PR2025.11.27
数理最適化のエキスパートが断言「AIブームで見落とされがちな重要技術」 1,300社が導入した「演繹的AI」が意思決定を変える
余裕と自信を感じさせる沈黙の使い方をマスターする(全1記事)
コピーリンクをコピー
ブックマーク記事をブックマーク
野村尚義氏:プレゼンテーション・アドバイザーの野村尚義です。さて、デリバリー8つの技術、4番目の要素は「間」についてです。何も話していない時間を上手く効果的にプレゼンの中に取り込んでいきましょうということですね。もし、あなたが自信なさげに見られるとか、なんだかおどおどして焦っているように見られる、そういう風に言われることがあるのだとしたら、あなたは「間」の威力をうまく使えていない可能性があります。
「間」この沈黙の時間をうまく使うと、話し手自身を堂々と自信があるように見せることができます。逆にいうと、堂々としていない、自信がない人って間が怖くなるんじゃないですか。早く次喋らないといけない、逆にいうならば、間をとることによって話し手自身はそんな状況じゃないですよ、という風に伝えることができます。
あなたのプレゼンテーション、ぜひ録音して聞き直して欲しいですね。それで、間が入っていないとしたら、こんな風になっていませんか? 「えー」「あー」ということがすごく多くの時間をとってしまう。そうするとものすごい自信なさげに感じるんですね。イメージでやってみましょう。
はい。えー、プレゼンテーション・アドバイザーの野村尚義です。えー、今回お伝えするのがですね、えー間についてこれをお伝えしていくんですが、えー間の取り方というのがですね……。
こんな風に聞こえます。一方、今「えー」って言ったことを間に変えるとこういう風に聞こえます。
はい、プレゼンテーション・アドバイザーの野村尚義です。(間)今回お伝えするのが、(間)間についてですね。(間)間をとったプレゼンテーション。これがどのような効果を発揮するかというと、実はですね……。
こんな風に聞こえます。「えー」を入れたプレゼンテーションと、「えー」がないプレゼンテーション。ずいぶんと印象違うんじゃないでしょうか。これですね、間をとると聞き手にとって落ち着いて見えます。話し手にもいい効果がありまして、ゆっくり次話すべきことを考えられるわけですね。逆に、次話さないと、次話さないとって思ってしまうと、どんどん自分自身をプレッシャーかけてしまうじゃないですか。間をとったほうが話し手も楽なんだ、ということに気付いていただきたいと思います。
それにも関わらずなんで「えー」「あー」って言ってしまうかというと、沈黙に対して聴衆に「なんかこの人、喋ることなくなって詰まってるんじゃないの」と思われたらまずいなという風に考えてしまうからなんですね。正直、聞き手側にとったら、多少の沈黙なんか正直どうでもいいですというか、気にもとめてません。間があったほうが沈黙があったのかっていうことすらわからない状態レベルで気付かないです。
ぜひやってほしいのは、1度間をとるということを意識的に聴衆の前で行い、結果として全然沈黙が場の空気を乱さなかったという経験を積んでほしいです。それを通じて、あなたは間、沈黙に対する恐怖をクリアすることができ、これを武器として道具として、うまく使っていただくことができるはずです。
間、沈黙の威力。ぜひ自分の武器の1つに足していきましょう。プレゼンテーション・アドバイザーの野村尚義でした。
もっとプレゼンがうまくなりたい方は、公式サイトもチェック! プレゼンアドバイザー・野村尚義氏が綴る戦略的プレゼンテーション公式サイトでは、顧客や仲間をもっと魅了する“価値あることばのつくりかた”の技術をお届けしています。 ・価値と信念で結ばれる 戦略的プレゼンテーション続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
スピーカーフォローや記事のブックマークなど、便利な機能がご利用いただけます。
すでに会員の方はこちらからログイン
名刺アプリ「Eight」をご利用中の方は
こちらを読み込むだけで、すぐに記事が読めます!
スマホで読み込んで
ログインまたは登録作業をスキップ
この記事をブックマークすると、同じログの新着記事をマイページでお知らせします