2024.10.21
お互い疑心暗鬼になりがちな、経営企画と事業部の壁 組織に「分断」が生まれる要因と打開策
プレゼンテーションで、姿勢が聴き手の印象を左右する(全1記事)
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野村尚義氏:こんにちは。プレゼンテーションアドバイザーの野村尚義です。今日は、姿勢の話をしたいと思います。
「プレゼンテーションにおいて、姿勢はどのように大事なのか?」ということなんですが、簡単に言うと、姿勢が良いと話す意気込みを持っていて、姿勢が悪いと「何か話す気ないな」と思われやすいということです。
物事を話す時に「あいつは姿勢がなってないんだ」って、たまに聞きますよね。じゃあ、この「姿勢がなってないんだ」ってセリフは物理的な姿勢の話をするのか? マインド、精神的な姿勢の話をするのか? ほとんどの場合、精神的な姿勢ですね。
実は物理的な姿勢が崩れると、精神的な姿勢まで悪いように感じてしまう。これが、実はプレゼンテーションおける真実なんです。
例えば話し手がピシッと背筋を立てて、こういう状態で話をしているって時と、
背もたれにもたれて、体を崩して、こういう状態で話してる時。
聞き手が同じように思ってくれるわけがないんですね。ピシッと立っている、ピシッと背筋をのばしている、腰骨を立てていると、話し手はものすごく熱意を持って、真摯な態度で話しているように感じやすい。
一方、姿勢が崩れるだけで、「面倒臭いなあ」「やる気ないな」というふうに感じてしまう。
今の私を見ていても、恐らく皆さんそういうふうに感じるんじゃないでしょうか。でも、実際は物理的な姿勢と、精神的な姿勢って、相関関係ないはずですよね?
でも受け手は、そういうふうに受け取ってしまうんです。だからこそ我々は、ピシッとした姿勢に対して意識を向けなければならない。
じゃあ、具体的にどうやるのか。ポイントは大きく3つです。
背筋をのばすこと。顎を引くこと。そして、手をプラプラさせないこと。所定の場所を決めておく。
恐らく、そんなに難しくないと思います。やろうとしてできない方は、ほとんどいないんじゃないでしょうか。
しかし、ついつい意識がポーンと抜けた時に、いつの間にか姿勢が崩れてしまう。これが、よくあるパターンですね。だからこそ、癖になるまで。意識なんかしなくてもできるようになるまで、姿勢に意識を向ける。これを行ってみてください。
以上、プレゼンテーションアドバイザー、野村尚義でした。
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