2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
笑顔をつくることで、プレゼンでの印象アップを実現する(全1記事)
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野村尚義氏:こんにちは。プレゼンテーション・アドバイザーの野村尚義です。今回、お伝えするのは表情についてです。実はプレゼンター、話し手が話している時に、聞き手は話し手の表情をよく見ています。
「この人はどんな心境、どんな心理状況の中で話しているのだろう?」と。それを聞き手は、察知するんですね。もっと言えば、察知してしまう、と言っても良いかもしれません。
要は、意識的にも無意識的にも表情からその人の内側を読み取ろうとしてしまうんです。これが、人間なのだと。
例えば、赤ちゃんでもそういうことをするわけですね。赤ちゃんの前でムスッとした顔をしたら、これは怒ってる顔ですよ、これは楽しい顔ですよ、というふうに教えたことがなくても赤ちゃんはその表情を察知してしまう。要は我々の本能なわけです。
だからこそ、その本能レベルで我々が受け入れられるために表情に対して意識を向けないといけない。
「じゃあ、表情ってどうしたらいいんですか?」って、ズバリ一番わかりやすく、一番シンプルなのがスマイルです。ニッコリ、笑顔をつくることです。
スマイルは、2つのメッセージを送ります。1つが、「余裕ありますよ」ということです。そして、もう1つが、「私はあなたの味方ですよ、敵じゃないですよ」ということを伝えることができるわけですね。ただ単に、スマイルをつくるだけで。
ただ、スマイルをつくるというとすごく簡単なことのように聞こえてしまうんですが、意外とそうではない。特に、私はこういうふうに思います。
表情とは、顔の筋肉運動であると。だから、今まで顔の筋トレをやってきたことのない人は、うまいこと筋肉が動いてくれないわけです。
だからこそ、今までずっと笑顔をつくってきた人は、スマイルつくってくださいって言われた瞬間にニッコリ笑顔をつくれるわけです。
しかし、今まであまりそういうことを心がけてこなかったですよという方には、意外と難しい。
私は笑顔のつくり方ということに関して、3つのメッセージを今日はお伝えしたいと思います。まず1つ目。聞き手に対して感謝をするということです。
今、あなた方が時間を割いてくれているから、私はこうしてプレゼンテーションを行うことができる。それは、紛れもない事実なわけです。そこに対して「ありがとうございます」と、感謝の気持ちを持ったら、自然と口元に笑みが出てくる。これが、1つ目。
但し、全然話を聞かない人というのも、やっぱりいます。一番大事なのは、2つ目。これから、言うことです。
2つ目は、頑張って口角を上げてくださいということです。口の端をグッと上げて、横に広げる。そうすると、歯が見えます。
歯が見えるとこまで口を開けると、これはもう笑顔なんです。受け手は、そう認識します。でも、みなさんこんな言葉を聞いたことはないですか?
「この人、目が笑ってないんだけど」って言葉。確かにそうなんです。口だけ笑っているだけで、目が笑っていない。こんな状態です。
確かにあるんですが、もういいじゃないですか。口だけで、8割笑顔がつくれるわけです。
目が持ってるものは、2割です。但し、その2割は本当に心の中から笑顔にならないとなかなか動いてくれない筋肉というのが、この目の周りにいっぱいあるわけです。
それは、無理だからしょうがない。8割、笑顔だったらもう良くないですか? で、ここに(口に)意識を向けなかったら全然、笑顔のかけらもないわけですから。
それに比べると断然良いんだから、もう良しとしましょうと。80点で良しとしましょう、という話。
そして3つ目は、自分がついつい笑ってしまいたくなるような話を最初からメッセージの中に盛り込んでおくということです。
例えば一番わかりやすいのが、ボケた時です。ボケた時って、ムッスリした状態でボケないですよね。ちょっと口元に笑みをつくりながらボケるじゃないですか? だから、自分が笑いたくなるような話を最初に盛り込んでおきましょう、ということです。
今回、笑顔について、それがいかに重要か、読み取られますよ、という話。そして、そこでプラスの印象を与えるために、笑顔をつくるための方法を3つ話しました。
1つが、相手への感謝。2つ目が、頑張って口角を上げてください。そして3つ目が、自分が笑うような要素を最初から話に入れておきましょう、ということです。
以上、表情についてお話しました。プレゼンテーション・アドバイザーの野村尚義でした。
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