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世界目線で考える。- 渋谷の未来編(全3記事)

情報発信基地「渋谷」を取り戻せ 新しいシティプライドを創造するNeXTOKYO構想

2015年11月6日から3日間にわたって開催されたジャパンカルチャーイベント「MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2015 in TOKYO」。同時開催されたトークセッション「THE BIG PARADE」は、「エンターティンメントの明日を発信する」をテーマに、各方面から多彩なゲストを迎えて盛り上がりました。今回、スペシャルセッションとして「世界目線で考える。—渋谷の未来編」と題し、タイムアウト東京の伏谷博之氏、柴田玲氏がナビゲーターのもと、渋谷区区長・長谷部健氏、A.T.カーニー日本法人会長・梅澤高明氏、アソビシステム株式会社代表取締役社長・中川悠介氏の3名が集結。2020年、そしてその先に向けた渋谷のビジョンについて意見を交わしました。多くのカルチャーを発信してきた渋谷の未来像を、お三方よりお伺いしましょう。

旬な3人と世界目線で渋谷の未来について考えます

伏谷博之氏(以下、伏谷):今日のテーマは、「渋谷の未来を世界目線で考える」ということで、渋谷に馴染みのあるキーパーソンとなる、お三方にゲストとして登場していただこうと思います。

柴田玲氏(以下、柴田):ではさっそく、ゲストの方々をお呼びしたいと思いますので、皆さま盛大な拍手でお迎えください。まずお1人目は、アソビシステム株式会社、代表取締役社長でいらっしゃいます、中川悠介さんです。どうぞお越しください。

(会場拍手)

柴田:よろしくお願いいたします。では、お二方目です。A.T. カーニー日本法人会長でいらっしゃいます、梅澤高明さんです。

(会場拍手)

柴田:よろしくお願いします。そして今、渋谷といえばこの方ですね。渋谷区長の長谷部健さんです。

(会場拍手)

柴田:よろしくお願いします。

伏谷:皆さん、席のほうにお着きいただいて。

柴田:私たちも席に着かせていただきます。本当に、渋谷を語るには旬な皆さまですね。

伏谷:そうですね、旬なお三方ということで。皆さん非常にご多忙な中、お時間いただきましてありがとうございます。

長谷部健氏(以下、長谷部):近所ですから。

柴田:一番近所(笑)。

渋谷生まれ渋谷育ち、長谷部区長のシティプライド

伏谷:皆さんマイクを手に取っていただいて。早速始めていきたいと思います。

柴田:「世界目線で考える。渋谷の未来編」ということで、渋谷の未来をテーマにこのメンバーでトークを行っていきたいと思います。

まずは皆さまに、自己紹介を兼ねて順番にプレゼンテーションをしていただければと思います。合わせて、ぜひ渋谷への思いも簡単に、お聞かせ願いたいと思います。では、まず長谷部さんからお願いします。

長谷部:こんにちは、長谷部です。お世話になります。渋谷への思いというか、渋谷生まれの渋谷育ちっていうんですか? 渋谷区生まれです。生まれ育った、ずっといたのは神宮前3丁目の原宿に近いんですけど。塾が渋谷にあったりとか。

伏谷:その話ちょっと聞いたんですけど。

長谷部:そう、高校生のときに僕ら会ってるんです。

柴田:渋谷の塾に通っていた頃からの知り合いです。

長谷部:東洋英和の制服がかわいくて、輝いてて。

伏谷:僕ら、長谷部さんとか長谷部区長とか呼んでいるのに、玲さんだけが「長谷部君」って呼んでて。何なのかなって思って、先ほど聞いたんですけど。

柴田:まだどうしても区長と呼べない、すみません(笑)。

長谷部:ここで呼ばれると本当にびっくりします。

柴田:本当に渋谷生まれの渋谷育ちで。

長谷部:もちろん、だからシティプライドは当然渋谷、原宿に持っていて。でも、これ子供の頃は全然気付いてなくて、何となく意識し出したのが中学生ぐらいだったんです。

ちょっと嫌な感じなのかもしれないけど、テレビに出てる街とかが近所だったりするんですけど、全然それは普通のことっていうか、あんまり気にしてなかったんです。

でも、今はなくなっちゃったんですけど、中学が原宿中学校っていう中学校だったんです。他校から「いいね」って言われたり、部活でバレーボールやってたんですけど、関東ではちょっと強くて、県の練習試合をするとなぜかハチマキが盗まれたりとか。

