います。我々はほかのすべての国との貿易を合わせたより多く、近隣諸国とエネルギーの取引をしているのですよ。
私はこの国が国境を越えたエネルギーシステム、配電網を得られればと願っているのです。それはこの国にとって大きな益となるはずです。
しかしあなたははっきりとWikiLeaksから引用されたのですね。WikiLeaksで覚えていてほしい点ですが、ロシア政府はアメリカに対してスパイ活動をしてきました。彼らはアメリカのウェブサイト、有名な個人のアメリカのアカウントをハッキングしました。そして彼らはインターネットにのせるため、その情報をWikiLeaksに提供したのです。
これはロシア政府の高官レベルから提供されたもので、はっきり言うとプーチン自身から来たものです。努力により、我が国の才能ある17のエージェンシーが認めたように、この選挙に影響を与えるために行われたものです。ですから私が思う、今夜の最重要の問題は、クリス、ついに、ドナルド・トランプはロシア人がこれをやっているのかを認めるか、この選挙で彼はプーチンの助けを得ているわけではないと明確にできるかということです。
実際、過去に彼はそれを促進し、彼はロシア人がアメリカに対してスパイ活動をしていないとしたのです。これらの質問は答えられるべきです。歴代の選挙のなかでこのようなことは前代未聞です。
トランプ:彼女はオープンな国境の話をうまくそらしましたね。どうしてプーチンの話になったのでしょう。
ワレス:ちょっと待ってください、待ってください。みなさん、コントロールが効かなくなってしまいますから、静粛にまいりましょう、候補者とアメリカ国民のために。
トランプ:ちょうど国境の話を終えたいのですが……。
ワレス:はい?
トランプ:彼女はオープンな国境を望んでいるのです。人々はこの国に流れ込んでくるでしょう。シリアから人々がやってくるでしょう。彼女はバラク・オバマより550パーセントも多くの人たちを望んでいるのです。彼は何千人も受け入れ、彼らはどこから来たかも知らないのです。
それに、考えてください。我々はこの国においてイスラム過激派のテロを止めることができるのです。彼女はこの言葉に触れることもありません。オバマ大統領も同様です。はっきり申しましょう、彼女はオープンな国境を計画しているのです。
ではプーチンについてお話ししましょう。私はプーチンを存じ上げません。彼は一度私についていい発言をされました。我々の気が合えばよいと思います。もしロシアと合衆国がうまくやっていければ、一緒にISISを追えて、いいと思います。
彼は彼女に尊敬の念を抱いてはいません。彼は我々の大統領を敬いません。そうです、我々はとても深刻な状況にあります。なぜなら無数の核弾頭を持つ国を相手にしなければならないからです。その数1,800の核弾頭ですよ。我々は違います。そして彼女はただ小さくなっているんです。プーチンは……。
ワレス:待って、しかし……。
トランプ:私が拝見するすべてから、(プーチンは)この人に尊敬の念を抱いてはいません。
クリントン:なぜなら、彼はアメリカ大統領が操り人形のようであってほしいと思っているからです。
トランプ:操り人形ではないですよ、操り人形では。
クリントン:明らかなのは……。
トランプ:あなたが操り人形なのだ!
クリントン:明らかなのはあなたが認めない……。
トランプ:いや、あなたが操り人形なのだ。
クリントン:あなたが認めないのはロシアがアメリカに対してサイバー攻撃をしているということです。あなたは我々に対してのスパイ活動を奨励し、プーチンのセリフを話し、彼のウィッシュリストに署名し、NATOを解散させ、彼のやりたい放題にし、引き続き彼からの助けを受け続けるのです。なぜならこの選挙で彼には明らかにお気に入りがいるからです。
私はこれは前代未聞だと思います。いまだかつて外国の政府が我々の選挙に介入することはありませんでした。我々には17の優秀なエージェンシー、一般市民と軍事従事者がいて、彼らは、これらのスパイ攻撃、サイバー攻撃はロシア政府の高いレベルが出所であるとの結論を出しています。そして彼らはこの選挙に影響を与えようとしているのです。私はこのことを非常に不快に感じます。
ワレス:クリントン氏……。
クリントン:そして今こそあなたは立ち上がり……。
トランプ:彼女はそれがロシアか、中国か、その他の国かをわかってはいませんよ。
クリントン:私は自分の意見を申しているのではありません。
トランプ:彼女はまったくわかっていません。
クリントン:私が引用したのは17の……。
トランプ:ヒラリー、あなたはなにもわかってはいない。
クリントン:17の情報機関ですよ、あなたは17の軍人と一般市民を……。
トランプ:この国もまったくわかっていません。
クリントン:……疑うのですか
トランプ:ええ、私は疑いますよ。疑います。
クリントン:彼は、私たちを守ると誓った軍事と一般の情報専門家より、ウラジミール・プーチンを信じるのです。私は本当に……。
トランプ:彼女はプーチンが嫌いです。なぜならプーチンはすべての面において彼女を出し抜いてきたからです。
ワレス:トランプ氏。
トランプ:すみません、プーチンはシリアにおいて彼女の裏をかきました。
ワレス:トランプ氏。
トランプ:彼はすべてにおいて彼女を出し抜いてきました。
ワレス:私に質問をさせてください。
トランプ:はい、いいですよ。
ワレス:私はあなたに直接的な質問をしたいと思います。この国トップの国家安全保障役員はこれらのハッキングの裏にはロシア人が関わっていると信じています。彼らかどうか確実にわかってはいないにしても、あなたはこのアメリカ選挙においてロシアの干渉を非難しますか?
