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「イケてる女子と地方を売り込め!」ゲスト:田中美和さん(全3記事)

男性の意識改革は難しい 女性が働きやすい社会を実現するWarisの人材紹介サービス

自民党が放送するトーク番組CafeSta(カフェスタ)。火曜日の17時は、「イケてる女子と地方を売り込め!」をテーマに、司会のネットメディア局次長・ふくだ峰之氏とナビゲーターの伊藤ようすけ氏が、ゲストと一緒に地方創生や社会問題について語り合います。今回のゲストには、株式会社Waris代表・田中美和氏が登場。『日経ウーマン』の記者として働いていた田中氏は、キャリアをもつ女性と企業をマッチングする人材紹介会社のWarisを立ち上げたました。同氏は独立して会社を立ち上げたきっかけとして、記者時代の取材で接した多くの働く女性の悩みを語りました。

自分の強みを見つけるスキルチェックシート

ふくだ峰之氏(以下、ふくだ):スキルチェックシートっていうのは、作るのなかなか大変でしょう。

田中美和氏(以下、田中):そうですね。3人の創業メンバーでいろいろ試行錯誤しながら作りましたね。

伊藤ようすけ氏(以下、伊藤):一般の企業で言われている人事があったり、経理があったり、営業があったり、マーケティングがあったり、いろんなセクションがあるんですけど……それぞれ別にあるわけですか?

田中:そうですね。その大きなくくりの中で。

伊藤:人事なら人事の大きなくくりの中で。

田中:何をどの程度できるかというのをチェックするシートですね。

伊藤:(チェックシートで)だいたいわかるんですか。へぇ! すごい。

ふくだ:これはノウハウだね。

伊藤:これはすごいな。

ふくだ:例えばこれをやって、簡単に言えば点数みたいなものがつくんだろうけれども。それで自分自身が「私はこれだけスキルがある」と思っているのと、そのシートを使ってやってみた評価は一致するんですか?

例えば、私は能力100だと思ったけど、田中さんから見たら「あなたは70だよね」とか、そういうギャップはありますか?

田中:それはそこまでないですね。私どものカウンセラーがお会いした際に、その方のキャリアについて、1時間ぐらい細かく聞き込みますので。

そうして獲得したその方の情報とスキルチェックシートの印象自体はそれほど大きくは変わらないです。

ふくだ:カウンセラーとデータは一致するかもしれないけど、勝手に思い込んでいる自分のスキルってあるじゃないですか。そこはずれないんですか?

田中:そこまで大きくはずれないですね。ただ、カウンセラーと話すことで気づいたりされることはあるようです。

「私の強みはこっちだと思ってたけれども、実はこっちの領域だったんだな」とか、「強みが何にもないと思っていたけれども、実はこういう経験が強みなんだな」とかですね。

やっぱりそれは、人とフェイストゥーフェイスで話すことで得られる気づきというものがあるようです。

伊藤:逆に、あると思っていたのが、カウンセラーと話すことによって「僕はなかった」「私はなかった」というケースもあるんですよね?

田中:なかったとまではいかないですけれども、違う部分がご自身の特性だったということはありますね。

伊藤:ふくださんと俺……たぶんないんだろうな。

ふくだ:ないよ。

伊藤:あると思い込んでるという。

ふくだ:あると思い込んでるほうがいいよ。

人材を紹介する際に大切な“期待値調整”

ふくだ:例えばチェックしましたと。ある種その人のランキングが出ますと。それで、そのランキングのマッチしたものを企業の方々に斡旋しますと。いわゆる評価は、企業で実際に仕事をしたときとのマッチングもあるじゃない?

田中:確かにそうですね。

ふくだ:こっち側(カウンセラー)が評価80だけど、企業の人から見たら「これ違うじゃん。40じゃねえか」みたいな。そういうのってないですか? だいたい一致ですか。

田中:それはありますね。ただ、私たちは人でアナログにマッチングしていますので、そこまで大きな差は生まれないのですが、期待値調整という言葉を使うんですけれども。

企業様がその人材に期待するものと、その人材ができる領域というのを、事前にすり合わせることが非常に重要だなと思います。

ここを甘いまま走ってしまいますと、先ほどおっしゃられたように、企業様からすると「もっとこうしてくれると思ったのに」とか不満に繋がってしまうので、事前の期待値の調整(をやっています)。

ふくだ:そういうのもやるんですか。

田中:そこも私たち、間に入らせていただいてやっております。

ふくだ:あんまり期待するなってことでしょ?

田中:いやいや(笑)。

ふくだ:簡単に言えば。

田中:両者のすり合わせですかね。

ハイスキルな人材の絞り込み

伊藤:逆に……ごめんなさいね、いろいろと聞きたいことがあって。ハイスキルとおっしゃいましたっけ? 例えば実際に登録したいですって来られた方が、「この人はハイスキルじゃないな」って思う人はいないんですか?