柴田:もうすでにブランドですよね。

長谷部:(ブランド)っぽかったです。原宿のくせにみたいな感じで力んで来られたりして、こてんぱんにやられちゃうこともあれば、もちろんすかして勝てる時もあったりするんですけど。何でだろうって、そのぐらいから考えるようになって。

周囲からの羨望の眼差しで、渋谷に対する誇りが目覚める

高校大学っていくと、さらにいろんな所から来てるんで。「どこから来てるの?」って、原宿って言うと、「いいな、行ってみたい」とか、皆にすごい言ってもらえて。やっぱり、いろいろ言われると嬉しいんです。

だんだん自分の街に対して、誇りのようなものを持つようになってきて。それが高じて今の仕事してるっていうのに近いんです。だからホームタウンとかあるけど、自分が一番シティプライドを持ってる街。それが、簡単にですけど渋谷への思いです。

伏谷:ありがとうございます。

柴田:早いですよね、そういう自我が目覚めるの。中学の時って、あまり地元のこととか。

伏谷:本当ですね。それで、竹の子とかああいう格好をしてたんですか?

長谷部:小学校のときに竹の子とかロカビリーがはやって。

伏谷:そうですか(笑)。

柴田:世代的には(笑)。

長谷部:ちょっと混ぜてもらって、小学生でも近所なんで。後はこんな頭(手でリーゼントを作って)をした人が「クリームソーダどこ?」って道聞いてきて、教えると不良の人って気前がいいんで、「クレープおごって」っていつもたかって、おごってもらって4人で1個を分けて食べたりしてました(笑)。

伏谷:わかりました。

柴田:ありがとうございます。では、続いて梅澤さん、お願いいたします。

梅澤氏からの新提案。これからの東京の都市構想NeXTOKYO とは?

梅澤高明氏(以下、梅澤):僕も実は渋谷って、中学・高校の頃から庭にしてて。長谷部さんよりちょっと前なので、こういう人(手でリーゼントを作って)が全盛だった頃に僕も同年代としていた、そんな感じでした。バンドをやってたこともあるんで。

今日見ていただくNeXTOKYOは、渋谷も含めた東京全体の、2020年とその先に向けた進化、発展のビジョンを検討する活動です。今10人のチームで進めています。

実は伏谷さんにも入ってもらっています。建築家がいたり、為末さんがいたり、あるいはWIRED CAFEの楠本さんがいたり。それから弁護士の齋藤さんは、ダンス規制の風営法改正のリーダーを数年間やってきて、やっと僕らも夜中にクラブで合法的に踊れるという状態を作ってくれた人です。こんな10人のメンバーで進めてきました。

ちょっとこの中身を、皆さんに少しだけ見ていただきたいと思います。これからの東京とか日本を考えると、いくつか大事なキーワードがあって。この後、長谷部さんにもいろいろお話を伺いたいと思うんですけど。

10年、20年で考えると、超高齢化やグローバル化が進む。それから、ロボットとか人工知能がどんどん進化して、ロボットが人間の代わりにやる仕事も増えてくる。逆に、人間は何やるんだってことがだんだん問われる時代が来ると思うんです。

そんな時代感の中で、超高齢化を受けて、やはりフィットネス。健康をどうやって前向きに実現するかということが大事になるし、それからロボットと共存するということは、人間はもっとクリエイティブに、イノベイティブにならなければいけない。こんな議論をしています。

