2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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平将明氏(以下、平):みなさん、こんにちは。カフェスタトークシーズン9。司会の平将明です。よろしくお願いします。今日のゲスト、肩書きはよくわかりませんが、牧浦土雅さんです。
牧浦土雅氏(以下、牧浦):よろしくお願いします。
平:そして、有識者代表コメンテーター、魚屋、著述業、生田よしかつさんです。
生田よしかつ氏(以下、生田):はい、どうも生田でございます。
平:アシスタントは大澤咲希ちゃんです。
大澤咲希氏(以下、大澤):よろしくお願いします。
生田:宝塚行こうね。
大澤:はい。
平:嫌なら断っていいんだからね。自民党のコンプライアンス室にすぐに電話。
生田:そう。パワハラです。
平:相談は無料なので。すぐに診断しますので。
生田:何か出たよ。
平:ということで、今日は牧浦さんに来てもらいましたが、実は僕は牧浦さんとは……ブルームバーグ知ってる?
生田:ブルームバーグは何だっけ?
平:経済ニュースだよね。経済ニュースのブルームバーグに呼ばれたんですよ、パネリストやってくれって。世界経済と日本経済の成長戦略とかそんな話で。
生田:おお。得意分野だね。
平:一応僕は基本的にそういうの断るんだけど、パネリストの1人にミス日本がいて、ぜひ会ってみたいなと思って。
生田:いいですか、先生。そういう発言、お気をつけになったほうがいいと思いますよ。
平:会ってみたいよね。美しいということは価値であり、パワーですよ。花があったら、歩いてて花踏みそうだったらよけるよね。
生田:そうだよね。
平:すごいよね、花って。
生田:ああ、なるほどね。
平:美しいだけで自分の身を守るんだよ。
生田:本当だよ。俺なんか歩いてるだけで踏みつけられるもんなあ。
平:そういう人もいるからね、世の中。
生田:いやんなっちゃうよ、まったく。
平:それで(ミス日本の)エリアナさんに会いたいと思って行ったら土雅ちゃんもいて、あと東京証券取引所の社長さんか何かいたんだな。あと日経新聞の記者さんでパネルディスカッションして、東京とソウル、シンガポール、何か4つか5つの都市をつないで日本の成長戦略を議論するというところで一緒だったわけ。
生田:それでしゃべったの?
平:しゃべったわけ。その上で「何やってんの?」と言ったら、いろんなことやっていて、よくわかんないんだよ。
生田:先生、(スタジオの外の人に)手を振ってあげたほうがいいかもしんないよ、これ。
平:もういなかったよ。嫌なタイミングで言うなよ。
生田:ほれほれ。手振ってあげて。
平:どうも。なに手振ってんだという感じになってきて。逆になってますけど。
生田:国会議員じゃないですか。
平:まあね。人気商売ですからね。
生田:人気商売だからやったほうがいいですよ。これで好感度アップね。
平:アップですかね。どうも。どこの選挙区の人かな? いや俺も国会議員になってから腰低くなっちゃってさ。
生田:いや本当に変わったよな。
平:でも人間年取ると丸くなりますね。
牧浦:いい意味なんですか? それは。
平:いい意味だね。でも相変わらず闘ってるんだよ。
生田:やっぱり若い頃は造反したけど、最近はぜんぜん造反しないよね。やっぱり大した大人になったと思うよ。
平:俺たち野党のとき何回か造反したんだけど。最後に造反した仲間は、僕と菅義偉さんと小泉進次郎さんですからね。今、官房長官でもう権力中枢だけど、造反組ですから。
牧浦:進次郎さんもそうですね。
平:進次郎さんもそう。
生田:進次郎は何やったって大丈夫だからね。
平:話戻していいですか。
生田:はいどうぞ。
平:ということで、そこで意気投合して。そしたらドローンをやってるという話で。ちょうどその頃、私は国家戦略特区の担当副大臣でドローン特区、近未来技術実証特区を私が提唱していて。
生田:仙北だな。
平:それで仙北がというよりは、仙北はもともと国有林を使って何かやりたいって来てたんだけど、ドローンがまた官邸に落ちたりいろいろして規制強化の流れになったので、どっかでやりたいなと。そう思ってたら、例の仙北の調子のいい市長。
生田:門脇さん。
平:「ノリだけで来ました」みたいな門脇市長が。
生田:でも、あの人は楽しい人だよ。
平:うん、楽しい人。そうしたら、ぜひやりたいっていうわけ。あそこのスキー場がモーグルのスキーの世界大会とかいろいろやってんだけど、夏は何もないし。
実際に門脇さんに任せてなにかできるかといったらできないので、それで牧浦さん紹介して。仲良しだから。
そういうのがあって、今ドローンレースをこの夏に土雅ちゃんのほうで市と一緒にやってもらおうと。これ進捗はどんな感じですか?