田中:そこのギャップというのは、かなりセグメントを絞り込んで募集しておりますので。

伊藤:ごめんなさい、そこのセグメントを絞り込んでっていうのは、具体的にはどういうことですか?

田中:先ほど申し上げたような、企業で総合職として活躍されてこられた方で、フレキシブルに働きたいというような方にご登録いただけるように、例えばホームページですとか、広告の作りですとか、そういう形にしているんですね。

ふくだ:申し込めない雰囲気を作り出してんだよ。

田中:いやいや(笑)。

ふくだ:これは重要だと思うよ。誰でもいいんじゃなくて、高い球を投げて、それでも募集してくるというのはそれなりの……。

伊藤:自信、自負のある方だけですもんね。

田中:そうですね。あと、実は7割方口コミでいらっしゃるんですよね。やはり、生の口コミ力というのがすごくて。

首都圏に住んでらっしゃって、キャリア層で、ママさんでってなりますと、かなり絞り込まれてきますので。そういった方が「こういう、いいの見つけたよ!」ということで、お友達に勧めてくださるんですよ。

ふくだ:伊藤さん、ちょっとまず、僕ら試験受けてみますか? それでそこに登録していただけるかどうか? これ、男のサービスはまだやってないんですか?

田中:男性向けは厳密にはやっていないんですけれども。ただ、男性の方からちらほらと「登録できませんか?」というお問い合わせはいただきますね。

ふくだ:男性用シートというのもあるんですか?

田中:スキルは男女関係なく見させていただいてますので、特に男性用というのはお作りしてないんですけれども。

ふくだ:ちょっとやる? 伊藤さん。

伊藤:結果いかんじゃ、ここでしゃべる資格がなくなりますからね。何にも言えなくなっちゃいますよ。自信ないなぁ。

ふくだ:ちなみに昔、僕の大学のゼミの先輩が、会社内の人事のコンサルをやっていて。簡単に言うと人を評価する。それで例えば「僕は年収いくらの人間なの?」みたいな、そういうのがあって。

それで「先輩、それ受けさせてもらったら、だいたい僕、どれぐらいになりますかね」って言ったら、「傷つくから受けないほうがいいよ」ってあっさり言われた。

田中:(笑)。

ふくだ:あっさり言われたので。伊藤さんはいいかも知れないけど。

伊藤:いやいや、僕自信ないですよ。

ふくだ:これは、なかなかね……受けないほうが。

伊藤:相当勢いで生きてきますから。

ふくだ:いや、勢いっていう項目もあるかもしれないじゃん。「勢いがある」みたいな(笑)。

一同:(笑)。

伊藤:田中さんとお話ししてる限り、そんなものはないっすよ(笑)。

ふくだ:「根性がある」とか。「勢いがある」とか(笑)。

伊藤:もう、客観的に判断されるんだと思いますよ。

ふくだ:そりゃそうだよ。

Warisの人材紹介サービスの登録会社

ふくだ:これはどういう会社が登録してるんですか?

田中:お客様は9割方ベンチャー企業様です。中小ベンチャー企業様ですね。やはり昨今、IPOをめぐる環境は非常にいいですので、そういったIPO前後の、勢いのあるベンチャー企業様がお客様の中心です。

伊藤:そうか。いわゆる昔からあるような、上場企業みたいな会社ではなくて。

田中:そうですね。そういう方も一部おられるんですけれども、やはり多いのは中小企業ですとか、そういったベンチャー企業ですね。

中小企業ですと、事業継承された2代目、3代目の社長さんが何か新しいこと、新しい風を会社に吹かせたいということで、Warisに登録してる人材を使うというような事例があります。

ふくだ:例えば今、実際に秘書業務だとか、事務というのは、大手の会社、商社だったりしても、正社員じゃないケースが多いじゃないですか。

そういうところに一般事務として、いわゆる大手に派遣するというようなビジネスモデルではないってことね。

田中:そうなんです。プロフェッショナルスキルを持った方ですね。職種でいうと、マーケティングとか、PRとか、人事とか、そういった領域になりますね。

伊藤:なるほど。だからふくだ峰之事務所なんか、マーケティング力に今欠けてるっていうの問題になってるそうですね(笑)。これ、田中さんのところにお願いして、優秀なマーケティングウーマンが入ってきますよ。

ふくだ:だから、僕は思いっきり高い期待値出しますから。

田中:高い期待値を。

ふくだ:300ぐらいの期待をしますから。

伊藤:そこでマッチングするかもしれないしね。

田中:ぜひぜひ。

ふくだ:でも、政治は究極のマーケティングだから。そこに対してどんなメッセージを届けていくというのを夢と希望を売るという一番難しいマーケティングをやるわけでしょう? 