そんな問題意識から、NeXTOKYOの3つの柱を決めました。具体的な内容を見てもらった方が早いと思うので、「フィットネスシティ」「クリエイティブシティ」「インフォメーションシティ」という、3つのキーワードだけ覚えていただいて進めたいと思います。

水辺や首都高を生かして、東京ならではの「フィットネスシティ」構想

フィットネスということを考えた時に、当然体が悪くなってしまった人に対してどういうヘルスケアをしようかっていうのも大事なんですけど。病気にならずに、いかに健康な寿命を延ばすかというのが、一番大事なチャレンジだなと思っています。

人間の寿命が今80歳だとしたら、90歳、100歳とか医療の進化と共に伸びてくるんだけど。やっぱり100歳まで生きるんだったら、100歳まで健康でいるということが大事です。そうすると、どうやって日々の生活の中で楽しく体を動かして、病気にならないような心身健康な状態を保つかということ。

1つは、水辺ってもっと楽しく使いたい、こんなイメージを持っています。水辺ということで考えると、そもそも東京湾の周り、ランニングとかウォーキングのレーンにしてしまってはどうか。

それから、東京湾や運河、川を使って水側から東京を楽しむ、こういうこともやってもいいよね。ニューヨークでもシンガポールでも、ある意味で当たり前で。水辺というのは、人が集まって、飲食もあって、スポーツもして、お金も落ちて……、そういうことに適したエリアです。

東京も、もっとそういう使い方ができる。そのためには埠頭やヨットハーバーも整備をして、いろんな類の船が始終、東京湾の中を行き来してる状態を作りませんか。

あるいは、東京湾の上にいろんな物を浮かべて、そこをエンターテインメントの場所にしませんか。強化発泡スチロールの構造体を水に浮かべて、そこにイベント会場とか公園とかホテルとかを作ってしまうような会社が、もうすでにあるんです。そういうソリューションを使って、水の上を楽しく使おうよ、という提案もしています。

東京湾の周りで、走れたり歩けたりするレーンを作りたいという話をしましたが、それだけではなくて、都内いくつかそうやって動き回れるレーンを作りたい。

これから首都高の地中化が進んでいきます。壊してしまうだけだともったいないから、例えば都心から新宿にかけての首都高は残して、そこの上は人専用の動線にしたら、ランニングあるいはウォーキングする人たちにとって、大変楽しいゾーンになるんじゃないのかな。こんなことも考えています。

既存のキャラクターを生かした街作り、それが「クリエイティブシティ」

2つ目の柱が、クリエイティブシティでした。これは決して、新しい街をどんどん作っていこうという話ではありません。

渋谷や原宿も含めて、東京にはとてもユニークなキャラクターを持った街が、すでにいくつかあるので、それぞれの街のキャラクターをどれだけ際立たせていくことができるか、という話です。

渋谷、原宿であれば、今日もこの後で議論になると思いますけど、私はやっぱりファッションやエンターテインメントがすごく大事だと思います。いくつか具体的に提案するとこんな感じです。

例えば、渋谷円山町にファッションホテル、いわゆるラブホがたくさんあります。これからどんどん、ライセンス問題で閉まっていきます。その敷地をそのまんま更地にして、再開発して、大きなビルを建てても何もおもしろくないので、1個1個の箱を、特に東京の若手のクリエーターの人に入ってもらって、手作りでリノベーションしていってはどうでしょうかという提案です。

それぞれの箱がすでにいろんな顔を持っているので、それを生かしながら1個1個ユニークな、普通の人が泊まれる、あるいはインバウンド観光客が泊まれるようなホテルに作り変えていくという考えです。

キャットストリートに築地、台場まで。わくわくするアイデア満載

次は、これ実は中川さんへのご提案なんですけど。原宿のキャットストリートを中心に、こんな女性たちの観光ガイドのチーム作りませんか。もしもしボックスを拠点にして。

この人たち、多言語対応できます。外国人のお客さんが来た時に、彼女たちが原宿のガイドをしてくれて、いろんなコーデのアドバイスをしてくれて、お客さんが試着したのをすぐに写真に撮って、それをソーシャルメディアにバーンとアップしてくれる。