牧浦:もうぼちぼち。去年の末にうちのドローンレースのチームの人たちと仙北市に行って実際の場所を見てきて。日程も今年の夏までに。
平:夏までにね。
牧浦:5月中にやれればいいかなと。
平:俺一緒に行くから、そのとき。
生田:レッドブルのエアレースみたいなかたちになるわけ?
牧浦:そんなカッコよくならないです。もっと低いので。ただ国有林なので、もっと飛行機が身近に見えるというよさがあったり、ゴーグルをみんなでつけて、まるで全員がコックピットに乗ってるかのような体験が大画面でできる。
生田:それはおもしれえな。じゃあ、木の間をヒューっと横になって入ってくとか。いいじゃん、いいじゃん。
牧浦:先月ドローンレースの世界大会をドバイでやって、その優勝賞金1億3,000万円です。
生田:マジか。
牧浦:15歳の少年が取っちゃった。
一同:ええっ。
牧浦:それぐらい、もしかしたら一大スポーツになり得るかもしれない。
生田:どういうことやりゃいいの? まずドローンを買うことだよね。
牧浦:そうです。今出てるのは電波法で決まってるドローンなので、一応制御も試験を受けないといけない。でもそれはだいたい2日ぐらいあれば取れるので、それを取って操作すればいい。
生田:それでどこで飛ばせるんだよ、東京だったら
牧浦:今、東京だと許可取らないといけないんですよ。
平:だから特区にしたんだよ。
生田:そうなんだ。
牧浦:特区で電波法も少しいじってもらって。
生田:俺のとこ歩きゃ海があるんだよ。晴海とか。そういうとこ行って海の上飛ばすとかダメなの?
牧浦:海の上は大丈夫なんです。基本的には。
平:大丈夫。でも相談したほうがいいよ、いろいろと。どんどん新しくしてる。
生田:まあ俺も公人になる可能性がある人だからな。
平:まあね。
生田:ゼロじゃねえから。
平:ちゃんと見といたほうがいいよ。千葉市も特区にしたから、千葉市は都市型ドローン特区で、Amazonとか楽天の店舗からずっとドローンが運んでいくことができるんだけど、仙北はもっと山奥なので、たぶん人手不足をどう解消するかとか、生産性をどう高めるかというのものすごい大事で。
門脇さんは最初何をやりたいと言ってきたかというと、仙北市に生ハムづくりの名人がいて、さらに言うと、うちのところは7割国有林だと。
「国有林を使わせてくれなかったら地方創生なんかできねえだろう」って文句言いに来てるだけよ。それで豚の放牧で国有林を使わせてくれと。それで生ハムを作ると。
それも、今まではフェンスを作ったりしたけど、フェンスなしで豚をドローンで管理。たしか今、TPPでニュージーランドがすごい一次産業、畜産の生産性をものすごく上げたという話があって。嘘か本当かわかんないけど。やっぱりITを入れてやったと。
俺が聞いた話は、羊を数えててみんな寝ちゃうんだって、羊が1匹、羊が2匹って数えてて。それでITを入れて管理をするようになって生産性が上がったという。これたぶん嘘だと思いますけど。
牧浦:簡単にチップを入れちゃえばいいですよね。
平:チップ入れちゃえばそれでいいと。
生田:羊が1匹、羊が2匹って、それで眠れるのは日本だけだぞ。ニュージーランドは別にsheep oneといって寝ねえよ。大丈夫だよ。
牧浦:600万頭ぐらいますから。人の数より多いんです、ニュージーランド。
