2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
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生田よしかつ氏(以下、生田):包丁なんかは外国人大好きなんだよね。
正能茉優氏(以下、正能):そうなんです。
生田:市場の包丁屋で外人が買ってくんだよ。それで、全部それに名前入れてあるの。そうしたら、大喜びで買っていくの。
平政明氏(以下、平):ジョニーとか。
生田:そう。ジョニー。
山本峰華氏(以下、山本):ジョニー(笑)。
生田:そういうの入れてあげるの。
平:へー。そうですか。
生田:それで大喜びして持って帰る。
平:そうだよな。日本刀をはじめとして……。
生田:刃物は本当に世界で喜ばれる。だから向こうの板前さんなんかは、包丁だけ買いに来る人が結構いる。だから何本も買っていくんだよ。
平:木屋って知ってる? 俺たち江戸っ子の間では、包丁って言えば木屋でさ。
生田:そうだね。木屋だね。
平:今、鰹節を削るやつが売ってないんだよね。スーパーとかでは。
生田:かんなひっくり返したような。
平:あれなんかは木屋とか行かないとないよ。
生田:そう。
平:それで、やっぱりメンテナンスもあるから。
正能:刃のメンテナンス。
平:そうそう。
生田:鰹節削るのなんか知ってる?
山本:知ってます。
正能:知ってます。
生田:本当? やったことある?
山本:サンタさんにもらったことある。
生田:誰に?
山本:サンタさんに。
生田:サンタさん?
平:(笑)。
生田:サンタさんが鰹節削るのくれるの?
山本:(笑)。
生田:何で?
山本:すごいの。粋なサンタさんですね。
正能:そうなんですよ。
山本:粋なサンタさんですね。
生田:そうなの? お前もしかして、いまだにサンタがいると思ってるの?
正能:いや、思ってないです。さすがに。
平:長靴に「鰹節削りが欲しいです」って願ったんだ。
生田:何でサンタがくれたの?
正能:何かその鰹節って、開けたときにフンってにおいするじゃないですか。
生田:フンだって(笑)。
正能:においするじゃないですか。あれの香りが、削りたてはもっといいって話を聞いて、欲しくなっちゃって。
生田:あんた、おもしろいね。今度ちょっと市場来なさいよ。
正能:(笑)。
生田:いや、市場はおもしろいよ、そういう感性持って見たら。
平:ワンダーランドだね。
生田:でもいいことだな。本当にそういうのを伝えなきゃいかんよ。削ったときは全然違う。
正能:違いますよね。
平:だからそれを、若い人たちに伝えるために、かわいくプロデュース。だからこれ削ったら全部ハート形で出てくるとかね。鰹節が。
生田:うわー。かわいい。
平:いやいや(笑)。
正能:かわいい。
平:いらないね。
生田:でも出汁とったらぐちゃぐちゃだけどね、当然ね。
平:(笑)。
生田:でも、実は鰹が減ってきてるんだよ。
正能・山本:ふーん。
生田:今、魚減ってるんだよ。
正能:へー。
山本:そうなんだ。
生田:だからこれもちょっとあとでな。ちょっとお説教すっから。
正能:わかりました。教えてください。
生田:はい。
平:今やってますよ、水産資源管理。今日なんか副大臣室で朝から2時間会議。
生田:ありがとうございます。
平:小泉政務官も入り、やってますよ。
生田:そうか。県はまだ2つ? 長野と岩手。
正能:夏に広島でやります。
山本:広島で。
生田:広島どんなことやるの?
正能:レモン特集です。
生田:レモン?
正能・山本:はい。
正能:国産レモンの。
生田:レモンのお菓子?
正能:レモンの生産量が一番高いのが広島県で。
生田:広島。
正能:そう。
平:国産レモンね。
正能:はい。
平:ほら、ポストハーベストの問題があるんだよね、レモンっていうのは。収穫してから色を付けたり、ワックスかけたりっていうのがあって。よくアイスティーでレモン入れちゃうじゃん? あれ絶対に良くないの。
生田:良くないのね。
正能:そう。
平:国産は外側塗ってないんだよ。だから色味は悪いんだけど安全っていうことでいいんだよね?
正能:そうです。
平:でも俺、広島だったらやっぱり生ガキ入れてもらいたいな。
正能:(笑)。
生田:カキは苦しいだろ。
平:生ガキと、もみじまんじゅうと、お好み焼き。
生田:ただ自分が好きなやつ。広島って言ったら『仁義なき戦い』だよ。俺なんかは。
平:あー『仁義なき戦い』と。
正能:知らない(笑)。
平:あと広島カープと、マツダと、奥田民生と、Perfume。
正能:奥田民生(笑)。
生田:あれ広島なの?
平:広島県知事の顧問だからね。
生田:おー! そうなんだ。広島……レモンの何? どういうお菓子なの?