こんなことやるだけで、多分原宿からの情報発信量が5倍、10倍になるって思うんです。

中川悠介氏(以下、中川):もう、すぐやりたいです。

梅澤:お願いします。よかった、今日来たかいがあります。今日のテーマは渋谷が中心ですけど、渋谷以外の街に関してもいくつか考えてることがあって。

例えば築地は、魚市場跡がこれから再開発になります。そのまま壊してしまうのはもったいないので、あそこにある今の建物をコンバージョンする形で、大きなフードコートとコンサートホールやクラブを作ったらどうか。それから、それでもまだ広い土地が残るので、サッカーの専用スタジアム作りたいという議論をしています。これを担いでくれる人を今探しているという状況です。

それから、次が台場なんですけど、これは電気自動車のF1レース、フォーミュラEというのがあって。これを東京に誘致をして、台場でやりたい。

これに絡めて、実物大ガンダムが歩くってプロジェクトがあるの、皆さんご存じですか。2019年までに実物大ガンダム歩かせようって、なぜか政府が支援をしてやってる不思議なプロジェクトなんです。これ、クールジャパンの一環なんですけど。

どうせガンダム歩かせるんだったら、フォーミュラEでデットヒート演じてるコーナーの中に、なぜかガンダムが歩いてる。こんな絵が作れたら、それだけで東京の発信力がものすごく大きくなるなって思ってます。

ITのフル活用で、東京を「インフォメーションシティ」に

3つ目のキーワードはインフォメーションシティでした。

特に大事なのが、この大きくて複雑な東京の街を、ITの活用で、初めて来た外国人も日本人も楽しめる街にしていけるか。そのためにナビゲーションできるかっていうことが大事だと思います。

成田や羽田に着いた外国人のお客さんのスマホに、プッシュで無料のアプリケーションがダウンロードされて、そこに自分が使う言語を入れて、アカウントを1回作るだけで、東京中どこに行っても街の中で迷わない、乗り換えにも迷わない。ホテルの予約もできて、レストランも探せて、いざっていう時に防災情報も分かる。こんなアプリ、東京ワイドで使えるものを作っていきたいなという提案です。

それから、もう少し産業サイドの話をすれば、IoTっていう言葉を皆さんご存じでしょうか。「モノのインターネット化」を進めようっていうのが今、日本の機械系、あるいはIT系の産業では、最も重要なキーワードになっていますよね。

いろんなものがネットと繋がる。それで産業が進化していく。なんか分かったような分かんないような話なので、街の中に目に見える形でどんどん実装しようよ、という話です。

例えば完全無人走行の自動車が街なかを走ってるとか、ロボットが動き回って警備員の代わりをしているとか、それから地下鉄の駅に突然バーチャルストアが建ってるとか。分かりやすくて、観光客も楽しめるような街全体のIT化というものを、2020年までの間に進めていきたい。それが、日本の産業のすごさを世界にアピールにすることにつながる。そんなふうに考えています。

いろいろ妄想だらけの構想なんですけど、いろんな人たちに助けてもらって、長谷部さんの所にも1回お邪魔して見てもらいましたし、都知事にもシェアをしました。この構想に関わるいくつかのテーマで、国家戦略特区の提案も政府にしています。皆さんにも応援いただけたらなと思います。

伏谷:ありがとうございます。

柴田:ありがとうございます。いろんな具体的なアイディアを。

伏谷:そうですね。東京がこんなふうになっていくんだなみたいな、未来像が具体的に目に見えるようなお話でした。ありがとうございます。

柴田:ワクワクしましたね。では、中川さんよろしくお願いします。

原宿のKAWAiiカルチャーを世界に発信!

