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アイコンタクトはプレゼン空間を聴き手と共有していることを示す(全1記事)
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野村尚義氏:プレゼンテーション・アドバイザーの野村尚義です。デリバリーについてお話ししてきた8つの要素のいよいよ最後です。今回は、アイコンタクトについてお伝えしていきたいと思います。アイコンタクト、要は相手の目を見て話すことです。
今、私はカメラのレンズを見て話しているわけですが、アイコンタクトがあるのとないのとでは何が違うのか? ひとことで言いますと、アイコンタクトがあると「あなたに話していますよ」という感覚がより強く伝わり、アイコンタクトがない状態で話していると無視されているというふうに感じてしまう、ということです。
まあ、わかりますよね。ここからなんですが、アイコンタクトとは結局「あなた方は私と同じライブ空間を共有している仲間ですよ」というメッセージになりうるということです。逆に、全然アイコンタクトを送らずに話していると「あなたは同じ空間を共有している仲間じゃないです」というふうに聞こえてしまうということです。
これってまずくないですか? 相手の目を見て話すことは意外と難しいのです。ついつい目を逸らしてしまうわけですね。その気持ちはよくわかります。でも、そこでがんばって相手に目を合わせていく。
一方で、あまりにも相手の目を見て話し続けると、それが相手に対するプレッシャーになってしまう。そういうことすら起こってしまうわけですね。だから、適度に合わせて適度に外してあげる、両方が相手に対するサービスだということです。
複数人数に対して話している時は、比較的それがわかりやすい。Aさんに話す時、Bさんに話す時、Cさんに話す時、トントントンとアトランダムに回っていくので、結果的にアイコンタクトが外れやすいわけですね。
逆にたったひとりに対して話している時って、いつ外したらいいのかわからなかったりするわけですね。一対一で話している時はこうです。大事な話をする時は相手の目を見て、大事な話以外の時は少しだけ視線を下に落としてあげる。ないしは、手元の資料に視線を落としてあげる。
そして、一対多の時もそうなんですが、大事な話の時は一番聞かせたい人の目を見ることです。例えば、10人いた中で「この話は実はこいつに聞かせたいんだよな」と思ったら、その話の時はその人の目を見ます。
このような形で、アイコンタクトをコントロールするために、思い通りにやっていくためには、実は意外とトレーニングが必要です。まずは相手の目を見て話すこと。これに慣れるようにがんばってみてください。
以上、プレゼンテーション・アドバイザー野村尚義でした。
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