正能:レモンのケーキとか、レモンのラスクと、あと『れもんげ』っていうレモンの風味を楽しむお菓子があって。
山本:メレンゲ。
生田:メレンゲで『れもんげ』っていうんだ。
生田:いや、だけどよく調べたね。
正能:ひたすら広島県について調べて。
山本:お菓子めっちゃ詳しい。
生田:すごいな。瀬戸田レモンっていうんだ。
正能:そうです。
山本:瀬戸内?
平:瀬戸田。
山本:瀬戸田レモンの『れもんげ』。
生田:へー。
平:でもあそこの瀬戸内海の四国側と本州側のあの辺は、おもしろいのいっぱいあるよね。
生田:魚介類も入れて。
正能:いや、入れたいなと。
山本:入れたいです。
生田:魚介類ちょっと相談しようか、おじちゃんと。
山本:やりたい。
生田:よし! じゃ、とりあえずうちのマグロ売ってくれ。
山本:マグロ売りたい。
平:マグロと鰹とで何か。
生田:赤身セット。
平:赤身セット(笑)。
山本:赤身セット(笑)。
平:かわいくない!
山本:(笑)。
生田:何でそういうこと言うの。
平:かわいくねえよ、全然。
生田:かわいくねえな。「やっぱり薬味はニンニクだね」なんていうようじゃ、もう駄目だね。すいません。
平:いやいや。
生田:いや、おもしろい。
平:彼女たちは大学時代からやってて、ちゃんと就職したんですよ。そこが偉いと思わない?
生田:会社に入ってんの?
平:もう若いから、調子に乗って「起業だ」とか言うじゃん。起業はいいんだけど、ちゃんと会社に入って、さらにこれもやってるってとこが、すごい現実的だと思わない?
生田:起業しても、今、商品持たない商売やる奴ばっかりじゃないか。
山本:そうなんですよ。水着とかね。
生田:こうやって商品を持つとか、商品を開発してものを売るっていう商売。これ大事なんだよ。
山本:うん。
正能:そうですよね。
平:すごい大手企業にちゃんと入ってる。だから大企業のほうが偉いと思うんですよ。大企業って、すぐアルバイト禁止とか、副職禁止ってやるわけ。でもやっぱり大企業からスピンアウトして、起業してくれる人が増えないと、起業増えないんで。
だから僕は昨年、自民党のベンチャー政策まとめたときも、安倍総理に経団連で言ってもらおうと思ってて、副職禁止とかアルバイト禁止って外してくれと。その仕事に支障がなければね。
生田:それ、思い切った提案だね。
平:でもわかりやすいでしょ?
生田:いいと思うよ。
平:大きな会社で働きながらハピキラをやってるというのが、この人たちがちゃんとしてるっていう……。
生田:すばらしいね。だけど俺、そうやって企業に勤めながら何かやってる奴を見ると、「この野郎お前、安全地帯にいながらこんなことやりやがって」って必ず文句言っちゃうんだよ。
正能:安全地帯にいると思ってます。
生田:開き直ってやんの、この野郎。
正能:(笑)。
平:「何か問題でも?」みたいな。「安全地帯にいて何が悪いの?」みたいな。
生田:そうだよね。
平:それはしっかりしてるでしょ?
生田:でも商品開発っておもしろいよな。
正能:すごくおもしろいです。
生田:オリジナルの商品なんかも提案してつくらせたりしてるの?
正能:この焼酎とかは、まずカボチャをもらって、「何にする?」って聞かれて。
生田:え? 最初あなたたちがつくったの?
正能:お酒いろいろ飲んで、酔っ払いながら「これがいい。あれがいい」って。
生田:すごいね。自分で商品開発したわけでしょ。
正能:そうですね。酒造の人たちと一緒にやってるんですけど。だから若い人が飲むっていうと、自分が飲めるかどうかがすごい大事なので。
生田:そりゃそうだね。
正能:プロはやっぱり強くて、はっきりした味が美味しいって言うんですけど、私たちはプロに言わせると「ぼやけた味」が飲みやすい(笑)。
生田:だから俺たちも、天然のマグロが美味しいと思ってんだよ。だけど養殖のマグロが美味しいって言われると、がっかりしちゃうんだよね。だけど今、世の中養殖のふざけた味が美味しいって言われちゃってさ。
平:(笑)。
生田:それもショックなんだよ。
正能:悲しいですよね。
生田:悲しいよ。だからお前たちには本物を食わしてやっから、おじさんが。
正能:ありがとうございます。
生田:明日おいで。
正能:行きます。
生田:食わしてやる! 食わしてやるよ。
山本:展開早い(笑)。
生田:よし。
平:いいですか? そろそろ終わりで。
生田:いいですよ。もう時間過ぎちゃった? いや、でもおもしろい! 頑張ってね。
正能・山本:ありがとうございます。
生田:俺もちょっと協力するわ、何か。
正能・山本:ありがとうございます。
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