中川:簡単に自己紹介をさせていただきたいと思います。アソビシステムという会社をやらせてもらっています。原宿に事務所を構えて8年目です。

きゃりーぱみゅぱみゅや、増田セバスチャンってアートディレクターだったり、中田ヤスタカというプロデューサーのマネジメントなどをしています。

マネジメントをしていきながら、原宿のKAWAiiカルチャーというものをもっと広げていきたいなっていうのが尾っぽにあったんで。原宿の街で長谷部さんに商店街の方とかいろいろ紹介してもらって、街のお神輿やゴミ拾いに参加させてもらったりしていきながら、少しずつ街でいろんなことをやらせてもらってます。

去年の年末に「もしもしにっぽんプロジェクト」というのを弊社で立ち上げさせてもらって、もしもしボックスという原宿の観光案内所を去年の12月に、竹下通りと明治通りがぶつかる場所に出させていただきました。渋谷区の観光協会さんと一緒にやってる関係なんですけども、やっぱり今はもうほぼ外国人が中心の場所になってます。

そういうプロジェクトをしていきながら、今年は世界中で「MOSHI MOSHI NIPPON」っていうイベントをやってきました。タイ、台湾、サンフランシスコ、ロサンジェルス、パリ、ロンドン、シンガポール、そして今日ここから日本のイベントが始まります。

僕たちが考えていることって……。原宿って街がすごく世界中で注目されていて、渋谷ってすごく皆が来たい場所だと思うんです。そういう外国人が憧れる街、そこからの発信によって、外国に日本のカルチャーを根付かせていきながら、さらにその先に外国から日本へ来るってところまで持って来れたらいいなと思ってます。

今日のイベントは、外国人パスポート入場無料です。すごくお金的には厳しいんですけど、こういうことをやっていきながら、もっと日本のカルチャーが広がっていって、好きになってもらえたらいいなっていうような活動をしています。今日はよろしくお願いします。

柴田:よろしくお願いします。

伏谷:ありがとうございます。

ロンドンでのイベントも大盛況。日本の人気にびっくり

柴田:長谷部さんは仕事場がまさに渋谷ですけれども、(他の)お二方はもっと東京とか広い分野で働いてらっしゃるにも関わらず、やっぱり渋谷とか原宿っていうのはキーワードで外せないんだなっていうのが今のお話で分かりました。

伏谷:よく長谷部さん、出勤される時とかに会ったりするんですよね(笑)。

長谷部:そうなんです(笑)。

中川:ごめんなさい、近いんで(笑)。

柴田:やっぱりキーワードになってくるのが、この渋谷っていう街なんだなって改めて皆さんのお話で分かりました。

伏谷:今日から始まったこの「もしもしにっぽん」も皆さん会場入られて、もうすごい規模でジャパンカルチャーを紹介していて、インパクトがあると思うんですけど。私、10月11日にロンドンで「MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL2015 in LONDON」っていうのを見させていただいたんです。

ラウンドハウスっていう老舗のライブハウスがあって、そこのライブハウスは気に入った企画しかやってくれないぐらいの老舗なんですよ。この間ある人に聞いたら、ビートルズが、実はオリジナルメンバーで再結成を考えていた時があるらしくて、その時にラウンドハウスでやろうみたいな、そういう名門なんですけど。

そこできゃりーぱみゅぱみゅがライブやるっていうんで行ったら、ラウンドハウスの周りに外国人の行列がズラーッとできていて。けっこう寒い日だったんですよ。中に入って2階に上がったら、マルコメさんがお味噌汁を出していて、農水省さんがおにぎらず、握らないおにぎりを出すんだけど、すごい行列で。こんなにも日本のものを皆好きなんだって、ちょっとびっくりしたんですよね。

中川:あと「タイムアウト」の表紙も。ロンドンで。

伏谷:そうですね、「タイムアウト」の表紙もきゃりーちゃんがジャックして。オリジナルのカバーがメリル・ストリープっていう女優の方なんですけど、その上にきゃりーちゃんがカバージャックして、ロンドンで30万部くらい配布して、それもロンドンの人たちでかなりバズる、そういうこともありました。ただ、打ち上げは中華でしたね。どうでもいいんですが(笑)。

(登壇者一同笑)

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