だから、政治もそういう新しい風は必要じゃないかなって思うんですよ。僕のこの間の選挙でも、思うような事態が現実問題目の前に見えてきたから。何か「ザ・自民党」っていう。

僕はしなやかなほうだと思いますよ、自民党の中だけでも。だけどうちのワイフに言わせると、「あんたは自民党に染まってる」って言われるわけ。「それじゃあ選挙勝てないよ」って、かみさんに言われるわけよ。

女性の働き方の問題

伊藤:ちょっと話ずれちゃうんですけど、田中さんのようなお仕事をされてる立場から、政治の世界ってどう映ってるんですか?

田中:政治の世界ですか。

伊藤:例えばこれふくださんとか印象どうですか? 衆議院議員の方なんですけど(笑)。どうですか? 何かこう思われてる議員像ってあるじゃないですか。何か近寄りがたいとか、何か堅物多いんじゃないかとか。どうですかね?

田中:すごく言葉を選んでしまうんですけど。

(会場笑)

田中:何て言うんでしょうか……遠い世界の方なのかなって思ってしまうんですけれども。今日もふくださんとお話しさせていだくと、非常にカジュアルにお話ししてくださいますし、私どもがやってることにも非常に興味を持ってくださいますし。実は私たちの側がむしろ遠い存在って思ってしまっているだけで。

本当は今、女性の働き方の問題に取り組んでいても、ステークホルダーがたくさんいるので、個人の問題でもありますし、国の問題でもありますし、企業の問題でもありますし。やっぱり手を取り合って解決していかないといけない問題なんだなって感じています。

ふくだ:僕は本当に思うんですけどね、よく総理が言うような女性が光り輝く社会をつくるんだって。これって女性政策じゃなくて、だいたいもうちょっと小さい世界を見たって、家の中で家内や娘が不機嫌だともう家中が不機嫌になっちゃうわけよ。これはだから小さい領域でも。

伊藤:切実だ(笑)。

ふくだ:だから小さい領域も会社という組織も地域コミュニティもみんなそうだよね。その意味では本当に女子が総理が言うようないろんな分野、働きたい人は働けばいいし、子育てやりたい人は子育てやればいい。

みんなが選択肢があって、それに応じた自分のライフスタイルを描けていって満足度が高い女子が日本中にあふれていたほうが、男にしてみても思いっきり居心地がいい社会になっていくんじゃないかと思うんだよね。

田中:おっしゃるとおりだと思います。私たちも「働き方を選べる社会をつくろう」って社内で言っているんですけれども。やはり選べるっていうことが非常に重要なことだというふうに思うんですよね。

ですので、もっと働き方に多様性を生むですとか、柔軟性を生むですとか、それによって選べるようになるっていうことがとても重要なのかなと思います。

ふくだ:それは実は男性も同じなんだけど。だけど、今のところは男性の意識改革はちょっと無理。だからまず女子から始まって、女子がそういう選べる状況をまず女子の世界でつくってから男の世界にそれを持ち込むってやらないと。

現実、僕らみたいな与党政治家にしてみると、いきなり男でそれをやろうと思ったってこれは無理だよ。だってそういう意識じゃないもん。

伊藤:そうですか。やっぱりそもそも自民党の中がそうですか?

ふくだ:自民党は気合い、根性。

伊藤:どうしたんですか。いきなり言葉選ぼうとしたでしょ、今。

ふくだ:気合い、根性で。選挙は僕もその典型だけど、始発終電だというとこから始まっちゃうからね。始発で駅に立ち、終電まで駅にいるんだみたいな。だから合理性だとかマーケティング的に何かっていうのじゃないからね。そういうもんだと。この意識の人を変えるってなかなか難しいですかね?

田中:うーん……やっぱりそうですね。働き方とか雇用って、非常にコンサバティブな領域だと思うので。

先ほどのお話でもそうですけれども、「働き方とはこうあるべきだ」とか、やっぱりどうしてもそこに根強く「こうあるべき」という考えを持っていらっしゃる方がやっぱりおられるので。そこを変革していくっていうのはやはり時間がかかるなと思いますね。

ふくだ:逆に言うと、家庭に一度入られたママというかお母さんというところから始まって、大きなうねりになるっていうのは極めて現実的かもしれないね。

そこはいったんちょっと意識が変わった、変わらざるを得ないっていう言い方のほうが正しいと思うけど。そこから始まる働き方なので、それはそこから始まるのはいいかもしれないね。

田中:そうですね。やっぱり女性は今、本来は育児も介護も男性女性関係なくとらえるものですけれども、とはいえ現状、女性が多く担ってるのは事実ですので。

ふくだ:だってなついてくんないんだもん。現実は担おうとしても無理だよ。お母さんに行っちゃうんだよね。これは難しいよ、お父さんにくっつかせるっていうのは。だからやっぱり女子だよね、実質。

田中:そうですね。その中でやはりそういうライフイベントがあるときに、働き方をよりフレキシブルにしたいとか、そういう願望が出てくるのってやっぱり女性のほうが多いので、そういう意味でも女性を切り口に働き方のありようが変わっていくっていうのは現実的なのかなと思います。

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