平:だから仙北でいろんなことをやって。例えば、地方創生でいろんな地方に行くじゃないですか。そうすると、シカが出てきて畑荒しちゃうとか、イノシシが出てきて畑荒しちゃうというのはよくある。
それで電気でビリビリ流れる長いフェンス作って、間違って電気切るのを忘れてて、子供が触っちゃったりするから、ああいうのは全部ドローンで管理して、出てきそうになったら追い返す。出てきちゃったらもう電気ショックで殺して、そのままジビエで料理で出す。
生田:その線から何から出ようとするとドローンがビーンってつけて光線とか。何かかっこいいなあ。
平:電気ショックでビリビリと。だからその派生形で、僕が今考えてるのは、羽田の跡地を特区にしてるんだけど、あそこをクールジャパンの発信拠点にしようと思ってるのね。
入国しなくても、要は飛行機の乗り換えの時間にそこのオープンスペースに入れるようにしようと思っていて。
普通だと動線を変えなきゃいけないでしょう? でも動線が混じってもいいから顔認証をもらってパスを出してあげて、その代わりその顔認証はドローンにその場でインプットして、その人が逃げちゃったらドローンで追っかける。
生田:ピーッと。すごい。近未来の世界だね。
平:その代わり簡単な手続きでパシャッと撮ってパスをもらっただけで入国してないのにそこのエリアには壁もないところのエリアは自由に遊んでいいですよ、というのをやろうと思って。またアイデア欲しいなと思いますけど。そういうことで何か。映像がこっちは止まってますけど。
生田:あれかい。ドローンでこうやって来て、顔認証で表でYou must returnとか何とか言うの。かっこいいなあ、そういうのもなあ。
平:いやでも、そういうのはできるので。
牧浦:それをやらないと、そもそもドローン配送ができないです。認証ができないです。この人が本当に配送先で正しいのかと。そこでマイナンバーが生きてくるわけですけど。
平:あとAIだよね。画像認識のAIでおもしろいのは、このあいだG4サミットに行ってて、AIの専門家がいっぱいそこにいて議論したんだけど。アルファ碁があったじゃない。
生田:アルファ碁。
平:アルファ碁が世界チャンピオンと戦ったじゃない。あれはAI同士で7,000回対局をさせてお互いが強くなってくんだけど。AI同士の対局は2秒で終わったの。バババババと計算して。すごい世界で。
それであれは画像認識なんだよね。だから怒ってんのか悲しんでるのか泣いてるのかというのもコンピューターが認識するようになるから、例えばスマホのモニタリングにやっていいですよと。
例えばスマホをいじっているときの俺の表情をこのカメラは読み取っていて、どの手続きをしてるときに不快な顔をしてるかとか喜んでるかを全部情報取れるわけ。そうするとそのアプリの快適度が飛躍的に上がるとか。
生田:そうするとあれだね。要は電話帳検索をしてると、この人が好きか嫌いかもわかるかもわかんないですね。
平:わかるわかる。
生田:何か回数多いし、この人やっぱり好きなんだなとか言って、最初に出てきちゃうとか。
平:その情報がアメリカだったり韓国だったり持ってると大変なことになる。生田さんの彼女はこれだと。それで生田が入ると漁業協定面倒くさくなりそうだ。今のうちつぶしておこうとなる。こういうことですよ。
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