トランプ:ロシアもそれ以外も、です。
ワレス:彼らの干渉を糾弾しますね?
トランプ:もちろん非難します。もちろんです。私はプーチンを存じ上げません。なにも知りません。
ワレス:それは聞いていません。糾弾されるかどうかを聞いているのです。
トランプ:私はプーチンに会ったこともありません。彼は私の親友ではありません。でもアメリカがロシアと仲よくなれば、なかなかいいと思うのです。プーチンはすべてにおいて彼女とオバマを出し抜いてきました。それがシリアであれ、どこであれ。ミサイルも。
彼らが署名した「スタートアップ」を見てみてください。ロシアは言いました、多くの記事によりますと、「彼らがこんなことをさせてくれるとは信じられない」と言ったのです。彼らは核弾頭を作りました。我々はできません。ロシアは信じられませんでした。彼女はプーチンに裏をかかれたのです。
中東を見てみればわかります。彼らは占領されてしまいました。我々は6兆ドル使いました。彼らは中東を占領したのです。彼女は裏をかかれ、遊ばれたのです。私は政府のなかでこんなにみじめな人は見たことがありません。
ワレス:移民からだいぶかけ離れてしまいましたが、最後までお話しください。持ち時間は約45秒です。
トランプ:彼女はずっとこの調子でしょう。
クリントン:私は彼が核兵器について述べたことを皮肉に思います。この方はとても軽率で、各兵士の使用に関して無頓着ですらあるのです。彼は……。
トランプ:それは違います。
クリントン:さらに多くの国がそれを手に入れることを提唱しています。日本、韓国、サウジアラビアに至るまで。彼は言いました。「もし持っていたら、使おうではないか」。それは本当に恐るべきことです。
しかしここが重要です。核兵器に関しては基本的に、大統領が支持を出せば、その指示通りに行われなければなりません。指示が出されてから責任者が核兵器を発射させるまでに約4分間かかります。それゆえ、10名ものそのような責任を持つ人たちが出てきて、前代未聞ですが、彼らはドナルド・トランプを信頼できず、核のコードを教えたり、彼に核のボタンを触れさせたりできないと言ったのです。
トランプ:私には200人の長官たちが……。
ワレス:手短にお願いします。
トランプ:それと軍司令長官、21人が私を支援してくれています。21の名誉勲章受章者たちです。日本やほかの国々に関しては、我々はみなに騙されてお金を奪われているのです。
我々は外国諸国を守っています。そのために莫大な費用をつぎ込んでいるのです。私が言いたいことは、このような協定をやり直す必要があるということです。なぜならわが国で、サウジアラビア、日本、ドイツ、韓国などの他国を守る資力はないからです。我々にそのような資力はありません。彼女はそのことを核兵器のことだと思っているのです。
ワレス:そうですか。
トランプ:考えてみてください。彼女は今までさまざまな方法で自分が嘘つきであることを証明してきました。これはただの彼女の嘘の1つにすぎません。
クリントン:私はただ言葉を引用したにすぎません。あなたが聞かれたとき……。
トランプ:引用なんてありませんよ。あなたは私の話した言葉を引用などできません。
クリントン:あなたが核の力について聞かれた、アジアでの核競争について聞かれたとき、あなたはこう言いました。「どうぞ、好きにしてください」。そのような……。
トランプ:自分の擁護をしなさい。
クリントン:そのような言葉遣いは……。
トランプ:自分の擁護をしなさい。私は核なんて言っていません。自分の擁護をしなさい。
クリントン:アメリカは平和を維持してきました。アメリカは連合関係において平和を保ってきました。ドナルドは協力関係を引き裂きたいのです。私は連盟により世界が更に安全になり、簡潔に言って、アメリカがさらに安全になると思うのです。私はアジアと、欧米、中東そのほかとの提携関係に沿って働くつもりです。我々が平和を保つにはそれしか方法がありません。
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